2022年09月02日

第3004夜:魚町アーケード下でラーメンを【小倉(北九州)】(その4)

 ラーメン550円。チャーシューメン750円。ワンタンメンも750円。それぞれ200円プラスである。合わせ技なら950円だが、チャーシューワンタンメンなら900円。50円引きである。

 得した気分で独り不気味な笑みを浮かべていると、焼豚びっしりが降臨。ワンタンはその下で泳いでいる。バラではなく、私の大好きなロース。カウンターの下で小さくガッツポーズ。

 胡椒をパラり、スープ‥‥‥。これまで私が啜ってきた豚骨の中で、最もあっさりである。常食系である。麺をずるずる。チャーシューを満喫。途中で紅生姜とニンニクで確変モード突入。

 麺を啜り切り、後はスープを吸ったワンタン。このワンタンが抜群。肉の味もしっかり効いている。気づけばスープ1滴残っていない熊啜。時間は3分以下。ウルトラマンが怪獣をやっつける時間より早く勝負を決めた。

220902一平➁.jpg
チャーシューたっぷり。

【7麺目:ぎょらん亭】

 6麺目の翌昼。前昼があまりにも薄味だったので、逆張り。超絶濃厚な<ぎょらん亭>の中でも最強っぽい「どろラーメン」。

 この店は確か数年前の1度啜った。あっさり味という「二八」があまりにも濃厚でKO。ゆえに足が遠のいた。今回、敢えて濃厚の上を行った。

 結果、正解。汁1滴残さなかった。途中の紅生姜は最高の味変アイテム。大満足で店を出ると、我が十数年来のクライアント様とばったり。

 氏と話しながら旦過へ向かうが、唇が濃厚スープでコーティングされ、マスクと引っ付いてしまいまく口が開かないほどの濃厚っぷり。

220902ぎょらん亭@.jpg
緑が個性的。

220902ぎょらん亭➁.jpg
濃厚。

【8麺目:麺や】
 うおまチカ〜うまいっちゃ通り〜。魚町3丁目のビルの地下にある商業ゾーンである。冥界のごとき怪しい魅力を放つ入口の雰囲気に導かれ、下りずにはいられない。

 地下の階段を下る。その奥に和牛テール・牛骨らぁ麺<麺や>が。なんともシンプルでそっけない屋号。この削ぎ落とされた潔さに自信が感じられて頼もしい。

 暑すぎない最高に過ごしやすい梅雨前。北九州小倉で3連泊していた私は、昼飯をすべて魚町銀天街アーケード内でキメてきた。

 初日は超あっさり豚骨(一平)、2日目は超濃厚豚骨(ぎょらん亭)。3部作最終章は豚骨ではなく牛骨とした。時間は14時前。この店は3回目のトライである。

 過去2回、満席で入れず、待つ時間がなかった。ピークを超えた時間ゆえか、潜入成功。

 メニューはテールらぁ麺が定番王道のよう。その横に醤油味が。辛野菜がトッピングでき、サイドメニューにシウマイが。肉めしも旨そうだ。牛テールのハヤシライスに猛烈にひかれた。 焼肉屋の〆で啜るテールスープの魔力に抗えぬ。そこにラーメンをぶち込む。夢のダッグである。

  店内はとにかく清潔。調味料も完璧である。1周年らしいが(お祝い花がありました)、まるで新規オープン直後の美しさである。JAZZ風のBGMが心地よい。ビルの地下の奥ゆえか、携帯のアンテナが微弱。その分、集中してラーメンと対峙できる。〔次夜その5〕

220902麺や@.jpg
地下迷宮へ。

220902麺や➁.jpg
ダンジョンの奥。
posted by machi at 10:05| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月01日

第3003夜:魚町アーケード下でラーメンを【小倉(北九州)】(その3)

【5麺目:娘娘】

 いつぶりか分からぬほど久々にちゅうぎん通り(小倉中央銀座商店街)の<娘娘>。昼時はいつも行列だが、さすがに14時。しかし、順番待ちで1人外に並んでいた。私は2番目だ。

 待っている間、メニューを視る。たしかこの店は「肉やきめし」が圧倒的人気。お会計の声が聞こえてくるが、ほぼ全員が肉やきめし。違いはラーメンの有無か、サイズ(大・中)である。

 ラーメン、450円。令和4年とは思えぬ安さ。チャーシューメンでも600円である。

 チャーシューメンのつもりが、B定食が視界に。ラーメンに肉やきめし小盛で700円。看板的定食なのかもしれない。これで様子を観よう。

 5分ほど待って店内カウンターへ。オヤジさんがいかにも職人風でおっかない。

 肉やきめし降臨。思わず目を剥いた。普通サイズじゃないか。ラーメンは薄めの豚骨色。麺は黄色い。1枚のチャーシューが嬉しい。しかも私の好きなロース。しかし、しかし、肉やきめしの上にトッピングされている大量の豚肉、ほとんどが脂身だった。

 私はどうしても脂身が喰えない。申し訳なく思いながら、肉をよけて焼飯を喰う‥‥。

 焼飯、しっとりして素晴らしい。カウンターに並ぶ客は全員肉やきめし。大盛の猛者も。旨そうに喰らっている。そんな中、脂身を避ける暴挙。とんでもない地雷を踏んでしまった気分に。
 
 ラーメン、最高クラスだった。豚骨というより塩味と豚骨が入り混じったあっさり系。台湾ラーメン(名古屋のではなく、本場の台湾)に近いか。1滴も残せさなかった。

 次回は肉ではなく、普通のやきめし大盛とラーメンにしよう。自分の中のほとぼりが冷めてから。

220901娘娘@.jpg
お昼時は大行列。

220901娘娘➁.jpg
圧倒的名物。

220901娘娘B.jpg
ゴージャス。

【6麺目:一平】

 汗ばむ陽気の午後。凄まじい空腹。10分ほど時間に余裕あり。こんな時は、ラーメン。それも細麺の豚骨ラーメンである。1分が惜しい時、極太麺で茹でるのに10分かかる店は御法度。

 外は快晴。汗ばむまではいかないカラリとした夏の陽気。スーツケースを引き、魚町銀天街入口付近の<一平>。近くに同じ店がある。アーケード内は「本店」とあった。たしか10年ほど前に啜った記憶があるが、全く覚えていない。時間は13時前。待たずにさっと座れそうだ。

 突入。接客が素晴らしく丁寧でさわやかである。何故か、イメージと違う。セットメニューを注文する時間はないので、単品勝負。店内やチャーハンを炒める香ばしい香りに身悶えしそうになるが、ここはラーメン一択。大盛でなく、普通に。

 メニューを視る。チャーシューワンタンメンがあった。これをスルーすることはできない。単品では最高価格。圧倒的な財力を駆使して注文する。

 水を飲みながら待つ間、メニューを再度熟読。チャンポンやタンメンも旨そうだ。味噌味もある。焼きそば、焼飯、餃子…。じっくり何度も攻めたいラインナップである。〔次夜その4〕

220901一平@.jpg
この前を何度通ったことか。
posted by machi at 10:07| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月28日

第3002夜:魚町アーケード下でラーメンを【小倉(北九州)】(その2)

 ラーメンとの出会いは一期一会。毎週この店の前を通っている気がするが、何故か心配になる。看板のトマトラーメン、体調気力絶好調時は絶対に惹かれぬが、健康に留意して挑戦。

 店内に驚愕。相当に広い。奥が見渡せない。ちなみに客は開店直後ゆえか私一人。

 店内をキョロキョロ。久留米が本店らしい。1杯あたり3ヶもトマトを使っているそうな。〆のリゾットが定番らしいが、ラーメン一択勝負。トッピングも何もなし。

 ブツ降臨。黒コショウと乾燥パセリ(たぶん)パラリ。最初はトマトの酸味が強すぎて顔をしかめるも、啜るにつれてコナレてきた。汁1滴残さず熊啜。

 クセになる、後を引く旨さ。意外なほどのハマり味。そういえば三宮センタープラザ地下にもトマトラーメンの店があり、1oも興味なく入ったことないが、長く続いているイメージ。

 小倉魚町で毎日トマトラーメン啜れば、間違いなく健康に。私も豚骨に飽きた時、また行ってしまいそう。北九州でトマトといえば、若松。若松のラーメンといえば、私にとっては<Y岡家>。毎日山O家のネギチャーシューメンを啜れば、間違いなく病気に。それも本望。

220828リコピン➁.jpg
健康になりそう。

【3麺目:川人百味】

 通りがかる度に気になっていた。初ダイブ。昼限定定食に「麺類定食」発見。880円。五目ラーメン、チャーハン、漬物という華やかさ。

 注文後、じっくりメニューを見る。かなり本格的な中華である。麺類は2種類で、五目とたしか担々麺だったか。私は何故か担々麺やとろみのあるスープのラーメンをめったに頼まない。

 ブツ降臨。チャーハン、たしかにチャーハンだけど「ミニ」である。胡椒が卓上にないが、紙エプロンが。上下作業着なので気にせず。まずは五目から……。

 とろみで熱い。その後に旨さが忍び寄る。私はラーメンに関しては餡的なとろみがあまり好きでない。しかし、これは麺に旨く絡む。具も割と豊富。

 秀逸だったのが、チャーハン。これが絶妙に旨かった。今度もし来る機会があれば、チャーハンを軸にしてみるっちゃ。

220828川人百味@.jpg
商工会議所の近くにもあり。

220828川人百味➁.jpg
付け合わせのチャーハンも旨し。

【4麺目:新田屋】

 火災被害の旦過市場にて連絡会議に参加する前、魚町アーケード内横筋のオープン6周年という担々麺専門店<新田屋>に初ダイブ。最近、担々麺も好き。

 6周年でトッピングか大盛りか辛さ増しの3つから一つ無料。トッピングの「肉増し」選択。待っている間、メニュー確認。パクチーのトッピングが150円で最高値。肉増しは100円。

 パクチーにすべきだったかとセコい後悔を思念していると、ブツ降臨。丁寧に作られた味である。汁1滴残さず熊啜。満腹腹をさすりながら旦過市場へ。〔次夜その3〕

220828新田屋@.jpg
祝賀ムード。

220828新田屋A.jpg
肉増しの迫力。
posted by machi at 08:12| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月27日

第3001夜:魚町アーケード下でラーメンを【小倉(北九州)】(その1)

 銀天街。日本中にこの名称の商店街は数あれど、その発祥は100万弱都市・北九州の中心の中の中心・小倉魚町銀天街である。銀店街発祥の地を記した立派な石碑も屹立。小倉の中心部は、魚町銀天街を中心に複数のアーケード商店街で形成している。

 小倉からどこにも立ち寄らず帰神する日(日曜除く)は西日本の台所・小倉旦過市場へ。毎回数店舗を回って数千円使う(8月10日発災した第2次火災までは)。

 大充実の晩酌のアテを手にのんびり魚町銀天街を通って小倉駅へ向かう途中に昼飯する機会が多い。近年は<餃子のたっちゃん>率が急上昇。ライス、味噌汁、生卵、高菜食べ放題に、明太子まで食べ放題。この惹きになかなか抗えない(明太子は最近いつの間にか滅失)。

 私はハマると同じ店を攻め続ける。毎週通勤している北九州ゆえ、特に名物を攻めたいと思わない。いつでも味わえると思うから。しかし、小倉ライフの潤いを増量したい。様々な店の食べ歩きも一つの答えだが、テーマを設定せねば心が上がらない。

 私の昼飯の基本はラーメン。続いてカツ丼とカツカレーである。北九州と毎週のように御縁を頂き12年目に突入。ここは初心に戻り、ラーメンである。

 小倉魚町アーケード下のラーメン店全店制覇を決意。敢えて「アーケード下」に絞る。意味は特にない。ついでに言えば、誰からも頼まれていない。期待もされていない。

【1麺目:藤王】

 階段を上がる。数年ぶりゆえすっかり味を失念。小倉に珍しく醤油系がセンターである。

 券売機と対峙。ランチセットや新メニューもあったが、ここは王道の醤油。「チャーシューメン(1,100円)」をプッシュ。

 カウンターで水を飲みながらぼんやり。店内は女性の方が多い。それも一人客が。店は清潔だし、女性も入りやすいのだろう。

 ブツ降臨。チャーシューは思ったより少ないと感じた。ここはノーマルにすべきだったか。

 胡椒パラリ。まずはスープ。‥‥‥。これぞ鶏ガラ醤油のトップランナー。醤油系本場でも人気店確実の底力。数年前は覚えていないが、これは忘れられぬ味。恐らく当時は、せっかく九州ゆえに豚骨攻めに勤しんでいたのだろう。今なら豚骨は余裕でスルーできる。

 麺を啜る。スープを飲む。啜れば啜るほどクセになる。そして、チャーシューは水面下にさらにたっぷりだった。

 チャーシューメンで正解。先走って失礼な判断を下し猛省していると、眼前は麺1本、汁1滴残らず滅失していた。

220827藤王@.jpg
2階。

220827藤王➁.jpg
チャーシューメン。

【2麺目:リコピン研究所】

 神戸の自宅敷地から一歩も出なかった8日間を経て小倉へ。昼ラーに選んだのは、引き籠りによる生鮮野菜不足を完全解消のため魚町銀天街の<リコピン研究所>へ。〔次夜その2〕

220827リコピン@.jpg
かなり広いお店。
posted by machi at 10:17| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月24日

第3000夜:三千の夜を超えて【Aho-boiled】

 3,000回。まさかこんな更新回数を迎える日が来るとは、2010年6月には思わなかった。このバカブログをスタートさせた時である。

 タイトルの「今夜もまちづくり」。内容はともかく、まさか3,000回も「まちづくり」(一応ですが)をネタに続けてきたこと自体信じられぬ。

 私は何の資格もない。自宅を事務所とし、従業員もゼロ。そもそも「まちづくり」に資格などいらない。ボランティアで取り組まれている方も星の数ほどいらっしゃる。

 「仕事はまちづくりです」と意味不明の宣言をすれば、それが生業になる。ただし、銀行の窓口で法人口座を開設する際に、意味不明だったようでなかなか開設してもらえなかった。生業(本業)にしてしまえば、それほどにうさん臭くて香ばしい職業である。

 まちづくりならまだしも、私は「商店街(中心市街地)活性化コンサルタント」。良く言えば「自由業」だが、要するに「ほぼ無職」と同義でもある。

 このバカブログを開設した時期は、11年間お勤めした神戸新長田を退職し、大阪のシンクタンク(協働研究所)に転籍直後。サブタイトルの「東西南北 あ〜ほボイルドが行く」は新長田を飛び出して全国各地を飛び回れたらという願望を込めていた。

 そして、様々な御縁を頂き、まさか本当に実現するとは当時全く思わなかった。

 記事のカテゴリに関し、都道府県とその他(駅弁・映画・身辺雑記など)で分類している。いつの間にか拠点のある兵庫県どころか、福岡県のネタが圧倒的1位に。

 ブログを始めた当初、滋賀県(守山)や和歌山県(田辺)、自宅のある兵庫県(神戸)や職場があった大阪府(大阪・豊中等)が中心だった。

 東日本大震災以降は岩手県(宮古)がダントツになり、津波と同年度から本格的に御縁を頂くようになった福岡県(北九州・飯塚等)が多数を占めてきた。

 協働研究所から完全独立した2017年以降、東日本ネタが一気に増えてきた。埼玉県と栃木県である。福島県(会津)や北海道、沖縄県、長崎県もコンスタントに回数を重ねてきた。

 コロナ禍以降は福岡県、埼玉県、栃木県が軸に。岐阜県(多治見)も増えてきた。あまり縁のなかった千葉県(野田)も今後回を重ねそう。3000回以降は福岡県と栃木県が中心となるだろう。

 ブログ開設から12年強。すべての都道府県ではないが、まさに「東西南北、あ〜ほボイルド(鯨飲)」してきた。浮き沈みの多い12年間だった。数え切れぬ修羅場も、楽園も経験してきた。

 ブログを終了する時は、私が「まちづくり」から身を引くとき。何の未練もない。しかし、有難いことに2025年3月頃まではすでにミッチリと「まちづくり」的シゴトで詰まっている。

 このブログの更新は年平均250回ほど。年を取るごとに出張も無理が効かなくなり、休みが必要になってきた。コロナ以降、自宅でもサボリ癖も抜けなくなった。疲れも抜けなくなった。老眼の進行も著しい。

 このペースなら、4,000回目は2026年(令和8年)ごろ。達成できる自信は皆無だが、もし達成していたら、それは奇跡であり、新たなフェースに突入した証でもある。

 3000夜を達成する間、多少なりとも経験を積み成長できたのかは自分では分からない。少なくとも加齢とともに体力と脳細胞は劣化している。体重だけは15sも増加したけれど。

220824三千回.jpg
筆者近影。

(付記)
ただいま北九州小倉から東京へ向かう新幹線車中。今夜は栃木県小山市へ。まさに、今の私を体現したような生活。このバカブログもあと2〜3年は細々と続けていくつもり。これからも御贔屓に!
posted by machi at 11:19| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする