ちなみに次に暇なのが世間様の仕事納め日(12月28日頃)と仕事初め日(1月4日頃)。何故なら、電話もメールも1000%こないからである。
普段から私の携帯が着信するのは5日に1度あれば多い方で、後は通販の営業か間違い電話のみ。メールなど普通の要件は迷惑メールの50〜100分の1程度。ゆえに世間様が最も忙しい2日間は神戸三宮で映画三昧をキメさせて頂く。
<シネリーブル>の会員(500円)になったので1,100円で鑑賞できた3月31日。1本目は『フォレスト・ガンプ 4Kリマスター版』。恐らく初めて観た。大傑作じゃないか。トム・Hンクス氏の超絶演技に圧倒。
2本目は同じくシネリーブルで『ベルファスト』。北アイルランドの陰気な街の、宗教間の住民対立をかいくぐる1960年代の家族の物語。主人公の子役が凄い。ケネス・Bラナー監督の演出も冴えまくり。ただ、こんな街には絶対に住みたくない。
映画サービスデーだった4月1日もシネリーブルへ。
1本目は前日観た予告編が面白そうだった<アネット>。救いようのない結末のダークファンタジー・ミュージカル。主人公はスターウォーズのカイロ・レン(ハン・ソロとレイア姫の息子)役の男性。スターウォーズより1万倍以上ダークサイドへ墜ちていく悲惨っぷりにクギヅケ。
2本目はミント神戸に移動して『ナイトメア・アリー』。ギレルモ・デル・トロワールド全開。最後の最後で伏線を壮大かつ豪快に回収する手腕に唖然と脱帽。フォレストガンプを別格とすれば、他の3本の中でこれに一番惹きこまれた。
過去の名作が4Kリマスター版で蘇り映画館で再上映されるのがブームと3月31日に知った。翌週から『サタデー・ナイト・フィーバー』『フラッシュダンス』などが上映されるそう。
撤退した神戸国際松竹の後に4月1日から「キノシネマ」に生まれ変わったことも当日知った。シネコンだけでなく映画館の多い街は心の底から大好きである。
私は映画好きというより、映画館で観る映画が好き。貧乏性なので何らかの割引が効かないと足を運ぶ勇気はありませんが。
大満足の2日間4本鑑賞後、近くの<マクド>で3ヶも夜マック(パテ2倍)をテイクアウトして帰宅。風呂入ってビール(珍しく発泡酒以外)を飲み、ナイター観ながらワクワクと包み紙を開けたら3ヶともただのマック。涙、流れるまま。

