2026年07月31日

第3972夜:こってりMAXへのプレリュード【京橋(大阪)】

 超こってり。我がバイブルコミック『めしばな刑事タチバナ』初期の頃の神回で飛び出したワードである。舞台は<天下一品>。こってりスープをさらにこってりさせたラーメンで、メニュー化されていないオリジナルオーダーとして紹介されていた。

 ある晩秋の日曜の夕方。東大阪からの帰路、京橋で途中下車。達成感と未達感、満足と後悔、諦観と再起といった相反する感情を抱えながらヤケ酒を煽るためである。

 1軒目は京橋で必ず立ち寄る<二升五合>で瓶ビール大瓶と特製出汁巻玉子でスタート。かす汁に惹かれたが、ここではこの2品で締める。お会計は800円代という慈愛に癒される。店内有線のJ・I『クリスマスキャロルが〜流れる頃には〜♪』が年末感を煽ってくる。

 2軒目はすっかり大ファンになった<いなせや>。瓶ビール大瓶と天然まぐろのぶつ切り(とろ入り)でスタート。瓶ビール大をお替りしながら2品目は国産牛のたたき。生センマイ刺に震えながら、フィニッシュはマッシュポテト付ビフカツ。果てしなき満足感である。店内有線の『ロマンスの神様』が歳末感を刺激する。

 満腹なのだが、なかなか京橋まで足を運ぶ機会はない。私が関西で最も愛している串カツ屋<鳥の巣>へ。1串170円以上ゆえ決して安くないが、この店の串カツは衣が異様に旨い。コロナの余波が続いているのか、ソースどぶ付けが復活していない。

 タルハイを煽りつつ生キャベツをバリバリ。蓮根、豚、紅生姜、広島(かき)など6本を満喫。赤ワインの呑み切りサイズ(300ml)を空にして、アボカド塩昆布和えでフィニッシュ。

 満腹の限界を超えた。ただ、この日は神戸に戻るだけ。日曜なので電車も空いているだろう。爆睡して乗り過ごしても良い。そのつもりで駅に向かおうとするが、何故か<天下一品>に飛び込んでしまう。何故かハイボールと鶏唐揚を頼んでしまっている。

 30代前半と思しき3人組の女性が入店。ビールやチューハイ、唐揚、焼飯を豪快に頼んでいる。その3人、ラーメンもそれぞれご注文。「こってり」「こっさり」、そして「こってりMAX」と声が連なった。

 「こってりMAX」?気づかなかったが、‘超こってり’がメニュー化されていた。

 私は昔、テンイチのこってりが得意ではなかった。つまり、足を運ぶことはなかった。しかし影響を受けやすい私は『Aメトーーク』の天下一品芸人を観て関心を持ち始め、冒頭の『めしばな刑事タチバナ』が決定打となり、テンイチ通いを始めた。「こってり」のスープ増量一択になるほど成長することができた。

 老化ゆえか、たまに「こってり」でもタフさを感じる日も増えてきた。この日は3人の女性に触発され思わず「こってりMAX」を追加注文していた。

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京橋1軒目。

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特製と大瓶。

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京橋2軒目。

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大瓶とホンマグロと国産牛たたき。

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マッシュポテト添えビフカツ。

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センマイ刺。

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京橋3軒目。

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串カツとタルハイ。

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赤ワインと串カツと一品料理。

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京橋4軒目。

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ハイボールと唐揚。

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この夜の結実、こってりMAX。

posted by machi at 06:03| Comment(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月26日

第3968夜:ポテサラはしご酒【上本町(大阪)】

 カレーポテトサラダ。この商品名で連想するビジュアルはある程度万人共通なようで異なるかもしれない。カレー粉をスパイスとした黄色いポテトサラダ、カレーライスの付け合わせ、ポテサラにカレーぶっかけ…。

 晩秋の平日の夕刻。大阪上本町の呑み屋ラビリンス「ハイハイタウン」で我が弱小貧乏零細一人親方会社の守護神・会計事務所のS藤先生&A部先生と打合せを兼ねれ会食(呑む)ことに。先生方とは毎年GW時期に決算打合せ後に呑むが、秋吞みは私たっての願いで実現。

 ハイハイは1年以上ぶりか。私は2度目である。初回にS藤先生にこの魔城を案内されたとき、掛け値なしに衝撃を受けた。度肝抜かれた。大阪第1〜4ビルの地下1・2階以外にこんなパライソが広がっていたとは。

 1軒目は<オードリー>。この店も前回経験済。S藤先生のお気に入りである。看板のイラストで気づいたが、屋号は芸人ではなくハリウッドの往年の大女優から拝借しているようだ。

 瓶ビール大瓶380円に感涙。原価割れでなかろうか。チーズ特製油漬、手羽中唐揚も抜群だが、カレーポテトサラダに瞠目。

 ポテサラが嫌いな御仁とこれまで会ったことがない。私も大好物だが、自分で作ろうと思ったこともない。とんでもなく面倒そうである。私にとってポテサラは酒のアテ。味見もせずいきなりウスターソースをドボドボぶっかけるので眉を顰められることも頻繁。東海林さだお先生の「丸かじり」シリーズ(文春文庫)初期のポテサラ回は掛け値なしに神回である。

 この店のカレーポテトサラダは、冷たいポテサラに冷たいカレールーを掛けていた。これまで試そうとも思わなかった新体験の味だった。

 2軒目は2階に上がっておでんバル<TAKEHIRO>。ここはA部先生オススメだったか。

 栗焼酎の湯割をヤリながら創作おでんに舌鼓。菊菜ベーコン、鮪ネギマも旨かった。梅焼は不思議な世界観。トマトは傑作コミック『ぐらんぶる』25巻に影響された。

 100〜200円代のラインナップの中で圧倒的高価格のフォアグラ大根を頼んでみた。もはやおでんと思えぬ無国籍料理。おでん汁の賄いチャーハン、超絶壮絶の旨さだった。

 この店のポテサラは「焼きポテトサラダ」。1日に2回以上ポテサラを注文したのは初めてかしれぬ。その正体は、まるでポテトグラタン。素晴らしく栗焼酎に好適だった。

 ラストは<チエちゃん>。この店も前回経験済である。店の離れに案内され、ホッピー痛飲しながら焼とん(シロ・カシラ)、レバニラ、赤ウィンナー、栃尾油揚を満喫。

 この店でもポテサラ発見。「ポテマカサラダ」。変わり種ポテサラ3部作の最終章。ポテサラとマカロニサラダという2大総菜サラダが抱擁していた。

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上本町駅に直結する吞んだくれラビリンス。

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毎回1軒目はこの店な気がする。

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この日の1皿目のポテトサラダ。

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2軒目はおでん居酒屋。

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この日の2皿目のポテトサラダ。

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フォアグラ大根おでん。

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3軒目はホルモン屋。

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この日の3皿目のポテトサラダ。百花繚乱。

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先生方、ありがとうございます。

posted by machi at 10:21| Comment(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月27日

第3880夜:イナセすぎる立ち飲み屋【京橋(大阪)】

 心斎橋筋商店街。難波〜心斎橋を伸びる、言わずと知れた西日本最強の商店街である。歩行者通行量や密集度を勘案すれば、日本、アジア、世界最強の商店街かもしれない。

 年末年始や盆前後の我が閑散期は、自宅(神戸)からJRや私鉄で行ける範囲(90分以内)で買い物客でごった返す市場商店街を散策し、空気感を体感するようにしている。聞く、読むなどの伝聞とは大違いの実感がそこにある。

 阪神三宮から阪神なんば線で乗り換えなしで大阪難波へ。時間は11時ごろ。地上に上がり、難波のアーケード商店街の<金龍ラーメン>でライス&白菜キムチ&ニラキムチ&ニンニク食べ放題を満喫。夏のエネルギーを注入する。

 炎暑故、難波からアーケード下に特化して心斎橋まで歩く。まっすぐ歩けない。ただし、通行客の8〜9割は外国人でなかったか。アジア系の外国人も髪型やパンツなどで明らかに日本人でないと分かる。当然、商店街も外国人対応は欠かせない。

 久々によく歩いた。汗びしょびしょ。心斎橋から神戸までは地味に戻りにくい。地下鉄に行くと、京橋まで乗り換えなしで行けることが分かった。久々に愛してやまない京橋でイッパイやるか。大阪第1〜4ビル地下、十三駅前、そして京橋は吞んだくれの聖地。上本町もか。

 京橋に来ると、ほっとする。外国人どころか日本人観光客すら見かけない。朝から呑める店ばかりなので、みなさんご機嫌にヤってらっしゃる。

 私が欠かせないのは立ち吞み<二升五合>。昼呑みサービスがあった。生ビール、おでん1品(焼豆腐を選択)、小鉢(ミニスパゲティ)、揚物(何かの天麩羅)で700円。生が瞬殺したのでドライの大瓶。キンキンに冷えて490円。至福である。

 この店は安くて旨いが、かなり歩いたので座りたくなったので店を出る。豊富極まりない店の連なりの中で「長田ぼっかけ」という表記が視界に。ふらふらと<京橋ホール>へ。

 サッポロ赤星大瓶396円とトンテキを味わいながら店内を見渡す。神戸長田のぼっかけが思いっきり推されている。オーナーは新長田の人なのか。5種類ものぼっかけメニューが(注文しませんでしたが)。ちなみにかなり広い店で座り呑み。カウンターで人心地着く。

 その店のすぐ横が立ち飲み<いなせや>。1階、なかなかの賑わいである。めったに京橋は来れないので入ってみた。300円のハイボールをやりつつメニューを見る。

ここ、近年の立ち飲み屋で最高だった。まぐろブツ(とろ入り)、国産牛たたき。ボリュームたっぷりで絶品。秀逸が「ビフカツ」。まさかの分厚い2枚で、マッシュポテトが添えられている。デミグラスでなく独特にタレだった。ハイボールを5杯ほどお替りする。

 やはり、私は京橋や十三が落ち着く。かなり満腹である。ほろ酔った。大阪で乗り換えず、普通電車で新長田まで1時間爆睡しながら帰るか。その前に立ち食いうどんで締めようか。 

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地域のブランド価値を上げるドミナント出店戦略のお手本。

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難波に来れば啜らずにいられないぜ。

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京橋に来れば立ち寄ってしまう名店。

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セット。これに天ぷらが追加で700円。

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490円の大瓶を追加。

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初ダイブ。

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「ぼっかけ」祭り。

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安すぎ。

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赤星でスタート。

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トンテキ。

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この数年で最高の立ち飲み屋。

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まぐろブツと和牛たたき。

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最高のビフカツ。たっぷりのマッシュポテト付き。

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外観はあまりかわらないけれど、

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味その他はかなり変わった気がしました。

posted by machi at 07:17| Comment(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする