2026年03月01日

第3860夜:インスパイア冷やし中華【名古屋(愛知)】

 冷やし中華。夏の季語であり、町中華に張り出される「冷やし中華始めました」に夏の訪れを感じる愛好者は無限のはずである。

 冷やし中華が最も旨い7月下旬の酷暑の朝。多治見を10時過ぎに発ち、11時前に名古屋着。そのまま11時オープンの<豚山>へ直行。並ばずにカウンター席確保成功。

 名古屋へ向かう車内で、豚山メニューをスマホでチェックしていた。6月1日から9月30日までの期間限定で冷やし中華を見つけた。普段なら迷わず汁麺(ラーメン)だが、二郎インスパイア系の冷やし中華というレア感溢れる惹きには敵わない。

 水を飲みながらぼんやり待っている。どんどんお客がご来店。我らの座るカウンター席の後ろに行列ができている。真後ろの近接的距離感。なかなかのプレッシャーである。

 出来上がり直前の客から「呪文」を唱えていく。そこそこ二郎系の修行を積んできた私でもさっぱり分からぬ文言を耳にすることも。組み合わせると1000種類以上ありそうだ。

 この日、厨房は店長さんっぽい若い男性と外国人女性の2人だけ。この二人で麺を湯がき、席を誘導し、食器を片付けて洗い、呪文(トッピング)に対応していく。

 店長だけでなく外国人バイトさんも、日本人でも意味不明な呪文に対し、よく間違えずに対応しているものである。ここに謎の呪文を書き記したいのだが、覚えていないので書けない。

 私の番が回ってきた。冷やし中華の呪文は初めてだが、これで3度目となる<豚山>での呪文は「野菜マシマシ・ニンニクマシマシ」。呪文のレベルでいえばレベル2程度。かなりの初級である。外国人女性バイトさんに少し安堵の笑みが浮かんだ気がした。

 ブツ降臨。「小ぶた」なので豚5枚。麺の量は小。ミニと大の間である。たっぷりの刻み生野菜にガーリックマヨネーズたっぷり。豚の存在感もパンチあり。

 フライドガーリックも添えられている。そして、マシマシのニンニク。今日は誰とも会話することなく神戸の自宅に戻るだけ。思う存分、ニンニクにまみれる所存。

 まずはマシマシの生野菜。サラダは久々である。麺を絡めて啜る…。酸っぱさのない、完全に二郎なつけダレ。一般の冷やし中華と真逆の方向性。背徳の旨さである。

 汁麺で「小」はキツいので毎回「ミニ」だが、今回は冷やし中華ゆえ「小」。それでも十分すぎるボリュームである。紙エプロンにハネが印象画を描いていく。

 何とか完食。これ以上多ければ(豚8枚・麺大盛)食べきれなかった恐れあり。特に無料トッピングのお残しは超弩級のマナー違反である。満腹感と安堵感に包まれる。

 私の生活圏にこのチェーンは無く、豊川か多治見の行き帰りに乗り換える名古屋駅前のこの店に飛び込むしかない。冷やし中華で夏を満喫した。つけ麺の期間も9月30日までだった。

 私はまぜ麺、つけ麺よりも圧倒的に汁麺派なのだが、二郎系つけ麺に外れる予感を1oも感じない。9月末までに名古屋駅の改札を出て、さらにニンニクマシマシに出来る日はあるか。

 脳内スケジュール帳の8月と9月のページを開いた。チャンスは1回ありそうである。

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名古屋駅前。熱い2店舗の競演。

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もはや麺料理に見えぬ。

(付記)

大宮駅東口にもオープンした。阪急十三駅前でも見かけた。早く神戸にも出店して頂けぬものか。


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2026年02月28日

第3859夜:夏のルーティン【多治見(岐阜)】(後編)

 懇親会はDMOスタッフに加え、スペシャルゲストに愛知県刈谷市のまちづくりNPOのN田氏とK谷氏がご参戦。お二人ともO口氏とは旧知であり、私はその1カ月半前に名古屋市内で酒席を共にした間柄。お土産に知立名物の「あんまき」を頂く。ズシリと重くて心強い。

 絶品の焼鳥をツマミにメガ生ビール2杯、メガハイボール2杯。談笑しているとあっという間に閉店時間。時間は23時にもなっていない。呑み足りない。

 O口氏と駅前で2次会することに。氏が向かったのは、私の定宿。思いっきり「キャバクラ」と書かれたスタンド看板が電飾で煌めいている。こんな看板、初めて観た。

 氏は多治見初出店というキャバクラへ向かうべく階段を上っていく。私も追従する。

 若い頃と異なり50歳を超えたオッサンになると私より30歳は年下の美女と横並びでもあまり会話が弾まない。私は場末スナックマニアなのでキャバクラには惹かれないが、多治見の初物であり、我が定宿の2階である。ちなみに私の部屋は5階。これも何かの縁である。

 ところが、満席。3連休明けの火曜である。少し待ってほしいと黒服。人気ラーメン店に並ぶならともかく、キャバクラの順番待ちで並ぶほど人生で情けないこともないので断念。近くのバーへ。ジントニックを呑みながら夜中1時まで話し込む。

 部屋に戻る。小腹が空いていた。ホテルにチェックインする前に、ホテル対面のスーパーで買っておいた缶チューハイを冷蔵庫から取り出す。そして、サンドイッチも。私の多治見ルーティン、日を跨いで、ほんの少し変化した。

 翌朝、10時前にチェックアウト。ホテル正面の地場スーパーが別の地場スーパー(たぶん)に変わっていた。前のスーパーは三河色が濃く総菜やサンドイッチも美味しくかなりお気に入りだった。残念の極みだが、新たなスーパー(Kネスエ)はどうか。

 カゴは使わずカートにどんどん放り込んでいくシステムに戸惑う。異様なほどの店内通路幅に納得する。観たことのないPB商品が溢れている。

 名古屋市内の蔵元の地パック酒(2g)をカートに入れる。多治見は岐阜県だが、名古屋から電車で40分程度。完全に名古屋経済圏である。総菜は、名古屋系が相応しい。

 物色すると、赤味噌仕立てのどて煮があった。朝10時前だが、10%引シールが貼られている。味噌串カツ3本パックもカートに入れる。味噌煮込みうどんのインスタント袋麺が5ヶ入りで300円以下だった。入れずにいられない。

 うなぎ丼が700円以下だった。明らかに中国産だろうが、700円以下で鰻の街・多治見のスーパーで買うならば地物と言えないこともない。

 最後のピースは、コロッケ。「飛騨牛コロッケ(2ヶ入)」である。2ヶで120円ちょっと。飛騨は岐阜県。美濃と尾張の戦略結婚。濃姫様と信長公。カートの中は戦国時代である。

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生が染み込む夏。

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キャバクラが多治見に初オープンした夏。

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2階の広々バーな夏。

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小腹が空いた夏。

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新たにスーパーがオープンした夏。

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茶色い夏。

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5袋300円以下のこの袋麺の完成度に驚愕した夏。

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知立名物大あんまきにハマった夏。

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5本も一度に食べきれない夏。

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オーブントースターでこんがり焼くとウィスキーのツマミにもなると知った夏。

posted by machi at 08:25| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月27日

第3858夜:夏のルーティン【多治見(岐阜)】(前編)

 ルーティン。私の多治見におけるルーティンは数年間ほぼ変わらない。ちなみに滞在時間はほぼ毎回22時間弱である。

13:00 多治見駅着後、たじみDMOのO口最高執行責任者(COO)またはその右腕と昼鰻

14:00 <ヒラクビル>内の本屋で1冊購入し併設する<喫茶わに>で熱い珈琲と読書

15:00 駅前の定宿(ホテルT−ノー)チェックイン後、PC猿打または昼寝

19:00 <ヒラクビル>内の「喫茶わに」でミッション(まちなか出店漫談など)

21:00 たじみDMOメンバーや漫談の聴衆たちとどこかの居酒屋などで懇親会

23:00 もう1軒、または部屋で独り呑み

10:00 ホテル正面の地場スーパーで自宅晩酌肴の買い出し後、多治見駅から名古屋駅へ

 2年ぶりに駅前の定宿(ホテルトーノー)にチェックインすると、ホテル2階のチェーン居酒屋がキャバクラに変わっていた。多治見初のキャバクラというポスターに微笑させられる。もしかすると、私のルーティンに変化が生まれるかもしれない。

 部屋のポットで湯を沸かし、インスタントコーヒーを飲みつつPC猿打。日が沈んできて涼しさを感じられる逢魔が時。DMOメンバーのM井氏にホテルに迎えに来てもらい、2年ぶりに談笑しながら<ヒラクビル>へ。

 19時から今年度一発目のたじみDMOプレゼンツ「多治見で店をひらく塾」。隔週火曜日の夜開催の3回シリーズである。3回とも不肖・アヅマがセンターを張らせて頂く。

 多治見は市が主催して「ビジコン(ビジネスプランコンテスト)」が開催されている。その締切が8月末。それに間に合わせようというDMOの戦略である。<ヒラクビル>で開催される「ひらく塾」。キーワードは「ひらく」である。

 ビジコンの賞金がスゴイ。まちなかグランプリが300万、創業グランプリが200万。超弩級である。高校生のためのビジコンも開催されており、こちらの賞金はグランプリが5万、優秀賞3万、奨励賞1万。超破格である。

 補助金と異なり使途が制限されない「賞金」。20名エントリーなら10分の1で200万以上がゲットできる高確率。10人ジャンケン勝ち抜きと同率。エントリーせぬ選択肢はない。

 過去最高の20名ほどの参加者が集った。私は90分以上漫談。ノドも乾いた。

 終了後はたじみDMOスタッフと恒例の懇親会。毎回初回はヒラクビル正面の居酒屋だが、そこが3連休明けで臨時休業らしく、多治見屈指の人気焼鳥店<だいき>へ。

 21時過ぎに7人でなだれ込む。22時ラストオーダー、22時30分閉店ゆえ1時間勝負である。ちなみに昼飯はこの店の正面の超人気鰻屋だった。〔次夜後編〕

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多治見駅前の我が定宿。

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入口横のホテル看板がラグジュアリーな雰囲気に。

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おめでとうございます。

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昼は右の鰻屋、夜は左の居酒屋。

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トークが冴えるO口COO。

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1時間勝負。

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2026年02月26日

第3857夜:和洋の分岐点【豊川(愛知)】

 無料朝食。ビジネスホテルチェーンにおいて、この分野の充実ぶりは目を見張るものがある。無料とはいえ、厳密には宿泊料金に含まれているだろうが、朝の楽しみでもある。

 そもそも私は40歳を超えてから朝飯を腹に入れる習慣を持たない。朝はコーヒーだけ。昼にたっぷり食べて、夜は鯨飲。〆のラーメンまで胃が休まることはない。

 50歳を超え、腹が空く間隔が伸びてきた。昼飯を喰うと、夜まで満腹状態が続くこともある。ただし、アルコールが入った夜は別。満腹中枢が壊れてしまうようである。

 朝食が有料の場合は迷わずスルーだが、私が特に全国でお世話になっているビジネスホテルチェーン(T横イン・Rートイン・Cンフォート)はどこもグレート。

 T横は十数年前と比べると明らかに充実した。R−トインは隙のない王道っぷり。そして、一番オシャレなのがCンフォートである。

 全国に数あるCンフォートの中で私が利用するのが「豊川」。我がミッション先の諏訪町に屹立し、商業ビル「プリオ」と隣接。様々な割引特典が嬉しく心強い。ちなみに2025年度初宿泊となった7月中旬、1泊の宿泊料金が4300円だった。令和7年度と思えぬ良心である。

 あきみせかつどう2025前期を終えた7月中旬の朝。Cンフォート豊川の朝食会場へ向かう。前夜は日付が変わるぐらいまで鬼喰鯨飲していたので空腹感はないが、2種類の季節のスムージー、東三河らしい「赤出汁」、部屋にテイクアウトする珈琲は欠かせない。

 この日の朝食も充実。ワッフルやパン、コーンフレーク系もあるが、米系は「雑穀米」。日替わりのおかず、サラダに加え、私がこのホテルの朝食で最も好きなのが「スクランブルエッグ」。しかも半熟とトロトロでバターの風味が濃厚である。

 これをライス(雑穀米)にぶっかけてワシワシするのだが、欠かせない調味料がある。「醤油」である。Cンフォートの朝食会場は塩やケチャップはあるが醤油がない。故に、出張に欠かせない四次元ポーチから醤油のミニボトルを会場に持参し、醤油を垂らす。

 洋を一気に和に寄せる、私のテクニックである。この場合、スクランブルエッグは半熟のトロトロがよろしい。

 米でなくパン系の場合は、トーストた食パンなどの上にスクランブルエッグを載せ、マヨネーズをぶっかける。この場合は洋を貫く。そして、半熟でなく固焼きが合う。

 醤油の有無が、和と洋の分岐点。では、目玉焼は…。お好み焼き屋の酒のアテとしてはソース、ご飯に乗せる場合は醤油、それ以外は塩コショウ味の素である。

 余談だが、私が有料で唯一堪能するビジネスホテルの朝食が、会津若松市中心部に屹立する<中町グランドホテル>。北九州黒崎の<アルクイン>の無料カレー朝食も必喰である。

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スムージーという液体をこのホテルで初めて飲んだ。

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東三河の赤みそ豚汁がご当地感に浸らせる。

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ある日の私のCンフォート朝食。

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持参醤油。

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和に寄せる(小汚いビジュアルですいません)。

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2026年02月25日

第3856夜:挑戦者たちへのエール【豊川(愛知)】

 あきみせかつどう2025。豊川市役所の全面バップアップを受けて諏訪町のシンボル「プリオ」管理会社とすわポン商店会が空き店舗(区画)の解消と諏訪町活性化を目論んで展開するプロジェクトである。私は食客軍師のような立場で2024年度から関わっている。

 2024は前期がワークショップ、後期が貸店舗ツアーだった。出店希望者と空き物件をより多くマッチングさせるため、2025は前期から貸店舗ツアー。後期もその予定である(2025年7月下旬現在)。前期は7月上旬と中旬に2回実施した。

 怒涛の5部構成である。私の漫談、すわポン商店会メンバーと私の掛け合い(トークセッション)、豊川最強の建築不動産系会社IトコーのM原氏と私の掛け合いによるバーチャル貸店舗ツアー、実際に現地を見学してOJTするリアル貸店舗ツアー、最後がすわポンメンバーと受講生との座談会である。幕間として商工会議所から創業塾の告知が挟まれる。

 構成は同一だが、2回の内容に変化を加えた。初日が「飲食向け」、2日目が「物販・サービス向け」。物件で仕分けしたこの展開、特に2日目に大きな手ごたえを感じた。

 前期の無事終了を祝い、事務局メンバー10名以上で豊川焼肉の三冠王<一本屋>へ。ギガジョッキを痛飲。この日はオーナーも店長も不在だったので、いつもはお任せだがメニューを確認して注文する。メニューを観たのは初めてだった。他のメンバーも同様だったらしい。

 この店の炭火焼肉、私にとって最高クラスのご褒美である。間隔が空いた時期もあったが、すわポン商店会と私の付き合いも10年になるだろうか。商店会初代会長がこの店のオーナー。ゆえに、豊川で呑む際は2回に1回は<一本屋>を私がリクエストする。そして、もう1回は飲食店を営む商店会メンバーのお店。どこも人気店ばかりである。

 18時半から始まった宴も21時半ぐらいにお開き。お会計、驚く安さ。外は強めの雨。役に立たない折り畳み傘でずぶ濡れになりながら超人気バール<Nello>へ。しかし満席で入れない。一本屋もNelloも分かりにくい場所に屹立するが、実力あれば悪立地を凌駕する。

 メンバーが向かったのは居酒屋<YELL>。ちょうどお客が入れ替わったので我ら2次会メンバー6人とも入ることができた。屋号が素晴らしい。入りやすいことこの上ない。

 かなり満腹だが、私はとん平焼をツマミにジムハイボール(バーボン)をガンガン。様々な話題で話し込む。1軒目からすわポンメンバーと呑む際、私は遠慮することなく一番しゃべっている気がする。他の街での飲み会ではあまりないことである。

 気づけば24時前。呑まぬメンバーに車で定宿まで送って頂く。2025年度になり、仕事運がダダ下がりだったが、これで底を打ったか。後は、這い上がるだけ。出店希望者だけでなく、実力のないまちづくり芸歴26年目のヨゴレの私も諏訪町の皆さまからエールをいただいた。

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東三河地方最強。

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これぞ、愉悦。

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毎回ギガハイボール。

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心に響く屋号。

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ついつい見つけると頼んでしまうトンペイ焼。

posted by machi at 07:23| Comment(0) | 愛知県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする