とちぎまるごと創業プロデュース事業。栃木県内の創業支援モデル市町を県が設定し、重点的かつ多角的に創業支援環境をサポートする事業である。
令和元年度から6年度の6年間、私は最初の3年間(ファーストシーズン)を鹿沼市、小山市、日光市、後半3年間(セカンドシーズン)を栃木市、佐野市、下野市、上三川町の計7市町を担当させて頂いた。コロナ禍を挟んでいるので一筋縄ではなかったが、大きなトラブルもなく(たぶんですが)、6年間完遂することができた。
創業希望者の個別面談だけでなく、出店前から出店後のサポートも伴走支援。出店の受け皿となる空き店舗調査や不動産事業者ヒアリングと協力の取付、創業者インタビュー、創業塾実践編、バーチャル貸店舗ツアー、フォーカスグループインタビュー、創業相談受付マニュアル整備など多岐に及んだ。
栃木県内のこのミッション、駅前が最大の集客拠点であり駅から離れるにつれ閑散とするという我が商店街系まちづくり屋の凝り固まった常識が一変された。駅からいくら離れても良い。無料で止められる駐車スペースが充分に確保できるなら。
平成末期〜令和元年ごろとアフターコロナ時代を比較すれば、従来ほど立地がすべてでな無くなった。SNSの更なる進化である。ただしSNSを使いこなすニンゲン次第である。
この6年間は我がまちづくり屋生活の中で間違いなくターニングポイントになった。
令和7年3月中旬。報告書一式を提出し、6年間の報告も兼ねて宇都宮へ。小春日和の暖かさである。久々に魅力的な呑み屋が密集するオリオン通りとその周辺を散策。そして、川沿いの焼鳥居酒屋へ。クライアントの皆々様が慰労会を開催してくださった。
究極のサプライズがあった。令和元年度からの歴代担当者がそろい踏み。懐かしい以上に、出入り業者の私に過分なまでのお気遣い。ただ恐縮と嬉しさがあふれ出す。
呑み放題である。私のピッチがハナから加速する。料理をツマミつつ歴代担当者と思い出を振り返る。あっという間に呑み放題終了の時間に。
外は雨が降っている。日中の暖かさが滅失した氷雨。もう1軒を懇願し、人気の中華料理店へ案内して下さった。揚げそば、餃子、搾菜、ニンニクの芽炒めをツマミに瓶ビール。ボリューム満点で旨い。素晴らしい店である。餃子の大きさが宇都宮でなく佐野餃子を連想させる。
雨が強くなってきた。タクシーで部屋に戻り、ユニットバスに浸かる。冷蔵庫から缶チューハイとカップ酒を取りだして、買っていた宇都宮駅弁「燻煙香箱」のフタを外す。びっしりと肉が詰まっている。燻製卵も。宇都宮の地酒をヤリながら6年間が走馬灯に。
翌朝。窓の外は一面雪景色だった。6年間の最後の光景が雪景色とは、オツなものである。
北関東最大商店街(たぶん)「オリオン通り」。
歴代のご担当者様方と。ありがとうございました。
2軒目。旨しカタやきそば。
2軒目。サイズは佐野クラス。

