2023年05月30日

第3179夜:細いが切れない糸【八尾(大阪)】

 河内山本駅。近鉄八尾駅から一駅隣のなかなか状況客の多い駅である。八尾市内に位置する。この駅に年1回、それも12月29日に足を運ぶ。ビーダッシュ忘年会が開催されるからである。

 2022年師走29日。日が沈み切る直前、ビーダッシュY田社長に河内山本駅まで迎えに来ていただき、カーライフサポート鰍フ第二社宅越南荘へ。忘年会会場である。

 カーライフサポートS楽社長が毎年料理の腕を振るって下さる本忘年会も5年目。私は1度だけ行けなかったが、4度も参加させて頂いている。

 この日は環山楼塾(八尾の若手経営者と幹部候補生グループ)メンバーが4名、カーライフサポートメンバーが4名、私の9名が集った。私はS楽社長もメンバーな環山楼塾運営をお手伝いした御縁。それも数年前の話だが、髪の毛よりも細いが切れそうで切れない糸でつながっている。

 S楽シェフの鯛を一匹まるごとあしらった豪快極まりないアクアパッツァ(というのか)。ビール、白ワイン、チューハイが進む。鶏鍋も登場。〆のスパゲティはお代わりするほど旨かった。

 恒例のビンゴ大会に移行。確か去年はリーチになると「リーチマイケル!」と叫ぶことが暗黙の了解に。今年は「リーチ」の後に何か言葉を足すことに。ちなみに私が言い出しっぺだ。

 皆さん、リーチの後に何か言葉を足す。当然ながら、スベる。リーチマイケル以上のキメ言葉など浮かばない。スベることで厄を落とし、新たな新年を迎えることができると割り切ることに。

 私もリーチに…。「リー…チン〇」。「〇」はご想像にお任せします。くだらなさすぎる下ネタである。再びリーチに…。「リー…チンチ〇」。ご想像にお任せします。スベるどころか、場はドン引き。厄落としどころではなかった。

 私はこの夜、終電で神戸に戻らねばならなかった。時間が近づいてきた。

 最後のゲームは、何か一つのテーマを設定し、全員に1点から100点までの数字がランダムに記されたメモを手渡される。テーマは「中華料理」。要するに、中華料理の「人気度」を勘案し、自分が手渡された点数のメニュー名を伝える。

 野菜炒め、中華ちまき、春巻、パン、チンジャオロースー、チャーハン…。それぞれの料理名で1番点数が低いと思われる者からオープンする。

 ちなみに、私は91点。ラーメン、チャーハン、餃子で迷った。私は、餃子を選択した。味の好みは千差万別なので意外なほど奥が深く、知的で、妙に盛り上がる。いい感じで進んでいく。

 私が91点で餃子なら、ラーメンか焼飯は98点か100点のはず。結果は…。実に面白かったとだけ記しておこう。

 河内山本駅から鶴橋、阪神尼崎、三宮で乗り換えて自宅。待ち時間のない効率を極めた移動だが、優に2時間はかかる。

 私の神戸の自宅から八尾は遠い。新幹線なら名古屋か広島の方が近い。自宅から北九州小倉でも2時間半である。しかし、年に1度、12月29日に大阪の河内地方へ足を運ぶ貴重な機会。

 私も八尾と仕事上の御縁が無くなって数年たつが、このように仲間に入れて頂けるだけ光栄。コロナ初年度も1日だけだが環山楼塾OB会にお招き頂いた。我が超弱小零細会社の会計顧問先も八尾市内。細い糸だが、ワイヤーのような力強さである。

 令和5年の暮れもお招きいただけるように精進せんば。極細の糸が切れないように。

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2022年04月12日

第2907夜:親子プレゼン対決【八尾(大阪)】

 ビーダッシュ忘年会。八尾環山楼塾第12期生のY田氏が主宰する忘年会である。

 毎年12月29日に開催される(気がする)。2020年は出張で参戦できず、2年ぶりに参戦が叶った。

 河内山本駅を降りると山D氏がお出迎え。今回の会場は<相楽亭>。11期生のS楽氏のご自宅である。2年ぶりに拝見したS楽氏の4人のお子様たち、すっかり大きくなっておられた。

 今回はY田氏、S楽氏に加え、日本全国で活躍しているK元氏、そしてT村氏。まちづくりも商店街も創業も全く関係ないミッションが、八尾だった。

 終わってから数年経つが、製造業と何の関係もない、ギャラさえ頂けたら仕事を選ばない安請け合いなヨゴレの私ごときを毎年御招待下さり大感謝である。

 缶ビールで乾杯。毎年、S楽氏の凝りに凝った料理を楽しめる。今回の献立は、以下。

・お造り盛り合わせ
・魯山人風シャブスキー
・一の塩の鯛の塩釜焼き
・出汁から作った出雲蕎麦

 魯山人風という字ズラだけで美味しんぼの世界が広がる。

 デカい私の顔の倍はありそうな極上の霜降り肉をさっと湯にくぐらせる。魯山人風の醤油タレにトプンと浸し、口に運ぶ…。K原雄山でも言葉がでない旨さである。

 鯛の塩釜がオーブンから飛び出してきた。金槌で割ると、真っ白な鯛の白身が肌を出した。

 ちょっとだけ口に‥‥‥。日本酒が無限に呑めそうである。塩も抜群。皮が旨すぎる。

 S楽氏のお子様4人が勢ぞろいした。いきなり、長男(中3)がパワポでプレゼンを始めた。テーマは「スマートフォンの制限について」。

 かなりガチである。要するに、制限を撤廃してくれとオヤジ(S楽氏)に切々と訴えている。私よりプレゼンが上手い。

 プレゼンが終わった。内容に関心する以上に、何が起きたんだという驚きで呆けていると、いきなりオヤジがプレゼンを始めた。

 要するに、いかに制限することが必要かという内容だった。さすがにオヤジはこなれているが、息子のフレッシュさも侮れぬ。

 これぞ令和時代の最先端な親子喧嘩かもしれぬ。結局勝者は誰か分からなかったけど。

 年越しそば降臨。海老天と玉子が嬉しい。出汁は関西風というより、かなりしっかりと濃い目の関東風。出汁から作ったとあるので、これは最早店の味である。

 時間は22時半に。恒例の駅前場末スナックへ。スナックビルの中で適当に飛び込む。カウンター横並びで5人座れる場末が空いていた。1時間ほど唄って呑んで談笑する。

 2軒目に入ったまでは覚えているが、そこから記憶が飛んだのではなく爆睡してしまった。

 目覚めたら深夜2時半。2時間以上目覚めることなく眠り込んでいたようだ。私はショートスリーパーなので、自宅でも1〜2時間起きに目覚める。スナックの賑やかなカウンターの方が自宅の寝室より眠りが深かった。

 当然のごとく電車は走っていないので、Y田氏のオフィスで始発まで眠らせて頂く。寝心地良すぎで眠り込んだ。

 始発までのショートスリープのつもりが爆睡。起きたら8時前。自宅より眠りが深い。

 シャッターを閉めて外に出たら、隣の花屋さんが挨拶して下さった。挨拶を返した後、花屋さん、凄まじく驚いていた。Y田氏と思いきや、最近ゴルゴにすら似てると言われなくなってきた0.1トンの私だったからである。

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巨大な極上しゃぶしゃぶ。

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塩釜、酒が無限に進む。

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息子がプレゼン。

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オヤジがプレゼン。

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絶品の年越しそば。

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ほぼ毎年ありがとうございます。

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2次会。

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3次会。私は2時間以上爆睡。
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2022年01月04日

第2843夜:拝啓 シウマイの街へ【中ふ頭(大阪)】

 インテックス大阪。西日本が誇る巨大コンベンション施設である。

 2021年9月下旬から10月上旬にかけた4日間、ここに書きだすのが面倒なほどの合同フェアが開催された。主催がどこかすら分からない。

 最終日だった10月1日は、大阪府内は緊急事態宣言が解除された記念すべき日。私は紀伊田辺から神戸に戻る途中、弁天橋で途中下車。コスモスクエアを経由して中ふ頭駅前に屹立するインテックス大阪へ。数ある合同催事の中の「第2回雑貨EXPO」を見学するためである。

 その中で日本商工会議所が音頭を取り、全国10〜20商工会議所が出展し、各地の物産をPRし、商談会を開催している。そこに鹿沼商工会議所が全国の話題を独占している「かぬまシウマイプロジェクト」を紹介すべくブースを構えている。

 私も鹿沼商工会議所の最末端地区外会員である。独り神戸支店といっても過言でなかろう。我が盟友・Ⅿ越氏が赤いハッピを着て奮闘されていた。

 鹿沼と言えば園芸用の「鹿沼土」。激シブの極みだが、これからはシウマイである。市内で数多くのお店が取り扱いを開始。木工の街らしく蒸し器も新発売。ノリにノッている。

 私はこれまでインテックス大阪に何度も足を運んでいる「つもりだった」。しかし、記憶皆無。経路もピンとこない。海遊館と勘違いしていたのか。記憶が改ざんされているのか。そもそも、コンベンション施設での催事など初めて見学するのかもしれない。

 1時間も滞在できなかった、すべてをじっくり回ると1日では足りぬだろう。コロナ禍でよく決行したなと感心。この規模、準備の周到を勘案すればとても中止などできないだろう。

 M越氏にお暇のご挨拶し、いろいろ乗り継いで帰神。途中、デパチカにたちよって鮨、刺身などを買い込む。今日から飲食店は20時ごろまで酒提供OK、21時まで営業OKらしいが、混みっぷりなども分からぬ。Ⅿ越氏とソトノミではなく我が拙宅(自宅事務所)で呑むことに。

 氏は撤収作業を終えて20時頃ご来訪。アラフィフのオヤジ2人がマンションの一室でひたすら飲み食いし雑談。不思議な気分である。深夜2時まで『きのう何食べた?』状態である。

 翌朝。インスタントコーヒを飲んで10時前にⅯ越氏と新長田へ。

 水越氏は新長田初めてという。私は3カ月に一度所要で新長田に通っているが、用が住めば長居せず新長田を発つ。

 私自身、生まれ育ち、11年間も職場があった新長田の商店街をじっくり歩くのはいつ振りか。どなたかが神戸に来られた際に案内するぐらいかもしれぬ。それも、呑むだけならともかく日中は数年に1度。何故なら、私は神戸市内外を問わず友人がほとんどいないからである。

 次夜、Ⅿ越氏の新長田探訪記。シウマイのまちづくりをはじめたばかりのM越氏に、ちょうど20年前から「鉄板こなもんのまちづくり(お好み焼き・ソース・ぼっかけ)」を始めた私の故郷・神戸新長田からのエールである。

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インテックス。大賑わい。

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鹿沼商工会議所ブース。

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充実の展示。

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拙宅にて。
posted by machi at 07:18| Comment(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする