倒産。嫌な2文字である。2024年度下半期にかけてラーメン店やカフェ、飲食店などの倒産が過去最高というニュース上で頻繁に流れていた。
原材料費の高騰、人件費高騰と働き手不足など様々な景気要因が折り重なっていると推測される。店主高齢化に伴う後継者不在も一因ではあるだろう。
店主高齢化による廃業を除けば、私が普段愛している全国各地の飲食店で倒産する店はほぼ皆無。訪問するたびに有難く利用させて頂いている。冒頭のニュースがフェイクのような予約困難っぷりも多数。SNSの普及が進むにつれ、昔ほど立地が命ではなくなってきた。
美味しいは当たり前。雰囲気、値段、ボリューム、個性、店主の人柄、サービス…。どれだけ付加価値を付けられるかが平成時代からの鉄則。令和になり、さらに付加価値をとがらせる必要が出てきたようである。
私はその道のプロではないが、死亡フラグが立っている飲食店は店に入らずとも外観から漏れる負のオーラで見抜くことができる。ほぼ半年以内で閉店している。負のオーラが放つ店舗にそもそも入ろうと思わないが、稀に入った時に負が正に変わることなどほぼ皆無。
2025年度一発目の外泊出張は愛知県豊川市諏訪町エリア。2年連続の開幕地である。懇親会ありきのためミッションは夕方から。終了後に向かうは諏訪町駅から近いといえば近いがお店集積エリアと逆側の2階にある<ラ・サリータ>。諏訪町ミッションにおける懇親会2大会場の一角である。もう一角はマイナーリーグの三冠王<炭火焼肉一本屋>。
どちらも決して分かりやすい立地ではない。一本屋は路地で、ラ・サリータは豊川市内にあまりない2階の飲食店。それでも予約せねば、よほどの行幸に恵まれねば入れない。
7人で生で乾杯。料理がどんどん出てくる。創作系より定番を少しひと捻り。ドリンクもガンガン注文するが、出てくるスピードはかなりの速球。お客もひっきりなしに入ってくる。
かなり食べて呑んだが、6人で2軒目へ。車で向かった先は<ネロ>。住宅街にポツンと屹立する。場所の分かりにくさもメジャー級。この夜は21時半を回っていたため予約せずに6人席を確保できた。しかし他のテーブルやカウンターは満席である。
赤ワインをボトルで3本。実質的に2人で呑み干す。お通しのプレートが冷菜の4種盛。これだけでも無限に呑める。ワインが進むイタリアンかスペインかの欧州風。どれも絶品な上に、恐ろしく安い。1品の値段はチェーン居酒屋と変わらない。
気づけば日付を跨いでいる。2025年度の豊川諏訪町ミッションは飲食店開業希望者向けカリキュラムを充実させる。しかし、私の漫談よりもこれらの人気店に通い詰めて何かを得る方が、よほど成功への近道である。
ラサリータ@
ラサリータA
ラサリータB
ネロ@
ネロA
ネロB
ネロC
ネロD
ネロE

