2018年12月26日

第2100夜:若者のまちへ【柏(千葉)】

 全国タウンマネージャー協会まちづくり特別研修会。その研修会の参加すべく、8時過ぎに神戸の自宅を発ち約10年ぶりに千葉県柏市へ。
都内からも近い柏駅前は大都市。ビルが林立するが、裏路地のようなところには「ウラカシ」としてサブカルチックで高感度なショップが軒を連ねている。

 タウンマネージャー協会総会の後、柏商店街のラスボス・石D理事長のご講演「持続可能な柏のまちづくり」を拝聴。100回ぐらい首肯。心に残ったワードが多数あった。

・地方の30万都市は厳しくなりそう
・イメージアップ推進事業で「若者のまち」へ→ストリートミュージシャン
・人はイメージによって行動する。実情はイメージにそぐわなくてもいい。まずは情報発信。
・5年で一つのイメージが確立する。5年たてば次の戦略を練らねばならない
・情報発信は得ることから始まる
・まちづくりはソフトだけでもダメ
・まちづくりは既成事実の積み重ね

 その夜に北九州小倉までたどり着かねばならず、分科会を中座して東京へ。柏には4時間しか滞在できなかったが、やむおえぬ。

 存在に今まで気づかなかったが、東京駅改札内の<KINOKUNIYA>でツマミと弁当とカップ酒を買い込み、駅ホームで缶を買い込み18時10分の新幹線ポイントグリーンで小倉。5時間弱かけて北九州小倉へ。

 一人1次会は駅弁&KINOKINIYA焼豚&缶&カップ酒。いつものクセで新神戸で降りそうになるが、そこからが本番である。

 一人新幹線東海道→山陽の切替で一人二次会。バーボンフルボトルをラッパしながらの、KINOKUNIYAカツサンド&小岩井チーズ&一粒づつバーボンのツマミにすればアルゼンチンまで着いてしまいそうな麦チョコ。

 5時間弱はタフなので、溜まったポイントを駆使して無料でグリーン車へランクアップ。5時間弱乗ればグリーンも値打ち1000倍。しかも喫煙ルームに最も近い席の捕獲成功。博多まで乗り過ごさないよう気をつけねば。

 周囲を見渡す。土曜のためか、グリーン車内はガラガラ。眠りこけているオヤジ客ばかり。柏は若者で溢れているが、夜遅い新幹線グリーン車内は見渡す限り若者など一人もいない。私は珍しく眠気に襲われず、ひたすら呑み続けた。

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柏市にて。

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東海道新幹線ルートにて。

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山陽新幹線ルートにて。
posted by machi at 14:43| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月19日

第747夜:街なかプラネタリウム【千葉(千葉)】(後編)

 私はリクライニングチェアーを倒した。小学校低学年に混じりプラネタリウムを鑑賞する以上、少々のざわめきは止む負えぬ。まあ、ノンビリ星座を眺めながら、ナレーションに耳を傾けよう。子供も静かになるだろう。そう考えていたら、甘かった。本当に授業だったのだ。

 お姐さん(推定50歳)がディズ●―声で授業を始めた。星座解説どころか、千葉県内の立地的説明からスタート。小学生と掛け合いするので大騒ぎである。児童の反応がよいためか、お姐さんノリノリ。一向に暗転せず星座どころではない。

 騒ぎが収まった。室内が暗転した。天井に凄まじいほどの星が煌めき始めた。秋の夜空を彩る星座の数々と、その秘められた物語。私は、美しさに見とれた。すごい迫力である。これがプラネタリウムなのか。実際の星空を眺める以上の臨場感が感じられる。

 ふと気付くと、館内が明るくなっている。「一般の方(私一人)はこちらから退出して下さい」というアナウンスが聞こえる。いつの間にか爆睡していたようだ。爆睡時間は10分程度だったと思うが、寝足りない。それ以上に、もったいない。

 次のプログラムを受付のお姉さん(推定22歳)にお尋ねした。次回は「リフレッシュタイム」。20分間だが、音声解説はなく音楽のみをBGMにゆっくり寛ぐ昼休みプログラムであるそうだ。入場料は300円。今度はぜひ、静かに壮大な宇宙を楽しみたい。

 再度入場料を払って、プラネタリウム館内へ。今度は静かでオトナのムードが漂っている。館内は私を含め、昼休み中と思しきサスーツ姿がチラホラ。食後の喫茶店代わりなのだろう。

 20分の癒し空間が始まろうとした。すると、館内スタッフが各種注意事項を説明する。それも、たっぷり5分間。20分のうち5分も説明で費やされるとは恐るべし。それ以上にすごいのが、番組の予告編上映が始まったこと。実質のリフレッシュタイムは10分間だ。

 ところが、この予告編上映が圧倒的に感動した。はや●さの冒険を題材とした内容だが、映画館や3Dなどのレベルを遥かに凌駕した大迫力。天井一面が映画スクリーンのようだ。3Dは映像が浮き上がり飛びだすように見えるが、プラネタリウム映画は映像の世界に吸い込まれそうな気分になる。21世紀後半の映画館は、プラネタリウム方式になりそうな予感がしたほどだ。

 ようやく天井に星空が広がった。川のせせらぎや森のさえずりが耳に心地よい。宇宙の一部になった感覚が訪れたと同時に、記憶が飛んだ。再度、眠ってしまったようだ。

 これほど睡魔が襲ってくる環境は少ないが、寝てしまうと眺めを放棄することになる。眠りを我慢するので結果的に疲れ気味になるが、プラネタリウムの魅力は充分に体感できた。ちなみにこのプラネタリウム、平日はすべて午前から夕方まで小学校団体に支配されているようだ。休日に訪れないと、ひたすら授業ばかり受講することになるだろう。勉強にはなりますが。

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パンフレットより。
posted by machi at 06:22| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月18日

第746夜:街なかプラネタリウム【千葉(千葉)】(前編)

 千葉市科学館。千葉市の思いっきり中心市街地にある複合施設<きぼーる>内の核施設である。科学館に目玉は、最新鋭のプラネタリウム。直径23mのドームスクリーンに、1000万個を超えるリアルな星空が映し出されるという。

 千葉滞在中、スポッと午前中フリーになった私は、中心市街地のど真ん中にあるプラネタリウムに興味を惹かれた。

 私は神戸生まれの神戸育ちだが、プラネタリウムというシロモノを経験した記憶が全くない。ガキの頃、保育所か学校行事で見学に行っていると思われるが、10歳以下の記憶が私はほぼ皆無。実質的に、プラネタリウムチェリーのようなものである。

 これまで宇宙や星空にあまり興味がない人生だったが、スター●ォーズをはじめSF映画は大好物である。特に最近、N●SAから送られてくる火星の映像に心奪われるようになった。月をぼんやりと眺めることの風流さも、ほんの少しだが分かってきた気がする。

 心躍らせながら、青少年科学館の券売機の前に立った。常設展示とプラネタリウムそれぞれ別料金で各500円。1回40分程度の上映で、毎回プログラムが変わるようだ。

 常設展示には興味がないのでプラネタリウム代のみ払うと、一日券で見放題ではなく、シネコンのような完全入れ替え制だった。他のプログラムを見たければ、その都度入場料を払わねばならない。市立施設とは思えぬ見事な商魂である。

 プラネタリウムのプログラムなどどれも同じと思っていたら、すべて異なっている。次回上映は11時で、プログラム名は「学習投影(小学校低学年)」。要するに、星天井を眺めながら小学校低学年でも理解できる星座のナレーションが中心なのだろう。オリオン座程度しか分からないプラネタリウムチェリーオヤジの私にとっても、静かにノンビリと楽しめそうだ。

 入場券を渡し、早速館内に入ろうとすると、止められた。まずは小学校の団体がすべて入った後、一般入場を開始するという。程なくして、どこからそんな元気が湧いてくるのか不思議なほど大騒ぎしているガキ、じゃなかった小学校低学年の児童の皆さまの壮絶なざわめきが聞こえてきた。先生に引率されながら館内に突入している。

 私の背中に、不吉な予感を含んだ冷たい汗が一滴流れた。静かに壮大な宇宙の神秘にノンビリ浸ろうとする目論見が、音を立てて崩れそうだ。

 「学習投影」(小学校低学年)。これは単なるプログラムとしてのレベルではなく、文字通りガチンコの授業だった。貸切ではないため一般客も入れるのだが、ちなみに一般客は私一人。

 大勢の児童に混ざり。平日の昼間から一人でプラネタリウムに足を運ぶオヤジは明らかに周囲から浮いている。席に着いた私に、何度も館内スタッフが足を運び「本当にいいんですか?簡単すぎる内容ですよ」と念を押しに来た。今更、どうしようもない。〔次夜後編〕

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posted by machi at 08:50| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする