蔵元オーナー差し入れの限定酒をガバガバやりながら、絶品コース料理に舌鼓。ささみにしゃぶしゃぶは生での味わえる逸品だが、さっと加熱することで歯ごたえと旨みが凝縮する。
八戸には平均して月1回ほど訪れている気がするが、来るたびに新しい発見と驚きがある。特に恒例の懇親会席上で毎回驚愕の事実を伝えられる。
八戸周辺は屈指のブロイラー養鶏地域でもある。また、超プレミアがつきそうな少量生産の八戸ワインプロジェクトも進行中であるらしい。
本州最東端といえば、岩手県宮古市。宮古の浄土ヶ浜は三陸どころか日本屈指の初日の出ご来光の地。ところが八戸にも360度ではないが270度オーシャンビューのご来光スポットが存在するという。
私も酔ってウル覚えだが、街なかの至る所に「熱い兄貴集まれ!」というニュアンスの張り紙が現れたという。熱い兄貴。濃厚男汁と薔薇族的香りがプンプン漂ってくる字面である。ちなみにその張り紙には日時も集合場所も書かれていなかったらしい。
270度のオーシャンビューでは、1か所のポイントで会場のサンライズ&サンセットを観ることができるそうだ。これはかなりスゴイことかもしれない。
サンセットと同時にカップルがキスをすると、願いが叶うか何かのいいことがあるらしい。しかし、サンライズキッスはあまり現実的でないという。何故なら、早朝過ぎて女性のお化粧が間に合わないからだそうだ。また、サンライズキッスが実現しても、あまりにも早朝すぎてこの後の行動に支障がきたすことも広まらない理由かもしれない。
では、熱い兄貴たちを集めたらどうだろうか。基本的に男だからそもそも特別な方を除けば化粧に時間はかからないはず。爽やかな朝の海岸で、熱い兄貴たちが集って日の出とともにキス。……。面白いことは面白いが、悪夢のような光景になることも否定できない。
こんな話で盛り上がった後、我が定宿「八戸ワシントンホテル」H本社長と美女で溢れる八戸屈指の高級スナック<ターコ●ズブルー>へ。この店の内装というか、カウンターの使い方がかなりユニーク。
そして3軒目は定員5人の超絶妖艶美人ママのクラブ<●坂>へ。この店の内装も極上中の極上。夜中1時半まで話し込む。
H本社長はかなり熱い兄貴である。しかし、兄貴は男性より女性の方を好まれているはず。熱い兄貴とハシゴする、美女だらけの花園。私は熱い兄貴たちも好きだが、ステキな美女の方がもっと大好きである。
熱いアニキたちかもしれない。
鶏のしゃぶしゃぶ。
最後は<A坂>で。

