2020年08月24日

第2507夜:泉町の魔法の言葉【宇都宮(栃木)】

 「餃子通り」。餃子好きにはたまらない響きを放つ通りである。

 ある2月下旬の昼。宇都宮駅からブラブラと県庁方面へ歩く。途中、以前から気になっていた「餃子通り」へ。それほど餃子店でびっしりという感じではないが、一部の店では行列も。客層はたまたまかもしれぬが大学生っぽいのばかりだ。

 予備知識なく<ロイヤル>というお店へ。店内は年輪を刻んだご夫婦(たぶん)で切り盛りのご様子。カウンターに陣取り、メニューを見る。

 オリジナル焼餃子(350円)を軸に海鮮焼餃子、スープ仕立て水餃子、黒毛和牛餃子も。「昔ながらの醤油ラーメン」がわずか500円。オリジナル焼餃子と醤油ラーメンを召還する。

 店内TVも新聞も新型コロナウィルス一色。明るい話題なくゲンナリしていると、サラダが運ばれてきた。健康に気遣ったサービスなのだろう。年配店主たちこその気配りといえる。

 餃子は私好みの大きさ。一口サイズよりも大きなタイプを愛している。まずは醤油とラー油だけで。……。肉汁飛び散る。野菜もたっぷりで旨さとヘルシーが同居。餃子残り4ヶは酢醤油で。

 ラーメンも昭和の王道醤油。チャーシューもしっかり味濃いめ。スープ一滴残さなかった。

 大満足で店を出る。先ほどは行列で気づかなかったが、対面店舗は思いっきり大きく「佐野ラーメン」ノボリが。これは次回攻めねばならない。

 令和元年度の栃木県庁ラストミッション終了後、A利銀行先輩後輩コンビであるM越氏&T塚氏とユニオン通りの<もつたじ>へ。私は2回目である。

 地域課題解決型創業支援補助金を活用して令和元年にオープン。すでに人気店の様相である。私も宇都宮で一番好きな串焼屋である。接客も抜群。何故かハイボールも半端ない旨さ。料理はいわずもがな。ホッピー常備も嬉しい。

 この店ではタン、ハツ、レバーの「冷製肉三種盛」は外せない。限定メニューから串焼(鶏つくね・アゴ・ハツモト・焼きガツ・ギンガワ)召還。煮込み豆腐も。どれも酒が進み過ぎる。お客もひっきりなし。串焼から辛味噌で味わう寄居スタイルなのも嬉しい。

 大満足で店を出る。まだ21時。雨が降ってきたので泉町にてポン引き氏の引率で1時間ほど雨宿り後、ラーメン〆を希望した私の意向を組み、同行氏たちは超有名店らしい<中華園>へ。

 途中、ポン引き氏たちに声をかけられるたびに栃木県民のお二人は「これから中華園」と答える。するとポン引き氏はすごすごと退散。「中華園」と発すればこれから〆に入るからもうオネエチャンのいる店にはいかないという言外の意味が込められている魔法のワードであるらしい。

 店内、地元率1000%。ジムハイで乾杯し、搾菜、ニンニク芽炒めで談笑。名物らしいジャンボ餃子、圧巻。昼のジャンボとも味が異なる。〆はワンタンメンを全力でフィニッシュ。昼も夜もジャンボ餃子な至福の雨の夜である。

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餃子通り。

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予備知識なく初ダイブ。

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コスパ良し。

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絶品@

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絶品A

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いざ、泉町へ。

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雨宿り。

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A利銀行の先輩と後輩。

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餃子旨し。

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全力でフィニッシュ。
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2020年08月22日

第2506夜:ホテル真裏の金の鶏【小山(栃木)】

 創業目前セミナー〜超実践編〜。令和2年2月22日という数十年に1度の222な日の午後、新型コロナの影響を受けながらも自粛要請発令前だったので小山市立中央図書館の小会議室で決行された創業ゼミである。

 定員は15名で事前申し込みは25名。天候不順や新型コロナで当日キャンセル続出と高を括っていたら、まさかの30名。会場はびっしり満員でイスしか並べられずな大盛況。

 終了後、市のW邊氏、商工会議所S氏、県産振センターT塚氏の小山まるごと創業プロデュース事業事務局チームでプチ打ち上げ。創業目前セミナーだけでなく、今年度の小山ラストミッションの打ち上げも兼ねている。起業家フォーラムでご一緒したS藤先生も特別参戦。

 メガハイを鯨飲していると、御縁なかった小山で約8か月間やり切った安堵感から、かなりレロレロに。途中、栃木県内でコロナウィルス感染者の速報が。知事が緊急記者会見されるという。

 我らの話題の中心は、栃木県内のどこかということ。情報が小出しにアップされていく。どの市で発症者が出たか推理合戦が始まった。

 もしこれが前日なら、今昼のアヅマ祭(創業目前セミナー)も中止を余儀なくされていただろう。県内最大都市の宇都宮か、圧倒的観光客数を誇る日光か。何となくだが、鹿沼という声は上がらなかった。

 さらに数杯重ねていると、栃木県南部と出た。南部といえば、小山……。栃木市も小山と並ぶ県南の大都市らしい。さあ、どっちだ。……。

 ファイナルアンサーを待つ間にそれぞれの代行タクシーが到着。小山ミッションは2020年度も続くが、このメンバーでは最後の夜。小山最強創業支援チームで取り組めたことに心から感謝。

 皆さんとお別れし、小山のラスト〆はホテル真裏で10歩程度のラーメン店<めんへら>へ。今朝、たまたまホテル外の喫煙コーナーで煙草吸ってたらその存在に初めて気づいた。

 我が小山の定宿はほんの少し移動するだけでコンビニに行くことすら躊躇われるほどの呼び込みが溢れている。面倒なので周辺を散策したことがなかった。しかし、ホテル真裏なら呼び込みと顔を合わせることもない。

 券売機と対峙。ここは素直に一番人気の「金の鶏中華 特製全部入り」。この店、近すぎて今まで存在に気付かず。まさに灯台下暗し。しかも絶品。ドシドシ地元客が押し寄せるのも納得。

 翌朝。コーヒーを飲みながら9時よとちぎテレビで私が何故か主役の10分ほどのドキュメンタリー鑑賞。朝から暑苦しい我がデブ顔がアップなのでご覧になられた栃木県民の皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱい。

 栃木県庁様から「創業プロデューサー」という肩書を頂戴しているが、番組キャスターがその活動や役割を説明。初めてそうなのかと自分のミッションを理解した始末。

 北関東の皆さま、創業・起業・開業・移転・事業承継・多店舗化・第二創業するなら栃木県で(できれば鹿沼か小山か日光で)。成功という名の金の鶏は、卵を小山か鹿沼か日光で生むからである(はず)。

 ホテルをチェックアウトして、久々に神戸へ戻る。小山駅12番ホーム<きそば>で天ぷらそばと対峙。全部啜り切る前に電車が入線。2020年度も小山に足を運び続けろという麺の神様からの金の卵ならぬ金のお告げだったのかもしれない。

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昨年度はたいへんお世話になりました。本年度もたっぷりお世話になっております。

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我が小山の定宿の真裏。

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深夜の背徳。

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朝からすいません。

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鹿沼市「中華料理嘉蒂」Oオーナーも特別出演。

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2020年08月18日

第2505夜:女子力の向上【小山(栃木)】

 タピオカ。この数年、日本中を席巻した食材である。都市の規模を問わず、店舗物件の大きさに関わらず、日本中の繁華街でタピオカ専門店が雨後の筍状態で出現した。いつの間にか老舗がタピオカ専門店に入れ替わっていたなんて事例が後を絶たない。

 タピオカブームの前は何だったか。ナタデココか。しかしナタデココ専門店など記憶にない。「タピる」などの火星語としか思えぬワードも出現。多くの店での行列が記憶に新しい。

 私は令和2年になるまで「タピった」ことがなかった。中年オヤジにはかなりハードルが高い雰囲気がある。そもそもタピオカが何か分からなかった。

 聞き伝えるところによると、893の資金源という噂も。893の通常活動の是非はともかく、本当ならば日本中にブームを巻き起こした至極全うな商いである。ただし、タピオカが不足して「タピオカ風」の別の食材にとって代わっているという都市伝説もよく耳にする。

 特段タピオカを避けていたわけではないが、令和元年の秋から数か月間、栃木県小山市にて真向に対峙する機会があった。客としてではなく、客を呼び込むための軍師として。

 小山駅東通郵便局の真隣の自宅店舗を一部改装し、令和2年2月22日にグランドオープンした<会茶(あいあいちゃ)>。オーナーのK部女史のセンスとこだわりが炸裂している。

 K部氏とは数回、グランドオープンまでに面談を重ねてきた。様々なアドバイスが求められた。オープン日の設定の仕方、内覧会の運営方法、内装、看板……。

 このような内容ならスムージーのごとく立て板に水である。しかし「味」「品揃え」「値段」になるとフリーズしてしまう。理由は簡単。タピオカ専門店に入ったことも、タピオカドリンクを味わったこともないからだ。よって相場も分からず比較のしようもない。

 私だけでなく同行の専門家オヤジたちも似たような反応だった。相談すべき相手を間違えているが、残念なことにK部氏は相談相手を自由に選べないシステムである。

 グランドオープンの朝。我らオヤジ3人は<会茶>へ。K部オーナーのセンス溢れるステキな内装は随所に工夫が凝らされている。バイトちゃんたちも初々しい。

 令和元年度は特に東日本を超大型台風が2本も蹂躙。栃木県内も大打撃を受け、工務店の確保に困難を極めた。無事オープン出来て嬉しい限りである。

 この店は3つの看板メニューが。「炙りタピオカチーズティ」「レモネード」「フルーツティ」。私は人生初のタピオカ、それも「炙り」で「チーズ」である。量だけでなく情報量もたっぷりだ。

 太めのストローで思いっきり吸い込む。……。液体が伝わってこない。……。あれ?……。タピオカと思しき物体がストローにハマりこんでいた。気を取り直して……。うむ。思ったほど甘くなくて旨いんじゃないか。意外とお腹がいっぱいに。

 同行2氏もフルーツティとレモネードを。どちらも容器がしゃれていて、しかも量たっぷり。タピオカドリンクの値段相場が分からない。これが生ビールやハイボールなら瞬時に地域ごとや業態ごとも相場を応えられるのだけれど。

 K部氏曰く、タピオカに次は「チーズティ」が来るらしい。すでに先を見据えた展開への取組に私も安心。

 それから緊急事態宣言も解除された約3カ月後。オヤジ2人(with商工会議所S氏)でチーズティ&焼きたて激熱チーズタルト。チーズティ、ビールみたいなビジュアルだが蕩けるようにスィーティ。絶品でありました。

 さらにその一週間後。5人で車2台で<会茶>。埼玉から毎週通っているカップルが店の雰囲気に似つかわしい。そこにオッサン(若手2人含む)5人が店内へ乱入。カップルは退散。

 私はこれまで炙り黒糖ミルクティ、チーズティで女子力を高めてきた。3部作最終章は「AIAIミックスフルーツティ」。実に楽しみである。水素水を使用し、健康に良く、美容効果があり、免疫力もアップするという。いいことづくめではないか。

 同行氏たちは炙りのパフォーマンスにの野太い歓声を上げている。私のフルーツティ、降臨。様々な種類の輪切りフルーツがたっぷり。そして、ドリンクそのものの量もたっぷり。タピオカではないが台湾ナントカという独特の物体も沈んでいる。

 飲み口らしきものがあったので直接口をつけようとしたら、ストローの差込口だった。

 ブスっとつきさして口に含む。……。さっぱりと爽やか。炙りタピオカもチーズティもフルーツティも、家庭で再現することは極めて困難だろう。これぞ、店で呑む、プロの店でテイクアウトする醍醐味。我が免疫力と女子力のレベル、大幅にアップ。

 私もこれから女子力をさらに高めていく所存。当面は無休で営業時間は11:00〜19:00。女性や学生だけでなく中年オヤジもぜひお越しあれ。

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新たな聖地。

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2020年2月22日グランドオープン。

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オーナーのK部女史(左)。右の紳士は商工会議所S氏。

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炙りタピオカミルクティ。

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ビールみたいなビジュアルのチーズティ。

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焼きたてのタルト。

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爽やかなミックスフルーツティ。
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2020年08月16日

第2504夜:おでんと日本酒【小山(栃木)】

 「おでんと日本酒」。小山駅西口のハブ拠点<まちの駅 思季彩館>で繰り広げられた完全予約制の催しである。

 受付で会費を支払うとリストバンドが施される。十数種類のおでんが食べ放題(豪快なセルフ)、9種類の地酒が呑み放題。さらに16種類のプレミア日本酒が、プレミアムコイン3枚と引き換えできる。9種類の呑み放題地酒も実はプレミア級であるらしい。

 この夜の催しのために、長野県から移動して前泊。参戦時間の18時半までホテルから一歩も出ることなく万全の体調で臨む。O山商工会議所のS氏が3名分予約して下さったので、O山市のW邊氏と参戦。結果的に「とちぎまるごと創業プロデュース事業」の事務局チームとなった。

 私は日本酒も愛しているが、銘柄は全く詳しくない。何のお酒が好きかと問われたら「何でも」と答える、意地汚いヨゴレである。

 まずはプレミア日本酒から。せっかくなら栃木の、できれば小山のプレミアを攻めたい。

 ちょうど3種類あった。「この酒小山のラムサール ふゆみずだんぼ米」「森嶋 純米大吟醸」「鳳凰美田 劔」。味の細かな違いが我がバカ舌では伝えられないが、3種類とも美味しく頂く。

 食べ放題の大根、厚揚げ、ゆで卵、牛すじ、さつま揚、白滝、ウィンナーなど満喫。神戸人の私はあまり口にすることのない「はんぺん」が実に旨い。おでん出汁が染み込んでいる。

 プレミアムコインが瞬殺。S氏が会場に持ち込んだ(持ち込みOK)「越乃寒梅 純米吟醸 灑」。無敵の口当たりである。超プレミア系を4杯満喫した後は、呑み放題を攻める。

 まずは「鷗樹」。続いて「奥座敷 辛口」。どちらも小山の地酒である。キレがあるのに芳醇。それぞれ2杯づつ。自分で勝手に注げるのが嬉しい。思わずたっぷりと注いでしまう。

 おでん食べ放題も嬉しいが、45歳になって初めておでんだけを食べ続けられるものではないことに気づいた。しかし、会費のモトは取りたい。

 ヨゴレな私は呑み放題地酒を姑息にガンガン鯨飲。「越乃景虎 超辛口」(新潟)、「大那 超辛口純米」(大田原)までは覚えているが、それ以降は何を呑んだのか。酩酊してきた。

 21時お開き。私の小山ミッションは翌日が本番。珍しく午前中から始動せねばならない。よって2軒目は断念し、のんびりホテルで部屋呑みすることに。

 コンビニのツマミや酒も味気ない。小山の旨し地酒を満喫したのだから、小山に攻め続けられたい。

 まちの駅の売店コーナーを物色。「この酒小山のコシヒカリ 本醸造」(杉田酒造)を軸に、小山市内の会社のポテトチップス、埼玉県の春日部駅東口の居酒屋でハマったチーズの醤油漬などを捕獲。チェイサーは栃木のソウルドリンク(レモン牛乳の珈琲版)である。

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冬空蹴散らす賑わいぶり。

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食べ放題。

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いただきます。

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呑み放題。

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ホテルで独り二次会。
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2020年08月15日

第2503夜:幻の王【上田(長野)】

 六文銭。戦国を駆け抜けた信州真田家の家紋である。

 ある真冬の夜。戸倉駅から初のしなの鉄道で上田駅へ。待合室で1時間ほどPCし、新幹線の切符買おうと改札に向かっていると、見たことのある家紋が。六文銭。……。ここは信州真田の郷だった。レプリカの甲冑が展示されている。

 2016年の大河(S田丸)にハマり、いつか行ってみたいと思っていたが、まさかたまたま予備知識なく来てしまうとは。舞台が上田であることをすっかり忘れていた。

 19時ゆえ市内の観光名所へ行く時間はなく、結構久々の一軒目からの一人呑み。せっかくなら地元名物を地酒でヤリたい。しかし、何が名物か分からない。長野名物と言えば、蕎麦か野沢菜……。上田に限定するとさっぱり分からない。 

 日本中の駅前で見かけるチェーン居酒屋軍団は軽く無視し、駅前地下の<幸村>といういかにもっぽい炉端焼へ。

 カウンターに腰掛ける。店内は常連オヤジや作業着またはスーツのサラリーマンばかり。観光客っぽいのはゼロ。店名や立地からして観光客向けと構えたが(まあ、私は観光客みたいなものだから良いのだが)、大当たりかもしれない。

 瓶ビールでノドを開く。緊張を強いられたミッション終了後の最高の一杯である。

 お通し(豚じゃが)をつまみながらメニューを見る。上田は馬料理が名物らしい。先週、会津若松で散々馬肉を喰らったので、一番人気の馬刺しはスルーし「おたぐり」という馬のモツ煮。信州といえば野沢菜。そして独特の地元の名物ダレで味わう焼鳥。

 他にも郷土料理っぽいものもあったが(鯉こくやくるみ餃子など)、この3品で勝負をかける。途中から地酒「真田太平記」に切り替えて熱燗で。ミステリを読みながらの至福。

 この店は麺類も充実しているようだ。「上田名物馬肉うどん」に惹かれたが味の想像はつく。長野と言えば蕎麦だろうが。上田ではうどんなのか。「のんべえラーメン」も気になったが、どうせなら他の店で啜ってみよう。上田どころか長野には今度いつ来るかわからない。3カ月後か、1年後か、10年後か、これが人生最後か。

 お会計を済ませて店を出る。新幹線乗車まで30分。何か啜りたい。ご当地麺を。しかし蕎麦の繊細さが我がバカ舌には判別困難。しかも、それほど時間があるわけでもない。早く決めねば。

 駅高架下の地元客で賑わうラーメン屋<武士>へ入ってみる。店内は地元のサラリーマンや男女連れがひっきりなし。気合系の活気に満ちている。店名からして強そうだ。

 幸村ラーメン(醤油)、左近ラーメン(豚骨)、道三ラーメン(味噌)をはじめ戦国武将らを冠したラーメン多数。チャーハン謙信、焼肉信玄炒め定食、肉ナス利休定食、山賊清正定食……。

 よくわからないので一番イチオシっぽい「幻の王様中華そば」。特定の武将名ではなく「幻の王」。逆に気をソソラレル。

 この中華そば、大人気だったにも関わらず閉店してしまった名店の逸品を再現したものであり、信州のご当地ラーメンとして「王様」と称されていたそうな。信州発ネオご当地ラーメンであるらしい。分かるようでよく分からない説明である。要するに、まずはゴタゴタ言わず黙って啜ってみろという自信の表れか。この挑戦、受け止めねばならない。

 蕎麦も良いが、ご当地ラーメンと聞けば体の90%がラーメンで構成されている私にはスルーできない。安易に「幸村ラーメン」あたりで妥協せずに正解か否か。

 ブツ降臨。絶対に旨そうな、ハズレなきビジュアル。ネギたっぷり。スープが甘みを感じさせる醤油系だが、何かの旨味脂でコーティングしており実に旨し。

 数時間前まで長野のご当地系ラーメンを啜れるとは夢にも思っていなかった。私にとっての三途の川への渡し賃は、六文銭ではなくラーメンである。

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真田一族の拠点。

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六文銭。

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上田名物?@

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上田名物?A

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強そうな店名。

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強そうなメニュー@

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強そうなメニューA

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王に謁見。

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大好きです。
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