2025年01月15日

第3581夜:6時間ハイボール【守山(滋賀)】

 ヒアリング。私の生業上、商業者、賃貸物件オーナー、不動産会社、住民の皆様方からお話をお伺いする機会は多い。私のボンクラ頭では思いつかない着眼点に毎回ハッとさせられる。

 5月から6月にかけて1か月内に3回も近江守山へ足を運ぶ機会を頂いた。うち2回がヒアリング。7名の方からお話をお聞きすることができた。

 3回のミッション終了後の呑みの1軒目はすべて守山駅前の超人気店<魚丸>。2階もありかなり広い店なのだが、入れないこともしばしば。

 この店では1杯目からメガハイボールを痛飲する。みらいもりやま21の石Gゼネラルマネージャーがメガハイしか呑まぬゆえ、私だけでなく同行氏もみなメガハイになる。

 6人でメガを痛飲しながら、ここは高知かと思わせる鰹の塩たたきに舌鼓。守山産の野菜天ぷらや琵琶湖の面する街らしく稚鮎の佃煮、ごぼう唐揚など何を食べても絶品。

 中でも私の圧倒的なお気に入りが「黒豆クリームチーズ」。これだけは私一人で一皿キープする。無限にメガハイが進む。

 3度目の魚丸の夜は、中心市街地から数年前に郊外へ移転された鉄人M谷氏も参戦。

 この日、ミッション終了後から魚丸が開店する時間まで、石G氏に守山市郊外の商業施設や謎の森林公園等をご案内頂いた。その過程で鉄人のお店へ立ち寄って奥様や娘様にご挨拶。そのまま石G氏は鉄人を拉致。魚丸へ向かった。

 1軒目でかなり喰って呑んだ。この日はみらいもりやま21にバイト入社した現役大学生の歓迎会。事務局紅一点の美魔女・Nミ氏が華を添える。

 ちなみにこの大学4回生、2カ月運動して20sも痩せたという。私のようなオヤジとは代謝が違う。ただし私は何の運動もせず日々鯨飲馬喰しているからだけど。

 神戸に帰らねばならぬ故、2軒目は駅前の2軒並ぶラーメン店のどちらかでシメて帰神するのが我が公式。しかしこの夜は、朝一番にヒアリングさせて頂いた魚丸の隣の人気焼肉店<結>へ5人で。同行氏たちは引き気味だが、私もまだ枯れるわけにはいかない。

 メガじゃないハイボールをヤリながら焼肉をツマみ、生センマイ刺やミノ刺を満喫。バイトの別嬪さんが我らと一緒の大学生と同級生か何か。世界は狭い。

 酒を飲み慣れていない大学生クンはなかなかのカラミ酒。四半世紀以上年下の大学生に絡まれつつ最後は<天下一品>。ハイボールとポテトフライでスタート。最後はニラにんにくラーメンのスープ増量でフィニッシュ。ポロシャツはこってりスープのハネだらけに。

 駅改札直結のコンビニで缶ハイボールを買う。三宮までの80分の独り無聊を慰めるために。しかし、別れたはずのカラミ酒クンが何故か隣にいる。何か話しているが、頭に入ってこない。カラミ酒クンは草津か大津かで降り、私はそのままハイボールを呑みながら爆睡。

 下車予定の三宮で目覚めた。寝ている時に夢でビクっとして、手にしていた呑みかけ缶ハイボールを思いっきり首筋からYシャツに自分自身でぶっかけていた。隣に座る女性にかからなくて安堵。かけていたら、もはやテロである。

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琵琶湖畔にて。

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数日前とデジャブな鰹の塩たたき。

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琵琶湖の魚(たぶん)。

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最強の守山名物「枝豆クリームチーズ」。

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2軒目は焼肉屋さん。

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オーナーからの差し入れ。

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まだまだ喰う。

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火事寸前。

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3軒目はテンイチ。ポテトフライとハイボールから。

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ニラニンニクラーメン。

posted by machi at 07:39| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月13日

第3579夜:修道院の白ワイン【守山(滋賀)】

 『天使にラブソングを』。1990年代に放映されたU−ピー氏主演の大ヒットコメディである。舞台は教会。シスターたちがゴスペルな聖歌隊を結成し大活躍する。私はリアルタイムで見ていないが、TVロードショーで観た。定期的に再放映される。何度見ても傑作である。

 その作品の「2」をTV録画で観た翌日。滋賀県守山市へ。私が生まれる前から屹立する老舗レコード店、2012年に創業された西欧料理店、2017年に創業されたワインショップの3店舗を訪問。店主からヒアリングする機会に恵まれた。

 老舗レコード店経営のK田氏は銀座商店街の理事長。私も十数年前にご挨拶した記憶が濃い。理事長は私の名前と顔を覚えて下さっており感激と恐縮である。

 お客がひっきりなしである。しかし、客層は明らかに高齢者。理事長曰く、令和の若い人は、CDが何か知らない人もいるという。思い当たるフシがあった。

 私が学生の頃、タワーレコードやHMVは流行の先端だった。それから四半世紀が発ち、それらのサウンドショップから足が遠のいていた。

 40代後半のある日、神戸三宮駅前商業ビル9階にあるシネコンで映画を観ようとチケットを買った。入場開始まで30分ある。そのビルの3階下がタワレコ。四半世紀ぶりに足を運んだ。

 異世界と思った。店員さんは皆さん若いが、店内の客はご年配ばかり。明らかに40代後半の私が一番若い。平積みされている特集も1970年のヒット曲や80年代のリバイバルなど。

 私より2回りほど若い人とたまにミッション終了後の呑み会で話す。音楽の話題になった時、CDを買ったことのない若手が多いことに驚いた。そもそもCDをプレスせず配信限定も普通という。昔、CMなどでは「好評発売中」だったが「好評配信中」に変わっていた。

 配信など全く経験のない私には火星語。ゆえに、今でも欲しい曲があればCDを買う。ウォークマンもサブスクでなくCDをパソコンから取り込むタイプ。いつ製造中止になっても良いように、新品の予備を購入している。

 3軒目のワインショップでヒアリング終了後、ワインを1本買って帰ることに。私が選んだのは、修道院で作られた白ワイン。イタリアのラッツオの修道院らしい。

 このワイン、3週間前にみらいもりやま21の石G氏らと事務所呑みした際、彼がこのワインを購入していた。素晴らしく美味しかった。

 普段は500円前後のワインしか飲まぬバカ舌の私だが、このワインはその7倍。しかし店でボトルで頼んだら万は下らないだろう。前日に『天使にラブソング2』を観ていた影響もある。修道院と教会の区別もついていないけど。

 18時過ぎから駅前の超人気居酒屋でプチ呑み会。鰹塩たたきなどでメガハイボール痛飲。

 守山駅前は『天下一品』が以前から屹立。守山で呑んだ際のシメに外すことができない。3週間前はこってりラーメンの特大にチャーシューを追加し、スープを大盛に。

 今回は、その真横にオープンしていた『M岡商店』。〜家なら「横浜家系」であり、〜月なら「酒田系」、そして〜商店は「和歌山系」のイメージある。ハイボールを石Gとヤリながら肉増し中華そば。生卵入りかつ醤油も甘めゆえ、和歌山系でなく徳島系か。

 石Gと別れ、駅のコンビニで缶ハイボールとバーボンなどを買う。守山から新快速で三宮まで80分。独り3次会である。

 駅のホームで20分待つ。ところが20分経っても電車が来ない。

 放送が流れた。守山の手前で鹿を引いたらしく、その撤去作業で大幅に遅れるという。逆方面はバンバン電車が走っている。私のホームは何もこない。結局45分ホームで待ちぼうけ。 

 イライラしてはならない。隣人を愛さねばならない。私は修道士の気持ちになり、鹿の冥福を祈った。無神論者だけど。

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中山道のワインショップ。

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ここは高知か?鰹の塩たたき。

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ドはまりした黒豆クリームチーズ。

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和歌山系?

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待てども来ず。

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イタリア・ラッツオの修道院の白ワイン。

posted by machi at 04:51| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月05日

第3574夜:黒豆クリームチーズ【守山(滋賀)】

 魚丸。守山駅前の超人気居酒屋である。2024年5月上旬、その<魚丸>の前をスタートし、久しぶりに守山市中心市街地をMM21石G氏のご案内で視察した。

 いくつものビッグプロジェクトが進行中だった。超大企業の進出も相次ぐ。街の開発の勢いはコロナ明けでは札幌・福岡レベル。

 私が守山と最初に御縁を頂いたのは2010年。15年経ち、明らかに人通りも増えている。垢ぬけたお店が激増している。駅近くのキャバクラビルもすべて満室になったそうだ。

 たっぷり4時間を超すミッション終了後、中山道沿いにあるMM21本社でプチ呑み会。駅前の24時間スーパーへ材料を買い出しに向かう。

 途中、数年前にオープンしたワインショップで石G氏はオーナーおすすめの白ワインを1本購入。ヨーロッパのどこかの国の修道院で作られたという。

 2024年になってからワインに少し目覚めた私。楽しみである。ただし私は400円〜700円までのワインがほぼ100%。彼が仕入れた4000円ワインなど呑んだことがない。飲食店なら12000円はするだろうから。

 スーパーの総菜をツマみながら缶ビールをやっていると、誰かが入ってきた。魚丸の店員さんだった。この夜、50人近い予約が入って満席だったらしく、故に予約できなかったという。そのお詫びとして出来立ての料理を差し入れして下さった。それもたっぷりと。

 まだ温もりがあるチキンステーキ、味加減が最高過ぎる出汁巻玉子、いくらがたっぷりトッピングされた黄色いポテトサラダ、そしてクラッカーが添えられた黒豆クリームチーズ…。

 猛烈な驚愕と感動を覚えた。どれも旨すぎの中で、黒豆クリームチーズに舌が震えた。甘みが底にあり。大好きな味。修道院の白ワインは冷えていないが、キリリとしたシャープさ。歴史ある修道院ワインは常温でこそ歴史も味わえる。至福である。

 缶ハイボールなども痛飲しながらも談笑。石G氏の右腕的存在の石D女史も交えて。女史はご近所にお住まいらしく、ソースやしょうゆなども自宅まで取りに帰って頂いた。

 石G氏が私との思い出話を画像を観ながら話す。バル、邪馬台国守山説と卑弥呼コンテスト…。某温泉地や某スナックにおける私の彼への暴虐非道も。十数年前に京都新聞に私が大きく顔写真入りで取り上げられていた記事も見せられた。掛け値なしに1oも知らなかった。

 時間は20時半。酒も無くなった。お礼も兼ねて駅前の<魚丸>へ。まだ満席だったが外のオープン席が開いていた。通りがかった私も旧知の焼肉屋のオーナーも交え4人で乾杯。私はメガハイボール。ツマミは先ほど猛烈に感動した黒豆クリームチーズ&クラッカー。

 この夜は終電で神戸に帰らねばならない。守山に向かう朝の電車内から、帰る前のシメは駅前の<天一>でこってりラーメンと決めていた。ところが、テンイチの真横に新たなラーメン店がオープンしていた。外観や屋号から和歌山系と見受けられる。

和歌山系も大好物で迷ったが、<天一>で初志貫徹。3人で再度アルコールでこの日何度目かの乾杯。私はこってりラーメン特大にスープ増量、さらにチャーシューを追加トッピング。

 大満足で店を出る。駅のコンビニで500円ほどのオーガニックな赤ワインをボトルで購入。ホームに行くとちょうど終電が入線してきた。このまま三宮まで約80分。ガラガラの車内で座った瞬間に寝落ち。気づけば三宮の手前。危なく乗り過ごすところだった。

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みらいもりやま21本社にて。

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駅前の<魚丸>にて。黒豆クリームチーズにドハマリ。

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守山の至宝。

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全部大盛り。

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開栓することなく寝落ち。

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懐かしい。

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知らなかった。

posted by machi at 08:56| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする