2024年05月26日

第3425夜:力強すぎる北国の回転寿司【札幌(北海道)】(前編)

 <活一鮮>。私が札幌で愛してやまない「回転」寿司である。

 独り<七厘>を堪能した札幌の夜。巨大おにぎりでかなり腹は張っているが、時間はまだ19時。もう少し飲みたいが、札幌市内で2軒目に相応しいバーやスナックを全く知らない。知らないというより、忘れてしまった。

 大通りからススキノまで腹ごなしに散策。私が住んでいた四半世紀前、これほど店は多かったか。垢ぬけぬイメージが、今は店や街のセンスは日本屈指。エネルギーに満ち溢れている。

 某巨大中古書店でグルメコミックを200円で購入。ブラアヅマ効果か、小腹が空いてきた。

 先ほどはシメですじこおにぎり。海鮮モードが高まっていた。刺身ではない。炉端でもない。寿司。しかし、ススキノで寿司屋はどれほどトラれるか分からない。

 <七厘>に独り通っていた20年前、同様に札幌に行けば必ず通っていた回転寿司を思い出す。<活一鮮>。七厘から歩いて3分ほど。

 このバカブログの超初期である第2夜(2010年6月頃)がこの店。タイトルは「力強い北国の回転寿司」。第1夜は真剣にまちづくりをテーマに絞ったブログ宣言だったのだが、いきなり第2夜目にこの店の感動を熱筆。以降、すっかりバカブログ路線となり3000回を超えた。

 屋上に観覧車があるアミューズメントビル地階。店の前は並んでいる。番号札を取る。5組待ち。ベンチに座ってぼんやりしていると、店員さんが番号札を呼ぶ。ピクリとした。店員さん、最初から英語で呼びかけている。私の前の4組、すべてC国人だった。

 私は独りゆえ、それほど待たずに呼ばれた。何故か私の番号は日本語で呼びかけられた。指定されたカウンターに座る。私の隣は中国人カップル。そのカップルが店を出た後に着座したカップルも中国人だった。

 注文はすべてタッチパネル。地酒もあったが、面倒なので日本酒の熱燗を2合。銘柄分からぬが、私のバカ舌には何でもよい。

 塩ホル&ラム肉&巨大おにぎりの後。豊富なメニューからテーマを持って選びたい。ずばり「北海道」。道外産はすべてスルー。3〜4皿注文し、日本酒2合で切り上げる作戦を立てた。

 結論から申し上げる。目も眩むのような北の海の宝石に魅力に乾杯。結果、皿10枚に日本酒4合となった。

・函館産朝採り生真いか2貫(山わさび)

・宗谷産活たこ(ポン酢)2貫

・活ほっき貝2貫

・ほっき貝ひも2貫

・炙り北寄塩バター2貫

・白つぶ貝塩レモン2貫

・厳選たらこ2貫

・ほっきサラダ軍艦巻2貫

・生いくら醤油漬(おつまみ)

・山わさび鉄火巻6切 〔次夜後編〕

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地下1階。

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風格。値付けの端数が回転寿司の矜持。

posted by machi at 10:21| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月25日

第3424夜:孤独の塩ホルモン【札幌(北海道)】(後編)

 スマホで塩ホルモン3人前、ラム肩肉1人前、カットレモンを注文。目の前に七厘がセットされ、肉とレモンが運ばれてきた。

 小皿にレモンを絞って味変アイテムに。絞った残りはそのままグラスへ。エコである。ロハスである。

 まずは塩ホルから。3〜4切れづつ焼く。最近の七厘会ではプロ並みの焼手が参加しているので自分で焼く機会も減った。片面だけ焦げ目が少しできるぐらいが好みだ。

 まずはそのまま…。旨い。レモンをチョン付け…。旨い。鏡月が合う。甲類焼酎など北海道以外で呑もうとも思わないが(ホッピーの中は別格)、北の大地は甲類が、鏡月が相応しい。

 塩ホル、素晴らしい酒のツマミである。量も多く、チビチビと焼いていたらそれだけで1時間も経過した。

 店内の男性3人組は明らかに私より年輩だが、ひたすら芸能人の話をしている。ラフな服装。どこかのイベント会社だろうか。男女2人組は明らかに不倫っぽい。そこそこ大きな声で下ネタを話している。

 普段は他の客の会話など耳に入ってこないが、独りでスマホも見ずに飲み食いしていると耳になだれ込んでくる。すると、1人の男性客が入店。かなり慣れた感じである。私も独り。その背中を眺めながら、同好の志士に乾杯する。

 ラム肉が残った。ライスで喰いたいが、そのままでは芸がない。

 ふと思い出した。七厘会メンバーがこの店で注文する巨大おにぎりのことを。大きすぎて箸で食べるしかない。おにぎりの具の影響が及ばない白地地帯はラム肉で味わおう。

 焼く。タレにつける。おにぎりにチョン付けし、口に…。野趣溢れる風味とコクのある脂が口の中で広がった。すかさずおにぎりの白飯部分で追いかける。思わず目を細める。

 おにぎりの具は「すじこ」。札幌に住んでいた30年前、すじこどころかいくらも食べられなかったが、いまや大好物。北海道らしさも味わいの一つ。ラム肉を食べ終え、残ったおにぎりの残骸を手にして喰い切った。

 残った鏡月ボトルはトートバックに入れてお会計。滞在時間は80分ほどだったか。七厘会では3〜4時間滞在する。お会計は、七厘会の独り分とほぼ同じ。

 独りでも旨かったが、何か足りない。巨大おにぎりが来ても、1杯目から鏡月ボトルでも誰も突っ込んでくれない。最早、七厘は私一人で楽しむのではなく、仲間と満喫すべき至高の存在へ昇華していた。

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まずは3人前。

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のんびりプシプシ焼く。

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巨大さがあまり伝わらない。

posted by machi at 06:53| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月21日

第3423夜:孤独の塩ホルモン【札幌(北海道)】(前編)

 「狸COMICHI」。屋台風の飲食店が十数店舗入店している北海道の須弥山・狸小路に誕生した新シンボルである(たぶん)。2023年10月上旬、「1周年」という垂れ幕が掛かっていた。

 その3週間ほど前、3年半ぶりに札幌中心部(狸小路〜すすきの)に足を運んだ際は、愛するメンバーと「七厘会」を決行。その時は次回の札幌入りを見通せてなかったが、航空機等の諸事情で急遽札幌で宿泊することに。多忙極まりない七厘会メンバーへの声がけは憚られた。

 年1回、または十分に間隔を開けて半年に1回程度ならメンバー(北海道商連&札幌市商連青年部)も笑顔だろうが、毎月ペースなら辟易されるだけ。独り吞みメシすべくススキノの定宿を出て狸小路方面へ。ススキノは店が多すぎて迷う。狸小路あたりがフィットする。

 ジンギスカン、海鮮、寿司、炉端焼、お好み焼(広島風)、たこ焼、中華、べトナム、ラーメン、ステーキ…。ほぼすべての飲食業種が狸小路にも揃っている。

 この十年ほど、札幌で泊まる際に独り吞みなどすることなく、ほぼ100%近い頻度でメンバーと<七厘>だった。いざ独り吞みをしようとしたら、店が定まらない。

 冒頭の「狸COMICHI」にも入ってみた。行列の店もある。観光客より地元が多そうだ。構造、レイアウト、スペース活用など某市場の某プロジェクトにも少し活かせそうである。

 狸小路を一丁目から七丁目まで歩く。外国人観光客(90%はC国人)で溢れている。歩き疲れた。この日は朝飯しか喰っておらずかなりの空腹。そろそろ店を決めたい…。

足 は、自然に<七厘>へ向かっていた。この店は地元率が極めて高く、観光客は国内外問わず少ない。私が初めて店に入ったのが恐らく21歳か22歳の頃。四半世紀以上通っている。当然に、3週間前も足を運んだ。賑やかすぎる外国語をあまり耳にしたくない。

 店内へ。独りと告げた。笑顔で通された。すでに明らかに地元風の2組が煙を上げている。独り七厘、前職の神戸新長田時代以来。恐らく20年ぶりぐらいか。

 QRコードをスマホで読み込んで注文するのだが、1杯目のドリンクは口頭で。生でもハイボールでもチューハイでもなく、いきなり「鏡月」。それも720mlボトルで。

 独り客の振舞ではない。それでも若い美人店員さんは1oも動じることなく、ほんのわずかの間もなく笑顔で承って下さった。プロである。

 店頭の提灯にはジョークで「塩対応」とあるが、1gもしょっぱさは感じない。厨房の方もホールのバイトさんも、恐らく私が通い始めたころはまだ生まれていなかった御年ごろ。時の流れの速さに引いてしまう。

 1杯目からグラスに氷、鏡月、水を入れてグビビビビ。呑み放題なら90分2000円。鏡月は飲み放題ではないけど1680円。まあ、飲み放題みたいなものである。〔次夜後編〕

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すすきのの旧ロビンソンも一から完全に建て替え。

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豪快な「空き地」。

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狸小路の新たなシンボル?

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参考になります。

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世界で一番好きな店かも。

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こんな塩対応なら大歓迎。

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ひとりで鏡月ボトル。北海道は何故か「鏡月」が主力。

posted by machi at 10:02| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする