コロナやら繁忙期やらで3ヶ月ぶりに浜松市舘山寺温泉エリアへ。3カ月前のランタンで夜を彩るアイデアがいつの間にか本格的に具現化していた。
計7回足を運んだ私の舘山寺ミッション最終回。最後に皆さまで舘山寺エリアのキャッチコピーを再度考える。
スマートインターから5分の近さはウリ。「浜名湖」はどこかに入れたい。舘山寺は「かんざんじ」とひらがなで親しんでほしい。非日常感も加えたい。多様な自分だけの楽しみを選択できることも伝えたい。‥‥‥。混乱してきた。
参加者のおひとり・トゥナイトのママが『なんちゃって舘山寺』と発した(ように聞こえた)。
実にポップではないか。思わず感心すると、「なんちゃって」ではなく『なんてったって舘山寺』だった。ちなみに私とママは同世代。「なんてったって」の本歌取りが分かってしまう。
ミッション後半から、毎回トゥナイトのママが浜松駅まで車で送って下さるように。ノリノリのママのマシンガントークに爆笑していると、あっという間の予定より1時間以上早く到着。
ママに舘山寺再訪を誓いながらお礼を言い、新幹線乗り場に向かう。
改札前に人だかりが。皆呆然とした雰囲気で視線は上目遣い。…‥‥。嫌な予感しかしない。
案の定だった。どこかのバカが新幹線にダイブしたらしく、3時間以上ダイヤが乱れている。せっかく1時間早く着いたのに。
3時間半前に満喫した鰻がまだ腹に残っており、空腹感はゼロ。満腹時に酒を飲んでもあまり美味しくない。駅構内のTリーズでPCシコシコ猿打。ふと気づけばあっという間に2時間経過。
トイレに行くついでに新幹線改札付近へ。駅員さんに尋ねると、2時間に1本程度しかない新神戸までの直通列車(乗換不要)が15分後に入線するらしい。
昔はダイヤが乱れると、殺気立った乗客が駅員さんに詰め寄り罵声怒声が飛び交っていた。令和時代、駅員さんはタブレットでリアルタイムに把握。新幹線がどれだけ遅れて、どこに走っているかを瞬時に把握。便利な世の中である。駅員さんの応対にも余裕が感じられて頼もしい。
慌て気味に荷物を纏めてエクスプレス予約で切符を手配。2時間前に発車した新幹線を予約できるようになっていた。凄まじい技術の進歩。満席を覚悟したが、余裕で悠々と二人掛けの隣がいないシートをネットで確保。タイムワープの気分である。
緊急事態宣言も解除。新幹線改札内もアルコールを販売再開。缶類3本、そして浜松駅弁「餃子弁当」。冷えても旨いというPOPに惚れた。昼は鰻、夜は餃子。2大名物を思う存分である。
乗車成功。発泡酒をカシュっと開けてほぼ一気飲み。2本目の缶チューハイをヤっていると、新幹線は30分で名古屋へ。
駅弁の掛け紙を外す。おおぶりな餃子が10ヶ。静岡らしく「わさび漬け」が心強い。
餃子をツマミに缶チューハイ、缶ハイボール。餃子が無くなれば、わさび漬けで白飯を喰う。最近、シウマイばかり食べていた気がする。たまには餃子に浮気である。
さいとう先生が亡くなられてたら、Gを1巻から再読している。車内で5巻を読んでいるとき、ふと気づいた。餃子の頭文字もG。ゴルゴの頭文字もG。G出生の秘密に餃子が絡んでいるのだろうか。ちなみに私はAである。

