2026年10月06日

第4021夜:西日本ラーメントレイン【Aho-Boiled】(その2)

 デッキはスマホを手にしたリーマンたちで大賑わい。皆さん、対応を協議されている。私もその一人。数か所に電話し、ミッション先へのご迷惑は最小限に済みそうだ。

 ほんのわずかだが安堵して自席に戻る。私は通路側席。窓側席は30歳前後と思しきスリーピースをビシっと着こなしたサラリーマン風だが、パソコンを取り出すわけでもなく、スマホをいじるでもなく、寝たり起きたりを繰り返している。

 普通、スマホぐらいは確認しそうなものである。折しもその前夜、自宅で日常の謎系ミステリ連作集を読んでいた。右隣の御仁の職業や職場環境が気になるところである。

 アナウンスが流れた。運転開始が早まるどころか、乗車車両が回送のため全員降りろとのこと。ホームや改札付近の駅員さんの前は長蛇の列。時計を見る。まだ9時。再開は2時間後。

 新刊瀬改札内のパソコンブースやベンチはすべて埋まっている。<Dトール>が視界に。しかし満席である。駅弁売場を覗く。かなり充実しているが、食べる場所がない。今朝は3時半に起きてPCしていた。9時過ぎとはいえ、私は朝昼兼用で1食ゆえ少し空腹を感じた。

 駅部売場の横に「ラーメン」と赤暖簾に白文字が光り輝いている。店内はガラガラ。入口横の券売機で「広島中華そば大盛」を召還。

 広島ラーメン、確か1年ほど前に広島駅構内のラーメン屋で啜った記憶が蘇る。税込950円。新幹線改札内で大盛ラーメンが1000円以下とはかなりのトキメキであり、女神である。意気揚々と<かねよし>へダイブ。

 セルフ水を飲んでいると、程なくして番号を呼ばれた。ブツを受け取る。広島系が何か知らぬが、かなり正統派ビジュアルである。メニュー画像ではチャーシュー1枚だったが、2枚なのも嬉しい。刻み葱、モヤシのシンプルな構成。

 胡椒をパラリ。そして、ニンニクをたっぷり。ミッションメンバーとお会いするのは残念ながら最短でも7時間後。ニンニクのスメールも消えているだろう。

 朝食に相応しいというか、優しい味である。麺も柔らかい。ささくれだった心を癒す菩薩のようなラーメンである。

 スープまで啜り切った。それでも運転再開まで1時間15分。再度<ドTール>へ。私の入店と入れ違いでコンセント付のベスポジが空いた。さくら号ではコンセントのない通路側。小倉から大分経由の延岡まで充電するタイミングも無く、大助かりである。私は、ツイている。

 ホットコーヒーを飲みながらPC叩いていると、アナウンスが店内まで聞こえてきた。運転再開が11時から早まる見込みとのこと。思わず笑みが漏れる。延岡ミッション、後半だけでも顔を出せるかもしれない。〔次夜その3〕

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この後、さらに行列拡張。

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これも何かの御縁。

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新幹線改札内でこのレベルは驚嘆。

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ドトールでコンセント付き座席捕獲。

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再開見込み通知。

posted by machi at 09:33| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年10月05日

第4020夜:西日本ラーメントレイン【Aho-Boiled】(その1)

 新幹線さくら号。新神戸〜小倉間においてはのぞみ号より到着が6分前後遅くなるが、指定席は2×2というグリーン車クラスの快適さを誇る九州新幹線である。2011年、新神戸駅から「鹿児島中央」行きの表示を初めて目にした時、奥底から震えた記憶がある。

 神戸人の私は西へ向かう際は頻繁にさくら号を利用する。ただ、8両編成(指定は5両)のためいつも混み合っている。日本人にはよく分からないが、外国人専用の周遊パスみたいなものがのぞみ号が使えずさくら号しか使えないため故か、欧米系の比率が高い。

 1月中旬の朝6時過ぎに神戸市内の自宅を出て新神戸駅へ。7時過ぎのさくら号で小倉へ向かう。最終目的地の延岡到着は14時過ぎ。途中、大分駅で数十分の乗換時間がある。

 大分駅は改札を出て正面の土産物ゾーンしか知らぬが、駅構内にいくつか飲食店があったはず。確か、ラーメン屋も。本当はミッション先の延岡で昼メシしたいが、その時間は無い。

 大分ではこれまで2回途中下車し、2回とも構内の<Coop>さんで買物しただけ。初の大分メシを店内実食するか。ラーメンか、それとも他の大分名物か。

 指定席満席のさくら号は一路西へ。快調に岡山を通過。私のPC猿打も軽快である。私は全集中時、全く回りが見えなくなる。時間の概念も滅失する。

 区切りの良い所まで猿打し、ふと首を上げると新幹線が止まっている。先ほど福山を通過したはず。もう広島か…。いや、駅ホームが窓から見えない。

 アナウンスが入った。前を走るみずほ号(さくらのアニキ)が山口県内の厚狭駅でどこかのバカと人身らしく、状況確認中という。厚狭駅にみずほは止まらないから、時速数百�qなのでコナゴナだろう。

 世に自死の手法は数あれど、新幹線へのダイブなど迷惑部門ではトップクラス。遺族が負担する補償だけで更なる自死を生みかねない。

 10分ほどで新幹線が動き出した。安堵していると、広島駅で停車した。時間は8時半ごろ。すでに20分ほど遅れている。

 アナウンスが入った。やっぱり人身だったようで、運転再開は11時見込みという。2時間半後である。自宅を1時間早く出たのに、ミッションそのものに確実に間に合わない。

 デッキに出てクライアントに事情を説明。対応を協議し、延岡側のコーディネーター(商店街若手役員)に電話。そして、北九州黒崎のパンチU野氏にも。

 今回の私の延岡ミッション、私は刺身のツマであり、セット寿司の甘酢生姜であり、水炊きの柚子胡椒。もの寂しい人もいるだろうが無くても特段困らない立ち位置。刺身であり、寿司であり、鍋を担うのはパンチ氏である。パンチさえ居れば成立する。しかし、私も最早神戸に引き返せない。〔次夜その2〕

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6時過ぎに神戸の自宅を出て新神戸駅へ。目指すは7時2分さくら543号。

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勘弁していただきたい。

posted by machi at 06:42| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年10月04日

第4019夜:あづままんじゅうの流儀【春日部(埼玉)】

 <美乃屋>。東武野田線南桜井駅南口「庄和銀座商店会」で50年以上の歴史を有する老舗和菓子屋である。老舗だが眩しい色鮮やかな創作菓子の多数。店主のK林氏はSNSフォロワー2万人を超える超弩級の発信力も兼ね備えている。

 埼玉県内初開催となった南桜井リアル&バーチャル貸店舗ツアーはいったん庄和銀座商店会で解散。庄和商工会に戻って個別相談会に対応する前に、私の南桜井ミッション恒例となっている<みどりスーパー>で新幹線&自宅晩酌の総菜を仕入れに。

 訪れるたびに新商品が並ぶので見逃せない。「埼玉県人限定 そこらへんの草こえて森すぎポテト」は税込315円ながら某バーガーチェーンのLサイズ軽く4ヶ分。当然食べきれないので冷凍し、食べたい量だけフライパンで炒め直して堪能している。

 阪神淡路大震災から31年目を迎えたこの日は森スギポテトに加えて「あぶりチキンガーリック」(5ヶ税込257円)と「埼玉県人限定 そこらへんの草こえて森スギバーガー」(税込420円)を捕獲。バーガーは超巨大。ポテトもふんだんに入っている。私は兵庫県民だが、2017年から月数回ペースで埼玉県入りしているので「ほぼ埼玉県人」と自称している。

 みどりスーパーの斜め前に<美乃屋>が。オーナーのK林氏はつい数分前まで貸店舗ツアーでご一緒したが、店に戻られて商売に専念されている。呑みシメのスィーツも仕入れねば。

 店内では店の超ファンという長崎県出身の女性がカステラを絶賛されていた。本場の方の絶賛は聞き逃せない。一切れだけ残っていた。さっそく買おうとしたら、奥からK林オーナーが出来立てかつカットする前の超巨大カステラを店頭に。そのカステラを購入された御仁がおられ、その場で10等分以上にカット。その一切れを私も嬉しいことにおすそ分け頂いた。

 感謝たっぷりに齧りつく…。カステラとは、こんなに旨いものだったのか。これまで何度も食べてきたが、この十数年は全く口にした記憶がない。子供の頃はお土産で頂いたカステラを賞味したこともある。私の生まれ育った神戸新長田にはカステラ屋もあった。

 カステラはシンプルである。そして、スィーツが百花繚乱な昨今、かなりレトロというかシブい品に位置付けられている気がする。オトナというかオヤジになってからの方がこの滋味がより理解できる。というより<美乃屋>のカステラが旨すぎるのだろう。

 店ファン女性から「みそまんじゅう」を勧められたので2ヶ買ってみた。そして、私(あづま)にとっては絶対に外せない気になり過ぎるブツを見つけた。「あづままんじゅう」。

 あづまんじゅうでもあずまんじゅうでもなく「あづままんじゅう」。‘特製 手造りの味 中味つぶあん クルミのせ’と他商品より情報量多め。1ヶ180円(税込)で他の商品より割高。我が姓を冠した品が最安値なら少し悲しい気持ちだったかもしれない。

 その日は食するタイミング無く、翌日の晩酌スィーツに。クルミが最高のアクセント。私はこしあんよりつぶあん派なのでぎっしりで嬉しい。気分は共食いである。

 購入時はオーナーも私もバタバタで商品名の由来を尋ね損ねた。2週間後にお会いした際に確認せねばならない。大した理由はないのかもしれないけれど。

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これは私(アヅマ)は買わなくては。

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ラスイチ。

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圧巻。

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森スギ。

posted by machi at 07:46| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年09月29日

第4018夜:南桜井貸店舗ツアーの流儀【春日部(埼玉)】

 5店舗。春日部市庄和地域(旧庄和町)の庄和銀座商店会に令和7年夏から半年で新規出店した店舗数である。ランチ営業の魅力の居酒屋、パン屋、米粉カフェ、美容室、そして韓国惣菜店。貸店舗の減少し商店会が活気を帯びる極めて好ましい事象である。

 令和7年初夏から始まった庄和銀座商店会を中心とする南桜井駅周辺の活性化を目指す「トライ商店街プロジェクト」。初年度のメイン企画として私が北海道(富良野)から九州(北九州)まで展開してきた「貸店舗ツアー」を軸に置いた。リアル(実店舗見学)とバーチャル(画像を観ながら解説)を組み合わせて。

 「バーチャル貸店舗ツアー」は令和5年、栃木市役所様と共同開発したアヅマオリジナルと自負している。意外と好評で、以降、バーチャルを栃木県(下野市・上三川町・佐野市)や福岡県(北九州市)で展開してきた。

 春日部市庄和地区でのバーチャル貸店舗ツアーはアヅマプレゼンツとして埼玉県初開催。その準備を市、商店会、庄和商工会、不動産事業者と進めてきたが、一つの、そして最大の課題にぶち当たった。それは、紹介できる貸店舗がほとんど無くなってしまったことである。

 それでも市内2社の不動産事業者様(セイワハウス・三輪興産)のご尽力を得て、開催にこぎつけた。市、商工会、商店会の全面協力とご理解があってこそである。商店会も楽しくポップでユニークなPR動画を3本作成。結果として、11名ものツアー申込があった。

 私は前日24時過ぎに春日部入りしてスタンバイ。そして、阪神淡路大震災から31年目の1月17日13時から埼玉県内初開催となる南桜井リアル&バーチャル貸店舗ツアーが号砲した。

 商店会と市の開会挨拶の後、第1部は私の出店漫談。第2部は商工会役員と私とのトークセッション。私は聴き手である。庄和地域はマンションや建売がガンガン分譲中で人口が伸びている地域。まさに「買い」な地域である。

 第3部は商店会のPRタイム&バーチャル貸店舗ツアー。3本のPR動画を鑑賞した後、商店会メンバーが入れ替わり私の対談形式でPR。南桜井でカレー&スパイス店を2店舗展開している<シタラ>オーナーも特別ゲストでご登壇。第4部は市と商工会による出店サポート施策の説明である。心強いサポートである。

 休憩を少し挟んで、第5部リアル貸店舗ツアーへ。この日は快晴で夕方でも暖かい最高の陽気。関係者も含め20名ほどでぞろぞろと移動。商工会をスタートし、駅前に連なる店舗群を横目に南桜井駅南口へ。駅前の貸物件3つを見学し、商店会エリアへ。実にいい感じだった。

 ラストは個別相談会。終了は17時半。たっぷり4時間半の「南桜井貸店舗ツアー」。このテの企画に効果が出始めるのは半年から1年後。いや、企画本番前から新規出店が相次いでいたから、すでに効果は出ていたのかもしれない。私はその効果に何一つ絡んでいないのだけど。

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2026年09月28日

第4017夜:真冬の屋外BBQ【豊川(愛知)】

 ビニールテント。東三河の焼肉三冠王<一本屋>の敷地内の冬はビニールで囲われた一角がある。パラソルテーブルをゆうに3客設置できる。氷点下の真冬の夜でも、ビニール内で絶品焼肉を楽しむことができる。

 2025年度の豊川諏訪町空き店舗滅失ミッションを前期後期共に無事終了し、その総括会議を終えた夜。私の強い願いで<一本屋>での打ち上げを希望。すわポン商店会メンバー10人が参戦。初代会長は一本屋オーナーのN目氏である。

 この夜の一本屋も当然のごとく超満員。我ら10名が店内で満喫できるスペースなど全く無く、仮にあっても2テーブルに分かれざる負えない。こういう時は、屋外テントである。

 三々五々メンバーが集積。私だけ市外どころか県外人なのだが、すわポン商店会と御縁を頂き10年ほどになる。メンバーの入れ替わりもあり、何故か古株気分になる。

 キンキンに凍ったジョッキに生ビールが。テントの中は強力なストーブが2台に、各テーブルに炭火の焼台。私は屋外テントを見越してかなり厚着してきたのだが、コートは不要。Yシャツ1枚の若手もいる。

 極寒の夜の屋外で、ビニ―ルシート内の暑いほど暖められたバリア内でキンキンに冷えた生ビールをヤる至福。もはや至れり尽くせりのグランピングである。

 肉をガンガン焼いて、喰う。生を流し込む。4杯目からはギガハイボール。超濃いめである。ギガを3杯ほどノドに放り込む。普段なかなか話し込めない人たちとも酒と肉を通じて会話が弾む。気づけば3時間ほど経過していた。

 2軒目はウルトラ人気店<Nello>。2回転目で無ければ入れない。何を頼んでも期待を遥かに超えてくる。<一本屋>でかなり呑んだが、気づけば眼前に赤と白のワインボトルが2本。

 絶品すぎるオシャレな料理をツマミに話し込み、ワインをグビグビやっている間の記憶がない。正しくは、何を食べたのか全く覚えていない。

 ふと覚醒したのは、酔っぱらった私が暴れてワイングラスを床に落として割ってしまった瞬間だ。ひたすら謝り続けたような記憶が少し残っている。

 51歳にもなって情けない粗相(吞み過ぎてグラスを割る)で自己嫌悪たっぷりに酔いが少し冷め、ブラブラと定宿へ。明日の晩飯のために買っておいた<Lピア>のジャンボおむすび2ヶを腹に入れてしまう。

 私は40代後半になってからどんなに呑んでも二日酔いになることは無くなった。そもそも記憶を飛ばすことも減った。しかし、何故か<一本屋>の翌日は激しい二日酔いに襲われる。 そんな朝、ユニットバスに浸かって目を少し覚まし、1階の朝食会場で珈琲を部屋にテイクアウトする前の「豚汁赤だし」が私の豊川諏訪町の朝のルーティンである。

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諏訪町最強級の集客店舗。

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真冬でもキンキンの冷え冷え。

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活力の源。

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意外なほどに暖かい。

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2軒目も大人気。

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吞み過ぎ。

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何喰っても旨し。

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ボリュームもたっぷり。

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この記憶なし。

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Lピアの巨大おむすび。

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朝のスムージー。

posted by machi at 08:36| Comment(0) | 愛知県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする