2025年12月13日

第3805夜:6年間のまるごと創業プロデュース【宇都宮(栃木)】

 とちぎまるごと創業プロデュース事業。栃木県内の創業支援モデル市町を県が設定し、重点的かつ多角的に創業支援環境をサポートする事業である。

 令和元年度から6年度の6年間、私は最初の3年間(ファーストシーズン)を鹿沼市、小山市、日光市、後半3年間(セカンドシーズン)を栃木市、佐野市、下野市、上三川町の計7市町を担当させて頂いた。コロナ禍を挟んでいるので一筋縄ではなかったが、大きなトラブルもなく(たぶんですが)、6年間完遂することができた。

 創業希望者の個別面談だけでなく、出店前から出店後のサポートも伴走支援。出店の受け皿となる空き店舗調査や不動産事業者ヒアリングと協力の取付、創業者インタビュー、創業塾実践編、バーチャル貸店舗ツアー、フォーカスグループインタビュー、創業相談受付マニュアル整備など多岐に及んだ。

 栃木県内のこのミッション、駅前が最大の集客拠点であり駅から離れるにつれ閑散とするという我が商店街系まちづくり屋の凝り固まった常識が一変された。駅からいくら離れても良い。無料で止められる駐車スペースが充分に確保できるなら。

 平成末期〜令和元年ごろとアフターコロナ時代を比較すれば、従来ほど立地がすべてでな無くなった。SNSの更なる進化である。ただしSNSを使いこなすニンゲン次第である。

 この6年間は我がまちづくり屋生活の中で間違いなくターニングポイントになった。

 令和7年3月中旬。報告書一式を提出し、6年間の報告も兼ねて宇都宮へ。小春日和の暖かさである。久々に魅力的な呑み屋が密集するオリオン通りとその周辺を散策。そして、川沿いの焼鳥居酒屋へ。クライアントの皆々様が慰労会を開催してくださった。

 究極のサプライズがあった。令和元年度からの歴代担当者がそろい踏み。懐かしい以上に、出入り業者の私に過分なまでのお気遣い。ただ恐縮と嬉しさがあふれ出す。

 呑み放題である。私のピッチがハナから加速する。料理をツマミつつ歴代担当者と思い出を振り返る。あっという間に呑み放題終了の時間に。

 外は雨が降っている。日中の暖かさが滅失した氷雨。もう1軒を懇願し、人気の中華料理店へ案内して下さった。揚げそば、餃子、搾菜、ニンニクの芽炒めをツマミに瓶ビール。ボリューム満点で旨い。素晴らしい店である。餃子の大きさが宇都宮でなく佐野餃子を連想させる。

 雨が強くなってきた。タクシーで部屋に戻り、ユニットバスに浸かる。冷蔵庫から缶チューハイとカップ酒を取りだして、買っていた宇都宮駅弁「燻煙香箱」のフタを外す。びっしりと肉が詰まっている。燻製卵も。宇都宮の地酒をヤリながら6年間が走馬灯に。

 翌朝。窓の外は一面雪景色だった。6年間の最後の光景が雪景色とは、オツなものである。 

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北関東最大商店街(たぶん)「オリオン通り」。

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歴代のご担当者様方と。ありがとうございました。

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2軒目。旨しカタやきそば。

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2軒目。サイズは佐野クラス。

posted by machi at 08:28| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月01日

第3785夜:最後の朝のチゲ味噌ラーメン【栃木・小山(栃木)】

 <こまどり楼>。栃木市役所から歩いてさほど掛からない中華料理店である。令和7年2月最終週の夜、この店へ栃木市役所の皆さまと足を運んだ。令和4年度から3年間に渡った我が栃木市ミッション。初めての、そして最後の事務局を担った市の皆さまとの懇親会である。

 この夜が、我が令和4年度からの栃木県ミッションセカンドシーズンの最終日でもあった。小山駅で乗換時間を利用してドラッグストアでビタミン剤を、スーパーで栃木県の地酒を購入して両毛線で栃木駅。両毛線に乗るのも、栃木駅から栃木市役所までの「蔵の街大通り」を歩くことも我が生涯最後かもしれない。感慨深く、踏みしめて歩く。

 さらに栃木市役所は1階が東武百貨店で2階以上が庁舎。16時からのミッションまで15分あったので、東武1階の<日本一>でカレー味唐揚、レバースタミナ揚げ、串焼9本捕獲。真隣の<金谷ベーカリー>で栃木店限定いもフライパンを捕獲する。

 ミッション狩猟後、合流時間まで1階のフードコートで珈琲飲みながらPC猿打。このレポートを書き、報告書一式を提出すれば我がセカンドシーズン3年間、合計6年間の栃木県ミッションが完遂する。

 そして、最後の懇親会会場(こまどり楼)へ5人で。呑み放題コースである。コースの中華料理、どれもめちゃくちゃ旨い。そして、一皿にたっぷり5人分を盛り付けるのですんごい量。とても喰いきらん。あっというまに呑み放題終了。メガハイボールを別料金で追加。

 お開きとなり、我が栃木市若き盟友・M戸氏の代行に便乗してミツワ通りの<ブーザーズ>。私が3年間で最も足しげく通ったバー。常連さんとも話し込む。最後はここと決めていた。ラフロイグ、ギネスをガンガン。日付が変わる前にM戸氏の代行で駅前の定宿へ。

 小腹が空いてきた。しかしコンビニやすき家も面倒。ミッション開始前にカレー唐揚とレバースタミナ揚げを思い出した。佐野と小山のカップ地酒で栃木の最後の夜を満喫する。

 翌朝。酒も残り気味。風呂入って珈琲飲んで少しだけ覚醒。10時前の両毛線で小山駅。腹は減っていない。しかし、二日酔い気味なので何か汁をヤリたい。こんな時、きそばがあれば。

 きそばの出汁は五臓六腑に染み渡る。しかし3年前の小山駅ホームから滅失。時間は10時ちょうど。30分後に東京行きの新幹線は30分後。10時に空いている駅構内……。ロッTリアでもない。Y野家でもない…。<H高屋>である。たしか10時開店だったはず。

 飛び込む。誰もいない。タッチパネルで、「チゲ味噌ラーメン+餃子6ヶセット」。あっさり醤油と迷ったが、寒い朝、これから岡山まで行かねばならぬ。移動中はひたすらPCせねばならぬ。気合を入れねばならぬ。

 ブツ降臨。なかなかの迫力である。小皿の醤油とラー油でタレを作る。まずはスープ…。

 目を向いた。絶品の味噌チゲ。まろやかさと辛さが抱擁。私は酸味のある温かいスープがあまり好きでないのであまりチゲそのものを食べなかった。しかし、門司の至宝<太平楽>の豆腐チゲにハマってから、少々考えが変わってきた。味噌がポイントらしい。 

 卵もいい仕事をしている。大盛かと思う量。辛さより旨さが勝る。胃の奥に火が灯る。何かが私を燃焼している。餃子を箸休めにチゲ味噌。至福の最後の朝になった。

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3年目にして最初で最後の呑み会

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大皿@

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大皿A&B

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大皿C

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大皿D

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栃木市内で最も通った<ブーザーズ>。

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ギネス大好き。

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最後の朝。

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チゲ味噌ラーメン&餃子で6年間の締め

posted by machi at 04:37| Comment(2) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月12日

第3771夜:外と中のギャップ【佐野(栃木)】

 鰻の寝床。入口(間口)は狭いので小さな店かと思えば入ってみると引くほど奥が長い建物を指す。歴史ある地方都市に多い。税金に対する先人の知恵でもある。

 令和4年度から3年間継続した我が佐野創業応援ミッション最終回を令和7月2月中旬に向かえた。感無量。会場に向かう前に、市役所正面玄関出てすぐの<ナカダパン>へ。令和7年1月からドハマリ。ビーフシチューパン、ごぼうサラダパン、プリンパンを捕獲。この店は間口と奥行が想定通りそのまんま。ただしパン製造工房は分からぬので奥が広いかもしれぬ。

 最後の会議の席上、メンバーとの意見交換から、街なかは人が歩いていないのにお店に入ると客がいっぱいなのは何故かと疑問が呈された。私も激しく首肯。

 結論出ぬまま、3年目の最終回にして初の佐野メンバーの懇親会。向かった先は市役所のヒロイン・Y口女史お気に入りの<ちゃこや>さん。

 幹事のY口女史から「生魚多めの店だが苦手はあるか」という趣旨のメールが数日前に届いた。私が絶対に口に入れられないのが脂の乗った刺身。後は豚足やカリっとしていない鶏皮など。まあ、そのような料理が出た時は手を出さないだけ。その旨を返信した。

 当日、体調不良者が2名出現。2人分キャンセルだがこの店は気前よく応じて下さったようだ。入口から奥座敷へ。入口はこじんまりだが、ドン引きなほど奥行きがある。私たちの座敷はたぶん一番奥だが、その途中の座敷やカウンターもすべて満席。

 それほど呑み屋が集積しているエリアでもない。むしろポツンと一軒家。この人気っぷりは何か。とても創業向けでないが、この店も創業してから人気が出て拡張したのかもしれない。

 料理がどんどん運ばれてきた。その瞬間、人気の理由が把握できた。6人の参加者のうち、半数が生魚が全くダメに御仁たち。その方たちには湯葉の刺身だった。私にはあっさりした鮪赤身、帆立、蛸の刺身。〆の寿司も2種類。魚介たっぷり系と、サラダ巻ようなロール系。

 感動。これぞ細かな気配り。呑み放題のグラス交換制でないため、ラストオーダーで私独りでハイボールをラスト4杯。もちろん軽く呑み干し、余っていた生ビールも美味しく頂いた。

 21時頃お開き。宇都宮から佐野へ駆けつけた3名様は帰路に着き、私は市役所のご担当者お二人と両毛線の終電までもう一軒。外は誰も歩いていないが、入ろうとした店はどこも満席。その中で、絶対にイチゲンは気づかない奥まった居酒屋へ。何とか入れたが、カウンターは満席。入って横の部屋にスナックのようなボックス席だけが空いていた。面白い間取りである。

 佐野の地酒を冷やでクイクイ。お通しの5種盛で充分だが、呑まないお二人はその分いろいろ料理をご堪能。話し込んでいたらあっという間に終電。タクシーなら小山まで2万円近く掛かってしまいそう、必死で終電に飛び乗る。さあ、小便を30分間我慢できるか。

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お客の好みを可能な限り反映。

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駅前の夜@

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駅前の夜A

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駅前の夜B

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駅前の夜C

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2軒目へ。

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素晴らしい5種盛。

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イカ焼きは佐野の隠れた名物と思います。

posted by machi at 02:15| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする