商店街IT化推進(SNS等情報発信等)、無料の駐車場・駐輪場スペース整備&無料駐車場デー、路上活用イベント(オープンカフェ・週末フリマ・夜マルシェ・路上バル)、清掃(ゴミ拾い・草取り等)、空店舗対策(まちなか工場・流行店誘致)、表町東地区再開発事業、除雪(ヒーター化・店前路上除雪)……。一つでも多く実現することを願ってやまない。
日本屈指に地に足の着いた見事な商店街活動を続け、行政との連携は日本のモデル。空店舗も解消されつつあり、様々な整備事業も進む。
終了後は恒例の懇親会。日本屈指にステキな駅前居酒屋<いさり火>さんで刺身、名産の栃尾油揚げ(納豆・味噌)、蓮根などの天ぷら、コロッケ、グラタンなどをツマミに地酒や生ビールをガンガン。シアワセの大花火が脳内でタ〜マヤ〜と打ち上がる。
長岡では普段1軒目で鯨飲グデングデンだが、S藤事務局長からラストナイトなので2軒目があるので、少しセーブするようにとメッセージが。普段よりかなり早い23時頃店を出る。
ズクズクの雪道を地元人にしか分からぬショートカットを繰り返しつつガシガシ進むS藤局長と若手のO野氏。向かった先は局長行きつけの<美花>。美人で陽気な中国人姉妹が切り盛りする場末感あふれるスナックである。私の大好きな雰囲気だ。関係が不詳の年配熟女&中年男性が並んでカウンターに腰掛けている。
私達もカウンターに陣取り、水割で乾杯。すかさず曲をバンバン入れていく。局長も小N氏もノリノリ。私は音痴なので普段スナックであまり唄わぬが、店の魅力的な雰囲気に気も大きくなり、幾度とばく恥唄する。カラオケボックスなどには10年以上足を踏み入れた記憶はないが、年を重ねると同じ唄うならスナック、それも場末感あふれる哀愁に包まれて唄いたい。
ご令嬢との結婚を間近に控えるO野氏はこんなところで真夜中に熱唱していて大丈夫か。そんなことを冷やかしていると、カウンターの年配女性がワインのボトルを氏に剛毅にプレゼント。私もシアワセのオコボレにあずかる。実におめでたい。
初めて長岡に訪れたのは2013年の冬。計7回訪問した。最初長岡人(新潟人)は引っ込み思案で人見知りなイメージがあったのだが、素晴らしく人懐っこい。私も訪れるたびに、この地に昔から入りこんでいるような気分になり、居心地の良さが倍加する。
長岡のラストナイト。チャイニーズレディのお世辞と笑顔も素晴らしく、私もすっかりノリノリでゴキゲン。小雪チラつく寒夜に咲く、美しくも妖しい花。米百表というより、酒百杯の精神である。

<美花>さんにて。