2026年03月24日

第3877夜:健康志向の是非【多治見(岐阜)】 

 腸活カフェ。畑を活用したコミュニティ。古着販売。美容室+α。ボードゲームカフェ。酵素風呂。米粉パン、ヨガ教室+α…。2025年度多治見出店受講生が志す業種業態の一例である。全般的に精神面、体調面を含め健康志向が非常に強い。

 私は日々鯨飲馬喰、味つけは脂っこく塩辛いものばかり。煙草も止める気はない。20年前から降圧剤を、酢年前から痛風対策で尿酸値を下げる薬を服用している。初老に差し掛かり老眼著しく、首筋の凝りがひどい。出張のない日は平日休日関係なく自宅に引き籠りアニメ三昧。

 私はおそらく、胃腸は異様に元気なのである。だからこんな生活なのかもしれない。

 糖質制限、カロリー制限、日々の運動、ウォーキング…。私のような不摂生は2日は続いても3日以降は自信ない。むしろ爆発して3日目で節制分を帳消しどころか倍返しするだろう。

 病は気から。健康の最大の敵は「ストレス」が我が持論。私は基本的にストレスが無く、あっても知らぬ間に解決している。立ち直りは比較的早い方かもしれない。

 つまり、何も考えていない。体重は100sを越え、献血ができないほど高血圧だが、毛量だけは維持している。51歳を超えても白髪は目立たず、抜け毛の兆候など1本もない。

 真夏の風物詩「多治見出店塾」全3回の最終日。日本屈指に暑い街だが、夜は幾分和らいできた。無事終了後、主催のたじみDMOメンバーや特別ゲストの名古屋市職員、出店塾受講生らと駅前のイタリアンへ。イタリアンなどめったに行かない。少なくとも自分の意思で行った記憶がない。ちなみにエスニック料理も(どちらも美味しくて好きなのですが)。

 2階に上がる。目を剥いた。21時半頃だったが、広い店内は満席である。予約せねば入れなかっただろう。一巡目の客が吐けるとすぐに入れ替わりで他の客が。多治見の呑み屋はどこも流行っているイメージだが、少し度肝抜かれた。若い客ばかりでなく年輩の姿もある。

 出店塾終了後、我慢できず<喫茶わに>でクラフトビールを1本買ってラッパ呑みしながらこの店に来た。しかし、リアル店舗1杯目は昭和オヤジな生ビール。改めて旨さが染み込む。

 料理がどんどん運ばれてくる。目を剥いた。巨大な木製プレートにびっしりの肉類。エビフライも凄い量。どれも旨そうで思わずスマホでパチリ。

 女性スタッフは美人揃いで男性スタッフはイケメン揃い。私の同い年の受講生女性曰く、塾女にも大人気らしい。味だけでなく量、スタッフの華やかさ、料理の見栄え…圧巻である。ビルの2階でイチゲンには何屋か分かりにくいがマイナスを軽く凌駕している。

 ピザを頬張りつつハイボールを鯨飲。たじみDMOスタッフらとバカ話。ただ楽しく美味しい。ストレスなど100万光年かなたに吹っ飛ぶだろう。

 健康志向の店よりも、ストレスを忘れさせる味、量、見栄え、雰囲気、接客で魅了する店の方が健康に良いかもしれない。糖質たっぷりの高カロリーであったとしても。

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出店ゼミ2025最終日。

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クラフトビールをヤリながら。

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超人気店でした。

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迫力のピザ。

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映え過ぎるナントカ。

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サクサクのぷりっぷり。

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帰神前に多治見駅前のスーパーでPB商品を大量捕獲。

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多治見駅前スーパーで捕獲。C国産にしても安い。

posted by machi at 05:00| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月19日

第3873夜:真夏の夜の屋台ラーメン【多治見(岐阜)】

 <Shakusha>。多治見駅前に屹立するショルダーネームもなく何の店か分からんが掛け値なしの超名店である。肉屋が洋風居酒屋に業態変更したという。

 日中の暑さが幾分和らいだ気もする夜。多治見のシンボル<ヒラクビル>で出店塾2回目。今回は若手実業家のイケメン2名よるトークセッション。思わず聞き入ってしまう。私は聴き手役なのだけど。お二人の効果高く、会場は定員を上回る盛況っぷりである。

 終了後は出店塾受講生の半数が参加した懇親会を冒頭の<Shakusha>さんで。お通しが揚げたてのコロッケで生キャベツが添えられて1人1皿。これが抜群に旨い肉屋のコロッケ。

 生2杯の後はハイボールモード。豚唐揚、タコスチーズ゙焼(たぶん)、厚切ベーコン、ポテトフライ、手羽先…。他にもいろいろ出てきた。どれも旨すぎる。この店が超人気なのも納得。私は2年ぶりだが、変わらぬ感動がある。

 前半は受講生たちと、後半はDMOスタッフと談笑。気づけば23時に。私は翌朝6時過ぎの電車なので2軒目は断念せねばならない。残尿感たっぷりの私にO口氏がラーメンに誘った。しかも、駅前の屋台という。

 多治見駅前に屋台ラーメンなどあったか?毎回常設でなく、不定期らしい。幾分暑さも和らいだが、まだ暑い夜。しかし、そんな夏の夜の熱々屋台ラーメン、かなり風流である。

 掛け値なしに赤暖簾のラーメン屋台だった。缶ビールもゆで卵もなく「ら〜めん(780円)」一択の清々しさ。大将は昼は蕎麦屋、夜は屋台ラーメン屋といいう。このバイタリティを創業塾受講生は身をもって体感すべきである。 

 ブツは魚介出汁が効いた醤油スープ。もっとシンプルな鶏ガラ醤油と思い込んでいた。このあたりが令和アップデートなのだろう。

 旨いラーメンを啜っていると、カニと同じく無言になる。たっぷり汗をかいた1日の終わりの塩分補給。五臓六腑にシミシミだ。

 氏と別れ、間髪入れず部屋でシャワーを浴びる。部屋着に着替え、パソコンを充電しようとしたら、ない。パソコン、手帳などを入れたトートバッグごと見当たらない。シャワーで汗を流したのに、冷や汗が溢れてきた。

 1軒目を出た時は確か手にしていたはず。そして、屋台ラーメンを啜る際に、足元に置いたような記憶がある。

 部屋の窓から屋台場所を探す。ギリギリ見えない。今夜中に絶対見つけねばならない。まだ屋台は閉まっていないだろうか。急がねばならない。

 脱ぎ散らかしたポロシャツとズボンを纏い、鍵を手に部屋を飛び出そうとした瞬間、内線電話が鳴った。天からの福音に聞こえた。嫌な予感が1oもしない、純度100%幸せの予感。

 ハイッ!元気いっぱいに受話器を取る。フロントのお姐さん曰く、私の忘れものを届けて下さった御仁がいるようだ。屋台の大将に駅前ホテル(トーノー)泊まりなど伝えていない。

 疑問以上に嬉しさと安堵感に満たされてフロントへ。パソコン、手帳、老眼鏡の入ったトートを受け取ると同時に、届けて下さった御仁の名刺も手渡された。

「たじみDMO 最高執行責任者COO 小口英二」。

 彼とはラーメンを啜った後、ホテルの前で別れたはず。屋台の大将、COOに連絡して呼び出し、私に届けさせたのか。

 素晴らしい漢である。感謝してもしきれない。このお礼は、ホテル2階に新オープンした多治見初キャバクラで時間無制限呑み放題指名し放題でいかがだろうか。

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イケメン創業出店者2名の登壇でで大盛況。

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多治見駅前の肉系超名店。

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お通しがコロッケ(1人1ヶ)。これが鬼旨。

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安定の手羽先。

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ハイボールが進む厚切りベーコン。

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出店ゼミ受講生の皆さまと懇親。

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多治見駅前の真夏の夜の夢。

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本格系。

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COOに大感謝。

posted by machi at 09:44| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月18日

第3872夜:丑の刻参り【多治見(岐阜)】(後編)

 我が駅前の定宿チェックイン可能時間まで1時間。多治見のシンボル「ヒラクビル」へ。1階はカフェとセレクトブックショップが併設。<喫茶わに>で熱い珈琲(わにブレンド)を注文。珈琲を入れてもらう間に、隣の本屋へ。これも我が必須ルーティンである。

 1階がテーマ、2階が作家ごとに構成されている。私が手にしたのは『化者園』(恒川光太郎 中公文庫)。「人間はおもしろい。だが、飼ってはならぬ。 身の毛もよだつ究極のホラー七篇!」。帯の甚句も踊っている。夏ゆえ、怪談話が涼である。

 夏の盛りに、鰻の街で昼鰻を満喫し、まちのシンボルで熱いコーヒーを飲みながら併設した本屋で入手した小説を読む。私の夏のルーティンであり、風物詩である。

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鰻後はヒラクビルへ。

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喫茶わに。

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2階へ。

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作家別コーナー。

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熱い珈琲と真夏の階段。

■令和7年:土用の丑の日(2日目)5日後

 電車が遅れて予定より15分遅れで多治見駅着。道中、気が気でなかった。たかが15分、されど15分。13時到着予定が15分ずれるということが、鰻屋の昼営業時間に間に合わない可能性が倍加する。13時半ごろラストオーダーが多数を占めている雰囲気だからだ。

 改札を出ると、たじみDMOのM井氏がスタンバっていた。O口COOの右腕か左腕だかの有能な御仁。氏とも鰻友である。

 氏が最もお気に入りが<S中>。私も多治見入りする3回に1回はこの店を満喫している。

 鰻丼「特」を大盛で。私たちの注文と同時に「準備中」になった。間一髪である。

 肝吸、香物、デザートを従えて王が降臨。フタを外す。笑みが漏れる。山椒をパラリ、まずはひと齧り…。2年ぶりの口福である。甘さを抑えた奥深いタレの官能を白飯と一緒にワシワシ。香物も抜群すぎるアシスト。たっぷり白飯が鰻の濃厚を抱擁する。

 鰻丼は腹持ちが良い。この日も夜ミッションを終え、酒とメシにありつけるのは21時過ぎ。エナジーが丹田から湧き上がってくる。

 駅前の定宿チェックインまで1時間。<ヒラクビル>の「喫茶わに」でブラジルブレンドを注文。T平店長にゆっくり淹れてとお願いする。その間に隣接する本屋で1冊買うために。

 前回はホラー&幻想短編集(化物園)。面白かった。今回もホラー&ミステリ短編集『怪談小説という名の小説怪談』(澤村伊智 新潮文庫)。真夏はホラーである。

 熱いブラジルブレンドを味わいながら、サービスのクッキー1枚を齧る。仄かな塩気が汗で失われた塩分を絶妙に補給してくれる。

 買った文庫をパラパラ。魅力と不気味が交錯するタイトルがたまらない午後。私にとっての夏の丑の刻参りである。ドンピシャの日は激混だろうから微妙に日程はずらすけれど。

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M井氏お気に入りの名店。

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この店も最高。

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何を買おうかな。

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真夏の怪談と熱い珈琲。

posted by machi at 08:55| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする