2025年12月21日

第3810夜:神戸deラーメンU:インスパイア篇【三宮(神戸)】

🍜「マッチョ」カレーラーメン並(ニンニクマシマシ・魚粉マシ・ウスメ)+豚トリプル

 ある秋の正午過ぎ。とにかく腹が減った。この日、最短でもミッション先で固形物に在りつけるのは21時半。こんな時間なのに<マッチョ>の前を通りかかったら行列がない。休みかと思いきや開いている。ラッキーの極み。二郎インスパイア系はだいたいどこも人気である。

 券売機の隣のセルフウォーターサーバーから席を立たずに手を伸ばすだけでコップに入れることができるカウンター約10席から唯一のベストポジション確保も成功。券売機と対峙。

 マッチョ、いつぶりか。まぜ麺はあっはずだがつけ麺なんてあったのか…。ここでは「塩」なのだが、この日は「カレーラーメン」。麺の量は並(220g)。その上は中と大(500g)。

 並と中は同じ値段。普段なら迷わず中か大だが、二郎(インスパイア)系ゆえ、麺は少なめがベスト。大は追加料金が発生するが、中は同価格サービス。万が一喰いきらんと残してしまったら申し訳ない。ゆえに、野菜は「マシ」も「マシマシ」もしない。

 私のこの日のオーダーは「カレーラーメン並(220g)」に「豚トリプル」をトッピング。カスタマイズは「ニンニクマシマシ」「魚粉マシ」「ウスメ」である。二郎は私には濃すぎるので「ウスメ」がベスト。たまに「カラメ」を頼む御仁を見かけるが病気にならぬのか。

 お客は入れ替わり立ち替わりだが、行列の気配なし。私にすれば有難いこと。来店客は迷わず皆さまカスタマイズ。神戸にもすっかり二郎は定着している。

 ブツ降臨。一味をパラリし、まずはスープ…。確かに「ウスメ」。ノーマルで良かったか。野菜(モヤシ)をカレースープに浸す。魚粉マシが和に近づけている。麺は小(並)だがこれで充分。豚トリプルは食べ応え満点。

 途中から気づいた。「ウスメ」で正解だった。最後までスープを飽きることなく楽しめる。ほんのわずかだが、体にも良さそうだし。

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🍜「房’s」サービスSET(フカヒレラーメン)

 ある秋の平日の昼メシ時。超久々に<房’s>へ。25年前は毎日のように夜に通ってきた。

 新長田を離職してから十数年、めっきり足を運ぶ機会が減った。それでも夜は1〜2年に1回は行っているかもしれない。ランチタイムは記憶にない。3カ月に1度の新長田野暮用も朝9時から9時半には終わってしまうので、ランチ時間とずれてしまう。

 普段と異なり野暮用が11時半から。ちょうど帰路に店の前を通りかかった。記憶にないものの、ランチに破壊力には定評がある。ラーメン系のセットもあるようだ。久々に飛び込む。

 店内は目視後期高齢者な爺様と20〜30代女性で見事に半々。新旧の新長田を体現しているようだ。マスターが奥から手を振ってくれた。バイト女性と2人。相変わらず凄まじい品数の絶品料理を超絶スピードで仕上げるプロ中のプロだ。〔次夜フカヒレ篇〕

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2025年12月20日

第3809夜:神戸deラーメンU:貝篇【三宮(神戸)】

🍜「くそオヤジ最後のひとふり」あさりらーめん+貝飯

 圧倒的にシュールな店名の貝系ラーメン店。たしか有名店であり、大阪発祥だったか。その有名店が三宮駅地下のミント神戸へ向かう通路にオープンしていた。

 食欲減退カラーのマリンブルーを前面に押し出している。よく見れば、壁面の消火栓もマリンブルーに塗りつぶされている。無法っぷりに驚嘆だが、このミント地下通路、飲食ゾーンとしてかなり充実してきた。

 初秋の午後。昼メシを物色すべくミント通路を歩いた。私の持ち時間は40分。そろそろ決めたいと思っていたところに、マリンブルーが視界に。13時頃。行列テープが店頭にあるが、誰も並んでいない。これはチャンス。飛びこんだ。

 ガラガラなのに両横に男性が座っているカウンターの真ん中の狭い席へご案内して頂く。メニューを観る。「あさりらーめん」が人気ナンバーワンで、他には「はまぐり」「しじみ」が。はまぐりが最高値、しじみが最安値。あさりはその中間。貝大盛や替玉もある。

 ランチのセットメニューが3種あった。「貝飯」「貝餃子」「白ご飯(お代わり1杯OK)。貝餃子、言われてみれば喰ったことがない。しかし、ここは「貝飯」だ。

 私が最も好きな魚介は「貝」である。刺身、寿司では貝づくしが最も嬉しい。味噌汁や澄まし汁も貝出汁は極上の最強。ところがラーメンのスープになると、何故か琴線にこれまで響かなかった。この店の存在は知っていたが、何故か入ろうとこれまで思わなかった。

 店内はおしゃれなcafe風。女性客も多い。ブツ降臨。薄切りの大きなチャーシュー、そしてたっぷりの殻付きあさり。紙エプロンは本当に紙で自分で後ろで結ぶタイプでなく、繊維質で最初から首へ通す丸タイプ。非常にポイント高し。

 まずはスープ…。しっかり貝が効いている。醤油加減も絶妙。しかし、麺を啜ろうにもあさりの殻が邪魔してくる。まずはあさりを片付けることに。

 あさり、かなりの量。軽く10ヶはあったのでないか。砂の残留量は確率2割といったところ。麺の下にもアサリが。潮干狩り気分である。

 あさりを片付けた。麺を啜り切ったところで、貝飯。スープは味噌汁代わりに。貝飯、220円はお得。なかなかの白眉。隣のオヤジにはまぐりラーメンが来た。ちらり横目。はまぐり、大きい。あさりより食べやすそうである。

 3種類制覇を目標に構えようとブツを啜る前は考えていた。啜った後、その心は凪いだ。しかし、メニューにあった「ちょいアテ(レア焼豚4枚+煮玉子)440円」と「貝餃子(6ヶ)330円」を肴にベルギービールを呷るシチュエーションはぜひ試したくなった。〔次夜二郎インスパイア篇〕

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2025年12月08日

第3804夜:GOD HAWK【明石(兵庫)】

 <神鷹>。明石市内の酒飲みでその存在を知らない者、入ったことのない者はおらぬのではないかと思わせるほどの超有名店であり、掛け値なしの名店である。酒の神の使いである。

 明石駅前が再開発される前、明石に立ち寄ると必ずこの店でイッパイやっていた。私が明石で愛してやまない2台スターが中華そば&焼きそばオンリーの<江洋軒>と<神鷹>である。

 鳥取からスーパーはくとで三ノ宮まで直通。私はフラリと明石駅で途中下車し<神鷹>を目指した。その8日前、魚の棚商店街役員様との酒席の機会に恵まれた際は<神鷹>を訪れるタイミングが無かった。忘れ物を受け取りに行く感覚で駅前再開発ビルへ。

 2店舗ある神鷹のうち<串かつ神鷹>の引き戸を開ける。こちらの方が幾分広そうで、スーツケースがあまり邪魔にならない気がしたから。真横に置いても問題ないカウンターの端が開いていた。ベスポジ。そもそも<神鷹>にスッと入れること自体が私の感覚では珍しい。

 神鷹は定番かつ王道であり、旬を最大限取り入れた絶品の品々がリーズナブル。若い頃、この店の「カチワリ赤ワイン」にハマって、今でも激安ワインをジョッキと氷で楽しんでいる。

 瓶ビールで一気に喉を開く。お通しがないことも自信の表れ。1品目は「菜の花おひたし」。この日は確か奈良のお水取りが確か終わった日。翌日から暖かくなり春を感じる気がするのは関西に住む者の季節感。爽やかでフレッシュな苦味が体を喜ばせる。

 瓶ビールを追加し。2品目は<とり唐揚>。嬉しいことにチューリップが3本。齧りつく。ビールを流し込む。至福である。スパイス塩も持ち帰りたい旨さである。

 瓶ビール2本後は明石の地酒「神鷹」冷酒(300ml)。神鷹の蔵元の直営なのだろうか。合わせる3品目は「蛍烏賊の酢味噌」。新鮮極まりないプリプリ、ワタの甘味とコクが酢味噌に絡み、辛口の冷酒が洗い流す。

 4品目は串焼を3本頼む。「てっちゃん」「ももニンニク」「赤ひも」。カウンターには一味と七味が両方ある細かい気配り。私は一味派だが、この日は七味に。山椒も軽く振りかける。どれも絶品。1本づつにしたが、どれも3本づつにすべきだった。

 冷酒がまだ残っている。同時フィニッシュさせるには、もう少しツマミたい。串カツやおでん、出汁巻など定番メニューも大充実だが、私は独りゆえ、どの店でもこの日のオススメメニューから戦略をほぼ組み立てる。独りの気軽さと、いろいろ食べきれぬ切なさの同居である。

 5品目は「あじ南蛮漬」。甘みがあまりない酢に香ばしく焼かれた小鯵がヒタヒタ。玉葱と一緒に丸かじり。ゴリゴリの中に感じる淡泊な上品。冷酒が合う。

 6品目をシメに。「かぼちゃサラダ」である。濃厚な甘みは、最早スィーツ。冷酒とも意外に合う。新たな居酒屋スィーツというか、締めの誕生である。

 お客がひっきりなしに回転する。雨が降っているが、駅は目の前。最近、独り呑みの機会が激減した。そろそろ復活させようか。若い頃とは違った楽しみ方を学べそうである。

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明石駅南口再開発ビル1階。

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お通しが菜の花。春爛漫。

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唐揚でなくチューリップが嬉しい。

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市販では体感できぬプロの妙技。

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一と七が両方なのも芸が細かい。

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店のオリジナル(たぶん)。

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酒が進む。

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さらに酒が進む。

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南蛮漬で舌を引き締める。

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もはやデザート。

posted by machi at 07:45| Comment(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする