2023年10月27日

第3183夜:ヤドカリ二郎【小倉(北九州)】

 コロナが5類になってから10日後。3週間ぶりの北九州入り。旦過市場関係者らと20時頃から7人で<鳥や>。何とか席を確保できたが、お客がひっきりなし。楽しく飲み食い。

 帰りがけに、サラリーマンの団体グループが店内へ。「2次会〜!」と叫びながら乾杯している。夜の街の2回転目が動き出した様子。アフターコロナを実感させられる。

 翌日の帰神前。3週間ぶりのキタキュウ。体がラーメンを、濃厚豚骨系を欲している。

 いくつか私の脳内ラーメンマップ小倉編がバサリと開いた。…。この日は、決めかねた。行ったことのない店にしてみよう。

 「小倉駅 ラーメン」で検索。五十数件出てきた。スクロールするが、行ったことのある店ばかり。途中、ふと指が止まった。<北九州ぶた麺 ヤドカリてます。>。

「ヤドカリてます」の意味は不明だが、「ぶた麺」という表現に二郎系の香りを感じた。場所はモノレール平和通り駅すぐ。鰻の名店田舎庵のほぼ隣。

 馬借の定宿をチェックアウトし、プラプラと向かう。肌寒い。田舎庵の前は平日の午前だが行列ができている。並んでいるのは、すべて熟女。すぐ横に「北九州ぶた麺 ヤドカリてます。」のノボリがはためいていた。ここか。しかし、店はどこか。ノボリしかない。

 タペストリー看板には「旬炉割烹 ななし」とある。赤ちょうちんも吊るされている。しかし、ノボリ横の開いたドアから見える店内はどうみても居酒屋。恐る恐る入ってみた。

 気合満点な複数名の男性の「いらっしゃいませ〜!」が腹に響いた。広々としたカウンター着座。メニューを渡された。やはり、二郎系だった。ラーメンとまぜそばで構成されていた。

 「大ぶたラーメン」(ゆであがり300g)で勝負。最初、小ぶた(200g)と迷った。二郎系なら200gでも多い。無料トッピングは「野菜マシ」「にんにくマシマシ」。味薄めにするか迷ったがノーマルで。さらに「生卵」「豚まし」を追加する。

 奥にボックス席が多数あった。カウンターは満席だが、奥にもお客が案内されている。店内は8割が若い男性の一人客という二郎らしき光景だが、若い女性の2人組も。年輩の老夫婦っぽいのは量が多すぎるのか苦しそうだ。

 二郎系の一般店と異なる点にいくつか気づいた。1つ目は、券売機がないこと。料金後払いである。2つ目はライス、おにぎりがあること。二郎系でライス系を私は視たことが無い。

 ブツ降臨。なかなかの迫力である。いかにも二郎だ。胡椒とあらびき唐辛子をパラリ。まずはスープ…。完全に、私好みの二郎系。

 濃さ、カラさ、すべて私の理想形。野菜も味付けされており、これだけでも旨い。ただ茹でただけの味のない野菜をこんもり盛る店もあるが、ひと手間が嬉しい。

 麺は極太。スープと力強く絡む。ニンニクも強烈。豚は角切りだが存在感あり。二郎はどうしても途中から苦しくなる。その時の味変アイテムとして、私は生卵を使う。つけ麺のようにして啜る。この日は紺のポロシャツ。ハネが目立たず夢中で啜れる。

 スープ完食は厳しいが、大満足。都内、神戸、大宮、難波で二郎系を啜ってきた。この店の二郎インスパイア、相当にレベル高い。少なくとも私にとってベスト3以内の旨さだった。

 啜っている途中、3つ目の異なる点に気づいた。「きくらげ」がたっぷりだったこと。このあたりは「北九州ぶた麺」の面目躍如。豚骨ラーメンにキクラゲは定番アイテムだからである。

 外に出る。小雨が降っているが、傘をさすほどでもない。田舎庵の前の行列がさらに伸びている。ふと、屋号の意味に気づいた。

 営業中の一部の店舗を間借りすることを、私どものギョーカイ用語で「やどかり」という。要するに、居酒屋の昼時間を「やどかり」営業しているということなのか。保健所の対応などが気になるものの、私の脳内ラーメンマップに力強くその名と場所が刻まれた。

 営業日は水曜から土曜までの4日のみ。営業時間は11時からスープが無くなり次第終了とある。夕方なり居酒屋タイムになると、ノボリがヤドカリのように引っ込み、居酒屋として本来の姿に戻るのだろう。

 昼に二郎系、夜は居酒屋。一日に2回ヤドカリを満喫してみようか。

231027小倉二郎系@.jpg

最初、分からず。

231027小倉二郎系A.jpg

やはり二郎だった。

231027小倉二郎系B.jpg

圧巻のビジュアル。

posted by machi at 10:57| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月26日

第3182夜:スープ残しません【会津若松(福島)】

 若麺会。会津の地にて、本気でらぁめんを考えるお店のことである(「若麺会 会津うンめぇらぁめん食べ尽くし地図」より)。後から知ったが、お隣の喜多方が「老麺」といい、(会津)若松では「若麺」と称するそうな。

 ある平日の正午前。神明通り商店街で午前午後通しミッションの合間に、昼ラーへ。

 この日は朝から店を決めていた。商店街から歩いてすぐの、会津ラーメンと喜多方ラーメンが食べ比べできる店に。この店の存在を以前知り、再訪を誓っていた。しかし、昼ラーできるタイミングで若松に居ることは稀。普段は夕方到着し、翌朝には発ってしまうからだ。

 店の前で唖然呆然。定休日だった。毎週月曜定休なことは掴んでいたが、この日は火曜日。

 店頭に定休日カレンダーが貼られていた。月曜はすべて赤丸。そして私が訪ねた月に5日間もある火曜の中でピンポイントでこの日だけ赤丸だった。

 トボトボと事務所へ引き返す。神明通り商店街D平理事長に、近くでラーメンを啜れる店はないか尋ねた。会津でも喜多方でもなくて良い。口が完全にラーメンモードだった。

 理事長オススメが、商店街すぐ裏手のラーメン店。何かで2位になったという人気店らしい。さっそく向かう。すぐ分かった。店の前に何人か並んでいたからだ。屋号は<くるくる亭>。「会津ら〜めんと餃子」とある。いいではないか、会津らーめん。

 私も並ぶ。店頭にメニューが大きく掲示されているから、並んでいる間にじっくり作戦を練ることができる。冒頭の食べ尽くし地図もテイクフリー。パラパラ見る。どの店もビジュアルが全く異なる。会津ラーメンに定義はあるのか。

 5分ほど待つと、私の順に。カウンターは詰めれば5人は座れそうだが、ゆったり3人。年配のオヤジさんとその女将さんで切盛りしているようだ。オヤジさんの動きがキレッキレ。お二人とも素晴らしく愛想よく丁寧である。

 ラーメンだけでも10種類ほどある。それに具材がマトリックスされるから、かなりのメニュー数である。カレー、チャーハン、焼そばまである。

 皆さん、注文はバラバラの様子。夏季限定とある冷やし中華を頼む常連が多い。もう、夏か。5月の会津の夜は冷えるが、この日の昼は半袖でも十分だった。

 醤油味のチャーシューメンと半チャン(半チャーハン)召還。お得なセットメニューやラーメン+半チャンもあったが、ここは単品づつで勝負である。

 水を飲みながらぼんやり店内を見渡す。カウンターは3席だが、4人掛けテーブルは4〜5つ。どのテーブルも一人しか座っていない。外には数人並んでいる。

 カウンターを詰めるか相席にすればもっと客は捌けるだろう。しかし、ご夫婦(たぶん)のご年齢からして、この客数がちょうど良いのかも。敢えて席を増やしていないのだろう。

 漫画棚にはゴルゴや鬼平犯科帳など。正しい日本の街中華の正統派漫画棚である。地元新聞をパラパラしていると、ブツ降臨。思わず息をのむ。

 チャーシューの形、スープの色…。まるで佐野ラーメンのビジュアルである。早速スープ…。正統派醤油。喜多方っぽいが、佐野に近い気も。まあ、どうでもよい。美味いのだから。

 チャーシューもたっぷり。麺もノドごし抜群。夢中で啜る。麺と具を喰い終えた。スープが残っている。このスープを味わいながら、半チャンを頂く。

 半チャン、しっとり系で私好み。半とは思えぬたっぷり感。味付けも抜群。スープを啜り、チャーハンを味わう。店内は地元人1000%な雰囲気。午後からも気合一発頑張れそうである。

 スープが残りわずかになった。ふと視界に妙なカードが入った。「スープ残しますカード」。なんだこりゃ?思わずガン視する。

 「塩ひかえています うまいけどスープ残します」と大きく書かれており、「器のそばにおいて、必要時にご使用ください」と注意書きが。A津若松市食育ネットワークという団体が作成しているらしい。

 私は超高血圧。30代前半から20年近く降圧剤を呑み続けている。塩分を控えねばならぬが、控えたこともない。だから血圧も下がらない。永遠に解のない無限ループ状態である。

 そんな私だが、カードを横目に鼻で笑いながら1滴残さず飲み干した。ただし、他の店で不味いラーメンにぶち当たった場合は、必要な最強カードかもしれない。厳密には「まずいラーメン」などこの世に存在しない。「ショぼいラーメン」は星の数ほど存在する。

 ショぼいラーメンに遭遇することも高頻度で発生。このカード、売っていないのだろうか。100枚単位ぐらいで。

231026くるくる亭@.jpg

行列の出来る人気店。

231026くるくる亭A.jpg

日本の町中華の正しい漫画棚。

231026くるくる亭B.jpg

人気も納得の絶品っぷり。

231026くるくる亭C.jpg

1滴も残せない。

231026くるくる亭D.jpg

このカード、私には不要(この店では)。

posted by machi at 11:35| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月25日

第3181夜:オフィス型商店街の大統領【会津若松(福島)】

神明通り商店街オフィス化計画。会津若松市が取り組むデジタル田園都市構想に連動すべく、神明通り商店街の2階以上の空き区画や老朽物件を活用した2022年度から計画されてきたプランである。2023年度、本格的に着手した。

 5月の平日の午後。オフィス化実現のための必要な要素を調査すべく、会津若松市内で活躍するIT事業者様からヒアリングできる機会を得た。様々な知見、アイデア、方向性を頂いた。

商店街だからこそのシェアオフィスは私も考えていたが、印象に残ったのは敢えて「現状復旧不要」を老朽物件で打ち出すこと。目からウロコだった。確かに老朽物件は完全復旧は不可能であり、夜逃げ同然で放置されるぐらいなら最初から「不要」と唄えばよい。

 その前日は、ヒアリングに向けた事前準備会議だった。終了後、D平理事長、福島県中央会U津所長と夜の帳へ。理事長お目当てのお店は閉まっていた。

 十年ほど前から、日曜でも居酒屋は混みあっている印象がある。そのかわりに、月曜定休の店が増えた。会津若松も御多分に漏れず、かなり月曜に定休している。人とすれ違わない。しかし、会津若松は外に歩いていなくても店内超満員が多々ある。

 理事長が適当に飛び込んだ。激シブの感じの居酒屋で、屋号は<大統領>。一度聞いたら忘れられない強烈なインパクトである。奥間に通して下さった。店内は8割ほど埋まっている。

 メニューは豊富で充実。肉、魚もろもろ。しかし、注文がタッチパネルでなく、スマホ。QRにかざせば簡単。これなら私でも容易。デジタル田園都市構想推進の一助と言えなくもない。

 鰊、餃子、唐揚、名物というかしら焼、鰹なめろう…。どれも量が多くて旨い。会津地鶏、会津アスパラガス…。「会津」がつくだけで旨そうに感じる。これが長年にわたり蓄積された会津ブランドなのだろう。

 理事長や所長のお話に耳を傾けながら、ジョッキを傾ける。店内は恐らくオール地元人。これぞ旅の醍醐味である。ただし、私の場合、旅というより、数年前から会津若松に月1回ペースで通っているので旅情気分は微塵もない。地元人のイキツケを楽しむ醍醐味を味わう。

 理事長、隣の男女カップルに時折絡んでいる。男性は私の同年代、女性は私より2回りは下っぽい。親子なのか、年の差カップルなのか、夫婦なのか、友人なのか、職場関係なのかよくわからない。理事長が絡むが、男女とも理事長をガン無視。ちなみに理事長、シラフである。

 私と所長は不安になった。所長がお隣とお知り合いなのか理事長に尋ねたら、かなり細かい情報までご存じだった。男性、根負けしたのか、ついに理事長の後輩と告白。少し安堵したが、事情を知らなければ修羅場に発展してもおかしくないシチュエーション。肝が冷えた。

 店を出る。店の渋い構えと、看板に力強く記された「大統領」という文字がシュールで迫力満点。外観に見とれていると、ドアが開き、理事長が暖簾をかき分けて颯爽と登場。「よっ、大統領!」と声を掛けそうになった。

231025会津若松@.jpg

231025会津若松A.jpg

231025会津若松B.jpg

231025会津若松C.jpg

231025会津若松D.jpg

よっ、大統領!

(付記)

私の会津8年間の集大成。よろしければご見学下さいね。

231025会津若松E.jpg

posted by machi at 08:34| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月24日

第3180夜:両毛らーめんオヤジ【佐野(栃木)】

 『湘南らーめんガール』。湘南エリアの定義を私は知らないが、神奈川県在住の高校1年生女子トリオによる青春ラーメングラフティである。私はグルメマンガコレクター。大きく上・中・下に分類すれば(私基準ですが)「上」な傑作である。

 1巻では神奈川県内の観光名所案内を兼ねて県内のラーメン店を食べ歩いていた。2巻では東京駅構内でラーメンを啜っていた。それが、佐野ラーメンだった。そして3人組は青春18きっぷを使って夏休みに佐野までラーメンを啜りに来ていた。

 エリアに偏りあれど、日本中を飛び回りながらラーメンやその地の名物を喰いまくる私にとり、グルメマンガに行ったことのある町や店、名物が登場する。令和5年現在、コンスタントに足を運んでいるのが、佐野。佐野ラーメンの回、私にとっては神回だった。

 まず、神奈川のどこかから宇都宮線で小山まで来ていた。えっ?何時間かかるんだ?そして、小山駅から両毛線に乗り換える。私が月数回実践しているパターンである。

 作品の中で、乗換時間が10分しかなく、逃せば1時間待ちと知りドン引きというシーンがあった。慌ててホームに行くが、水戸線ホームと勘違いして1時間待ちを余儀なくされる…。

 確かに、地理間なければ群馬高崎へ向かう両毛線と茨城水戸へ向かう水戸線は分かりにくいかもしれない。しかし、10分あればコンビニ寄ったりトイレに行かなければ間に合う。確かに、両毛線乗り場はかなり遠いのだけど。

 らーめんガールたちは佐野駅に到着するも、ラーメン店は昼休憩と重なり駅裏側(市役所と別側)の公園で稲荷寿司やいもフライを喰う。イモフライは佐野名物である。稲荷寿司は知らなかった。どこに売っているのか。

 この作者先生、佐野ラーメンの絵が凄まじく上手。二郎系などと異なりそれほど特徴のあるビジュアルでないのが佐野だけど、絵を見てはっきり佐野ラーメンと分かってしまう。

 『ラーメン大好き小泉さん』に続く女子高ラーメングラフティ。男性が主人公のベテラン作家のラーメン漫画も数あれど、どちらかといえばバトル系。ただ旨い店を食べ歩くほっこりな世界が好ましい。

 神回を読んだ数日後の11時。若き麺友・K川氏と佐野市内の<麺や五郎>の暖簾を潜った。私以上にラーメンに詳しい黒ちゃんが事前にラーメン雑誌で下調べした店。11時開店前にすでに数人並んでいる点で期待が高まる。しかも、すぐに1巡目で入れそうだ。

 黒・白の2種類のスープが選べる。黒が濃口醤油か。私は「黒」の「肉そば(チャーシューメン)」。まかない飯なるものも試す。黒ちゃんはつけ麺大盛にまかない飯だ。

 黒肉そば、佐野系でない。しかし、美味いラーメンである。店内はアッというまに満席。客はすべて地元っぽい。地元人は佐野系以外も啜りたいだろう。佐野に来て、佐野ラーメンでないブツを啜る余裕が私にも生まれてきた。まあ、平均して月2回も佐野入りするとそうなる。

 チャーシュー、大きいのに食べやすい。スープは少し甘め。まかない飯は葱たっぷり。

 令和4年からは、栃木県内でラーメンフレンドは主に黒ちゃんになった。攻めるエリアは佐野から小山までの両毛線沿いが多い。

 黒ちゃんは私より一回り以上年下の30代前半。日本屈指の強豪・作S学園の4番打者という強すぎる経歴の持ち主だが、十数年で30s近く太ったらしい。私も四半世紀で30s太った。我らは湘南らーめんガールでなく、両毛らーめんオヤジである。

231024佐野@.jpg

我がコレクションでもかなりの傑作の部類。

231024佐野A.jpg

いざ、佐野へ。

231024佐野B.jpg

実物はこんな感じ。

231024佐野C.jpg

餃子もこんな感じ。「3ヶ」が妙にリアル。

231024佐野D.jpg

開店直後。

231024佐野E.jpg

力強い特集。

231024佐野F.jpg

超人気店なのか。

231024佐野G.jpg

佐野ラーメンっぽくないが絶品。

231024佐野H.jpg

私はねぎフェチ。

posted by machi at 07:29| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月23日

第3179夜:雨の日曜日【佐野(栃木)】

 日曜の佐野駅前の夜。空いている居酒屋も少しはあるだろうが、とても探索する気になれぬ。しかも、すごい雨。

 駅出てすぐ左手に煌々と光る独立建物がある。<豊丸S産>。海鮮系のチェーン居酒屋だ。

 この十年ほどの間に似たような屋号の海鮮系チェーンが増殖している。あまり海鮮系チェーンには行かないが、ここは間違いなく未踏。歩くのも面倒で、飛び込んだ。

 奥の4人席に通された。周囲が木塀で囲われ、声は聞こえるが他の客が視界に入らず解放感と個室間のハイブリッドである。

 メニューを見る。「名物0分サワー」が視界に。60分呑み放題で税込660円。卓上にプレーンサワーのサーバーがニョキっと屹立。1人でも呑み放題OKなので、迷わずお願いする。

 10種類ほどのシロップから2種類選べる。「下町しそ梅」「宮崎県産日向夏」を選択。ハイボールも呑み放題とある。これは、どうするのか。

 料理はポテトフライ、出汁巻玉子、鯵フライ。ポテトフライと出汁巻玉子はどこに行ってもあれば必ず頼んでしまう。卓上にはコンロが設置され、海鮮系や肉系の網焼きが楽しめるようだが、焼くのも面倒なのでスルー。

 ジョッキ2つ、アイスペール、2種類のシロップ、デカンタになみなみと入った炭酸水、そしてウィスキーが鎮座。ウィスキー、4リットルサイズである。圧倒的存在感を放つ。サワーはサーバーで、ハイボールはウィスキーと炭酸水で作るようだ。

 お通しをツマミに2種類のサワーをほぼ一気飲み。人心地つく。すると、間髪入れず3品が同時に降臨。え?いつ調理したんだ。早すぎないか?

 ハイボールを2プッシュの濃い目にし、鯵フライ。タルタル、ソース、醤油、辛子、山葵を駆使しつつ味変。かなり大きいのでそれが可能。タルタル&醤油がベストの組合せである。出汁巻はしっかりと固め。ポテトフライは安定の味。

 ハイボールを5杯呑んだところで、店員さんが延長するか尋ねにきた。延長料金は30分330円。さらに30分でなく60分延長する。

 ツマミを追加。今度は、焼こう。にんにくホイル焼、蟹味噌甲羅焼、ウィンナー焼、かまぼこの炙り雲丹風味マヨを召還。

 蟹味噌、夢幻に呑める。ホイル焼が秀逸だった。たっぷりのにんにくをホクホク味わった後、残ったオイルに生卵を入れる。極上の目玉焼きが完成する。ウィンナーも香ばしい。蒲鉾は冷たかったので炙って頂く。美味しである。逢坂剛先生のミステリを読みながらの至福。

 そろそろ2時間になる。メニューには〆も豊富。つけ麺、チャーハン、お茶漬け、焼そばなどはあるが、佐野ラーメンがない。まあ、チェーン居酒屋だから仕方ない。満腹だが、佐野ラーメンで締めたかった。

 サワー2杯、ハイボール10杯、料理7品(お通し除く)。大満足すぎる2時間である。店を出ると、雨がやんでいる。ホテルに向かう途中、コンビニへ立ち寄る。

 ウォッカなどを籠に入れる。総菜弁当コーナーを除くと…。佐野ラーメンがあった。しかし、「冷し」である。H向屋さんというお店の監修とある。

 そういえば2時間前、呑み放題の1杯目を日向夏サワーだったことを思い出しながら、籠に投下。部屋でウォッカをヤリながら、冷し佐野ラーメンで全力フィニッシュを決めることに。ニヤニヤしながら佐野の定宿へ向かった。

231023佐野@.jpg

駅前の灯台。

231023佐野A.jpg

心強い説明書き。

231023佐野C.jpg

瞬殺で3品登場。

231023佐野B.jpg

独りでも楽し。

231023佐野D.jpg

加熱開始。

231023佐野E.jpg

ニンニクオイルに投下。

231023佐野F.jpg

頼まずにいられない。

231023佐野G.jpg

これも炙る。

231023佐野H.jpg

駅前のコンビニで捕獲。

231023佐野I.jpg

ウォッカと。

posted by machi at 09:17| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする