2022年10月24日

第3035夜:リセット【野田(千葉)】

 <マイド>。関西チックな響き漂う、東武野田線愛宕駅前の洋風居酒屋である。

 酷暑厳しい7月下旬の15時。東武野田線愛宕駅に降り立った時、ハッキリと質の違う暑さを感じた。海風ある神戸や北九州にはない質感。汗グショグショでブラブラ歩き野田商工会議所へ。

 エアコンの効いた快適な会議室でミッチリ2時間以上。恥ずかしながら私の信念である、絶対に予定時間をオーバーしないという流儀を5分も超過。

 猛反省していると、2週間ほど前に名古屋で酒席を共にした日本全国徘徊オヤジと化している富士吉原のS野アニキから「住吉ついた」とメッセージが。

 私は野田で呑むのは今回で4回目。直近2回は<住吉>だった。大好きである。今回もてっきりそうだと思っていたら、M田会長の研修冒頭挨拶が「懇親会はハイボールの濃くない店で」。おや、住吉ではないのか。

 S野アニキは都内で上様と打合せされており、終了後に未踏だった野田まで駆けつけて下さった。アニキと名古屋で呑んだ際、野田で合流するなら<住吉>でと伝えていた。慌てて住吉じゃない旨を伝え、すぐ近くの会議所まで再度ご足労頂く。

 恒例の懇親会は冒頭の<マイド>。私、このお店は童貞だった。

 野田市内の商店街の皆さまは仲が良い。O安会長&M田会長の2大巨頭が抜群のカリスマ性を発揮。最初は数人で、最終的に12人に膨れる。

 S野アニキが自己紹介を兼ねてご挨拶。お通し3種盛、ピザ、ポテトフライ、唐揚、ウィンナー。私の好物ばかり。ハイボールが鬼ピッチに。S野アニキ、若手たちを相手に早速佐Nワールドを領域展開されている。

 21時にお開き。私の御宿は、この日は小山。遠いが、まだ時間に余裕がある。どうしようか迷っていたら、そのまま同じ店(マイド)で2次会が始まった。

 いったん完全リセット。それでも8人が居残り。私もフレッシュな気持ちでハイボールの杯を重ねていた。その後、苦難が待ち受けていた。

 愛宕駅から22時18分の電車に乗れば、23時半には小山に到着可能。野田ミッションの際は毎回隣町の春日部泊まりだった。翌日から小山を拠点とした栃木県ミッション3連発。小山で泊まれば、翌日が格段に利便性高まる。

 東武線を2本乗り換えて久喜に到着。順調である。ラストは、久喜からJRで小山へ。乗り換えようとしたら、明後日に訪れる予定の石橋駅付近で人身事故があり、運航再開に目途が立たないという。タクシーならあまりにも距離がありすぎる。

 本来なら久喜からガラ空きになるのに、足止めを喰らった乗客で満席。私も立ったまま『おれたちを齧るな!わしらは怪しい雑魚釣り隊』(椎名誠 小学館文庫)を斜め読み。

 シリーズ第7弾でまだ続くようだ。20歳の頃に椎名作品にハマり。30年近く読んできた。これまで一番読んだ作家だろうし、私の人生観に多大な影響を与えて下さった大先生。この作品で、私は完全に卒業。リセットである。80年代の名作旅エッセイは読み直すかもしれないけれど。

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ゲストのS野アニキがご挨拶。

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好きな食べ物ばかり。
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2022年09月10日

第3010夜:醤油と減量【野田(千葉)】

 野田商工会議所。私が2022年5月から月1回ペースで2年間通い続ける、野田市経済活性を統べる司令塔である。会議所へは東武野田線愛宕駅が最寄り駅。

 酷暑厳しい月曜の午後。駅前商店街を歩いて会議所に向かう途中、100m近く墓地が隣接。そして、空き店舗がチラホラと顕在する。このチラホラの解消が我がミッション。

 野田における空き店舗の課題は全国各地の課題とほぼ同様。空き店舗が更地になり戸建て住宅に生まれ変わるのは首都圏の特徴。ただし、野田は戸建て分譲価格が異様に安い。近隣市の半値という。一方、野田は交通の便が極めて良い。駅前墓地を含め、終の棲家としては抜群かも。

 年4回のまちゼミ、3万人を集客する祭り、コロナ前は年間15万人というインバウンド客、宇宙一の醤油城下町(Kッコーマン)、豊富な歴史資源、老舗の名店。魅力を上げればキリがない。様々な映画やドラマのロケ地でもある。強みや追い風たっぷりで、地域資源豊富。

 一方で、飲食店が希少。ブランド品が思い浮かばぬ、手土産がないなどの課題も。

 初回(5月下旬)同様に蕎麦居酒屋<住吉>にて十数名で懇親会。数十年通っていそうな超常連風や、地元の名士様のグループなども続々とご来店。

 キンキンに冷えた生ビールをほぼ一気飲み。すかさずお代わり。

 宇都宮餃子、浜松餃子を現地でたっぷりと食してきた。2022年度から北九州の八幡餃子も毎月のように満喫。そして、野田には「ホワイト餃子」がある。小判形のお饅頭に見える。

 これぞ、ブランド品ではないか。しかし、野田っ子にとっては日常すぎるソウルフードであり、当たり前すぎるのかもしれない。手土産にするには冷蔵でないと難儀しそうだ。

 私の対面は0.1トン倶楽部のK出氏。しかし氏は豆腐を二丁も注文し、血圧が30ほど上昇しそうなほど醤油をぶっかけている。野田と言えば、醤油。究極すぎるブランド品ではないか。

 野田のゆるキャラ的マスコットなK出氏、絶賛Rイザップ中らしく、1月10sペースで体重が落ちているという。酒は飲まず烏龍茶のみ。ホワイト餃子は3ヶまでならOKらしい。

 私は独りでホワイトを10ヶ以上平らげた。巨大玉子焼も美味しく、イカメンチはこの店でしか味わえない名物である。糖質制限やライZップなど1oも興味なし。

 ハイボールをガンガンお替り。杯を重ねるごとに濃くなる。最後はジョッキの半分以上がウィスキーの原液。そこに自分で炭酸を足す。何の泡もたたない濃厚っぷり。プレミアムな地酒も激安で、なみなみと零してくれる。

 地域の愛され続ける名店。私はまだ2回目だが、すでに毎月の訪問が楽しみになりつつある。

 激しいスコールのごとき雨も止み、お開きに。お宿のある春日部へ。野田と春日部は県が違えど隣接している。野田市内にホテルがない(たぶんあるが見つけられない)ので春日部で3年間お世話になっ定宿を利用している。しかし、野田の街なかに近々ホテルがオープンするという。

 久々に春日部駅東口の<楽笑>。2022年度の関東初ホッピー、最高である。

 ツマミはこの店で私が一番好きなクリームチーズのたまり醤油漬。この醤油もキッコーマンか。改めてニッポン人のDNAの一部は醤油であることを体感。

 翌朝。春日部の定宿でチェックアウトギリギリまでPC猿打。電車乗車までの30分を利用し、駅西口の‘おなかの友達’<萬来>へ。3年ぶりか。日替わりセットを注文。

 770円で野菜ラーメン、小ライス(といっても普通サイズ)、餃子2ヶ(かなり大きい)はコスパ抜群。丸い野田のホワイト餃子を喰い、その15時間後に普通の三日月餃子(というのか)。

 丸と三日月、どちらも激愛。ちなみに、私は酢を使わずに醤油とラー油のみで勝負。何故か一向に減量できる気配が漂ってこないのだけど。

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蕎麦居酒屋、大好き。

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キンキン冷え冷えの生、大好き。

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ホワイト餃子、大好き。

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出汁巻玉子、大好き。

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イカメンチ、大好き。

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ハイボール超濃い目、大好き。

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ダイエット中のK出氏、大好き。

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春日部名物なクリームチーズ醤油漬、大好き。

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町中華、大好き。

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ラーメンと餃子とライス、大好き。
posted by machi at 11:37| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月31日

第2983夜:まちなか湧く沸くプロジェクト起動【野田(千葉)】

 「まちなかわく沸くプロジェクト」。この名称を知ったのは後日だったが、江戸時代から続く醤油の街(Kッコーマン)・野田市中心市街地商店街で展開されるプロジェクトである。

 このプロジェクトの開始時期や詳細をほとんど把握していないが、プロジェクトの一つに空き店舗対策が挙げられている。上様から御縁を頂戴し、私がお手伝いさせて頂くことに。2年間に及ぶ空き店舗ゼロプロジェクト、シーズンTの開幕である。その開幕戦は2022年5月下旬。

 神戸の自宅からなんやかんや乗り継いで東武野田線の野田市駅着。スリッパから靴に履き替える。Kッコーマン関連施設を搔い潜りながらブラブラと商工会議所へ。

 最高に気持ちいい気候だが、歩道が狭く車が頻繁に通るので歩きにくい。これは江戸時代から栄えているような歴史ある街の共通点のような感覚がある。理由は何となく分かるが、こんなことを書くとロンブン風になりつまらんので割愛する。

 16時という商売人が最も時間取れそうにない時間帯に20名弱が集結。野田市商店街連合会の皆さまのフットワークの軽快さ、ノリの良さ、抜群の行動力に目を見張る。

 たっぷり2時間の開幕戦。そのうち、1時間50分は私のグダ話。多忙な皆さまのお耳汚しとなり、我が悪癖を辟易する。

 日も暮れはじめた頃合いで、<住吉>さんという蕎麦屋兼居酒屋で懇親会。私は痛風明けゆえ、1杯目からハイボール。

 このハイボール、超絶な濃さ。ジョッキの半分がウィスキー。三陸宮古<myフレンド>のママお手製「アヅマハイボール(超濃い目)」を思い出す。氷ばかりで単なる炭酸水のごときショボいハイボールを提供する店も少なくない昨今、豪快で剛毅である。正義であり、誠実である。

 お通し(太い切干大根みたいなおばんさいと蛍烏賊)、鰹刺身をアテに超濃い目ハイボール鯨飲。マスク着用でしゃべり倒すことにこの2年間ですっかり慣れたとはいえ、普段より声を張るのでノドの渇きっぷりも通常の2倍マシ。ハイボールが疲れたノドに沁み込んでいく。

 野田のソウルフード「ホワイト餃子」降臨。どの店でもあるわけでないらしいが、野田入り2回目にして2回ともご対面。巨大でモチモチ、ムッチリした饅頭のような餃子を頬張り、酒で流し込む。野田に居るという実感がわずか2回目ながら湧いてくる。気持ちも沸いてくる。

 初めて食べたかもしれぬイカメンチも最高級。玉子焼の巨大さに絶句。卵10ヶ使っている気配。豪快なお店である。量も多くて旨い。酒もケチケチしない剛毅さが溢れている。

 野田入り2回目ゆえ、皆さんと懇親するのも2回目。しかし、何年も御縁を頂いているような心地よさがある。皆さん胸襟を開いて下さり、ヨソモノのヨゴレな私にも気さくに接して下さる。
 
 抜群な店、度量の大きな商店街の旦那衆、サムライな商工会議所の御両人。上様が野田を愛してやまぬ理由が分かった気がする。「野田まちなかわく沸くプロジェクト」、上々の開幕である。

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心強い一丸ぶり。

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野田市駅ホームからの風景。醤油工場。

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野田名物「ホワイト餃子」。

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初めて食べた「イカメンチ」。ハマりました。

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超濃い目。
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