『北九州市出張の歩き方』。北九州市内で大ベストセラーになったらしい『地球の歩き方北九州編』、その「出張」にフォーカスした無料リーフレットである。全16ページ。「出張」ゆえ、呑み屋や土産物中心の構成。大観光地「門司港」を外すあたりに理念を感じさせる。
2009年に初めて北九州市を訪問し、2011年から本格的に御縁が生まれた。以降2025年まで何百回出張で通ったか数えられない。小倉、門司港、黒崎、枝光、戸畑、門司そして若松。
我が拠点の神戸以上に拠点感が高い北九州市。毎月どころか毎週のように通っていたが、2024年度から少し訪問頻度が減り、2025年度は多くて月1回ペースに。
冒頭のリーフレットを2025年七夕の夜、我が北九州小倉の定宿(クラウンPレス)フロントで見つけた。表紙イラストが魚町銀天街の超有名老舗居酒屋。手に取らずにいられない。
ちょうどこの日から、久々に北九州市内で3泊4日の出張が入った。何百回と足を運んだ私の北九州市の歩き方3泊4編である。
初日。正午過ぎに小倉着後、炎暑にめげず汗ドボドボで観覧車が目印のチャチャタウンへ。大手チェーンの回転寿司を満喫し、シネコンで『国宝』鑑賞。あっという間の3時間。私もオトコ芸者として「まちづくり芸」をもっと磨かねばと痛感。
コンビニで缶ビールと炭酸水をたっぷり買って数カ月ぶりに<ムーランルージュ>。マスターのスパゲティが最高の酒のつまみ。持ち込んだ缶ビールが一瞬で吸収される。
私はこの店で4gサイズのバーボンをキープしていた。キープ料無料の代わりにマスターに自由で呑んでもらうという謎のシステム。
この店で、私はタンブラーをキープしている。弾丸が突き刺さり、ゴルゴの顔が印字された逸品。この店の守護神・商工会議所M渡アニキ&若松の盟友・U島氏からのプレゼントである。ボトルだけでなくタンブラーもキープしている神戸在住の私。
マスターやカウンターのEミ嬢と久々に話し込む。この店に通うようになり十数年。この間、私が神戸も含め最も足しげく通っているパブである。無理も聞いて下さる。ただし、まずイチゲンがフラリと入ることはない、出張族である私のオアシスである。
翌日の午前。小倉の定宿をチェックアウトして商工貿易会館へ。市役所の方々と打合せというか、10年以上関わらせて頂いた旦過市場再整備ミッションに関し、1年限定で前年度の10分の1程度だが関わる機会を頂けた。ごくわずかだが、引き続き北九州市へ出張できる機会が生まれたことに深く感謝する。
駅前をブラブラ。新しい店がどんどんオープンしている。そんな中、私の昼飯は全国チェーンの<Zッテリア>。期間限定の「日向夏タルタルチキンバーガー」セット。〔次夜その2〕
手に取らずにいられない。
観ずにいられない。
立ち寄らずにいられない。
啜らずにいられない。
休憩せずにいられない。
頼まずにいられない。
かぶりつかずにいられない。

