日本×ドイツ。カタールW杯で世界中のサッカーファンやにわかたちの度肝を抜いたジャイアントキリングな一戦である。勝利の要因は様々に挙げられていたが、世間的に報道されていない勝因も隠されている。
田辺創業塾最終回がドイツ戦当日に開かれた。メイン講師は長年お世話になっているY本中小企業診断士。私は最終のオプションな貸店舗ツアーガイド。金融公庫のK城課長も1年ぶりだが、行きつけのスナックで働く女の子を同伴していた。創業塾同伴に度肝抜かれる。
私が担当の貸店舗ツアー、参加者は皆さん熱心である。移動中相談を受ける。おにぎり居酒屋で創業を目指す女性に全力でアドバイス。
定宿チェックイン後、Y本先生とブラブラ歩いて<きまま>へ。T中理事長をはじめ田辺創業サポートメンバーに加え、K城課長と美人の同伴女性も打ち上げに参戦。
商店街理事長、まちづくり会社専務、商工会議所部長、政策金融公庫課長、中小企業診断士、ヨゴレまちづくり屋(アヅマ)…。私を除けば錚々たるメンバーが一人の会員制バー創業希望美女に全力で2時間ほどアドバイス。金額に換算すればいくらか分からぬほど高額だ。
宴もたけなわに近づきだしたころ、創業希望美女は会員制バーからいきなり「Eカップラーメン屋」をヤリたいと言い出した。おっぱいをプルンプルンさせながら湯切りするらしい。
私は券売機にラーメンでなくEカップの子の名前と胸アップのTシャツ写真をボタンにするようアドバイスした。
休みなのに貸切で開けてくれた<きまま>ママにお礼を申し上げ、2軒目のスナックへ。6周年らしく、シャンパンを頼まれた。応えねばオトコでない。値段を確認することは野暮の極み。
このお店、カウンター越しにママを含め巨乳が4人。2軒目も同席した創業希望美女、この店でもEカップラーメン屋の話を全開。ちなみにこの美女、新地や銀座のクラブで働き、カナダのトロントでも仕事経験ありな才女。なぜか田辺で創業を考えているという。
ちなみに彼女はEでなくDとおっしゃる。ちなみに私はCに近いBぐらいか。オッサンだけど。
K城氏がサッカー日本代表戦をスマホで見始めた。後半で、日本は1点差負と善戦していた。
胸よりもお尻に自信があるというカウンター越しの巨乳美女の一人が私に背を向けた。隣のレディがスカートを捲る。黒レースのTバックが出現。
お尻美女は「えぃ!」と念をカタールに送った。同行氏たちも「ウォ〜」と拍手。すると、日本チームの誰かゴールを決め同点に追いついた。田辺から念が届いたのか。お尻パワー、すごい。
店内にはカラオケ用と思しきスクリーンが4,5台も。ママにサッカー中継を写せるかお願いする。しばらくして、店内の至る所にグリーンのピッチが。スナックがスポーツバーに早変わり。
私はお尻ちゃんに、更なる勝利祈願の念を送るようにお願いした、お尻ちゃんは「エィ!」と何度も眼前の私を通してカタールに念を送り続ける。店内はカタールの観客席に負けないほどの歓声と声援。すると、日本代表のどなたかが勝ち越しゴールを決めた。
開いた口、もとい開いたお尻がふさがらない。お尻ちゃん、日本代表の女神ではないか。
我らの延長戦も終了。ママからお会計伝票を手渡された。思わず目を向いた。そういえば、周年のシャンパンを開けたことをすっかり忘れていた。
日本代表チームはドイツ相手に歴史的勝利。田辺創業支援代表チームはロスタイムにオウンゴールで敗退である。
パンダ特急でいざ南紀へ。
<きまま>で1次会。
スナックがスポーツバーに。