2020年07月06日

第2479夜:そらいちで朝ラー【旭川空港(北海道)】

 そらいち。2019年度にリニューアルされた旭川空港内のフードコートである。ラーメン店、カレー店、海鮮丼店など8店舗ほどが軒を連ねている。

 2017年度あたりから富良野ミッションのために旭川空港を頻繁に利用するようになったが、タイミングがあまり合わず空港内で飲食したことがなかった。

 2020年1月下旬の激シバれな朝8時前。富良野からバスで1時間かけて旭川空港到着。航空会社の窓口開始時間まで40分の待ち時間。

 前夜(というより7時間前)富良野で濃厚海鮮えび味噌ラーメンを麺1本、汁1滴残さず熊啜。あまり空腹感もないのだが、この日は夕方まで固形物を口にできるタイミングがない。

 私は朝起きればまずは珈琲を飲まねば1日が始まらない。どこかで珈琲を飲むべ。フードコート近くに「朝食やってます」というノボリが。

 「そらいち」初潜入である。入口入ってすぐに「朝ラー」というあまりにも眩しく惹きの強い文言が眼球を叩いてきた。

 フェロモンに吸い寄せられる蛾のごとく近寄る。……。そこは<梅光軒>という梅園。旭川ラーメンを全世界に発信し続けている大名である。これまで新千歳空港店で啜った経験がある。

 朝7時55分から注文可能になる朝ラーは3種類限定。「かけラーメン(具はネギだけ)」500円、「醤油ハーフラーメン」600円、「醤油ラーメン」800円。迷うことなく「醤油ラーメン」である。朝7時55分開店という時間設定も芸が細かい。

 早朝から梅光軒を啜ることのできる有難さ。旭川空港を利用する頻度も増しそうだ。

 私は2番ブザーを手渡されていた。1番ではない。すでに啜っている御仁がおられる。名も知らぬがかなりの実力者かもしれない。麺道の黒帯とお見受けする。

 ブザーが音を上げて震えた。ブツを受け取る。胡椒をパラリし、テーブル席へ。立ち蕎麦屋さんの朝ラーも旨い。しかし、専門店の朝ラーはオーラが異なる気がする。

 まずはスープ。……。動物系と魚介系のWスープが旭川系の真骨頂。全国のご当地ラーメンの中でも私はかなり愛している部類。麺も中太ちぢれで絶妙の絡み。メンマも太い。ネギも朝に爽やか。貴重な1枚のチャーシューをいつくしみながら齧る。

 最後のフィニッシュに向かっていると、もう1枚チャーシューが浮上してきた。思わず笑みを漏らしながらおでこを叩いた。‘やられたね’というボディランゲージである。

 満腹感もどこへやら。汁1滴、麺1本我が眼前から滅失。食器を返却し、航空会社フロントへ。ちょうど営業開始時間に。いいことありそうな、活力に満ち溢れた旭川の朝である。

 フードコートでは3店舗が朝食を展開している。細かいメニューは未確認だが、カレー屋と丼屋だった。次回は朝カレーか、朝丼か。やっぱり旭川醤油ラーメンか。かけとハーフでないことだけは強い確信が生まれた。朝からたっぷりとフルスペックである。

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朝からノボリが眩しい。

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頼もしい朝メニュー。

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夢中で熊啜。

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リニューアルされぐっと便利で豪華に。
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2020年07月05日

第2478夜:サウナとガムテープ〜第12回七厘会〜【札幌(北海道)】

 <東横イン札幌すすきの交差点>。年間150泊ほど全国の東横でお世話になっている私だが、この東横は他にない特徴がある。それは、サウナの併設である(後日、北九州市若松のN氏から群馬県内のT横にもサウナ付きがあるという情報を入手)。

 私が札幌で宿泊する際は、ここ一択である。どうしても確保できない場合だけ他を探す。これまでサウナを利用したことがなかった。利用可能時間は18時から24時。どうしても時間帯が合わないからである。

 中国が旧正月を迎えC国人で狸小路をはじめ街なかが溢れかえる夕方。1週間ぶりに冒頭のホテルへ18時前にチェックイン。2週連続の「七厘会」の開始時間は19時。

 30分ほど余裕が生まれた。サウナのチャンスである。汗をたっぷりかけば、塩ホルモンやアルコールの旨さも倍加するはずである。

 寝間着に着替え、エレベーターに乗ってホタホタとサウナのあるフロアへ。10人は軽く利用できそうなサウナ、私一人の貸切状態という贅沢である。

 まずはまずは10分。汗がにじみだしてきたころに冷たいシャワーを浴びる。水風呂なしは残念だが、贅沢は言えぬ。

 続いて8分。水シャワー後に再度6分。汗の流れが激しくなってきた。毛穴が開いてきたのだろう。日々の不摂生が織りなす老廃物が流れ出す。

 ちょうど1週間ぶりに、厳密にいえば6日と23時間ぶりに<七厘>へ。席も毎回一緒。大賑わいの店内の半分以上がC国人。店の外でも中でも大暴れしている。

 第12回札幌七厘会開催である。新メンバーも加わり8人で乾杯。塩ホルモン15人前からスタートし、メインで10人前。アスパラとラム肉を挟みながら、デザートホルモンを頼もうとしたらついに塩ホルが店内から滅失。鏡月のボトル滅失にも成功。

 やり遂げた感はあるのだが、我らだけの力ではないので残尿感がある。

 途中、N田兄さんとK姐さんも参戦。K姐さん、お着物だったので匂い袋を頭からスポっとかぶる。ポンチョのようだが、キュートな雪だるま状態に。

 今回、もっとも激しく欲したメニューがある。「ガムテープ」である。

 我らの背中側が窓なのだが、北海道では命にかかわるまさかの「一重窓」。そこから隙間風が吹き込んでくる。サランラップみたいな養生あれど、ところどころ穴が開いており隙間から氷点下の冷気が吹き込む。

 幾度となく店員さんとやり取りを重ね、ようやくガムテ―プ入手に成功。全力で養生する。一気に暖かくなった。

 約4時間楽しんだ後は、ススキノの寿司屋へ。ススキノで回らない鮨屋は初めてかもしれぬ。

 地酒を冷やでやりながら絶品の北海の握りを喰いまくる。至福。最後はT橋ご夫妻と話し込む、ホテルにも戻った記憶なし。深夜2時前まで呑んでいた記憶だけ残っている。

 翌朝。超弩級の二日酔い。空前絶後の胃もたれ。まさか、あれからホテル近くの24時間営業<山岡家>でネギチャーシューメンを啜ったのではなかろうか……。

 札幌駅へ向かう地下鉄車内でスマホ画像をチェック。……。<山岡家>には足を運んでいなかった。その手前の<極煮干し本舗>に足を運んでいたようである。

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2週連続ありがとうございました。

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おにぎりも巨大。

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全力で養生。

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ススキノの回らない鮨屋にて。

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焼肉からの、鮨。贅沢の極北。

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危険ゾーン。

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翌朝の絶望。
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2020年06月29日

第2474夜:FEEL THE WIND【富良野(北海道)】(後編)

 シャワーでごしごしと落とし、9人で超満員の<鳥せい>へ。さらに3人が合流。旨すぎフライドチキンとメガハイボール最高。炭焼チキンも絶品。

 2次会は超満員の<ニューラベンダー>で24時半まで。いったん定宿<トマール>のベッドにダイブしたのだが、今日はへそ踊り頑張ったし、怒涛の12連泊最終日だし、自分へのご褒美として<山岡家>でネギチャーシューメンな深夜1時半。

 それからちょうど一週間後。全く同じルート、時間で札幌から富良野入り後、<小玉亭>直行。

 醤油チャーシューメン、塩チャーシューメンに続く気になるメニュー三部作の最終章は「カツカレー南蛮そば」。カツカレーうどんを愛してやまない私にとって外れなしの激惹メニュー。

 外はマイナス10度だがYシャツ1枚で楽勝な暖かな店内でスポーツ新聞を読んでいると、ブツ降臨。ライスを頼まずにいられない。

 七味をパラリし、まずはカレー汁。ド二日酔いの肝臓が喜んでいる。カレーには二日酔いを蹴散らす成分が含まれている(らしい)。トロみあるカレー汁に浸ったカツを齧る。

 ……。ジューシーで甘く、柔らかい。カレー汁の衣をまといセクシーさにクラクラ。すかさずライスで追いかける。……。目を細める。無敵の組合せ。最後は残ったカレー汁にライスをぶち込む王道。外の厳しさ、中の天国である。

 「FEEL THE WIND」も最終回。回を重ねるごとに来街者(特に外国人)がさらに増えてきた。観光協会協力による多言語でのSNS情報発信や市内宿泊施設の告知協力、第1回、第2回参加者のSNS等による情報発信などの効果が出ている。

 当初は外国人観光客に地域住民や商業者と日本文化を切り口に交流を深め、富良野市内および新相生商店街へのファンになってもらい全世界へのSNS発信やリピーター増加、新たな集客効果を期待していた。期待通りの成果が上がりつつあるが、それに加えて観光客同士が交流を深めているという副産物もあった。

 大団円で終了。<フラノバール>でプチ打ち上げ。私は1杯目からハイボールをガンガン。海老と貝のアヒージョ、熱々の激旨。オイルをバケットに浸すと無敵。ペペロンチーノを挟み、親子スパゲティ。親子とは、鶏肉と卵。

 新相生のシンボル「へそ神社(へそ)」には「絆」という意味が隠されている。親子の絆、世界との絆。よって「親子スパゲティ」である。

 2軒目は当然のごとく<ニューラベンダー>。1時間ほど談笑した後は珍しく全員(アキラさんだけでなく4人とも)カラオケ大会モード。

 この店では点数がゾロ目になればママからビールか何かがサービスされる。私もピエール&カトリーヌ♪、サザンウインド♪、セーラー服と機関銃♪などを恥唱。気づけば24時を回っている。

 いつもならフラフラ一人でY岡家に行ってしまう私を止めるためか、すぐ近くの<さいげん>へ。餃子とビールから始め、〆はラーメン。豊富なメニューの中からAキラちゃんオススメの「濃厚海鮮えび味噌ラーメン」。確かに濃厚で海老風味ばっちりで旨し。汁1滴残さず熊啜。

 夜中1時が近づいてきた。我ら4人はカウンターで談笑しており、そろそろお開きという頃合いに、マスターが「一つ質問していいですか?」。

 同行氏たちも何だろう?でもどうぞ?という感じで頷き返す。するとマスターは「このあたり(店周辺)はあまりお客が歩かない。どのような導線計画が望ましいか」と泥酔気味の深夜1時前にいきなりガチな質問をぶっこんで来た。

 全員黙り込む。沈黙に絶えきれず私も苦しい答えを絞り出す。答えになっていない答えだ。

 外はマイナス10度以下。シバれている。約2週間のフィール・ザ・ウィンド(風を感じて)。達成感と満足感が心地よい。暖かな定宿に新雪を踏みしめながら戻る。フィール・ザ・スノーウインド(吹雪を感じながら)。

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旨すぎるチキン。

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2軒目は当然<ニューラベンダー>。この夜は満席。

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深夜の背徳。<山岡家>のネギチャーシューメンは我がソウルフード。抗えぬ。

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カツカレーうどん(そば)は我が大好物。

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ヨイショ〜!

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ますます弾む国際交流。

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<フラノバール>にて。

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親子スパゲティ。

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2週連続の<ニューラベンダー>。

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濃厚海鮮えび味噌ラーメン。
posted by machi at 09:00| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする