視察時の単独別行動。通常なら非難されるべき下品な振る舞いだが、栃木県小山市チームの守山中心市街地視察および石Gゼネナルマネージャーの研修を私は参加しなかった。
私は数え切れぬほど守山を訪れており、今回は小山チームの視察アシスト。石G氏は私の弟子筋ゆえ、師匠(私)が居るとうっとおしいはず。前夜にI上を交えて小山チームも鯨飲してすっかり馴染んでいる。ゆえに私は一人で次の目的地・岐阜県多治見市へ。現地合流とした。
私は独りホテルの部屋でチェックアウトぎりぎりまでPC猿打。10時半過ぎの電車で米原。新幹線に乗り換えて名古屋。ちょうど昼時。珍しくこの日は朝飯をホテルで喰ったが、小腹が空いてきた。名古屋は昼飯の宝庫である。何を喰おうか。シンプルに、ラーメンか。
ところが駅周辺のラーメン屋、どこも並んでいる。ブラブラ物色してたら、名古屋駅西口すぐ<日の出らーめん>の前に行列がなかった。珍しいエアポケット時間である。
ここの「唐揚げ1枚入りガッツ麺DX」には抗えぬ惹きがある。ちょうど1席だけ空いた隙を狙い、券売機で980円分押して店員さんへ。無料の麺大盛と小ライスも当然のごとくお願いする。
水を飲みながらぼんやりしていると、ガッツ降臨。唐揚がでかくてジューシーで絶品。ニンニクをさらに追加投下し、生卵もぐちゃぐちゃにかき混ぜて夢中で啜る。店内は若い人が多く、私はどう見ても最年長オヤジだが、ベテランの味を魅せねばならぬ。
喰い切った。丼にはタレが残っている。そこに小ライスをぶち込んでさらにかき混ぜる。レンゲで口に運ぶ。笑みが漏れる。
翌朝。多治見のホテルで朝食バイキング。カレーの存在が頼もしい。目玉焼、温泉卵、スクランブルエッグ、生卵の四天王をおかずの柱に。他にもいろいろと攻める。満腹で苦しい。
私はこの日、一人で西(神戸)へ。小山チームは東へ。お別れし、ブラブラ歩いて多治見駅。25分も待ち時間があったので、駅ホームのベンチでのんびり本を読む。
名古屋着。駅構内の売店で駅弁を2箱捕獲。1箱目は地元ローカルドラマと調整元<だるま>のコラボ駅弁「名古屋行き最終列車弁当」。
ひつまぶし、天むす、味噌カツ、海老フライ、手羽先、きしめん、どて煮、味噌玉子…。名古屋満載である。ただしどれも一口サイズと推測できる。この十数年で800種類ほど駅弁を使っている故に何となくわかる。2箱目は「矢場とん味噌かつ丼」。心強い重さとフォルム。
名古屋駅新幹線ホームへ。15分程待ち時間があった。私が乗り込む車両近くに名古屋駅のソウルフード<名代住よし>が屹立。
朝飯喰い過ぎて1oも空腹感はなかった。昼飯(矢場とん味噌かつ丼)と晩酌(名古屋行き最終列車弁当)も捕獲済み。しかし、気づけば「かき揚げ玉子入りきしめん」のボタンを押していた。
名古屋駅西口。
ふだん「まぜ麺」は食べない私だが抗えぬ惹き。
多治見のホテルの朝食バイキング。
お代わり。
自宅晩酌用名古屋駅弁@
自宅晩酌用名古屋駅弁A
立ち寄らずにいられない。
啜らずにいられない。
自宅にて@
自宅にてA