梅干。腸内環境改善、便秘、肥満、殺菌など食品業界最強級の効能を誇る奇跡の食品である。ただ、普段私は口にすることはめったにない。年2回の紀州田辺訪問を除いては。
田辺と御縁が始まったのが2010年。2014年ごろから秋の2回訪問が完全に定着。私にとっては秋の風物詩である。
日中は真夏だが日が沈むと涼しい風が心地よい10月に逢魔が時。11ヶぶりに紀伊田辺駅の改札を出る。定宿(Aルティエホテル)へ向かう途中、駅前商店街に新店舗がガンガン誕生していることに気づく。そういえば、特急車内も駅構内のコンビニも外国人たっぷり。それを見越したようなカフェバーや朝食のお店など、南国的な垢抜けを感じさせる。
荷物を解いて商工会議所へ。打合せや準備して田辺創業ゼミ2025、全5回目の1回目スタート。おそらく私は11年連続で初回を担当。前半は私の前説漫談、メインの後半は創業経験者2名と私との対談形式トークセッション。今回はIT関連とDJバー&カフェの創業者男性。お二人とも圧巻である。毎年だが、聴き手の私が掛け値なしに聴き惚れてしまう。
年2回の田辺の夜。どちらも創業40年超えの居酒屋<きまま>にキマっている。ママが私の太り過ぎを心配していたらしく、11カ月ぶりにさらに太ったボディを披露する。
初回(10月)は21時半から、2回目(11月)は18時から宴が始まる。N本氏&Y崎氏の会議所コンビは初回の不動レギュラー。ゲストとして地域おこし協力隊としてで南紀みらい鰍ノ所属する堺出身の20代男性も参戦。
しゃべり、聴き倒した後は生ビールが染み込む。数杯の生の後は、ママの自家製梅干を落とし込んだ麦焼酎の炭酸割り。この夜も軽く10杯は呑んだ気が。
太りボディの加速剤である揚物(コロッケ・唐揚・たこ焼・アジフライ)、鮮度最高のイサキの刺身、破竹&蒟蒻煮、煮卵、自家製らっきょ、白菜の古漬…。酒に合い、飯に合う。至福の時間はあっという間。気づけば24時半に。
年2回の田辺入り、そして<きまま>入り。毎年ママにお願いしていることがある。ママ自家製の梅干のテイクアウトである。平成以降は絶滅した強烈に塩しょっぱい梅干。今回(令和7年)は大粒と小粒の両方である。小粒はフリスク代わりにしてみようか。
焼酎に落として良し、熱々のパック飯に落として良し(炊飯器がありませんので)、チビチビの酒のツマミにしても良し。
梅干は究極の健康食であるらしい。ただし私の場合は健康にアシストした用法ではないだろうけど。来年も梅干を受け取れるように精進せねば。
店を出てから猛烈な便意に急襲された。括約筋をフル活用してマンホールを梅干のように収縮させながら定宿へ向かった。
欧米系海外観光客が目立つ田辺駅前商店街。
2025年度のキックオフ。
今年も<きまま>へ帰省。
生が染み込む。
焼酎を甕からヤマちゃん。
私が愛してやまない「きまま梅干麦焼酎ソーダ割」。
大粒と小粒をゲット。

