2025年06月29日

第3704夜:北Qカレー百景2024【北九州(福岡)】(その1)

【45皿目:小倉】「資さん」カツカレーぶっかけうどん大盛+チキンカツ・ネギどっさり別皿

 2024年一発目の外泊出張は北九州であり、オンラインでなくリアルに人様と対峙するのもも一発目。ただ、それが松の内も明けた1月11日というのも少々ヒトとして微妙な感じだ。

 うどんといえば、福岡県。北九州においては<資さん>が圧倒的。新年一発目の年明けうどんは「カツカレーぶっかけうどん」の大盛で決めた。うどんに出汁で割らないカレーをぶっかけて揚げたてトンカツを載せた逸品。ライスセットにせず、あえて単品でチキンカツも追加。

 このメニューはひたすら茶色。彩りが欲しい。タッチパネルを操作すると「ネギどっさり別皿」なる100円トッピングも発見。しめて1450円という破壊値だが、新年一発目に相応しい陣容といえる。鼻息が荒くなる。

 ブツを待つ間、タッチパネルをいじる。カレーぶっかけシリーズに唐揚も参戦。次回にするか…。いや、次回は肉ごぼう天うどんに戻すか。戦略を練っているとブツ降臨。ソースが添えられている。チキンカツ用らしい。

 まずはソースをチキンカツに垂らし、かぶりつく。サクサクである。2ヶほど味わった後、残りをすべてカレーうどんに乗せる。ネギもすべて。圧巻の世界が広がる。

 トンカツはカレーに浸す。ムヒョヒョな旨さ。このカレーがとにかく旨い。うどんもツルツルのモチモチ。官能的なノドへの滑りである。晩秋から初夏にかけて、私の外泊出張は9割以上上下作業着になる。この日も紺の上下。カレーうどんのハネを気にせず全力で熊啜できる。

 途中、苦しくなった。さすがにカツ2枚はヘビー。無料卓上三銃士「つぼ漬」「揚玉」「とろろ昆布」を投下して味変を試みる。つぼ漬はフレッシュだ。しかし、とろろ昆布はカレーに埋没して行方不明に。揚玉は余計に濃厚さと脂っこさが増した。逆味変だったようである。

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【46皿目:小倉】「筑前屋」カツカレーうどん

 暑くも寒くもない絶好陽気の夕方。小倉駅北口の定宿を出て高架下を抜け、ブラブラとサンロード商店街へ。2024年1月3日の鳥町火災で被害を喰らった<G子の王将>の電気は消えたまま。再開する気配がない(後日、看板まで完全に取り外されて王将の痕跡皆無に)。

 そのまま南下。約1ヶ月前の4月中旬の小倉中心部で2年間に4回目の火事現場。10店舗ほどが全焼していたが、よく通う焼鳥居酒屋がギリギリセーフ。キンキン冷え冷えビール大瓶380円が呑めなくなるところだった。だった。本陣を燃やしたら総スカンだったろう。火事現場、確かにひどいけど過去3回と比べたら大したことないように思えた。

 1ヶ月ぶりの小倉。様々な店が新規オープンしている。入れ替わりが激しい。旦過市場近接の某大型中古書店に向かうと、チャチャタウン移転は2ヶ月先なのにもう閉店して移転準備。 〔次夜その2〕

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2025年06月25日

第3703夜:かしわとかしわ汁【小倉(北九州)】

 かしわ汁うどん。かしわうどんではない。「汁」の1文字を見逃してはならない。北九州の至宝<資さん>の「復刻メニュー総選挙堂々1位!」を獲得した古豪である。<資さん>でかしわうどんを啜ったことはあるような気がするが、どこが異なるのか。

 ぐっと冷え込みが増した深秋の夕刻。小倉駅78番ホームで約1年ぶりに「かしわうどん」を啜った。ネギと月見(たまご)をトッピング。

 変わらぬ安定した絶品ぶりに目を細めるも、注文しようと券売機に対峙した際、一瞬ためらった。どれがいくらとはっきり言えぬが、全般的に値上がりした気がした。このご時世、やむおえぬ。ファンは啜って応援するのみである。

 その翌日。旦過市場ミッション前に何か腹に入れて気合入れるべく魚町の<資さん>へ。冒頭の「かしわ汁フェア」を展開していた。

 「かしわうどん」が620円、限定復刻「かしわ汁うどん」が690円。「汁」一文字で70円の差がある。しかし、今後我が生涯で「汁」に出会えるのは最後かもしれぬ。

 24時間前は小倉駅ホームで屋外立ち食いの「かしわ」、そして商店街で屋内座り喰いの「かしわ汁」。食べ比べようではないか。

 かしわ汁うどんには3つのセットメニューがあった。天ぷらセット、ミニ葱鶏天とじ丼、そして「かしわづくし食べくらべセット」。ミニかしわうどん、ミニかしわ汁うどん、かしわおにぎりの超絶トリオで890円。数量限定とある。迷わず「食べくらべ」を押した。

 ノーマル(かしわうどん)の説明は省くが、「かしわ汁」の正体を要約する。かしわ、ごぼう、玉葱を塩と胡椒でスパイシーに炒めて出汁とうどんを味わう一品で、今も根強いファンが多い伝説のメニューとある。期間限定復活だそうだ。

 それほどの人気メニューがなぜグランド(定番)から去らざるおえなかったのか。考察する間もなくブツ降臨。圧巻のビジュアルである。見た目の区別がつかない。

 どっちがどっちか分からぬが、何となく右側から。出汁を口に…。小倉駅ホーム(北九州駅弁当)や折尾駅改札内(東筑軒)と似ている安定の味。おそらく「かしわうどん」だろう。

 この駅系両者は「かしわうどん」の店だが、資さんでは人気ナンバーワンで無かったはず。私も資さんでかしわを啜ることはない。肉ごぼう天か、カツカレーぶっかけのいずれか。またはかつ丼にミニうどん付き。

 左側の丼へ…。出汁、はっきり違う。胡椒が効いてコク深い。似て非なる別物。全くベクトルが違う。クセになる味である。リピーター化しそうで、根強いファンの存在も理解できる。

 かしわおにぎりを齧りつつ、両方の丼に卓上のとろろ昆布と天かすをぶち込んで味変。後は一気呵成。もしこの復刻が定番として転生するなら、私はリピートするだろう。20回に1回の頻度だろうけど。

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小倉駅ホームの至宝は旦過市場でも熊啜可能。

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何度喰っても最高な小倉駅ホームのかしわうどん(月見)。

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魚町2番街の至宝。

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見逃せない一期一会。

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どっちがどっちだか。

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2025年06月24日

第3702夜:プロが創るインスタントラーメン【枝光・小倉(北九州)】

 枝光なつかしい未来。枝光地区活性化を牽引するまちづくり会社である。社長を務めるのがY田氏。十数年前からの知人であり、私にとっては「ナホちゃん」なキュートな女性である。

 冷え込んできた晩秋の夜。1年数ヶ月ぶりに枝光へ。アイアンシアターでナホちゃんをはじめ久々の面々や初めてお会いした北九州経済界の重鎮方と邂逅。

 ミッション終了後、商工会議所若松SCから八幡SCに移籍したM岡氏とそのボスであるJ松センター長と小倉へ。超人気のゴマサバ専門居酒屋へ入ると、彼ら彼女らの同僚でありボスであるM渡部長が鎮座されていた。

 私は生の後はひたすらメガハイボール。若松の<TOMATO>を思い出す。タッチパネル注文は唯一20代のⅯ岡が担当。我ら50オーバーのオヤジ3人はひたすら喰って話して呑むだけだ。

 鯖は好物だが。塩焼が最も好き。きずし(酢〆)も。しかし、生の刺身系は私には少々脂っこすぎて箸が普段はあまり伸びない。しかし、さすが専門店である。ゴマサバも何切れか味わえた。鯖の塩たたきは初めてだが、期待通りの旨さだった。

 他にも色々試したが、穴子カツが抜群に旨かった。タルタルとこれほど合うとは。メガハイのピッチが加速する。エビマヨもムヒムヒ笑みが漏れるマイルドで蕩ける旨さである。

 Ⅿ渡氏は6日前に一緒に呑んだ。實Ⅿ氏は初めてお会いした。当然、酒席も初。Ⅿ岡とは1年ぶりに呑む。変わらぬマシンガントークとさらに安定感が増したミッションのコーディネートぶりに目を細める。

 Ⅿ岡は電車で帰路に着き、オヤジ3人で<ムーラン>へ。私は6日ぶりである。その際はⅯ渡氏と一緒だった。氏はその間にもムーラン入りしているかもしれない。

 Ⅿ渡氏が持ち込んでいるプレミアム焼酎「佐藤」を私専用のゴルゴタンブラーにロックでグビグビ。鯨飲モードに突入である。

 小鉢をつまみながら会議所のダブル部長を話し込む。私にも関係あるミッションに関する超弩級のホラー話に戦慄。モンスターなんて生易しいものじゃない。鳥肌が立った。

 マスターが腹の減り具合を聞いてきた。‘麺類は入りそうか‘という意味が込められている。うどん、そば、そうめん、にゅうめん、ちゃんぽん、スパゲティ…。

 「パブ」であるムーランに通い始めて十数年。間違いなく、私がこの間で最もリピートした店である。90%以上の確率でシメの麺を堪能してきた。完全に別腹が発動する。そして、楽しみでもある。激しく首肯した。同行氏たちも私の勢いに押されるようにうなづいた。

 マスターが厨房へ。しばらくして丼をカウンターに。湯気が立っている。ラーメンだった。ネギと刻みのり、ワンタンがトッピングされている。マスター曰く「マルタイの棒ラーメン」。

 私はインスタントラーメンをこよなく愛している。袋麺も、カップ麺も。マルタイ棒ラーメンは高校からお世話になっている。これまで何束食べたか分からない。しかし、この数年間、たまたまだが口にしていない。

 テンションが上がってきた。スープ…。マルタイの味だが、私の調理より数倍旨い。麺も絶妙の茹で加減。スーパーのカット葱を入れることはあっても、何故か私の作るインスタントラーメンとは別次元の旨さ。無言で、夢中で熊啜。汁1滴残さず滅失した。

プ ロ(マスター)とシロウト(アヅマ)の違いはどこか。小さな細部がすべて異なり、マルチユニバースになってしまうのだろう。帰宅したら、久々に棒ラーメンを作ってみようか。いや、マスターのように作れず悲しくなるだけだから辞めておこう。

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枝光のシンボル「アイアンシアター」にて。

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オオバコで立地も?だけど超人気店。

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かき混ぜるポテトサラダ・

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たぶん北九州名物のゴマサバ。

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鯖の刺身。

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たまらないエビマヨ。

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白眉の穴子カツ。

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ムーランにて。

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プロの匠。

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2025年06月23日

第3701夜:長州ナイン【周南(山口)】

 獺祭。灘や伏見などの超大手メーカーの日本酒と一線を引く、日本で最も有名な山口県の地酒の一種である。平成の頃は入手困難で価格も高騰。とても手が出せなかった。

 山口県はかなりの地酒処。焼酎を飲む文化はあまりないという。私も周南ミッション終了後に徳山駅から新幹線で帰神する際、周南市の地酒『原田』をチビチビやることが多い。

 ある冷え込み始めた晩秋の夜。周南の呑み友達かつゴル友(ゴルゴマニア)のU野氏と十数年ぶりに徳山駅まで呑むことに。ミッションを共にする氏の同僚のO木氏も加わり、3人で<Fの花>へ。シブい古民家風だが店内は広く、2階の個室へ。

 当日でも飲み放題コースが可能という。私を含め3人とも50を超えたオヤジだが、呑む気マンマン。料理込みの5000円呑み放題コース(なんと税込)で合意する。まずは生で乾杯。

 U野氏、十数年前は係長か何かだった記憶あるが、いつの間にか部長に。私は十数年たっても何の進歩もない、香ばしさ満点のヨゴレな自称コンサルタントのまま。部下や同僚も不在になったので、むしろ進歩どころか退化している。

 サラダ、鰹たたきの後は焼鳥が。「長州どり」というブランド鶏らしい。比内地鶏や名古屋コーチンなどと比べるとあまり知名度はないが、伸びしろは無限大ともいえる。ところが両氏ともに、あまり長州どりを推してこない。いや、あの、う〜んと微妙なリアクションである。

 そんな微妙なポジションの長州どりの水炊きが降臨。鶏の水炊きを味わうと、西日本で鍋を喰っている気分に浸ることができる。鍋の〆はラーメン。ずるると啜る。

 コース料理の最後に唐揚とポテトフライがたっぷり運ばれてきた。唐揚が長州どりかどうかわからぬが、安定の旨さ。熱々に目を細める。

 このコースの白眉が、長州(山口)の地酒が飲み放題。冒頭の「獺祭」を筆頭に「原田」「東洋美人」「五橋」「天美」「山猿」「貴」「雁木」「長陽福娘」。この神ナインをすべて制覇したい。獺祭、原田以外は初のお手合わせ。神ナインすべてと対峙したい。

 生を2杯の後は、順番に注文していく。私を含め途中から完全に地酒モード。時間制のラストを告げられた時、ちょうど最後の打者をコールできた。神ナイン制覇である。

 お会計時に気づいたが、18時に入って21時。2時間でなく3時間も吞み放題だった。これぞ長州の心意気。居酒屋維新である。

 外は寒いが体が温まった。兵庫県民の私は両氏にもう一軒おねだり。<ハンズ>というバーへ。よく流行っておりほぼ満席だ。

 ポテトフライとオニオンリングフライを召還。お通しのポップコーンもたっぷり。私が頼んだ酒は、長州地酒でなく、英国のギネスビール。最強の助っ人DHである。

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周南駅前はオオバコが多い。

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豊富極まりない呑み放題ラインナップ。地酒が眩しい。

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力感溢れるたたき。

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(たぶん)長州地鶏の焼鳥。

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(たぶん)長州地鶏の水炊き。

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(たぶん)長州地鶏の唐揚と安定のポテトフライ。

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このバーも広いがほぼ満席。

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愛してやまないギネスビール。

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オニオンリングタワー。

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この夜2皿目のポテトフライ。

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2025年06月22日

第3700夜:名物探偵アヅン【鳥取(鳥取)】

 名探偵Kナン。ホームズ、ポワロ、金田一(祖父と孫)、明智、火村、江神…。古今東西名探偵は数あれど、少なくとも国内では最も人気のあるマネーメイキングディテクティブ(金を生み出す探偵)だろう。ちなみに昭和49年生の私にとってコナンは「未来少年」だ。

 急に冷え込みだした11月中旬の朝。三ノ宮から鳥取へ向かう「スーパーはくと」がコNン列車。外装だけでなく車内もロンドンディテクティブな雰囲気。床、ドア、遮光カーテンまでコナン一色。手洗の鏡は蝶ネクタイのトリックアート。少ししゃがんでパシャリ。

 私は『週刊Sンデー』で育っていない。タッチ、うる星やつらなど名作が揃う80年代はまだしも、Kナンは確か90年代にサンデー連載開始。『マガジン』K田一少年と双璧。漫画もTVアニメも馴染みなく、たまにTVで映画版を放映することがあれば観る程度。

 映画版、ミステリというよりド派手なアクションアニメである。札幌ススキノの風俗案内所が『名案内コナン』だったことを思い出した。

 自動改札が導入されていない鳥取駅着。駅員さんに切符を手渡して、タクシーで商工会議所へ。たっぷり150分休憩なしミッション終了後、タクシーが捕まらないので智頭街道沿いをホタホタ歩いて鳥取駅へ。さすが山陰。氷雨まじりで凄まじく寒い。体が冷え切った。

 鳥取駅構内には名物と唄う『砂丘そば』がある。愛読コミック『駅弁特急』でも取り上げられていた。鳥取市へは2度目となったが、砂丘は未踏。

 生まれてから20年間、須磨海岸まで自転車で10分に住んでいた。漁港なら徒歩10分。海は好きだが、砂丘というか、海岸に興味が湧かない。

 砂丘に興味ないが「砂丘そば」には興味噴出。屋号を背負う最安値『砂丘そば』430円のボタンを押して震えながら店内へ。昼時は行列だが、17時はさすがに閑散。カウンターも4人掛けもパーテーションで区切られている。いまだにウィズコロナモード全開だ。

 ブツを受け取る。具はネギと2切の竹輪のみ。ほぼかけそばである。蒲鉾なら朱が刺し色になるが、竹輪が出汁の色と同化。まさに、砂丘的虚無哲学の世界が広がっている。

 出汁は甘さのないキリリとした切れ味。清貧を噛みしめつつ出家気分を味わう。夢中で熊啜。体が心から温まった。空腹も満たされたが、90分後に懇親会という連絡が入った。

 我が全国各地の定宿(T横イン)へ向かう途中、駅弁売場を覗く。前述の『駅弁特急』で作者が日本一と称してやまぬ駅弁が鳥取駅弁『元祖かに寿し』。

 調整元「アベ鳥取堂」様は十数種類の駅弁を取り扱う日本屈指の雄。17時で残っているのは『元祖かに寿し』以外すべて売り切れ。懇親会終了後、ホテルに戻って独り2次会の晩酌の肴に残りわずかの1箱を捕獲。鳥取の地カップ酒も抜け目なく購入した。

 懇親会は<吉鳥>。焼鳥メインの屋号っぽいが、魚介が熱い。鳥取砂丘名物のらっきょ、旨い。知らなかったがハタハタも名物らしい。アタマからバリバリ。めちゃくちゃ旨い。

 究極が「もさえび」。鮮度がすぐに落ちるゆえ地元でしか流通しない幻の海老らしい。これを焼いたものをバリバリ。9月から春先までらしい。旨すぎて鳥取の地酒に切り替える。

 出汁巻、ポテトフライ、チーズ春巻、焼鳥。どれも安定の旨さ。そして圧巻が刺身の盛り合わせ。巨大な天然鯛の生け作りに鳥取山陰の海の幸がびっしり。これで5人前3000円以下は恐れ入る。超人気も納得。もさえびも生で頂く。味噌が最高である。

 20時半ごろお開き。宿に戻る前にコンビニへ。鳥取のご当地ラーメン「鳥取ゴールド(牛骨ラーメン)」のカップ麺を買いたかったが売っておらず。私の自宅近くのスーパーでも売っているのが。しかし、「でかまる」35周年復刻版があった。食べた記憶かすかにある。懐かしい。

 ユニットバスに入り、懇親会前に捕獲していた鳥取の地カップ酒で「元祖かに寿し」。旨いけど、『でかまる』のシンプルな醤油が強烈な印象を残した。

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近畿〜山陰を疾走するコナン特急。

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入ってすぐは迷宮の入口。

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床のデザインがロンドンチック。

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シートカバーにも。

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窓の遮光はコミックが。

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洗面台のトリック。

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駅員手渡し昭和ストロングスタイル(3カ月前まで)。

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鳥取駅構内の名物店。

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禅問答のような「砂丘そば」。

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砂丘名物「らっきょ」。

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ハタハタは秋田以外にも鳥取で名物らしい。

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鳥取県でなく鳥取市内でしかほぼ流通しないという幻の「モサエビ」。

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これで3000円以下。何というポテンシャル。

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部屋に戻って。

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日本屈指の有名駅弁。

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しみじみと懐かしい味。

posted by machi at 08:02| Comment(0) | 鳥取県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする