台風がまだ遥か南洋で徐々に発達し始めている朝。神戸の自宅を出て神戸空港から那覇空港へ。昼飯はポーク玉子おにぎり系にしようとしたが、空港内ソファーはどこも混んでいる。カードラウンジは飲食持ち込み厳禁。よって空港内の店で何か食べることに。
沖縄そば、ステーキの気分でもなかった……。何故なら、2019年9月から毎週のように沖縄入りしていたからだ。
新しくオープンした国際線近くの飲食ゾーンを除く。……。ラーメン屋があった。しかも‘東京醤油’と書かれた<BANKARA>。昼時だがガラガラだ。
この店の客層は、よほど沖縄料理が舌に合わないか、食べ物に全く関係ないバカ舌の御仁か。または敢えて沖縄在住で内地のラーメンを啜りたいウチナンチューか。ラーメンの種類にそれほど区別がつかぬであろう外国人観光客か。
いろいろ激しそうなメニューばかりだが、一番オーソドックスな「ばんから」に。那覇空港限定で麺大盛サービス。
ぼんやり卓上と店内をを見渡す。紅生姜、ごまの他に剥いた生ニンニクとクラッシュ機が。
自分で潰せる生ニンニクを卓上食べ放題にしている店は味以上にそれだけで私の中のランキングが上位。最低3つはクラッシュし、スープまで飲み干す。数分後には悪臭製造機の誕生だ。
思いっきり心騒いだが、1時間後に空港まで車が迎えに来て沖縄市内へ向かう。車中1時間は阿鼻叫喚間違いなし。到着後間髪入れず会議も控えている。ぐっと堪え、胡椒を多めに振り、紅生姜を途中から2度もぶち込み、背脂たっぷりな濃厚甘口醤油をシーサー啜した。
沖縄市胡屋地区ミッション終了後の一軒目は<一本槍>。おつまみ幕の内やかなり旨しな焼鳥を肴に泡盛をジョッキで鯨飲。7人でわいわい談笑する。
2軒目はリカママのお店へ5人で。久々のカラオケ祭り。私もライク・ア・ヴァージンを「ふぅ♪」を叫びたいがために恥唱。〆はコンビニに立ち寄り愛してやまない沖縄おにぎり(ポーク玉子油みそ・スパイシーチキンチーズ)を腹に入れて爆睡した。
それから帰宅することなき8日後。私は台風19号が過ぎ去った盛岡から仙台空港経由で再び那覇へ「帰って」きた。
北谷行きのバスまで空港で1時間待ち。那覇空港のカードラウンジは搭乗前だけでなく到着後も使えるので極めて便利。2019年度後半から週2回ほど利用している感覚だ。
沖縄から始まり沖縄に終わる8泊9日。その間の日本は激動だった。台風19号が東日本を蹂躙し、ラグビー日本代表がW杯初の8強入りを決め、ジャイアンツとホークスが日本シリーズ出場を決めた。
北谷ミッション終了後、波乱に満ちた懇親会を終え深夜1時過ぎにタクシーで沖縄県中部滞在時の定宿(デイゴホテル)へ。泥のように眠りこんだ。
今回の北谷ミッションが終われば、久々にいったん神戸に帰ることができる。しかし翌朝から北海道(富良野)だ。
那覇から神戸空港に飛び立つ前、8日前と同じラーメン屋で今度は思いっきりニンニクをぶち込んでやろうと思ったが、特に理由もなく断念した。そのかわり、愛してやまないファミマの沖縄おにぎりを6ヶ買い込んだ。帰宅後に雑用と郵便物の海に溺れながら齧りつくつもりで。
これがあるだけでテンションMAX。この後私と会う人はテンションミニマム。
ニンニク入れたかったです。
大好物の「おつまみ幕の内」。
この店、何喰っても旨し。
リカママのお店にて。
深夜の背徳。
自宅での天国。

