世間様が仕事納めた後の年末はコロナに関係なく例年朝昼PC猿打。気分転換に<パルシネマ>で『ユージュアル・サスペクツ』と『未来世紀ブラジル』という垂涎の2本立て。
ユージュアルはたしか20年ほど前にビデオで観た。オチの衝撃はオールタイムベスト級。改めて出演陣のシブさがたまらない。
ブラジルは初鑑賞。検閲社会の近未来をブラックユーモアたっぷりに夢か妄想か分からぬテリー・ギリアム監督のイカれた世界観がたまらない。1985年公開ゆえか、ラストはいかにもアメリカンニューシネマ的。
この映画館(パルシネマ)は2本立て1300円。それでも落涙感激なのに、今回は今年最後のサービスらしく500円。申し訳なさと感謝でいっぱい。
皆さま、AマゾンプライムやNットフリックスもよかですが、映画館に足を運びましょう(注:2022年4月からアマプラに激ハマり)。
八尾市内の河内山本駅でビーダッシュ忘年会に2年ぶり参戦。途中、乗換の近鉄難波駅構内で日本一軟らかいとされる伊勢うどん立啜。歯どころか顎が無くても啜れる禁断の柔らかさ。
翌日。河内山本からの帰路で『陰陽師 女蛇ノ巻』(夢枕獏 文春文庫)。ショートショートのような短い作品もあれど、極上の平安世界に陶酔。
その夜は神戸新長田<房’s>さんで4人のプチ忘年会。オンラインとリアルのハイブリッド。未来世紀ブラジルの先を行く世界感に衝撃。参加全員がオンラインならともかく、1人だけがリアルの中の液晶画面。そいつに献杯している気分に。
帰宅したら北関東の盟友・Ⅿ越氏から愛してやまないラフロイグが。お気遣いに多謝。
年末特番観ながら録画観ながらマルヨネ焼豚や富山キムチ。年末年始自宅引き籠り晩酌用に、神戸新長田<富山商店>さんの白菜キムチと<マルヨネ>さんの焼豚とスタミナホルモン焼を大量捕獲。ばらソースも4種類常に常備。食パンはホルスさん。
新長田を離れて12年ぐらいなるが(いつの間にか働いていた時より長くなった)、生まれ育ち含め通算30年生息のDNAは刷り込み深し。
大晦日の夜。紅白を観ながら独りすき焼。途中寝落ちする。復活後、再度晩酌開始。〆はどん兵衛天ぷらそば。ナイナイのおもしろ荘を見てたら年が明けた。そして、どん兵衛年明けうどんを啜って寝た。
2022年こそはバカウィルスが滅失し、オンラインに頼らないリアルの良さを噛みしめることができる年になることを願って。

令和3年とは思えぬ垂涎の2本立て。

近鉄難波駅構内。

究極の柔らかさ。

リアルとオンラインのハイブリッド。

私の一番好きなウィスキー。多謝。

新長田時代のDNA。

2021年の年越しそば。

2022年の年明けうどん。
(付記)
それから約1か月後のオミクロンとかいう変異株の席巻に伴うまん防騒ぎはご承知の通り。あと数年はこのバカ騒ぎが収まる気配はなさそうですな。