2025年09月21日

第3755夜:クロスロード【小倉(北九州)】

 岐路。英語なら「クロスロード」「ターニングポイント」か。小倉の中心・魚町銀天街にも「クロスロード」と呼ばれる商業ゾーンがある。

 人生には様々な岐路がある。あの時こうしておけば、こうしていたから…。プラスだったかマイナスだったかは、永遠に分からない。人生は続き、その時はマイナスに思えてもプラスに転じることもある。ただし、どんなに頑張ってもマイナスが強すぎる場合もある。

 2024年の年末から年始にかけて、100年の歴史を誇る北九州の台所かつ至宝<旦過市場>も岐路に立たされていた。次の100年に繋げるための究極の選択である。このバカブログをアップするころにはその方向性が決まっているだろう。

 詳細はとてもここで書けないが、私は2014年から旦過市場再整備ミッションに携わっていた。最初は月1回ペース、途中は3カ月に1回になり、コロナ禍ごろから月2回ペースに。

 岐路の選択が正しいかどうか、この時点(2025年1月)時点では全く分からない。方向性を選択した後にこのバカブログがアップされるであろうその半年後(もっと後かも)でも予測不能。答えが出るのは3年後、5年後、10年後、そして100年後。

 私にとって2025年一発目の旦過市場会議は阪神大震災からちょうど30年を迎える日の前日。震災が無ければ私が北九州に来ることも、旦過市場の会議に出ることも5億%以上無かった。そして、私は会議の進行を妨げるほど態度がよろしくなかった。

 岐路を選択するのはヨソモノの私でなく、献身的なサポートを続ける市役所でなく、市場の組合員たちである。その選択にリスクを負わないヨソモノが異論を挟む権利など1oもない。それは重々承知の上で、少しでも明るい未来を掴んでほしい。しかし、人間の数だけ幸せな未来へ向かうアプローチの考え方が異なってしまう。

 終了後、いつものメンバーで小文字通りを越え魚町銀天街へ。向かった先は旦過エリア(魚町4丁目)から数年前に移転した人気中華料理店<你好>。

 かなり広い店内だが、満席である。私たちは20時半頃店に入ったが、2時間前以上に店入りしたと思しき一巡目の宴会の皆さまはかなり出来上がっていらっしゃる。

 ビールをヤリながら唐揚、ポテトフライをなどをつまむ。先ほどの会議を振り返る。会議終了後も打合せを続けていた旦過のラスボス・M尾親分も懇親会に参加されるという。冷静に応対できるだろうか、一抹の不安を抱えて待つ。

 我ら入店から30分以上経過し、M尾親分がご来店。側近の幹部たちを引き連れて。5人予定が8人に。再度乾杯し、紹興酒のボトルが3本空になる。豊富過ぎるメニューに目がチカチカしながら絶品料理に舌鼓。そして、親分をはじめ旦過幹部の皆さまと久々に我が未来予想図を思う存分話すことができた。そして、親分たちの想いもいろいろ拝聴できた。

 私が想いをしつこく伝えているとき、つい「ヨソモノなのに」と自分で卑下してしまう。親分はそんな私に一言「アヅマさんは、ヨソモノじゃないから」。

 旦過ミッションに携わり10年。翌朝の546分は阪神大震災から30年。私の岐路は間違いなく阪神大震災。震災後の私の選択は、30年経って間違えていなかったと初めて思えた。

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posted by machi at 07:29| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年09月02日

第3746夜:薩摩芋のポタージュ【小倉(北九州)】

 薩摩芋。この食材のスィーツ店が全国各地でニョキニョキ誕生した。タピオカ店撤退後の店舗跡に多く見られる。ただし、すでに薩摩芋スィーツも2024年下期あたりからリンゴ&イチゴ飴に取って代わられつつある。スィーツというより王道の焼き芋が底堅い需要があるようだ。

 このバカブログがアップされる頃には果物飴からさらに異なる業種業態が生まれているかもしれない。サイクルが異常に速い。

 私にとっては2025年一発目の小倉旦過市場ミッション。終了後、7人で紺屋町のカクレガ<T&H>へ。この店、掛け値なしに最高である。西日本でベスト5に余裕で入っている。

 エビス、プレモル、ラガー、ドライ、一番搾りなどの小瓶で乾杯。これらを飲み比べる導入部ですでに気持ちが舞い上がる。辛く苦しく重い事象が霧消する。

 一皿目から気合満点の大皿。サーモンの塩昆布トッピング、ピリ辛数の子、鮪ヅケ山芋とろろ、牡蠣のチリソース、烏賊刺身の練雲丹乗せ、そして河豚皮の煮凝。

 松の内はとっくに明けたが数の子に正月の名残を感じる。痛風の大敵だが、プリポリが止まらない。鮪ヅケとろろは熱々ご飯にぶっけかたい欲求が狂おしい。牡蠣のチリソース、刮目のコラボレーション。烏賊雲丹に笑みがとまらない。煮凝りのプリプリは官能である。

 2皿目は大量に盛られた手羽先の唐揚。シンプルかつ定番だが、絶妙極まりない塩梅と揚げ具合。伸びる手が止まらない。むしり喰う。芋焼酎の濃い目の水割鯨飲モードに突入。

 今回の呑みはいつものレギュラー4人に加え、ビッグゲストに昨年度まで旦過担当だったT村氏も参戦。氏とは旦過ミッション終わりに数え切れぬほど呑んだ。つもる話に華が咲く。

 鴨の低温調理ロースが降臨。わさび醤油で頂く。これまで食べてきた鴨ロースとは別の喰いモノ。鴨ってこれほど淡麗で旨味が爽やかだったのか。

 茸の何とかというこれまでの50年で全く未体験な逸品を満喫後、ポタージュが一人一皿。薩摩芋だった。砂糖を一切使わない素材だけの甘味。

 世は空前の薩摩芋ブームだが、これは決定打だろう。このスープ、大ブレイクの予感あり。ただしこの店のマスターにしか醸し出せぬ匠の技術。

 腹もおさまった。焼酎のボトル2本が空になった。ビールの小瓶が冷蔵庫からすべて滅失。大満足である。そろそろお開きといいう頃合いに、なんとメインディッシュが降臨。2種類の超極上ステーキである。

 わさび醤油で堪能する。柔らかくジューシーで上品極まりない霜降り加減。無言になってしまう天界の宝石。添えられているのが厚揚と蒟蒻のおでんであるところが無双のセンス。

 実質的に時間無制限の呑み放題。今回も期待以上の領域展開。この日から3月下旬までの約2か月間、ほぼ毎週旦過入りする。毎週通う贅沢は許されぬが、この店は完全に私にとってご褒美店。年度内にもう一度行けたらな。毎回予約して下さる旦過市場のN村氏にお願いせねばならない。

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posted by machi at 07:59| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月24日

第3742夜:土曜日の朝呑み昼呑み【小倉(北九州)】

 神戸に帰るだけの土曜日。新年一発目の北九州ミッション123連発を終え、カキモノは腐るほど溜まっているが、翌日、翌々日は余裕があり、そこで気合を入れれば良い。

 小倉駅新幹線口の定宿を10時にチェックアウトし、愛してやまない小倉駅前<ロッテリA>でモーニング390(ベーコンチーズバーガー&ホットコーヒー)を腹に入れ魚町銀天街の<ホームラン食堂>へ。旦過市場のT木マネージャーを誘い開店11時ちょうどに飛び込む。

 生ビールで乾杯の後はひたすら大瓶(サッポロ赤星)。串カツ、マカロニサラダ、赤ウィンナー、唐揚などに舌鼓。ひっさびさの居酒屋での朝呑み。至福のひと時である。

 大瓶を数本空いたところで、昼呑みへ移行。22時間前に枝光で同じミッションだった会議所八幡SCのⅯ岡嬢が若松のU島氏と昼飯を喰うことになっているらしく、そこに合流することに。2024年は一度も若松に行けなかったので、U島とも1年ぶり。そして、もう1人若手の男がいた。M岡の下僕クンだった。相変わらず底知れぬメンタルを秘めた笑みを浮かべている。

 U島氏の運転で昼飯の店へ。私は10時にベーコンチーズバーガー、11時に串カツと唐揚と赤ウィンナーとマカロニサラダを腹に入れている。ちなみに前夜は門司港で焼きカレー大盛りを腹に入れ、海鮮居酒屋でコース料理を堪能し、<ムーラン>で小鉢や刺身を満喫し、定宿に戻って乗換の三原駅(広島県)で購入した「みはらプリン」を夜中2時前に腹に入れている。

 空腹感掛け値なしに皆無ゆえ、どこでも良かった。メシを喰わず、酒を呑むだけで良かった。中華かピザ屋に行くらしい。どっちも重そうだが、どっちでも良い。

 小倉と戸畑の区界あたりにピザ屋へ。M岡が予約していたらしい。最初からピザ屋に決まっていたのか。私はメニューも見ずにハイボールを注文。そして、30分に1回の頻度で小便へ。

 M岡嬢のマシンガントークを浴びながらハイボール。すっきりと旨い。ピクルスが出てきたが軽くスルー。U島は運転せねばならないゆえノンアルで気の毒だ。

 ピザが数種類出てきた。満腹中枢が活動を停止した。異様なまでに旨そうである。タバスコと店オリジナルの辛口オリーブオイルを駆使しつつ、齧りつく…。具も生地も旨い。すかさずハイボールを流し込み、お替りする。

 目の前のⅯ岡嬢からピザの食べ方を2年ほど前に厳しくレクチャーされたことを思い出した。具と生地のバランスが均一になる。しかし、しゃらくさい。具と生地のグラデーションを楽しむべく、普通に二等辺三角形の頂点から齧りつく。どんな食べ方でも旨い。

 クリームパスタ(というのか?)もニンニクがたっぷり効いて秀逸だった。ハイボールが数杯空になった。小倉駅まで送ってもらい、新幹線に乗る。関門海峡を抜けるまでに爆睡。土曜の朝昼呑み。自宅の独り夜呑みは軽めにしておかねば。

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安い。

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安いけど旨い。

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細かいひと手間。

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王道の唐揚。

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薄い方が嬉しいハムカツ。

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小倉と戸畑の境の人気店。

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美観。

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壮観。

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圧巻。

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仲の良い二人。

posted by machi at 07:06| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする