河内山本駅。近鉄八尾駅から一駅隣のなかなか状況客の多い駅である。八尾市内に位置する。この駅に年1回、それも12月29日に足を運ぶ。ビーダッシュ忘年会が開催されるからである。
2022年師走29日。日が沈み切る直前、ビーダッシュY田社長に河内山本駅まで迎えに来ていただき、カーライフサポート鰍フ第二社宅越南荘へ。忘年会会場である。
カーライフサポートS楽社長が毎年料理の腕を振るって下さる本忘年会も5年目。私は1度だけ行けなかったが、4度も参加させて頂いている。
この日は環山楼塾(八尾の若手経営者と幹部候補生グループ)メンバーが4名、カーライフサポートメンバーが4名、私の9名が集った。私はS楽社長もメンバーな環山楼塾運営をお手伝いした御縁。それも数年前の話だが、髪の毛よりも細いが切れそうで切れない糸でつながっている。
S楽シェフの鯛を一匹まるごとあしらった豪快極まりないアクアパッツァ(というのか)。ビール、白ワイン、チューハイが進む。鶏鍋も登場。〆のスパゲティはお代わりするほど旨かった。
恒例のビンゴ大会に移行。確か去年はリーチになると「リーチマイケル!」と叫ぶことが暗黙の了解に。今年は「リーチ」の後に何か言葉を足すことに。ちなみに私が言い出しっぺだ。
皆さん、リーチの後に何か言葉を足す。当然ながら、スベる。リーチマイケル以上のキメ言葉など浮かばない。スベることで厄を落とし、新たな新年を迎えることができると割り切ることに。
私もリーチに…。「リー…チン〇」。「〇」はご想像にお任せします。くだらなさすぎる下ネタである。再びリーチに…。「リー…チンチ〇」。ご想像にお任せします。スベるどころか、場はドン引き。厄落としどころではなかった。
私はこの夜、終電で神戸に戻らねばならなかった。時間が近づいてきた。
最後のゲームは、何か一つのテーマを設定し、全員に1点から100点までの数字がランダムに記されたメモを手渡される。テーマは「中華料理」。要するに、中華料理の「人気度」を勘案し、自分が手渡された点数のメニュー名を伝える。
野菜炒め、中華ちまき、春巻、パン、チンジャオロースー、チャーハン…。それぞれの料理名で1番点数が低いと思われる者からオープンする。
ちなみに、私は91点。ラーメン、チャーハン、餃子で迷った。私は、餃子を選択した。味の好みは千差万別なので意外なほど奥が深く、知的で、妙に盛り上がる。いい感じで進んでいく。
私が91点で餃子なら、ラーメンか焼飯は98点か100点のはず。結果は…。実に面白かったとだけ記しておこう。
河内山本駅から鶴橋、阪神尼崎、三宮で乗り換えて自宅。待ち時間のない効率を極めた移動だが、優に2時間はかかる。
私の神戸の自宅から八尾は遠い。新幹線なら名古屋か広島の方が近い。自宅から北九州小倉でも2時間半である。しかし、年に1度、12月29日に大阪の河内地方へ足を運ぶ貴重な機会。
私も八尾と仕事上の御縁が無くなって数年たつが、このように仲間に入れて頂けるだけ光栄。コロナ初年度も1日だけだが環山楼塾OB会にお招き頂いた。我が超弱小零細会社の会計顧問先も八尾市内。細い糸だが、ワイヤーのような力強さである。
令和5年の暮れもお招きいただけるように精進せんば。極細の糸が切れないように。