2019年12月25日

第2343夜:沖縄に始まり沖縄に終わる【那覇空港(沖縄)】

 台風19号が東日本を蹂躙しすさまじいほどの大被害が発生した週。私は8泊9日で台風をまともに直撃しながら日本中を飛び回っていた。神戸を起点に沖縄(沖縄)→春日部(埼玉)→鹿沼・小山(栃木)→行方(茨城)→宮古(岩手)→北谷(沖縄)。

 台風がまだ遥か南洋で徐々に発達し始めている朝。神戸の自宅を出て神戸空港から那覇空港へ。昼飯はポーク玉子おにぎり系にしようとしたが、空港内ソファーはどこも混んでいる。カードラウンジは飲食持ち込み厳禁。よって空港内の店で何か食べることに。

 沖縄そば、ステーキの気分でもなかった……。何故なら、2019年9月から毎週のように沖縄入りしていたからだ。

 新しくオープンした国際線近くの飲食ゾーンを除く。……。ラーメン屋があった。しかも‘東京醤油’と書かれた<BANKARA>。昼時だがガラガラだ。

 この店の客層は、よほど沖縄料理が舌に合わないか、食べ物に全く関係ないバカ舌の御仁か。または敢えて沖縄在住で内地のラーメンを啜りたいウチナンチューか。ラーメンの種類にそれほど区別がつかぬであろう外国人観光客か。

 いろいろ激しそうなメニューばかりだが、一番オーソドックスな「ばんから」に。那覇空港限定で麺大盛サービス。

 ぼんやり卓上と店内をを見渡す。紅生姜、ごまの他に剥いた生ニンニクとクラッシュ機が。

 自分で潰せる生ニンニクを卓上食べ放題にしている店は味以上にそれだけで私の中のランキングが上位。最低3つはクラッシュし、スープまで飲み干す。数分後には悪臭製造機の誕生だ。

 思いっきり心騒いだが、1時間後に空港まで車が迎えに来て沖縄市内へ向かう。車中1時間は阿鼻叫喚間違いなし。到着後間髪入れず会議も控えている。ぐっと堪え、胡椒を多めに振り、紅生姜を途中から2度もぶち込み、背脂たっぷりな濃厚甘口醤油をシーサー啜した。

 沖縄市胡屋地区ミッション終了後の一軒目は<一本槍>。おつまみ幕の内やかなり旨しな焼鳥を肴に泡盛をジョッキで鯨飲。7人でわいわい談笑する。

 2軒目はリカママのお店へ5人で。久々のカラオケ祭り。私もライク・ア・ヴァージンを「ふぅ♪」を叫びたいがために恥唱。〆はコンビニに立ち寄り愛してやまない沖縄おにぎり(ポーク玉子油みそ・スパイシーチキンチーズ)を腹に入れて爆睡した。

 それから帰宅することなき8日後。私は台風19号が過ぎ去った盛岡から仙台空港経由で再び那覇へ「帰って」きた。

 北谷行きのバスまで空港で1時間待ち。那覇空港のカードラウンジは搭乗前だけでなく到着後も使えるので極めて便利。2019年度後半から週2回ほど利用している感覚だ。

 沖縄から始まり沖縄に終わる8泊9日。その間の日本は激動だった。台風19号が東日本を蹂躙し、ラグビー日本代表がW杯初の8強入りを決め、ジャイアンツとホークスが日本シリーズ出場を決めた。

 北谷ミッション終了後、波乱に満ちた懇親会を終え深夜1時過ぎにタクシーで沖縄県中部滞在時の定宿(デイゴホテル)へ。泥のように眠りこんだ。

 今回の北谷ミッションが終われば、久々にいったん神戸に帰ることができる。しかし翌朝から北海道(富良野)だ。

 那覇から神戸空港に飛び立つ前、8日前と同じラーメン屋で今度は思いっきりニンニクをぶち込んでやろうと思ったが、特に理由もなく断念した。そのかわり、愛してやまないファミマの沖縄おにぎりを6ヶ買い込んだ。帰宅後に雑用と郵便物の海に溺れながら齧りつくつもりで。

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これがあるだけでテンションMAX。この後私と会う人はテンションミニマム。

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ニンニク入れたかったです。

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大好物の「おつまみ幕の内」。

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この店、何喰っても旨し。

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リカママのお店にて。

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深夜の背徳。

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自宅での天国。
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2019年12月23日

第2342夜:フルスイング【北谷(沖縄)】

 カリフォルニア巻。私は食べた記憶がないのだが、アメリカ人が好むという寿司である。真偽ははっきりわからないが、そのカリフォルニア巻き発祥の寿司居酒屋が沖縄県北谷町の東部地区に屹立するという。

 ある秋の夕方。岩手県盛岡市から仙台空港経由で那覇空港入りした私は、直通バスで北谷アメリカンヴィレッジへ。バス車内は私を含め2名だけ。

 混み過ぎるとシンドイが、あまりにも客が少ないと本数を減らされる恐れがある。適度に込み合ってほしいものである。これは日本中で公共交通を利用しまくっている私の切なる願いだ。

 定刻より10分ほどの遅れでAV着。北谷町商工会M川氏と合流し商工会へ向かう。沖縄県内屈指の観光地であり商業地であるAV前で下車したにも関わらず、1oも立ち寄らず離れた商工会に直行するあたり、我ながら何となくプロっぽくてうっとりしそうになる。

 2回目だった北谷ミッション終了後、21時過ぎか北谷町消防通りにある<一本松>へ3人で。店オーナーのQ友名氏も同席。談笑しながら食って呑む。

 刺身、豆腐と野菜とスパムのチャンプル、何とかという豆腐のような食感のフライ。どれも旨しで凄まじいボリューム。腹をすかした私に満腹になってもらおうというオーナーの心意気が嬉しい。オリオンの後は屋号と同じ「一本松」という泡盛を痛飲する。

 24時が近づいてきた。店も暖簾を下げた。客は我らだけ。満腹でもう何も入りそうにない。よく呑んだ。

 そろそろお開きで解散というまさにそのタイミングに、店からすぐ近所の世界中からVIPが集う冒頭の寿司居酒屋<よし八>の2代目が不安げな顔で来店してきた。

 2代目とは1か月前にこの店で酒席を共にした。泡盛をメガジョッキで呷る豪快なナイスガイ。2代目の店も閉店し、我らの懇親会に合流しに来たのだろう。しかしそろそろお開き。申し訳ない。もうこれ以上喰って呑めない。

 2代目は数時間前の我がミッション最中に会場を抜け出していた。お店が忙しく予約でも入っているのだろう。商店街活性化も大切だが、まずは自店の商売繁盛を優先させねばならない。特に気にとめず、次回はぜひ通しで参加してねと私はエールを送っていた。

 後から知ったのだが、2代目は<一本松>オーナーと密談し、ミッション終了後の懇親会をサプライズしようと定休日にも関わらず20時半から準備万全でお店でスタンバっていたらしい。ところが24時近くになっても誰も来ない……。

 3時間一人で過ごし、不安に駆られ、嫌な予感がして<一本松>を覗いてみたら、我ら4人が呑んでいる様子が飛び込んできた。

 <一本松>オーナーのQ友名氏が完全に密約をド忘れしていたようだ。宴会ドタキャンどころじゃない、2代目の豪快過ぎるフルスイングの空振りである。

 4人で慌てて2代目のお店へ。奥のVIP座敷に通される。

 ……。思わず絶句した。十数人分の飛びっきりご馳走がテーブルいっぱいに大皿に盛りつけられている。鳥肌たった。令和最初のドン引きだ。

 申し訳なさすぎて必死でご馳走に挑むがとても満腹の4人で食べられぬ。さらに準備していた料理が続々運ばれてきた。酔いも完全に吹っ飛んだ深夜1時過ぎだった。

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<一本松>にて。

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慌てて<よし八>へ。

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深夜24時過ぎのご馳走。

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世界中のVIPが。
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2019年11月21日

第2321夜:パークアベニューで朝昼食を【沖縄(沖縄)】

 そば。沖縄方言で「そば」のことである。内地のそばは褐色だが、沖縄ではもちろん縮れた白黄の沖縄そばである。そんな方言全開のお店が沖縄市胡屋地区のゲート通りに屹立する。

 <すばやーケンサン>。ケンサン(おそらく店主の名前)よりもショルダーネーム(すばやー)の方が字も大きく目立っている。

 ある蒸し暑く小雨振る9月中旬の正午。前夜から我が沖縄中部ミッションの常宿で連泊していた私は胡屋地区活性化を牽引するH瀬氏と打合せ昼食のためこのお店に。その1週間前も突入を試みたが定休日のためあえなく轟沈。リベンジ成功である。

 メニューはシンプル。基本の「すば」(並500円)に大、特大がある。「チョイ辛すば」や「ソーキすば」、気になる「マブイそば」がそれぞれサイズ違いで鎮座。半すば(300円)なる小食者向けもある。

 私の目を引いたのは「ドデカ盛り」。1000円である。ケンサンにその内容をお聞きすると、並のすばのちょうど倍サイズとのこと。その前夜は深夜ステーキの誘惑を振り切り、今朝から何も腹に入れていない。3時間後にミッション開始を控え、ここは気合一発「ドデカ盛り」だ。

 常連たちがひっきりなしに入ってくる。H瀬氏と談笑していると、ブツが降臨。三枚肉もたっぷりである。H瀬氏の並そばの確かに倍はある。写真では伝わりにくいがかなりの迫力だ。

 紅生姜をぶち込み、まずは出汁。……。五臓六腑に染み渡る。私は心も底から沖縄そばを愛していることを再確認。麺も絶妙に絡む。三枚肉も分厚くて食べ応え充分。紅生姜も爽やかだ。

 啜っても減らない。コーレーグースーをぶち込んで味を確変させる。キリっと引き締まる。気づけば汁1滴残さず熊啜である。

 お会計の際、再度メニューに目がいった。「替玉100円」なるものがあった。これを並すばに足せば600円……。セコい発想が頭によぎったら、外の雨脚が強くなっていた。

 かなり呑んだ割にすっきり目覚めた翌朝。風呂に浸かって朝のルーティンである熱い珈琲を沸かそうとしたら空腹を覚えた。

 ホテル内の朝食を軽く無視し、歩いて2分の愛してやまない24時間営業<フリーダム>へ。幾度となく深夜のステーキを頬張った名店だが、朝はモーニングもやっている。

 券売機でモーニングのスイッチを押そうとしたら、何故かカツ丼をスイッチオン。出てきたブツの巨大さに圧倒されつつ夢中で挑む。45歳になって初めて気づいたことがあった。かつ丼とホット珈琲は食後ではなく食中は相性が極めて悪いことである。

 早朝からホット珈琲と激盛サイズのカツ丼、そして『魁!男塾』。濃厚すぎる1日の始まりである。元気みなぎるはずが、何故か食べ疲れてしまったけれど。

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見事なショルダーネーム。

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謎のメニュー多し。

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かなりの満足度。

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キャバクラの指名パネルのごとき百花繚乱。

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24時間この照度。

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ゲーセン台がテーブル。

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早朝にあってはならない禁断の取り合わせ。
posted by machi at 16:25| Comment(0) | 沖縄県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする