2021年10月31日

第2797夜:強者ペダル【会津若松(福島)】(後編)

 店内は宿泊客しかいないようだ。私と同年代(40代後半)から上の世代の先輩方は、サービスチケットを使用しつつも料理を注文したりお代わりしている。

 チケットは発泡酒、ソフトドリンク、地酒1合のどれかが無料。何故か店内は夫婦でも家族連れでもカップルでもなく、私より明らかに年配なオヤジの一人客ばかりである。

 4連休の2日目。オッサン1人がなにやっているんだろうと不思議な気分に。私も人様のことは言えませんが。

 目視で30歳以下の男性が数人レストランへ。思わず目を剥いた。ドリンクチケットを使用するが、一切他の注文せず、あげくにビールをテイクアウトしている。店側の応対も慣れており、こういう客、というか宿泊客も多いのだろう。

 まさに強者、鋼のメンタルである。私のような弱虫小物にはとても真似できぬ。

 五輪開会式をすっかり忘れてたので、コンビニで地酒とツマミ買って20時過ぎから部屋でガン視。選手入場の際は何故か泣けてきた。ピアニストの早引きにも驚嘆。

 某会長挨拶が長かったので、その間にコンビニで捕獲した呑み〆用ののソースカツ丼をレンジで温めに部屋を出る。戻ってきたらまだ挨拶していた。

 様々な物議を醸しだされていた某会長、無双の鋼メンタルである。会長の先行に誰も追いつけない。その直後の衝撃映像にもドン引きだ。

 3月下旬に会津若松入りした際、神明通りを聖火リレーが走っていたことを思い出した。私は作業中で観れなかった。そして、開会式を会津若松のホテルで。不思議な偶然である。

 翌朝。朝から神明通りへ。早めの昼飯に喜多方系味噌を熊啜。商店街は私にも昼飯を用意してくれていたらしいが、私が勘違いして独りラーメン。理事長の経営する<ハジャイ>でマッサマンカレーだったらしい。私は独りで先行し過ぎてコースを間違えたようである。

 1年以上準備してきたミッション終了後、商人館の<ハジャイ>でプチ慰労会。

 神明通りと御縁を頂き、ちょうど丸2年。月1回ペースで最も足しげくご馳走になってきた<ハジャイ>が諸事情で私にとってはラストナイトに。D平理事長に心から感謝。

 冷え冷えの黒生を数杯ヤった後は感謝ついでにプレミアム感たっぷりの地酒をド鯨飲。鰹たたき無敵。刺身も含めて食べきれないほどの至福を堪能する。

 呑み放題で5時間も居座ってしまう。ハジャイにおいては、酒のペースだけに関して私は先行逃げ切り、強虫ペダルである。

211031会津若松J.jpg
開会式で一番ビビったシーン。

211031会津若松K.jpg
部屋で2次会。

211031会津若松L.jpg
〆は会津名物(ソースカツ丼)。

211031会津若松M.jpg
翌昼の喜多方進化系。

211031会津若松N.jpg
最高。

211031会津若松O.jpg
歓喜。

211031会津若松P.jpg
絶頂。

211031会津若松Q.jpg
至福。

211031会津若松R.jpg
痛飲。

211031会津若松S.jpg
鯨飲。

(付記)
それから約2週間後、小山商工会議所のS氏が「水越ルート」(自転車で鹿沼から山を越えて会津へ)を車で走行したという。氏曰く、車でもしんどかったそうな。それからさらに3か月後、私もその途中まで車で来る機会があった。人間がなし得ることが信じられなかった。
posted by machi at 08:23| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月30日

第2796夜:強者ペダル【会津若松(福島)】(前編)

 『弱虫ペダル』。私は未読だが、自転車ロードレース漫画であるらしい。アニメ化、実写映画化されたそうだから、凄まじく大ヒットしたのだろう。私ですらタイトル程度は知っていた。

 東京五輪開幕式の朝。福島の会津若松へ向かう前に栃木の小山駅前ホテル(旅館)で必死にPC猿打していたら、小山商工会議所S氏から連絡が。
幾度かのやり取りを経て、S氏が会津若松まで車で送って下さることに。

 まさかの展開。途中、高速のインターで栃木のソウルドリンク(レモン牛乳)で休憩を挟みつつ約3時間で会津若松着。

 稲M姐さんが統べる<あいづ塩蔵>へ。観光客らしき方々でひっきりなしの大繁盛。

 塩蔵の階段にある(官軍に)追い詰められた人間の極限本能を活写した戯画に久しぶりに酔いしれ、S氏とランチプレート。

 姐さんからのサービス(プリン&ドリンク)を満喫していると、一昨夜も昨晩も一緒だった鹿沼商工会議所M越氏から間もなく会津若松的なメッセージが。

 M越氏の会津入り1gも知らなかった。氏は私が独りで居ると思っていたようで、昨晩一緒だったS氏も会津入りされているとは夢想だにせず。

 あまりの奇遇に鳥肌だが、それ以上に、鹿沼から自転車で会津若松まで漕ぐ強者っぷりに、鳥肌を通り越し悪寒が走った。途中、1000m級の山を超えながら7時間という。凄すぎてよく分からない。

 隣接県とはいえ小山から会津若松まで高速で遠路3時間、やっぱり遠いなぁという距離を自転車で現れたM越氏。ヘルメットといいコスチュームといい、ロードレーサーそのまんま。ご挨拶に伺った神明通り商店街D平理事長・A田専務も絶句というか、ドン引きだ。

 急遽、栃木県が誇る2大商工会議所スター課長と会津最強商店街役員の意見交換会に。

 超強者ペダルなM越氏は朝6時に鹿沼を発ち、私たちと合流したのが14時。M越氏はさすがに帰りは電車らしく1時間程度で颯爽とご退席。

 S氏の機動力にも驚かされたが、それをさらに上回るM越氏のパワーに驚きを通り越した新たな地平が眼前に広がった。弱虫が強者になるためには、これぐらい漕がねばならないのだろう。

 夕刻。会津若松の定宿(中町フジグランドホテル)チェックイン。観光客でなかなかの賑わい。

 ホテルから頂けるスーパー銭湯の無料入浴券を活用するか、ホテルの大浴場で妥協するか思案する。ソトノミするか、ステイホテル晩酌するか。この夜は何の予定もない。

 神明通り商店街から歩いて20分の駅前スーパー銭湯に行こうと外に出たら激しく土砂降りに。引き返してホテルの大浴場へ。私は、弱虫である。

 ソトノミするか部屋呑みするか迷った挙句、ホテル内のレストラン(というより食堂)で発泡酒生2杯、ハイボール2杯によくばりプレート。ホテル内の飲食店は高いイメージだが、ここは激安。ツマミも200〜500円程度。

 地酒が正解だったか。600円だもんな。発泡酒の生は390円。なかなか良心的だが、地酒はなんと1合600円。チケットを使うなら、地酒で使うべきだったか。〔次夜後編〕

会津若松@.jpg
途中のインターにて。栃木県のソウルドリンク(たぶん)。

会津若松A.jpg
<あいづ塩蔵>へ。店内ほぼ満席。

会津若松B.jpg
小山商工会議所S氏と。

会津若松C.jpg
デザートを堪能。

会津若松D.jpg
姐さんに多謝。

会津若松E.jpg
人間の極限。

会津若松F.jpg
凄すぎ。

会津若松G.jpg
まさかの意見交換会。

会津若松H.jpg
サービス満点。

会津若松I.jpg
お得なプレート。
posted by machi at 08:01| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月03日

第2780夜:「黙」考【会津若松(福島)】

 黙×。コロナ禍以降、様々な‘人と触れ合う場’で見かけるようになった熟語である。黙食、黙浴…‥。要するに、飛沫が飛ぶからしゃべるなということである。

 梅雨という豪雨な7月上旬。新幹線で軽快に東京へ向かっていると、豊橋と浜松の間で止まってしまった。その数日前に発生した熱海豪雨のため線路点検らしい。どうすることもできず車内軟禁。1時間遅れで浜松を出発。走っては徐行を繰り返す。到着はいつになるんやか。

 この日はミッション1時間以上前に会津若松入りし、喜多方ラーメンで昼麺をキメる予定(プランA)だった。しかし東京駅には65分以上遅れて到着。

 予定していた12時発の東北新幹線は当然間に合わず。13時発なら郡山駅で30分の待ち時間。それすら間に合わぬゆえ郡山駅ビル内でラーメン啜るプランBも滅失。

 幸運なことにその12分後(13時12分)、郡山終点の各駅新幹線が。ただし郡山での乗換時間ほぼ皆無ゆえラーメン断念。

 郡山行き新幹線車内で駅弁ランチというプランCに切り替えようとホームの売店に飛び込んだら駅弁売っておらず。新幹線は3分後に発車。

 慌ててカロリー高そうな総菜パンを2ヶつかみ取る哀愁のプランD。新幹線が動き出すやいなや、当然だけど独り「黙喰」。

 新幹線は定刻に郡山着。乗換6分で会津若松行き普通列車。座れて幸運。途中爆睡。

 2ヶ月以上ぶりの会津若松駅。ホームの喫煙所へ。このご時世、在来線で喫煙所があるのは私が知る限り会津若松駅ぐらい。しかも、室内スタイルである。

 日本中ほとんどの公共および商業施設の喫煙所がコロナで閉鎖中の昨今、衝撃の張り紙が。

 「黙煙」。

 黙食、黙浴など様々な熟語がコロナ禍以降誕生したようが、黙煙は斬新の極み。しゃべらなくても室内で紫煙を吐き出すだけで何とやらだが、そこはご愛敬。黙寝、黙考、黙勉、黙呑、黙歩、黙走、黙泳、黙飛、黙話、黙投なども常用語になるのか。

 市内中心部では神明通り商店街空き店舗ゼロプロジェクトが展開中。神明通りを取り巻く環境、たった2ヶ月なのに激変(もちろん良い方向に)。終了後<ハジャイ>へ。

 肉と魚の男祭り。黙は無理。賑である。気仙沼直送朝採れ鰹、旨すぎて黙喰不可能。歓喜の呻きが漏れてしまう。絶品かつボリューム満点の料理に毎度のことながら悶絶。

 黒生ビール数杯の後、かなりプレミアムな地酒を口開け。私独りでほとんど一升呑み干してしまう。まん延防止対象外の会津若松でソトノミを思う存分満喫。

 翌朝。ホテルを出て雨上がりにブラブラと黙歩で会津若松駅へ。

 駅で50分の電車待ち。早めの昼食接種決心。駅構内に新しくオープンした立ち蕎麦屋<松月庵>でラーメンセット。

 焼豚も本格的。ゆで卵が嬉しい。ライス、餃子がついて650円という良心と正義。特に喜多方ラーメンとは書いていなかったが、しっかり旨かった。

 店内は「黙食」の注意書きが。大谷選手の黙投をTVで眺めつつ、注意喚起張り紙とは対照的な厨房熟女たちの賑やかな会話を耳にしながら疾風怒濤の黙啜。ラー油掛け過ぎて思いっきり咽てしまったけれど。

211003会津若松@.jpg
黙齧。

211003会津若松A.jpg
激珍。

211003会津若松B.jpg
黙煙。

211003会津若松C.jpg
感謝。

211003会津若松D.jpg
嬉喰。

211003会津若松E.jpg
夢喰。

211003会津若松F.jpg
鯨飲。

211003会津若松G.jpg
利便。

211003会津若松H.jpg
黙食。

211003会津若松I.jpg
黙啜。

(付記)
それから約2か月後。会津若松駅構内の立ち蕎麦屋(松月庵)のシャッターが閉まり貸店舗(空き店舗)になっていた。いつの間にかの「黙閉」である。
posted by machi at 11:48| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする