2021年06月08日

第2703夜:夢の中で【黒崎(北九州)】

 寝言。私は自分で寝言を言っている自覚は当然ないが、かなり前から寝室を共にした御仁たちからはよく寝言を言っていると言われてきた。何かの夢を見ているのだろうが、起きた瞬間夢の内容を忘れている。寝言を指摘されても心当たりは1gもない。

 ちなみに私は記憶を無くすほど鯨飲泥酔した夜を除き、眠りはかなり浅い。1〜2時間おきに目覚める。寝言は分からないが、鼾は自覚している。半睡のまま自分自身の鼾を聞いて目覚めることもあるからである。最近、夢の続きを観ることができるようになった。

 緊急事態宣言再発令解除の予感が漂い始めた2月下旬の土曜日。2日ぶりに小倉駅のホームへ。帰ってきた感に打ち震える。2日前は骨まで凍りそうな寒さと地吹雪だった。この日は15度を優に超えていた。極暖ヒートテックが熱い。

 安堵したら小腹が。黒崎方面の電車乗換まで20分。7・8番ホームへ移動し<北Q州駅弁当>でかしわうどん390円。少し待つ間メニューを観たらごぼ天が無くなっていた。

 酒もビールもほぼ角打ち(小売)価格。さすが小倉である。たっぷりのかしわに落涙頬落しながら疾風怒濤の羆啜。ヒンナヒンナ♪

 コロナ禍で紆余曲折あった黒崎駅前新天街(表参道新天街)2020年度ミッション、無事大団円。終了後、酒を大量に買い込み、商店街や支援団体の皆さまと「まちづくりくろさき」事務所にて中華オードブルで鯨飲。

 従業員ゼロ自宅事務所かつ独り暮らしの私は人様と会話しながら食事する機会は少なく、嬉しくて途中寝落ちしてしまう。私は寝言で会話に参加して相槌打っていたそうな。よくわからないが、そんなことは可能なのだろうか。自分自身のことだけど。

 夜中1時頃お開きとなった。私は夢と現(うつつ)を往復していた。夢の中では久々にバーカウンターでギネスをヤリながら、何故か999メーテル嬢のシャワーシーンをユーチューブで検索していた。しかし、見つからなかった。

 翌朝。黒崎駅<T築軒>でかしわうどんで現実に戻る。前日は小倉駅<北Q州駅弁当>でかしわうどん。豊前vs筑前の立ち食いかしわうどん対決、甲乙つけがたしながっぷり四つ。どちらも感涙悶絶絶頂。この旨さだけは、夢ではなく現実である。

 黒崎の値段は370円。小倉より20円安い。絶品のかしわおにぎりも1ヶ100円。ごぼ天もある。しかし小倉駅はアウトドアなホームで味わえる旨さが捨てがたい。どちらも極限まで薄く切られた蒲鉾2枚。多めの葱。フレーク状のかしわ。ヒンナすぎる旨さである。

 この日は黒崎商店街各店で雛飾りが絶賛開催されていた。人形が大の苦手な私には悪夢のイベントであるけれど。

210608北九州@.jpg
小倉駅7・8番ホームの至宝。

210608北九州A.jpg
北九州駅弁当のメニュー(小倉)。

210608北九州B.jpg
小倉駅ホームのかしわうどん。ヒンナヒンナ♪

210608北九州C.jpg
まちづくりくろさき事務所にて。夢のように豪華な中華オードブル。

210608北九州D.jpg
事務所呑みとはいえ4人以下を厳守。

210608北九州E.jpg
黒崎駅改札横の<東筑軒>。

210608北九州F.jpg
東筑軒のメニュー(黒崎)。

210608北九州G.jpg
かしわおにぎりも2ヶ添えて。ヒンナヒンナ♪
posted by machi at 08:56| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月01日

第2699夜:オッサンになって良かったと思うこと【小倉(北九州)】

 ショートスリーパー。定義はよく知らぬが、私もどちらかと言えばショートスリーパーだろう。

 深酒泥酔記憶滅失の際は朝まで爆睡だが、記憶を飛ばすまで呑んでない夜はほぼ1〜2時間おきに目覚める。夢を見ている。しかも、起きて再度寝る際は夢の続きを見ることができる。完全に覚醒すれば夢の内容はすっかり忘れているが。

 睡眠時間は5時間で充分である。8時間も寝てしまうと逆にその日は1日中ボンヤリしている。ガキの頃、若い頃は少しでも多く寝たかったが、オッサンになると自然に目が覚める。
 
 よほどでない限り目覚まし時計すら必要ない。用心のため合わせても、ベルが鳴り響く前にたいてい目覚めている。

 ある極寒の2月中旬。新幹線で小倉駅着。途中の新山口あたりはかなりの積雪である。ホテルからミッション先へ向かう途中、壮絶な空腹に襲われた。途中のコンビニで肉まんを捕獲。

 骨盤が凍りそうな寒風の屋外。湯気を浴び、齧りながら歩く。緊急事態宣言再発令直前の大雪だった時より寒く感じた北九州。しかし、熱々肉まんの食べ歩き最高シチュエーションでもある。

 黄金市場商店街2020年度フィナーレ。こんなご時世(コロナ禍)でも黄金では圧倒的ポテンシャルを秘めた店舗がいつの間にか新規オープン。1か月前は予感程度しかなかった。驚嘆の極み。

 平和時なら黄金ミッション終了後は門司駅前まで呑みに行くが、北九州市内は20時以降戒厳令絶賛発令中。よって呑み仲間のN川氏に送って頂き浅香通りにてステイホテル。

 1月以降ステイホテルが多く、最初は新鮮だったがさすがに飽きてきた。外は地吹雪。街なかまでテイクアウト店を探す気力も失せ、ホテル1階がコンビニゆえチョコチョコと。

 大浴場で凝りを解し、宮部Mゆき先生の三島屋シリーズを読みながら寝落ち。無駄のない見事すぎる円熟あふれる名文。泣ける感動怪異譚とじんわり恐ろしい怪異譚との振り幅が凄い。怪獣ディザスターホラーも収録というサービスぶりである。

 翌朝、サクっと5時半起床。オッサンになって良いと思うことは、朝寝坊を心配せず自然に早起きできることである。

 ユニットバスに浸かり、ポットで湯を沸かしてインスタント珈琲で目覚まし。始発の新幹線は雪で遅れ気味。乗車前にコンビニでホット珈琲。すでに珈琲2杯目である。

 あと3カ月で有効期限が切れるグリーン車ランクアップポイントが13回分も知らぬ間に蓄積。2020年度は4月から新幹線で隣の座席が埋まること1度もなく、普通車でも超絶快適。6時間近く乗車する際のグリーンポイントは値打ち倍増である。眠りたいが、PC猿打せねばならない。

 オッサンになり早く目覚めて便利になったけど、眠気は四六時中関係なく、オッサンになっても襲ってくるものである。

210601小倉@.jpg
ステイホテル晩酌。

210601小倉A.jpg
始発の東京方面へ向かう新幹線。小倉から乗車。

210601小倉B.jpg
絶景。

(付記)
2021年4月以降の緊急事態宣言発令中、神戸の自宅に居る際は18時ごろから呑み始め泥酔して20時頃寝落ち。夜中1時頃覚醒して呆然としております。
posted by machi at 08:57| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月26日

第2693夜:アクリルパネルの向こう側【若松(北九州)】

 アクリルパネルパーテーション。3密回避対策、コロナ防衛対策として飲食店のみならず会計窓口他、ありとあらゆる局面で活躍する透明仕切である。

 カウンターで両隣とアクリルで仕切っている店は数多い。しかし、あれだけはどうしても効果があると思えない。そもそもカウンター客は黙々としゃべらず食べている。隣と話す際もパネル越しにならないからだ。

 飲食店で最強のアクリルが、2人掛けまたは4人掛けテーブルのど真ん中に設置される場合である。対面の人間と話すのも一苦労。マスクしてようものなら、声すら聞こえない。

 緊急事態宣言が望まざるとも発令された福岡県。北九州市若松へ向かう。北九州に関しては、商店街も役所もごくごく一部を除いてコロナ関係なく我がミッションを遂行して下さる。

 特に今回のミッションは市役所主催だったのでてっきり中止と思い込んでいた。油断していた。甘く見ていた。逆に「アヅマさん、来ないんですか?」といったタフなノリが心強い。

 北九州若松の麺友・U島氏と日本最西端の<Y岡家>へ。店内満席。駐車場も満車。大流行りである。九州にも確実に家系中毒者、特に北九州における山岡家ジャンキーが増加中で頼もしい限り。絶対に撤退してほしくないし、もっと増えてほしい。

 カウンターは1席ごと間隔をあけるソーシャルディスタンス。そしてテーブルは、思いっきり真ん中に飛沫防止アクリルパネルが。ただしこのパネル、透明ではなく半透明。

 対面の人間のシルエットや色はぼんやりと把握できるが、ラーメンの中身や表情などが全く分からない。モザイク越しに会話している雰囲気。あまりにもコロナ対策完璧すぎて一人で啜っている気分である。対面の輩が何を食べているのかすら分からない。究極の対策といえる。

 令和3年初の山岡家。令和2年度は北海道に行けなかった。その鬱憤を晴らすべく、ネギチャーシュー麺大盛、疾風怒濤の五平太啜。泣けるほど、美味い。そして、昼飯とはいえ2週間ぶりぐらいに人様と一緒に喰った。コロナ対策完璧すぎて独り飯な気分だったが。

 想像以上にうまく進み、進行役の私でさえ戸惑うほど密度の濃いミッション終了から3時間後、麺友と明治町商店街の<tutti frutti>へ。20時閉店とはいえ19時までアルコール提供していた。2週間以上ぶりの外呑みか。そして、2週間ぶりの人様との乾杯である。

 ポテトフライ、生ハム、ウィンナー。そして、生ビールとハイボール。何気ない呑み屋での日常メニューがこれほど心にしみるとは。家飲みでは味わえない満足感、多幸感に包まれる。リアルな乾杯の音色がこれほど心地よいものなのか。

 20時から麺友U島氏の店舗にてリモート呑み会参戦。メンバーは岡山表町と東京尾山台の英雄。<tutti frutti>のオーナーとその内縁の妻も特別参戦。北九州まで来てリモートに参加するバカっぽさ。これがヨロコビでもあり、私を此岸に繋ぎ留める若松の舫(もやい)でもある。

210526若松@.jpg
黙啜。

210526若松A.jpg
対面呑み。

210526若松B.jpg
液晶越し。

(付記)
この記事を数カ月ぶりに読み返して、2021年1月2月の緊急事態宣言、飲食店は時短営業を強いられていてもアルコール提供は認められていたのだなとしみじみ。
posted by machi at 06:44| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする