2022年08月24日

第3000夜:三千の夜を超えて【Aho-boiled】

 3,000回。まさかこんな更新回数を迎える日が来るとは、2010年6月には思わなかった。このバカブログをスタートさせた時である。

 タイトルの「今夜もまちづくり」。内容はともかく、まさか3,000回も「まちづくり」(一応ですが)をネタに続けてきたこと自体信じられぬ。

 私は何の資格もない。自宅を事務所とし、従業員もゼロ。そもそも「まちづくり」に資格などいらない。ボランティアで取り組まれている方も星の数ほどいらっしゃる。

 「仕事はまちづくりです」と意味不明の宣言をすれば、それが生業になる。ただし、銀行の窓口で法人口座を開設する際に、意味不明だったようでなかなか開設してもらえなかった。生業(本業)にしてしまえば、それほどにうさん臭くて香ばしい職業である。

 まちづくりならまだしも、私は「商店街(中心市街地)活性化コンサルタント」。良く言えば「自由業」だが、要するに「ほぼ無職」と同義でもある。

 このバカブログを開設した時期は、11年間お勤めした神戸新長田を退職し、大阪のシンクタンク(協働研究所)に転籍直後。サブタイトルの「東西南北 あ〜ほボイルドが行く」は新長田を飛び出して全国各地を飛び回れたらという願望を込めていた。

 そして、様々な御縁を頂き、まさか本当に実現するとは当時全く思わなかった。

 記事のカテゴリに関し、都道府県とその他(駅弁・映画・身辺雑記など)で分類している。いつの間にか拠点のある兵庫県どころか、福岡県のネタが圧倒的1位に。

 ブログを始めた当初、滋賀県(守山)や和歌山県(田辺)、自宅のある兵庫県(神戸)や職場があった大阪府(大阪・豊中等)が中心だった。

 東日本大震災以降は岩手県(宮古)がダントツになり、津波と同年度から本格的に御縁を頂くようになった福岡県(北九州・飯塚等)が多数を占めてきた。

 協働研究所から完全独立した2017年以降、東日本ネタが一気に増えてきた。埼玉県と栃木県である。福島県(会津)や北海道、沖縄県、長崎県もコンスタントに回数を重ねてきた。

 コロナ禍以降は福岡県、埼玉県、栃木県が軸に。岐阜県(多治見)も増えてきた。あまり縁のなかった千葉県(野田)も今後回を重ねそう。3000回以降は福岡県と栃木県が中心となるだろう。

 ブログ開設から12年強。すべての都道府県ではないが、まさに「東西南北、あ〜ほボイルド(鯨飲)」してきた。浮き沈みの多い12年間だった。数え切れぬ修羅場も、楽園も経験してきた。

 ブログを終了する時は、私が「まちづくり」から身を引くとき。何の未練もない。しかし、有難いことに2025年3月頃まではすでにミッチリと「まちづくり」的シゴトで詰まっている。

 このブログの更新は年平均250回ほど。年を取るごとに出張も無理が効かなくなり、休みが必要になってきた。コロナ以降、自宅でもサボリ癖も抜けなくなった。疲れも抜けなくなった。老眼の進行も著しい。

 このペースなら、4,000回目は2026年(令和8年)ごろ。達成できる自信は皆無だが、もし達成していたら、それは奇跡であり、新たなフェースに突入した証でもある。

 3000夜を達成する間、多少なりとも経験を積み成長できたのかは自分では分からない。少なくとも加齢とともに体力と脳細胞は劣化している。体重だけは15sも増加したけれど。

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筆者近影。

(付記)
ただいま北九州小倉から東京へ向かう新幹線車中。今夜は栃木県小山市へ。まさに、今の私を体現したような生活。このバカブログもあと2〜3年は細々と続けていくつもり。これからも御贔屓に!
posted by machi at 11:19| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月09日

第2990夜:地発泡酒で孤独の晩酌【Aho-boiled】

 小山発地ビール。2018年から栃木県小山市に3年間御縁を頂いている間、様々な若手事業者グループが地ビールを開発した。しかし、私はそれを楽しむ機会がなかった。

 ある水無月の夕方。嬉しいことがあり、自宅で独りでお祝いを兼ねて、缶ビール。愛してやまないKリン一番搾り岩手県遠野市産ホップ使用2021である。これを買い込んでいる。

 大手メーカーが作る地ビールといってよいか。コロナ以降、岩手県宮古市と御縁が滅失。この「生」が呑める<のり平>へ足が運べなくなったことも痛恨の極みである。

 晩酌のお供は録画しておいた『孤独のグルメ 9』。第8話は郡山だった。主人公(G郎氏)は都内か関東近郊に出向くが、私が頻繁に足を運ぶ街へはあまり行ってくれない。

 ところが2021年大晦日特番では、まさかの浜松舘山寺温泉。五郎氏が立ち寄った鰻屋、私は未踏だったものの、毎回通った鰻屋(商店会会長のお店)を含め懐かしい景色に笑みが漏れた。

 これまで郡山でのミッション経験は皆無だが、この数年間、月1、2回は「乗換」で利用している。駅前のどこかでG郎氏が飯を喰ってもらえれば、ついでにそこを訪ねることは容易。

 期待に胸を膨らませていると、氏が向かった先は知らない駅のとてもイチゲンで入れそうにない激シブのドライブイン。恐らく行くことはないだろう。焼肉定食、壮絶に旨そうだったけど。

 秒殺でKリンが無くなり、冷蔵庫へ。地ビールが2本視界に。3年間通った栃木県小山市ミッションにて、最終日にお土産に頂いた小山の地ビール2種類。よく見ると「発泡酒」だった。

 地ビール(クラフトビール)ならぬ地発泡酒は初めて。製造所は808ブルワリー。勉強不足で耳にしたことなかったが、製造者はSunフーズ。この会社の社長は小山のライフライン「まちの駅 思季彩館」で幾度となくお会いした。3年間ありがとうございました。

 第8話が終わり、引き続き第9話へ。栃木県宇都宮市が舞台。G郎氏、郡山から宇都宮へ出張移動という設定だった。私も同じルートは数え切れぬほど体験した。

 宇都宮市内でのミッションは数えるほどもないが、3年間、月6回ペースで足を運んだ栃木県ミッション(鹿沼・小山・日光)の拠点として幾度となく泊まり、呑んだ。

 見慣れた宇都宮の風景をTVで眺めつつ、まずはハードなデザインの「FLATBUSH」という小山発泡酒から。意味は全く分からないが、パンクな雰囲気がある。

 グラスに注がず、そのままグビビ。地ビール特有のフルーティさの中の潜む苦みが独特である。口当たりは良いのに、ガツンと尾を引くタフな味わい。どことなく発泡酒の風味も漂っている。

 主人公は県庁近くの全く私が知らない居酒屋に飛び込んだ。逆L字カウンターの薄暗い激シブ店。これまたイチゲンにハードル高し。郡山といい宇都宮といい、マニアックである。

 もう1本の発泡酒をカシュッ。『Table Saison-808』。こちらはシンプルなデザイン。そもそも発泡酒(ビール)に見えない。タイトルも意味もますます奥深く、摩訶不思議である。

 グビビ…。カクテルかと思った。シャープで切れ味抜群。いくらでも飽きずに飲めそうである。

 地発泡酒を含めたクラフトビールの革命ではないか。目をつむって呑んでも、この2本の違いは我がバカ舌でも判別可能。柑橘系がパワフルで未体験ゾーンである。

 井之頭氏はハムカツを頬張っている。氏も心の中でつぶやかれているが、ハムカツは薄いほどジャンク感が増して旨い。

 私がガキの頃、近所に肉屋で揚げてもらい、1本30円程度だった記憶がある。その場でたっぷりソースをかけてもらい、熱々を頬張る。今ならビールかハイボールかチューハイが欲しいところ。当時は頬張った後、何で流し込んでいたのだろうか。

 この店で主人公は「ちたけそうめん」でシメた。私も日光市内の蕎麦屋(一歩庵)で名物という「ちたけそば」を啜ったことがある。

 ちたけとは、茸の一種。共通点が持てて妙に嬉しくなった。店内の常連客(という設定)は皆さんハードな栃木弁。しかし、宇都宮市内であまり栃木弁を耳にしない。小山市内でもまず耳にしない。鹿沼市内では濃厚に耳にした。

 酒が呑めない主人公のお会計は3650円。呑まずによくそれだけ支払えるなと感心するが、孤独のグルメ、最近はお会計時に金額を言うような演出になったのか。前話の郡山編もそうだった。

 ちなみにこの店は県庁近く。県庁へは何度も通ったが、全く位置感が掴めない。県庁か地銀の若手を誘って突撃せねばならない。

 G郎氏は帰路に就いた。小山の地発泡酒2本もいつの間にか空になった。鹿沼の盟友・M越氏から頂いたラフロイグをストレートでチビチビ。

 五郎さん、ぜひ鹿沼シウマイを食べに鹿沼入りしてくれぬか。その際は、ぜひ我が『串カツJu-So』へ。私もエキストラとしてカウンターに居座りたいものである。

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2022年07月23日

第2978夜:徒然コロナ草・2022GW【Aho-boiled】(後編)

 『THE STAR』は全24巻。週刊少年マガジンで連載され、第1巻は1987年発刊。日本人の男性俳優が大スターに上り詰める話。恋愛要素もたっぷりで、登場人物のモデルは主人公以外ほぼ特定できる。ちなみに、ほとんどが悪役だ。

 内容をすっかり忘れていたので読み進める。アラフィフのオヤジには赤面な恋愛シーン多数。

 物語の前半でアカデミー賞(世界)の主演男優賞を受賞してからも話は続く。最後はノーベル平和賞的な栄誉までゲットする、ンなアホな話の連続である。しかし、コマーシャルの撮影シーンなどはビジネスにも十分に活かせそうで勉強にもなる。

 『ウィングマン』は文庫版で全7巻。少年ジャンプにて1983年連載開始。当時はキレイなお姉さんやお色気シーンに興奮していた記憶が。今読み返すと、登場人物はすべて私の子供ぐらいの年齢。お色気ギャグに、よく当時こんなので興奮できたなと、若かりしピュアっぷりに赤面。

 最も驚いたのが、作者略歴。今回のGW中だったか記憶あやふやだが、作者の桂先生が還暦を記念した原画展かなにかが開催というネットニュースを観た。

 還暦?ウィングマン連載当時、桂先生は何歳だったんだ?‥‥‥。エッ、21歳!?

 19歳で天下のジャンプにてデビューを飾り、21歳でウィングマンを連載。以降も『電影少女』などメガヒットを連発。21歳といえば、大学生か高卒社会人なりたて。まさに天才である。

 そして『キン肉マン』(文庫全18巻)。私のようなアラフィフ団塊ジュニア世代にはドンピシャ。読み進める…。超人たちの熱いバトル漫画と思いきや、最初は思いっきりギャグ漫画。

 超人たちが熱いバトルを繰り広げるイメージしかなかった。作中のギャグも平成生まれには意味不明の時事ネタばかりだが、キレは良い。

 キン肉マンの好物がY野家の牛丼なのは覚えていたが、森永のポテロングやココアも頻繁に登場。企業タイアップ漫画だったのか。無性にY野家牛丼を喰いたくなるが、我が生活圏になし。

 2巻からは超人たちとのバトル開始。ロビン・マスクが圧倒的な格好良さ。ラーメンマンがブロッケンマンをキャメルクラッチで真っ二つにへし折ったシーンはガキながらトラウマ級の衝撃だった。ホラーマンガの領域だった。

 三十余年後に読み直すと、ラーメンマン以上に瞬殺で殺されたブロッケンマンがヤバすぎることに気づく。思いっきりカギ十字をワッペンに。毒ガス攻撃なども含め服装もナチス色全開。しかも、それがドイツ代表。コロナ禍な2020年代のコンプライアンスではアウトな超人だろう。

 ちなみに自主的なGW終了時点でキン肉マン(文庫)はまだ2巻までしか読了していない。懐かしさと同時に、あの頃夢中になった感情が蘇らない。年をとったとしみじみ実感する。

 ストーリーだけではない。昔のマンガはコマ割りが小さく1ページ当たりの内容が濃い。老眼の進行で台詞などが読めなくなってきたからである。

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posted by machi at 10:41| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする