今治焼豚玉子飯。全く存じ上げなかったが、愛媛県今治市の名物料理という。今治といえばタオル、焼鳥しか損じ上げなかった。松山へは何度か行ったことあるが、今治は未踏である。
蒸し暑さを極めた夜。埼玉春日部駅西口で鯨飲し、定宿への道すがら牛丼チェーン<M屋>店頭に「今治焼豚玉子飯」が猛プッシュされていた。空腹感は無かったが、あまりにも惹きの強いビジュアルにテイクアウトせずにいられない。ついでにミニ牛皿も。
対面のコンビニで缶チューハイや缶ハイボールなどを捕獲して宿に戻り、すかさずユニットバスに湯を張りザブンと汗を流す。風呂上がりに缶チューハイをグビビ。牛皿をツマミに呑み、缶ハイボールをカシュッ。タフな1日の疲れと凝りが溶けていく。
まだ温もりの残っている今治丼のフタを外す。2ヶの目玉焼が圧巻。絶対的旨さが保証されたビジュアルに目を細める。
黄身をつぶし、焼豚と半熟目玉焼と白メシを絡めて頬張る…。焼豚よりも松屋の牛メシのアタマ(具)の方が合うような気がした。
それから4日後の午後。神戸新長田駅南口の郵便局で急ぎを投函し、三枚刈が1か月で七三分けできるほど異様に髪の伸びが早いため東急プラザ内の理容店に向かう道すがら、定食チェーン<M本むなし>に店頭で「今治焼豚玉子飯」が期間限定で猛プッシュされていた。
牛丼と定食における2大チェーンで同時期に展開されている「今治焼豚玉子飯」。令和7年の夏、それほどキテいるのか。15時前いう中途半端さだが、気づけば券売機と対峙していた。
<むなし>のアプリ会員は10回の訪問で500円引きになる。それ以上に惹きの強いサービスが「目玉焼」「生卵」「ポテトサラダ」「ポテトフライ」の中から1品がサービス。私は目玉焼朝定食以外は目玉焼一択。ポテトフライもポテサラも私には酒の肴である。
今治焼豚玉子飯は950円(味噌汁付・漬物食べ放題・目玉焼サービス)。<M屋>は880円だった。味噌汁付、紅生姜食べ放題である。目玉焼を差し引けば互角といえよう。
むなしで定食以外を注文するのはいつ以来か。むなし最強サービスはライス食べ放題。ただし定食限定。カレーやドンブリはお代わり不可。今回は未だ見ぬ今治に敬意を表す。
ブツ降臨。極上のビジュアルである。びっしり焼豚の上にタレが掛かった目玉焼2ヶ。それと、別皿で目玉焼…。
しまった。いつものクセで目玉焼を無料チョイスしたが、さすがに目玉焼3ヶは持て余す。
黄身を崩す。ワシワシかきこむ。黄身のとろみ具合はM屋。焼豚の味わいはむなし。完成度は<むなし>だが、<M屋>はテイクアウトして時間を経て食したので比較が難しい。
むなしは期間限定のご当地メニューフェアの際、2種類でバトルさせることが多い気がする。半年前は富山ブラックラーメンと富山白エビラーメンだった。
ちなみに今回は、同じ四国の香川県高松市「高松かしわバター丼」。何度か高松へも行ったが、讃岐うどんが無双。続いて骨付鶏か。かしわバター丼など全く聞いたことない。世界は広い。だから、面白い。何故かかしわバター丼を試そうという意欲が湧いてこないのだけど。
春日部駅西口の<M屋>。惹きの強いビジュアル。
定宿へテイクアウト。
新長田駅南口の<M本むなし」。熱い四国どんぶり対決。
目玉焼3つは持て余した。好きだけど。

