2021年06月28日

第2716夜:メリハリ考【岡山(岡山)】

 <ホテルマイラ>。岡山市内の中心を走る緑道沿いのこのホテルに緊急事態宣言再発令後、初チェックインした。このホテル、最高だった。サービスにメリハリがある。

 朝食はパン数種類無料。ドリンクバーは24時間呑み放題。宿泊者限定で2種類のお菓子(チップスターなど)が10円。繰り返す。10円である。そしてアイスクリームも無料で食べ放題。1階のビールの自販機。市販の缶ビールよりも何故か安い。発泡酒ではなく、ビールである。

 部屋も十分に広い。コンセントも豊富。机も広々。このホテルなら1か月でも余裕で滞在可能。アメニティも申し分なし。Wi−Fiもパスワードが必要ないドフリータイプ。チェックアウトは11時でチェックインは14時。宿泊費も十分に安い。これから絶対に岡山ではココである。

 荷を解いてから表町商店街へ。コロナ禍で貸店舗が増えていた。しかし、手ごろな物件はすぐに解消されていく。

 コロナで牛歩となるなど色々あったが、2020年度の表町商店街ミッション、無事大団円。コロナ禍でもじっくりじわじわと我をご召還下さった表町商店街の皆さまに心の底から多謝する。

 理事長やY部氏たちと4人で<桃太郎商店>。岡山市内の飲食店で私が通った店である。

 ミッション先である商店街事務所から最も近いからだが、飲食店がほとんどない表町商店街の夜遅くまで開いているラーメン居酒屋であること、気合のこもった内装であること、日々様々な工夫にまい進されていることなど、メリハリが随所に感じられるからである。

 久々に人様と一緒なので嬉しくてメガハイをガンガン。絶品の手羽先は売り切れ、おでんもほとんど売り切れていたのであるだけすべて捕獲。

 店頭で喫煙しつつ店の女将と少し話す。この店に限ったことではないが、コロナの厳しさは心中察するしかない。私を商店街の役員と勘違いされていたようで、何故か頭を下げられた。

 2軒目は久しぶりに理事長ご用達ラウンジへ。理事長がこの店の1階で捕獲したケーキをご馳走になる。久々にラウンジ。心地良し。しかし金曜の夜なのに客は我ら4人だけ。

 解散後、コンビニで『刃牙道』廉価版最新刊を捕獲。ホテルの無料24時間アイス食べ放題サービスを満喫する深夜1時。

 緊急事態宣言の有無に関わらず北は福島、南は沖縄まで飛び回る私が岡山で肌身に感じたことがある。岡山のように緊急事態宣言が発令されていない地域の方がパッとしない。景気が悪そうである。要するに、市民の外出や飲食、買物に関して「メリハリ」が感じられない。

 宣言が出ていない以上、店は何の制限もなく営業可能だが、黒霧のごとき顔色伺い気味の自粛ムードが外出と消費を鈍らせている。店にも伝搬する。重く、複雑な気分に駆られる。

 メリハリには定義がない。感覚的な言葉であり、メリハリの感じ方は人によって異なる。昔、どんな大型店も正月3ヶ日は閉まっていた。年中無休、24時間営業など一般的ではなかった。

 超大国による外圧を起因とする法律(大店立地法)施行前はメリハリがあった。消費者が使えるお金の額が増えるわけではない。買いだめするなど、消費や行動にメリハリがあったからである。

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フリードリンク。

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フリーアイス。

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衝撃の10円。

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表町商店街にて。コロナ対策万全。

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ハイボールとサラダ(ポテトフライ)。

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旨し。

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ありったけ。

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ありがとうございます。

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2軒目にて。
posted by machi at 07:46| Comment(0) | 岡山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月27日

第2715夜:岡山ラーメンの定義とは?【岡山(岡山)】

 金八。アラフィフ世代以上の御仁にとっては、真っ先にロン毛に赤ネクタイの熱血教師を思い浮かべるだろう。私(アヅマ47歳)も2020年3月5日14時まではそうだった。

 岡山市内在住のアラフィフ以下かつ老若男女を問わずラーメン者であるならば、金八といえば教師ではなくラーメンを真っ先に思い浮かべるはずである。私も2020年3月5日14時以降はラーメンを思い浮かべるように。

 2020年3月5日13時45分ごろ。私は<金八>へ向かっていた。その数か月前、大学時代か何かを岡山で過ごしていた高校時代の旧友が、私のFBに金八を勧めるコメントを書き込んできた。コロナ禍もあり情報を得てから数カ月が経過していたが、私は片時も忘れることはなかった。

 ネットで場所を調べ向かう。思いっきり目立つ場所に屹立していた。官公庁街でもあり、幹線道路沿いであり、店の前は路面電車が走り、岡山駅から徒歩10分ぐらいであり、近くに岡山県最大最強の表町商店街や天満屋本店が。

 これほどの好立地なのに、なぜか孤高に聳えている。繁華街や歓楽街のど真ん中でもなく、官公庁の中心でもない。エアポケットのような不思議な立地である。

 入店時間は14時。14時半から昼休憩らしくギリギリ。店内はすべて男性の一人客。観光客風は皆無。地元の男性一人客やサラリーマン、ガデン系が中心のラーメン屋にハズレなし。これは天地開闢以来の普遍定理である。

 定番の金八ラーメンが700円。よくわからないが金太ラーメンが800円。そして旧友が勧めてくれていた太肉ラーメンが950円。焼豚ラーメンと同額である。

 太肉ラーメンを大盛(+200円)で召還。卓上のつぼ漬は食べ放題。ニンニク常備も心強い。

 程なくしてブツ降臨。コーンの黄が眩しい。太肉の正体は、豚の角煮。かなり大きい。

 胡椒をパラリし、まずはスープ。……。好きな味である。濃い目で少々甘めの醤油味。啜れば啜るほど、回数を重ねるごとにハマリ度が増しそうなジャンキー系である。

 たっぷりの細モヤシの下にはストレート麺。これぞ中華そば。スープが濃厚なのでストレート麺との相性も良い。

 太肉は柔らかく蕩ける。脂のクドさ皆無。気づけば汁1滴残っていなかった。太り過ぎの私は太肉を齧りながら犬猿雉な桃太郎啜。

 接客も実に好もしい。オープンして何年か分からぬが、風格がある。歴史を感じさせる。岡山ではデミカツ丼にハマったが、金八先生にもハマることオール5である。

 その夜。備前最強最大の表町商店街旦那衆と呑んでいる際、岡山ラーメンの話題を振った。聞かなきゃよかったことも聴かされたが、それはともかく「岡山ラーメン」という定義はないとのことだった。

 私もこれまで岡山市内の数店舗で啜ってきた。何となく共通していると感じたことは、スープが甘いことである。醤油が甘口なのだろうか。金八先生なら教えて下さるだろうか。

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孤高の立地。

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迷わずに、太肉。

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お察しいたします。

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密を避けたゆとりある店内。

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旧友オススメの太肉ラーメン。
posted by machi at 09:55| Comment(0) | 岡山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月03日

第2656夜:違和感の正体【岡山(岡山)】

 商店街空き店舗総合支援パッケージ事業。コロナ禍ゆえ当初よりスケジュールを1年後ろ倒しにしつつも着実に計画づくりを進め、2020年4月以降(コロナ禍以降)も退店数より新規出店者数が上回っている商店街がある。備前岡山最大最強商店街・表町商店街である。

 晩秋の土曜の21時半過ぎ、表町商店街の旦那衆と商店街内のラーメン居酒屋<桃太郎商店>へ向かった。コロナ以降、岡山入りが月1回から3カ月に1回になり、私も久々の突撃である。

 店頭におでん屋台が出現。3人ほどが呑んでいた。若い女性アルバイトが頑張って屋台部分を切盛りしている。ラーメン屋だか居酒屋メニューも大充実である。

 蛸の唐揚、手羽唐、ネギチャーシュー……。ハイボールが進み過ぎるのでメガハイの切り替える。グツグツ煮込まれたおでんの盛合せも味がよく染みて旨い。

 店頭のおでん屋台から見繕ってくれたのだろうか。煙草を吸いに外に出た際に、女性バイトちゃんの背中越しに「寒いのにお疲れさま」と声をかけた。……。無反応。ガン無視。

 一瞬の切なさの後、違和感を感じた。あまりにも微動だにしない。

 前に回り込んだ。……。マネキンだった。マスクしているから余計にリアル。妙に憂いを帯びた表情をしている。お店の看板娘らしいが、賛否両論らしい。

 Y部氏がラーメンを注文した。私はメガハイ数杯とおでんや揚物でかなり満腹気味。ラーメンは余裕でスルーするも、一抹のうらやましさも。

 24時前にお開き。ホテルに戻る道すがら<Cイン>の灯りがついていた。この店には外出自粛宣言発令直前に独りで飛び込んで以来。キープのラフロイグは流されず生きているだろうか。

 店内はキレイな女性が一人だけ。ママと女子会状態で呑んでいる。ラフロイグは残っていた。ママも私のことを覚えてくれていた。

 ママと女性の会話が自然と聞こえてくる。……。ふと、違和感を感じた。ひっかかるワードがあった。「〇〇〇ちゃん」。

 ……。たしか、最後にこの店に訪れた際、店内ガラガラなのに私の隣に座り、喧嘩した彼女に電話するかどうかウジウジ悩みながらもひたすら大声でママや私に大声で恋を語っていたオッサンが「O〇〇ちゃん」ではなかったか…。

 そのことに触れると、その女性はその時の会話に出ていた彼女だった。今もお付き合いされているという。違和感の正体が分かった。私もよく覚えていたものである。

 ラフロイグ2杯呑むと、ようやく小腹が空いてきた。Y部氏が1時間ほど前に啜っていたラーメンを思い出す。30分で切り上げて中央町エリアへ。3連休の初日ゆえか、深夜1時ごろだが人出も多く、タクシーも多い。しかし平日は厳しいという。

 <Y富士>は実食済ゆえ他店にチャレンジ。最初に視界に入った店と決めた。すぐに<麺T郎>という巨大看板が。<桃太郎>からCインを挟んで<M太郎>。日本昔話みたいな気分である。

 店内は酔客や呑み屋のオネエチャン方でほぼ満席。営業時間は夜から明け方。夜しか開いていないラーメン屋に(あまり)外れナシ。客層も期待大だ。お客でひっきりなし。観光客風はゼロ。来店客の注文や足取りに迷いが感じられない。

 イチオシっぽい「みそラーメン」にチャーシュー追加。ぼんやり水を飲んでいると、ブツ降臨。

 眩しい。まずはスープ。……。札幌進化系ほど飛んでいないが、十分に重層的で奥深い。麺とのカラミも良い。チャーシューはバラ。私はロースが好みだけれど、これは完全に好みの差。

 天晴な仕上がりである。麺1本、汁1滴残さない桃太郎啜。冷える夜の酒の〆に無双。深夜のラーメンに違和感なし。背徳感はあるけれど。

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ネギチャーシュー。

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絶品の手羽唐。

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おでんが染みる。

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表町商店街の旦那衆と。いつもの呑みメンバー。座り位置も毎回固定。

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メガハイをガンガン。

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違和感の正体。

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ラフロイグをロックで。

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強そうな店構え。

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違和感ではなく、背徳感。
posted by machi at 07:48| Comment(0) | 岡山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする