2023年06月11日

第3187夜:キャバクラの明細票【守山(滋賀)】

 キャバクラ。最近はクラブやラウンジとの名称使用差異やシステム等も境界が滅失しつつあるが、不肖・アヅマも20代の頃はお世話になった魔性の宮殿である。

 1月下旬の土曜の夕方。栃木県小山市サムライ4人衆と神戸新長田からJRで滋賀県守山市まで。守山駅前<ベッセルイン>チェックイン後、「No!と言える男」こと鰍ンらいもりやま21石Gゼネラルマネージャーと合流し、駅前の<魚丸>へ。翌朝に小山チームの守山研修本番だが、その前に懇親会を決行する。

 メガハイをやりながら魚料理に舌鼓。石G氏の話に小山チームは聞き入り、感じいり、呆れている。石G氏とは年に1度会うかどうかだが、私の弟子筋といえ少なくとも2010年にフリーになった私の恩人の一人であることは間違いない。堂に入った彼の成長ぶりに目を細める。

 石Gは2次会を仕込んでいた。キャバクラのVIPルームを貸切に。我らオヤジ6人すべてに美女が付く。皆さん、セクシーなたたずまい。谷間の深さは大陸棚からマリアナ海溝まで様々。

 私の横に座る美女はトークも軽快だが、どう見ても見た目は二十歳ぐらい。レディの多くが現役大学生で、3カ月後に社会人になる美女多数。令和の女子大生は見事な社会純応力である。

 私は石Gの「No〜!」を無視し、時間の延長、女の子のドリンク呑み自由、指名の3大暴挙モードを発動。24時近くなり、お会計。少し目を剥いた。

 カードで支払った際、領収書だけでなく、何か細かく書き込まれたびっしり長いレシートのようなものを手渡された。その際は特に気に留めず店を出た。

 我ら6人はコンビニ組と天下一品組に分裂。私はもちろん天一組。その中でも一番パワーがありそうな「ネギ豚トロチャーシューメン」スープ大盛り。あんまり覚えておらぬが、ビールも頼んだかもしれぬ。そして、漢気ジャンケンで負けた(要するに支払いを免れた)ことは覚えている。

 私は4人以上でのジャンケンは掛け値なしに勝率98%を超えているはずである。何故なら、4人以上における勝利の方程式を体得しているから。その方程式についてはこのバカブログの中で何度か触れているので割愛する。漢気ジャンケン(要するに負けるが勝ち)は、その逆をすれば良い。ただ、久々だったのでうっかり普通に勝ちそうになったけど。

 翌朝。酒が残り気味。机には金が散乱。お釣りなどを財布に入れずポケットに突っ込んでいたのだろう。その中に、レシートらしきものが。何気なく目をやると、キャバクラの明細票だった。

 目が覚めた。キャバクラの会計などあってないようなブラックボックスと思い込んでいた。

 この店を予約したのは‘ゴールド会員’の「りょうちゃん様」。最初からキャストの「かれん」指名とある…。この野郎。

 誰かが指名したキャストの回数やその料金単価が記されている。そして、「りょうちゃん様」ご指名「かれん嬢」に関する経費が群を抜いていた…。この野郎。

 テーブル量、ドリンク量、サービス料、指名料、延長料金が記され、会員割引もあった。りょうちゃん様こと石G氏、キャスト(レディ)のドリンク注文を全力で拒否する叫び「No〜!」を発さない代わりに、支配人だかを呼びつけてねちねちと説教していた。

 12年前の彼は1杯1000〜2000円程度のキャストのドリンク注文を「No〜!」と拒否していたが、成長と研鑽を重ね、支配人だかにねちねち小声で説教することでドリンク1杯の値段の10倍程度の値引きに成功していたことが明細から読み取れた。

 冷静に明細を確認すると、素晴らしいほどに良心的で誠実なキャバクラ(クラブ)であることも分かった。そして、石G氏の成長っぷりも。

 朝食会場へ。朝食チケットを貰っていたので1階のベーカリーカフェへ。店内の好きなパンを2ヶ選ぶことができる。ドリンクやスープやサラダがついて880円均一。その際、値段が同じならパンの単価が高い2品を選んだ。私の脳内明細のセコさである。

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1軒目。

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2軒目。

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3軒目。

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翌朝のBセット。

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2種類をチョイス。

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私の選択。

posted by machi at 04:33| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月07日

第2537夜:アヅマブランド?【守山(滋賀)】

 似顔絵。人には似顔絵に「し易い」顔と「し難い」の2種類に大別されると推測される。ちなみに私は極めて「し易い」らしい。輪郭、骨格を含めネアンデルタール系であり、縄文系である。

 ある梅雨の中休みのような好天に恵まれた、コロナ自粛が解除され3週間が経過した6月中旬の土曜。みらいもりやま21石G氏と守山駅前で合流し、途中で酒を買いこんで<鉄人工房MATSUYA>さんへ。年に1度のギョーザ祭ではなく、極めて少人数かつ私的にお招き頂いた。

 さっそく持参した甚兵衛に着替え、広大すぎる庭というか屋外で涼みながら樽生缶ビール、日本酒、ハイボールなどを鯨飲。

 七厘の炭が燃え出した。大量に盛られた極上肉をバーベキュー。取り寄せた極上オードブルに、奥様の絶品手料理。特にコロナ引き籠り中は家庭的な総菜に飢えていたので奥様手料理に頬っぺた落とし。肉を炭火で焼くという行為も何カ月ぶりだろうか。

 鉄人が木箱に入った高級珍味を持ってこられた。鮒ずしである。昔は先入観&食わず嫌いで鮒ずしは全くダメだったが、数年前に鉄人宅でご馳走になっていらい好物に。ただし、この珍味ほど高ければ高いほど旨い気がする。

 話し込んでいると、冷え込んできた。1年前の夏は屋外プールに風呂代わりとして飛び込んだが、とても寒くてそんなことはできない。経済活動が停滞すると温暖化もストップするようだ。

 屋内(鉄人宅)で2次会。石Gが眠り、翌朝5時から野球という鉄人が眠り、最後は奥様と深夜2時まで鯨飲。奥様曰く、私が寝室で横になった瞬間にいびきが聞こえてきたそうだ。寝つきだけは異様に良い。基本的にどこでもどんな状況でもたいてい眠ることができる。

 鉄人宅にお呼ばれする数日前、私は46歳の誕生日を迎えた。四捨五入すれば50歳。初老である。誕生日を迎えても老いを感じるだけで1oも嬉しさはないが、46歳の誕生日は違った。鉄人ご夫妻から私ごときに誕生日プレゼントが用意されていた。

 袋から取り出す。赤と黒のポロシャツが2枚。有難いことに3Lサイズ。さすが、分かってらっしゃる。私は特殊体型なので2Lでは特殊メーカー以外ピチピチになる。

 紺の布マスクも1枚入っていた。何かのプリントが施されている。……。私の似顔絵だった。

 ポロシャツの左胸にも似顔絵がプリント。その横に「Azuma」という5文字が添えられている。まちづくり系の「アヅマブランド」で売り出せるのではないか……。誰も買わないけど。

 鉄人工房はプリントが本業でもある。何かのSNSにアップされていた写真から似顔絵にプリントできるらしい。驚天動地感謝感激至福天国雨霰。心から感謝。

 さらに鉄人は上下スーツを持ってこられた。新品らしいが、サイズが大きすぎて誰も周りで着こなせる輩がいないらしい。

 羽織ってみる。……。上着は少々きついが、ズボン腹周りはピッタリ。有難く頂戴する。ただし、私の短足では裾が長すぎて思いっきり奥様に裁断していただかなければならないけれど。

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宴の始まり。

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肉フェス。

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鮒ずし。

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お世話になって11年目に突入。誠にありがとうございます💛

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ありがとうございます💛

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アヅマブランド?
posted by machi at 10:42| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

第2485夜:謎解き商店街【守山(滋賀)】

 商店街の楽しみかた展。守山駅前のほたる通り商店街で約2か月にわたって開催された一大フェスティバルである。

 2019年12月20日から2020年2月15日までの期間中、ほぼ毎週末マルシェやグランピングテントが設置された屋台が展開された。マルシェも「火祭り」「肉バル」「いちごいちえ」「守山冬のパン祭り」「こたつde熱かん学」「近江女子商人」など謎に満ちている。

 「謎解き商店街」という企画が大好評で、遠方からも商店街および謎解きマニアが殺到。有料で様々な謎を解きながら逃げ出した愛犬「ほたる」を探し出すという。よくわからないが。

 私は2月1日から2日にかけて特命ミッションを抱えて守山入り。あまりにもイベントが好評で我が定宿も満室で確保できないほどである。

 みらいもりやま21の石G氏と合流し、商店街というよりほぼマンション街と化したほたる通りを現調。途中、休憩がてらに<ふるさと>という激シブ純喫茶でホット珈琲。マスター曰く、店の中までは入らないけど謎解きマニアが店の前までは殺到しているそうだ。

 グランピングテントの中はコタツが設置されている。最高に暖かい。眠気が襲う。中に引き篭もっていると、通行人が覗いてくる。私が一人でボンヤリいると逃げるように離れていく。浮浪者にしか見えないのだろう。

 ミッション終了。開店前から行列ができているオープン間もない海鮮居酒屋<魚丸>へ石GとR恵嬢の3人で。痛風で痛む足がほぼ収まったとはいえ、油断禁物。1杯目からハイボールだ。

 お通しが胡瓜味噌。氷に突き刺さっており、実に映える。食べ放題という。

 メニューはオススメから5品。豆腐とオイル漬けフルーツトマトのカプレーゼ、炙り明太子ととろろのグラタン風、近江どりの砂肝コンフィ炭火焼き、炙り豚バラチャーシュー味噌バルサミコソース、あん肝と小かぶのソテーガストリックソース。

 普段なら絶対に口にしない創作系ラインナップだが、郷に入らば何とやら。店のオススメに見も心も委ねる。

 石Gのクレーマーな武勇伝を肴にハイボールを8杯ほど呑んだ後、私が守山で令和になって最もお気に入りの小料理屋<花一輪>へ。2度目だがママは私の顔を覚えて下さっていた。

 令和元年度の守山ラストミッションであり、今度いつ守山入りできるのか永遠の謎だが、角瓶をボトルキープ。ハイボールでガンガンヤる。

 〆は超人気焼肉店<結>で炙りユッケ、幻の上ハラミ、上ロース。ハイボールを数杯ヤったところで記憶がない。

 翌朝。起きたら定宿ではなかった。そういえば<ライズヴィル都賀山>だった。チェックインを覚えていない。

 かなりの胃もたれである。さすがに3軒目の焼肉はヘビーだったか。反省しながらスマホ画像をいじると、<天下一品>のこってりと思しき画像が。ネギを従えている。

 財布に明細が入っていた。こってりラーメン大盛。トッピングネギ。スープ増量。……。私の泥酔記憶なし後の行動の方がよっぽど謎である。

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大盛りあがり。

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屋台もムードあり。

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居心地最高。

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お通し食べ放題。

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日本屈指のブランド牛。

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記憶にございません。
posted by machi at 07:10| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする