2020年12月30日

第2595夜:麺街道をゆく・令和元年【博多(福岡)】

 令和元年一発目の麺街道。平成の終わりに街道を全店制覇した(はず)。しかし令和になり、店舗が入れ替わって新たな宿場町(麺屋)が生まれているようである。

 ある朝の博多駅。前夜に北九州折尾で試した「焼ちゃんぽん」が思いのほか旨く、「博多麺街道」で焼ちゃんぽんの店を探す。しかし、「博多ちゃんぽん」は長崎のように‘汁チャン’。

 方針を切り替え、まだ未踏の店へ向かう。4月下旬に新オープンしたらしい<名島亭>で「スペシャル豚骨ラーメン」。券売機ではなく最初にレジで支払うスタイル。

 それは良しとして、まさかのセルフサービス。しかもスペシャル、定番の300円増の税込1069円。チャーシュー麺より100円高い。失敗したかとほろ苦い気持ちで辛子高菜と紅生姜をぶち込み、全力で熊啜。ちなみにお味はあっさり。九州ラーメン総選挙2008のグランプリ店らしい。

 ある風の強い冬の正午前。麺街道に久々に足を運んだ。数店舗が入れ替わっているような気がした。かなりの激戦である。空き店舗などないところにポテンシャルの高さを感じさせる。賃料は決して安くないだろうが、順番待ちなのかもしれない。

 お初の<博多辛麺 狛虎>へ。券売機スタイルでない点も好感が持てる。初めての店ではルールが分からず後ろに並ばれるとプレッシャー甚だしい。じっくり戦略を練りたいものである。

 4種類の辛麺から選択。醤油ベース「黒辛麺」、豆乳ベース「白辛麺」、炙りモツみそベース「博多辛麺」、トマトベース「赤辛麺」。どう見ても「黒」が定番っぽいので迷わなかった。

 次に辛さを選ぶ。0辛から25辛まで。0辛がベースで辛さが5段階上がるごとに値段が100円上がる。高い金を払って辛さでツラくなるのもバカらしいが、0辛も味気ないので「5辛」で。

 麺の量はレギュラーとスモール(3分の2)。ここは迷わずレギュラーだ。ちなみに黒が750円、白が900円、赤が950円、博多が1300円。やはり黒である。

 麺は3種類から。そば粉ベースの「韓国麺(太・細)」。定番っぽい「ちぢれ麺」、ストレート細麺な「生麺」。

 少し迷ったが「ちぢれ」に。トッピングも色々あったがスルー。その代わりにランチ限定セットが4種。私は高菜一枚葉おにぎり2ヶ(+330円)を召還。

 ブツ降臨。なかなかパンチのあるビジュアルである、スープの黒赤、ニラの緑、玉子の白黄。カラフルである。これで5辛なら25辛はどんなに激しいのか。

 紙エプロンを装着し、まずはスープ。……。思ったより辛くない。辛さよりも旨みが濃い。汗びしょびしょではなく、じんわりと体内の芯から暖まる。

 店員さんにオススメの辛さを聞いたら「みなさま5辛をよく頼まれます」。模範解答通りである。麺の絡みもセクシー。温かな高菜おにぎりのほのかな塩気が食欲を刺激する。

 替玉は150円なのだが、平日限定ですべての種類の麺が替玉無料。それも食べ放題とある。今度は「韓国麺(太)」に。

 食感が幾分異なるが、スープが強いので一気呵成。さすがにスープは呑みきらんかったが、大満足で外に出る。

 何となくだが、デジャブがあった。いつか忘れたが、小倉の鍛冶町か栄町あたりで深夜に同じような辛麺を啜ったような気が……。

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九州ラーメン総選挙2008グランプリ。

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黒の5辛。

(付記)
世界史の教科書に500年後も太字で記されるであろう激動と1年もあとわずか。麺街道へ令和2年は足を運ぶことができませんでした。その分、福岡空港ラーメン滑走路を攻めました。2020年ラストは年越しそばがわりのラーメンブログで。このバカブログをご笑覧の全人類30名ほどのセニョール&セニョリータ、よいお年をお迎えくださいませ。来年も細々と続けてまいりますので、これからも御贔屓に!皆さま、大晦日イブの夜もご安全に。
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2020年12月28日

第2593夜:フライド・バードマン【北九州(福岡)】(後編)

 北九州3日目の昼は魚町商店街。この昼も唐揚押し。激安居酒屋<ホームラン食堂>へ。

 特大ホームラン定食(唐揚)を召還。ジョッキの水を飲みながらぼんやり新聞読んでいると、降臨。唐揚が10ヶほど溢れんばかり。マカロニや漬物、味噌汁、麦飯を従えている。

 マヨネーズを別途お願いし、まずはそのまんま。安定の味。しかし苦しくなってきた。

 塩、七味唐辛子、マヨネーズ、醤油などを駆使しながら食べ進めるも4ヶ目ぐらいから当たり前だが飽きてきた。かなり顎が疲れてきた。最後は胸やけ全開。ライス食べ放題らしいがとても無理。しかし、残しては申し訳ないので全力でフィニッシュ。

 満足を通り越した気分でお会計。店を出る時、定食看板に「食べきれない分はお持ち帰りできます」とあった。もっと早く言ってよ〜(Ⅿ重豊氏演じる五郎さん風に)。

 初日の夜、2日目の昼と夜、3日目の昼と唐揚三昧。アタマからトサカが生えそうだ。

 明治町商店街<tutti frutti>で絶品おまかせコースに頬っぺた落とし。馬刺しに始まり、海老が旨しな冷製パスタ、クリームコロッケ、ステーキ、オムレツ、ふかし芋、ピザ、そして驚愕のミニ坦々うどん……。ハイボール鯨飲。唐揚がないことが新鮮である。

 22時前にタクシーで小倉に戻り、深夜1時ごろまで2軒ハシゴ。串カツは紅生姜だ。

 怒涛の4連泊最終日。北Q州商工会議所地区外会員最大のメリットであるリバーウォークの映画館割引券を駆使して超期待作「TENET」鑑賞。

 観客は3人だけ。ノーラン監督節全開の超絶映像未体験。あまりにもスゴすぎて我が空気頭では追いつけず、もう一度観ないと。久々のハリウッド超大作、ぜひ劇場で。

 最終夜の黒崎ミッション終了後、5人で<韋駄天>。唐揚や手羽先を食べ収めの如く満喫。

 2軒目はカムズの<こげん>。毎晩大賑わい。ハイボール鯨飲。Ⅿ山氏が超絶ギタリストだった。ギターが専門だが店の三線を華麗に弾いている。

 たまたまギターケースの男が通りかかった。その男は左利き用なのに、右利きのⅯ山氏は器用に弾いている。凄すぎる。普通の使い慣れた氏のギター演奏が聴きたい。

 夜中1時半だが<ミッキー>へ。ギターの余韻でクラプトン祭り。ホテル戻りは夜中3時前。 

 帰神前にコムシティ<タリーズ>でPC。正午に小倉駅<フジヤマ55>で期間限定カルボナーラつけ麺にチャレンジ。帰神前のルーティン。帰巣本能というべきか。それにしても4連休だったためか、小倉駅周辺は久々に人で溢れていた。活気があった。

 新幹線は相変わらず空いていた。小倉駅構内の<KFC>でフライドチキンを大量捕獲し、新幹線車中で開封しても空いているなら匂いテロにはならないだろう。しかし、思いとどまった。ベルトの穴がこれ以上ハマらなくなってきたからである。

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小倉魚町商店街にて。

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若松にて@

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若松にてA

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リバーウォークにて。

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黒崎にて@

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黒崎にてA

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黒崎にてB

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黒崎にてC

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小倉駅にて。
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2020年12月27日

第2592夜:フライド・バードマン【北九州(福岡)】(前編)

 唐揚。焼鳥。ポテトフライ。我が居酒屋3大メニューである。日本全国津々浦々、この3大メニュー年間何食、何ヶ、何本喰らっているか分からない。特に焼鳥屋密集率の高い(気がする)北九州ではなおさらである。

 残暑が和らいだ9月中旬。北九州市内で4連泊することがあった(小倉黄金→折尾→若松→黒崎)。各種手間を勘案し、最初の3泊は小倉である。

 北九州初日。黄金市場商店街ミッション終了後、サンロード魚町のイチゲン辿り着き400%不可能なビル4階「ビールちょうだいオフィス」さんが運営する<メキシカンロックゴーゴーゴーゴー>へオヤジ5人で。エレベーターが開いた瞬間にいらっしゃいませ。

 2020年の盆明けにオープンしてまだ1か月。アートな企業が展開するお店らしく、店内は独特の世界観に満ち溢れている。黄金商店街で展開を検討している様々なプロジェクトと連動できれば化学変化確実。

 生で乾杯。テキーラがマスターからサービス。トルティーヤ、手割フライドポテトなど普段味わえぬ絶品。デザインだけでなく料理もこだわりと工夫とアートに彩られている。チキンナゲットボール(要するに、たぶん唐揚)も酒が進む。タコライスやタコスも旨そうだ。

 モヒート頼んだらストローが2本……。誰とシェアしろというのか。思わず両方の鼻の穴に突き刺しそうに。

 黄金ミッション後は門司へ移動が最早定番であり、ルーティンである。向かった先は毎月恒例の<アンジェリーク>。我がバカボトルも健在。<おふく>のテイクアウト(唐揚・鶏刺・かしわめし・麻婆豆腐)絶品である。<富士>と<おふく>が門司手羽唐2強という。

 様々なアニメキャラクターのマスクが何故か販売中。ママから巨大なKレヨンしんちゃんマスク購入。春日部に月2、3回訪問しているため。装着すると不審者っぷりの極北だ。

 焼酎に梅干を落として鯨飲していたら夜中1時前。土砂降りの中、O中氏にホテルまで送って頂く。シャワーを浴び、缶ハイボールを喉に入れ、就寝は夜中3時過ぎ。

 2日目の昼はホテル近くの九州の台所・旦過市場<くろせ>にて唐揚定食。

 私にとって唐揚はビールやチューハイ、ハイボールの友であり、以前このバカブログでも描いたがライスにはあまり合わない気がしている。よって昼飯では「唐揚定食(唐揚+ライス)」はめったに注文しない。

 毎度定番のかつ丼、ラーメン、うどん、カツカレーでは芸がない。今回の小倉滞在時のテーマを「唐揚」とした。昨晩は1件目でチキンナゲット、2件目(スナックアンジェリーク)で「おふく」テイクアウト唐揚を思う存分堪能している。

 備え付け漫画はキャンプ系多し。オーナー(K瀬氏)の趣味が伝わる。

 「空母いぶき」第1巻を読んでいると、たっぷりの千切りキャベツを従えた大きな唐揚が数個。卓上にはごまドレッシング、マヨネーズ、そして「クロセスパイス」。このスパイスは我が神戸の自宅にも常備。どんな料理も確変させる魔法のスパイスである。

 クロセスパイスを多めに。マヨネーズも添えて。かぶりつく。……。ジューシーで柔らかい。スパイスがライスに合う。マヨネーズをたっぷり絡めたらさらにライスに合う。吸物も絶品で心を落ち着かせる。時折漬物でリフレッシュし、後は一気呵成。

 ライス食べ放題だが、最初から大盛にしていたので十分なボリューム。シアワセに包まれたまま軽く完食する。

 北九州に限らないが、私は出張中、ほぼ日が暮れてから出勤する。それまでホテルかcaféで待機。完全な夜の種族である。

 2夜目の折尾ミッション終了後、7人で<ちっごや>。ほろ酔いセット(ドリンク3杯・焼鳥5本・小鉢・唐揚2ヶ)950円という無双っぷり。

 短縮営業なのか22時閉店という。1時間ちょっとしかない。追加で焼きそば、山芋鉄板焼、ポテトフライ。セットの3杯を軽く飲み干し、後はひたすらギリギリまでハイボール。昼も夜も唐揚。背中から羽が生えそうだ。

 普通電車で小倉へ戻り、まっすぐホテルへ。ユニットバスで凝りを解し、<伍魚福>のクリームチーズ生ハム包み&焼チーズ黒胡椒カシューナッツ。ポケットバーボンが体内滅失。〔次夜後編〕

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<メキシカンロックゴーゴーゴーゴー>。イチゲンでたどり着けるか。

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モヒート。

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門司にて。我がバカボトルと<お福>テイクアウト唐揚。

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Sんちゃんマスク捕獲。不審者。

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旦過市場<くろせ>唐揚定食。

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折尾<ちっこや>のセット。

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小倉のホテルで深夜の<伍魚福>晩酌。
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