2022年05月09日

第2924夜:パッション【会津若松(福島)】

 小山商工会議所青年部(YEG)。栃木県内屈指に活動活発な若手経済人組織である。

 オミクロンが世界を席巻する1月中旬。YEGを中心とした約10名のご一行が会津地方最大最強商店街・神明通り商店街を視察されることに。

 ちょうど同じ日、前夜に栃木県内(鹿沼)で雑魚寝して会津若松へ向かう私は、朝8時半過ぎにまちの駅新鹿沼宿までYEGご一行様バスに迎えに来て頂き、便乗して雪降る会津若松へ。インターで3回ほど休憩しながら3時間で到着。

 那須を超え福島県に入ったあたりから路面が白くなり、郡山インターからトンネルを抜けたあたりからはっきりと雪国になった。

 バスは市役所に停車。アイスバーンに注意しつつ総勢15名で神明通り<桐>さんへ。

 私はこれまでこの店でソースカツ丼、煮込みカツ丼(一般的な卵とじ)を食してきた。我が3大昼メシはラーメン、カツ丼、カツカレー。私はカツカレー定食に。小山チームはほとんどがソース系丼である。

 私のカツカレーが最初に降臨。なめこおろし、味噌汁、漬物を従えて。卓上のソースを垂らしスプーンで喰らいつく。分厚い揚げたて。ルーは家庭的な私好み。あっという間に完食。

 14時から<ハジャイ>で小山meets神明通り商店街に同席。神明通りD平理事長の講話もキレキレ。視察後の小山チームの質問もさすがの着眼点でアタシは首肯の連続。

 理事長が3階建てのビルを側近で購入した話も度肝抜かれる。ちなみに、小山チームの視察テーマ&キーワードは「パッション」であるらしい。確かにパッションが溢れている。

 16時、小山チームは東山温泉郷へ。私はこれからが本番。2年越しの「空き店舗ゼロプロジェクト」。コロナ禍の2021年度だけで7店舗が新規出店した成果報告会を終える。

 神明通り商店街理事長&専務理事のツートップたちと超人気店<TARO食堂>。私はお初。目くるめく絶品料理のつるべ打ち。今年一番度肝抜かれたかも。絶対に再訪を誓う。

 馬筋煮込、鰤照燻製、鱈白子天ぷら、奥会津牛のかいわれ巻、豚タン照焼、馬指貫炒め、漬物…。料理の説明を店員さんから耳にしたがうる覚え。

 馬、鰤、鱈、牛、豚、そして馬。山と海。天と地。攻と守。どれもプロの技である。会津と御縁を頂き5年ほど。とにかく1品あたりの量が多いことに今更ながら気づく。

 メガハイボールや地酒をヤっていると東山温泉に泊る小山チームの事務方ツートップが下向。小山の御両人とは小山駅で毎月呑む間がら。会津で酒席を共にするシュール感。

 2軒目は4人でスナックへ。ハイボールさらに鯨飲。豪雪を踏みしめながら部屋に戻ると深夜1時。コインランドリー利用可能時間(深夜1時)に間に合わず爆睡。

 翌朝も会津は大雪。電車が遅れそうなので予定より100分ほど早くホテルを出て会津若松駅へ。吹雪で眼が開けられない。

 8時18分ごろ出発の在来線はほぼ定刻通り郡山着。ところが東北新幹線は遅れている。乗り換え6分が20分に。よって改札内で天玉そば立啜。

 郡山駅新幹線改札内でも喜多方ラーメンを啜ることができるなら、もっと私のパッションも跳ね上がるのだけれど。

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磐越道に入ると雪国に。

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<桐>さんのカツカレー。

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TARO@

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TAROA

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TAROB

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TAROC

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TAROE

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2軒目。

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翌朝。郡山駅新幹線改札内にて。
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2022年02月07日

第2867夜:キリキリ三昧【会津若松(福島)】

 <桐>。会津の心臓・神明通り商店街2階の老舗蕎麦&丼の老舗である。居酒屋宴会メニューも充実している人気店である。

 11月上旬の土曜の朝、會津商人館へ。第2回貸店舗ツアー全体打合せ終了後、神明通り事務所へ行く前に、リオンドール3階で神明通り商店街、というよりD平理事長主査の「Nゲージ」親子体験会が開催。その準備風景を見学。

 広大なスケール。とても個人の所有物とは思えない。軽く数百万円以上掛かっているらいい。電車は脱線しそうなほど凄いスピードである。

 私は年間凄まじいほど鉄道を利用するが、鉄分が濃いわけでもない。Tモリ電車倶楽部に到底入会できるレベルでもない。Nゲージのスケールに圧倒されながら、たぶん中学生の時ぐらいに読んだ、藤子不二雄先生の怪奇短編を思い出した。タイトルも覚えていないけど。

 事務所でみっちりと打合せ。我がミッションもフィニッシュが見えてきた。神明通り商店街は約半年間で6店舗が新規出店。うち3店舗が期間限定かお試し出店からの本格出店。さすがのポテンシャルである。ますます店舗構成の個性に磨きがかかってきた。

 昼メシは神明通り2階の<桐>さんへ。前回は会津名物ソースカツ丼。今夏は会津では亜流だがほぼ日本全国では定番の「煮込みカツ丼」。会津ではカツ丼といえば「ソース」なので、区別するために「煮込み」と呼称される。

 セットのミニそばを啜り、味噌汁も飲み、カツ丼に喰らいつく。ライスはギッチギチのたっぷり。神戸人の私には、ソーツカツ丼ももちろん旨いが、食べなれた煮込みカツ丼(要するに、普通のカツ丼)である。

 私は高3になるまでカツ丼を喰った記憶がない。記憶どころか経験すらないかもしれない。故にアラフィフダメオヤジになった今でも「追いつくように」喰らっているのだろう。

 2回目の貸店舗ツアーで初めて見学した物件が壮絶だった。事務所なのだが、広大な屋上を有し、部屋数も凄まじい。15年前から空き店舗らしいが、冷蔵庫が動いていた。

 恐る恐る開ける。中には食べ物が。雀卓は牌が並べられたまま。洋上の船から急遽人がいなくなり、見つけた人は生活臭の濃さに驚いたという事件を連想させる。

 ミッション終了後の打ち上げは<桐>さん。昼も夜もキリキリ三昧である。

 生ビールの後は、会津の地酒冷やおろし。鯖カレー風味、ソースカツ、会津名物馬刺を辛子味噌で頂きながら談笑し、ド鯨飲。一升瓶が空になり、他の地酒も、焼酎も。最後は泥酔。

 会津若松の神明通りと御縁を頂き、2年半弱。5年以上お付き合いさせて頂いている気分。柳津(会津)と若松(会津)、若松(筑前)と若松(会津)。会津、そして若松三昧である。

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個人の所有物。すごいスケール。

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かなりのスピード。

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ミニそばをセットにすると味噌汁も。

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食後のサービス珈琲。

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鯖はカレー風味。

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夜はソースカツ。

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会津は馬刺も名物。辛子味噌で。

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漬物で鯨飲。

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宴もたけなわ。
posted by machi at 08:34| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月06日

第2866夜:喜多方ラーメン進化系【会津若松(福島)】(後編)

◎2021年11月「時雨(肉盛)」:淡麗魚介

 翌朝ミッションを控え夕方に前乗り。定宿にチェックイン。外はもう暗い。<塩蔵>で一杯やろうと通りがかったら電気が消えていた。気持ちを切り変え歩いて3分ほどの<NEO>へ。

 夜は初めて。以前から気になっていた「晩酌セット」。生ビール、焼鳥1本、煮卵ハーフ、メンマ(葱付)で660円。お得かどうかよく分からぬ、生1杯が520円、焼鳥1本が140円なので、煮卵ハーフとメンマ分がサービス‥‥。あまりこういう定理は分解しない方が粋である。

 料理とビールを同時に運んでもらうようお願いする。生が最初に運ばれてしまうと秒殺で呑み終えてしまうから。待つ間、店内備え付け『中間管理職トネガワ』を読みふける。

 『カイズ』スピンオフシリーズであり、同じくスピンオフの『1日外出録ハンチョウ』は全巻コンプリート我が愛読書。トネガワは前回訪問時にパラパラ読んでドハマリ。しかし、コミックスは買わなかった。この店で読み続けると決めたからだ。何か月、何年かかっても。

 店内は大学生風の若い男性一人客が入れ替わり立ち代わり。後は部活帰りっぽい男子学生グループや喫茶店感覚で利用しているっぽい女子高生2人組。なぜか母親とその娘(学生服)という組み合わせも数組。ちなみに、店内でアルコールをヤっているのは私だけだ。

 10分以上待っただろうか。煮卵とメンマは瞬間だろうから、焼鳥をじっくり焼いているのだろう。たった1本のために手間をかけて申し訳ない気分に。

 セット降臨。まずは生をゴキュゴキュと一気に半分。いやはや沁みる。焼鳥にかぶりつく。‥‥‥。思わず目を剥いた。口角が上がった。これまで味わったことのない旨さ。辛味噌がさりげなく添えられているのもポイントが高い。

 過去最高の旨さではないかもしれないが、独特の焼き加減と塩加減。もう2本追加ついでに会津若松の地酒(末廣生酒300ml)も。喜多方ラーメンのトッピング具材や焼鳥を肴に會津、それも若松の地酒。店内は地元客100%の雰囲気。異邦人気分を噛みしめる。

 メンマが長持ちしてコスパが良い。埼玉最強の町中華<日高屋>で120円のメンマ皿をツマミにホッピーを鯨飲していたコロナ前を思い出す。

 追加の焼鳥2本に齧りつき、地酒で追いかける。トネガワを読み進める。カイジ風なら「悪魔的」なシアワセである。

 〆ラーメンは「時雨」。我が最後の砦である。淡麗魚介風味らしい。「こってりしすぎない様々な風味が哀愁の時雨を感じさせる」そうである。よく分からないが、哀愁感漂うラーメンとは珍しい。まさに「よろしく哀愁♪」である。

 ブツ降臨。スープを啜る‥‥‥。こってりしすぎない淡麗魚介とはまさにこの味。背脂やミンチがたっぷりなのにあっさり。しかしあっさりだけでない底深さが光る。

 私は汁モノをツマミに酒を飲むことを偏愛している。濃厚と淡麗の間を突き進む絶品スープと、猪口1杯分残った冷酒。哀愁を突き抜けて歓喜が泡立つ。 

 冷酒が滅失。後は一気呵成のあかべこ啜。焼豚が味わい深く、煮卵も嬉しい。そのままツマミで食べるより、温められて旨味を引き込んだ(たぶん)ゆえに旨さが倍加(たぶん)。

 これで空山の7峰を登頂成功。後は亜流系か、それとも原点に返って「空」か。シアワセで平和な悩みの解決方法を考えながら再度塩蔵に向かうと、漆黒の闇に包まれていた。

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晩酌セット。

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焼鳥と地酒を追加。

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〆は「時雨」。
posted by machi at 10:38| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする