2023年12月13日

第3309夜:リファーレの鰻メシ【妙法寺(神戸)】

 リファーレ横尾。我が自宅事務所の「敷地」から徒歩1分に屹立する、神戸市営地下鉄妙法寺駅とほぼ直結なミニショッピングモールである。核テナントはコープさん。肉屋(退店)、八百屋、魚屋の生鮮3(2)にパン、揚物、本、ドラッグストア、100均などが入居している。

 私が妙法寺に住み始めたのは約20年前。車を持たぬ生活なので、妙法寺界隈のことはこの商業施設と自宅マンションを結ぶ1分間しか知らない。

 駅前や周辺は団地やマンションも多く、かなりの乗降者数があるのだがリファーレは空き店舗が目立つ。新規出店があっても、少々首を傾けたくなる業種業態ばかり。つい最近、新たにラーメン店がオープンしたと思ったら、今度はうどん屋が消えていた。

 飲食は牛丼チェーン、インドカレー、ラーメン、居酒屋、喫茶店の5店舗のみ。妙法寺駅界隈で飲食店はこの施設内だけ(たぶん)。20年住んでいて、喫茶店とカレー屋はいまだ未踏。

 ある日の午後。出張先へ向かう前に<Sき家>に飛び込んだ。しばらく来ないうちに、タッチパネルに変わっていた。

 「うな牛丼」の大盛を召還。牛丼チェーンの鰻は季節限定。私にとっては夏の訪れを感じさせる風物詩でもある。中でも「すき家」の鰻は他のチェーンを圧倒している。

 本格的な鰻屋では考えられぬスピードでブツ降臨。山椒の小袋を従えて。紅生姜をたっぷり丼の端に乗せる。後は一気呵成にワシワシ。

 牛丼と鰻丼が一緒に味わえるのは牛丼チェ―ンならではの魅力。大盛で1000円ちょっとで味わえるのだから、企業努力に敬礼である。

 それから数日後の午後。出張先から帰還。昼飯はリファーレ内のどこかで食べよう。居酒屋では昼限定ランチを提供している。メニューもかなり豊富。その中で、圧倒的存在感を放っているのが「うな重定食」。値段は唯一の2000円越え(2365円)。

 他と比べたら高いが、うな重と考えれば安い。この日はタフな一週間のご褒美として、蛮勇を振り絞った。ご飯を大盛にした。

 店内は満席。お客の平均年齢は目視で80歳以上か。ニュータウンがオールドタウン化している事象を痛感させられる。ゆえに、新規出店があまりないのか。

 少し待って、ブツ降臨、うな重にはフタが。味噌汁、漬物、出汁巻玉子を従えている。

 フタを外す。思わず口笛を吹きそうに。鰻びっしりでご飯が見えぬ。味噌汁で心を落ち着かせ、山椒パラリ。まずは一切れテイスティング…。柔らかい。関西のパリパリというより、関東風の蒸しに近い。タレは甘すぎずサッパリ、ご飯もさすが大盛。心強いずしり感がある。

 香物で舌を洗いつつ喰い進める。出汁巻は関西風で甘さのない私好み。後は無我夢中。

 まさか、自宅近くでこのレベルのうな重が2,000円ちょっとで満喫できるとは。20年生息していても日々新たな驚きがある。自宅に引き籠らず、街に出ねば。

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3大メジャーではここの鰻が一番好き。

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牛丼チェーン以外味わえないコラボ。

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妙法寺たぶん唯一の貴重な居酒屋。

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申し分なし。

posted by machi at 10:07| Comment(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月19日

第3174夜:神戸deラーメン〜ウィズコロナ〜【神戸(兵庫)】(その6)

 客は誰も入ってこない。もしかして、カウンターの他の客はすべてサクラなのか。サクラはすでに散り、葉桜に。このお店、死亡フラグだけはビンビンの満開だった

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指名前。

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指名後。

9話:妙法寺】「みねりき」チャーシュー麺

 2年前の4月、我が神戸の自宅近くについにラーメン店がオープンしたとこのバカブログやSNSで騒いだ。濃厚煮干と横浜家系を提供するこのお店、この時知らなかったが、後日どこかのショッピングモールで見かけた。そこそこ大きなチェーンだったのかもしれない。

 オープン直後に初ダイブした時、味は普通なのだが、店内のオペレーションというか、卓上の景色というか、上手く表現できぬがシロートくさかった。

 間を置かず2回目に行った際、10席ほどの店内で客は2人だけ。その客と客の間に座れと指示された。見知らぬオヤジ3人、間隔開けずに横並びに。

 人気ラーメン店とかでは座る席を指定されることもある。しかし、店内ガラガラ。この時期はコロナ2年目で依然行動制限が厳しかった時代。パーテーションを置いてるが、客を詰めて座らせるのなら意味がない。以降、店に足を運ばなくなった。

 たまに店の前を通りかかるも、行列どころか客がいることの方が稀。死亡フラグがビンビン立ち始めた。そして2年を経ることなく、妙法寺から滅失した。

 マスク着用が自己判断になり、GWが開ければ5類になるという2023年4月最終日。新たなラーメン屋が居抜きでオープンしていた。<京都ラーメンみねりき>とある。

 京都と言えば、天下御免の天下一品に代表される濃厚鶏白湯系か。メニューはいろいろあるが、ほぼすべて「カミングスーン」。慣れるまでセーブしている模様。正しい選択である。

 店内は10席ほどで、半分の入り。私は券売機に対峙し「チャーシュー麺」のボタンを押した。嬉しいことに、ライスとキムチは無料サービスとある。

 店内は大学生どころか高校生にしか見えない4人。店長と呼ばれている女性も若い。この広さ、客席で4人廻しで採算合うのか。そういえば、前のつぶれた店も最初は4人だった。

 この4人、まだ慣れぬゆえだろうがてんやわんや。観ていてハラハラする。学園祭の模擬店のようである(注:今は全くハラハラせず、安定の運営っぷり)。

 しかし、ブツはスムーズに降臨。ビジュアルも丁寧。スープ…。幾分塩きつめだが、私の好きな味。鶏白湯よりすっきりしている。チャーシューも大きくて満足。ライスも意外なほどたっぷりで、キムチが旨い。

 オペレーションがハマればメニューは増えそうだが、これ一択でも良い。これ以上死亡フラグをたてぬためにも、妙法寺人が足しげく通わねばならない。私も含めてね。〔終〕

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好きな味。

posted by machi at 09:50| Comment(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月18日

第3174夜:神戸deラーメン〜ウィズコロナ〜【神戸(兵庫)】(その5)

 客は私独りだったが、途中から3人連れが。明らかに平成生まれなアラサー男子2人と、私より少し年上風のオヤジ。店内は静かなので客の声が私にも届く。オヤジと若手2人は同じ会社でないようだ。取引先か何かか。オヤジは30年ぶりにこの店(愛愛)に来たらしい。

 店内BGMはラジオ番組で、たまたまM高千里特集だった。オヤジは若手に森高のことや当時のアイドルやドラマの話をする。私は話の内容をほぼすべてを理解できるが、平成生まれには意味不明だろう。何の関心も感じられない適当な相槌が店内に響いている。

 話が弾まないオヤジ、伝家の宝刀「下ネタ」を繰り出し始めた。ただ、そのネタが80年代のAV女優。古すぎて私ですら追跡困難。若手、ますます興味なさそうな顔に。

 私は汁そばのスープの完飲し、大満足で店を出た。入った時は明るかったが、すっかり暗くなっていた。バーに行こうと思ったが地下鉄のホームへ。まだまだウィズコロナ気分である。

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8杯目:垂水】「●●●」チャーシューらーめん

 用事で久々に垂水駅下車。廉売市場周辺がすべて取り壊され、再開発が進んでいた。風景一変。全然知らなかった。

 駅高架下に<てんや>発見。大学を出て一時期2週間ほど川崎に生息していた。その時このチェーンにハマった。大学卒業直後の金無き二十代前半、天麩羅で呑める幸せを味わった。首都圏限定チェーンと思っていたら、垂水にもあったとは。北九州でも見かけたが。

 ハイボールと天ぷら5品注文。舞茸、烏賊、蓮根、筍、桜海老かき揚。ハイボールは見たことのないホワイトホース缶でジョッキ2杯分。お会計は1200円もしなかった。大満足。

 〆は天丼でなく、ラーメンが啜りたい。ブラブラ歩くと<●●●>発見。大坂十三に職場があった時、駅前商店街にこの店があった。煮干しが強烈な人気店だった。

 十年ぶりに「チャーシューらーめん」のボタンを押す。店頭の商品写真ビジュアルも十年前と変わらぬ。鉢一杯の分厚いチャーシューが実にセクシー。カウンターはほぼ満席。

 水を飲んでスマホをいじる間もなく「チャーシューらーめんお待たせしました〜」。

 2つの疑問が湧いた。

 1つ目。店頭写真とのビジュアルが違い過ぎる。自分の注文と思わなかった。あまりにもショボい。写真指名すると、面影ゼロの謎の登場に面食らった気分だ。

 2つ目。何故、私が一番早いのか。左隣の還暦夫婦、オヤジは水しか飲んでいない。奥さんは生ビールだけ。右隣はイヤホンを耳にしてスマホをいじっているアンちゃんで、とっくに丼は空。そして、大声で話し込んでいる男性2人組も丼はとっくに空。

 瘦せ細ったブツを啜る。味も私の記憶違いゆえか、こんなに薄かったか。テンション上がらない。一番遅く店に入った私が誰よりも早く店を出た。〔次夜最終〕

posted by machi at 09:19| Comment(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする