2026年09月19日

第4012夜:昼の宮崎牛ステーキ丼【延岡(宮崎)】

 ランチ営業。延岡駅改札を出て真っ先に視界に飛び込んでくる眩しい5文字である。

 氷点下級の寒波な小倉を8時半過ぎに発ち、直通特急で正午過ぎに延岡着。1か月ぶりの 延岡、同じ九州なのかと首を傾げるほどの暖かさ。ヒートテックが暑いほどである。

 時はまさにランチタイム。いつものスタバのコンセント付きカウンター席を陣取る前に、ランチ営業の5文字に惹かれて信号を渡る。<ホルモン焼 義>。たしか前回店の前を通った時は内装工事中だった記憶がある。バシっとオープンしたようである。

 焼台が仕込まれたカウンターへ。ランチメニューをチェック。ざっくり6種類あった。

 人気No.1と唄われているのが牛炒め定食。税込990円という良心価格である。スタミナホルモン定食、宮崎のブランドポークらしいねぎ塩豚定食、冷麺(盛岡or平壌風)。まかないカレーも旨そうだが、この日は品切れという。

 メニュー初見で、私の心は初めから決まっていた。唯一の1,000円オーバーな税込1,628円「宮崎牛ステーキ丼」である。

 神戸の自宅から7時間。日本屈指のブランド牛を1500円程度で味わえるなら安いもの。贅沢の極みだが、この日は宵えびす。2026年の商売繁盛を祈念しなければならない。

 水を飲みつつ夜メニューや張り紙を眺める。豊富な肉のラインナップである。ぜひ、夜に来てみたい。ポテトフライを押している点もわかってらっしゃる。

 厨房から聞こえるジュージューという音楽にうっとりしていると、宮崎牛が着丼。思わず口笛を吹きそうになった。メニュービジュアルを越えてきたからだ。

 一切れが分厚く大きい。びっしりと10枚以上ありそうだ。スーパーの精肉コーナーなら宮崎牛10切れで数千円するかもしれない。味噌汁、卵黄、小鉢を従えている。卵黄のタイミングがポイントだろう。味噌汁で心を落ち着かせる。白味噌の加減も絶妙である。

 そして、宮崎牛を一切れ口に運ぶ…。上品な脂が解けた。赤身っぽいのに柔らかく、甘みがある。それでいてクドさ皆無。眼球が落ちそうなほど見開いてしまう。

 ショボいチャーシューメンや貧相なカツカレーでも1,500円超えが珍しくない昨今、まさに「義」を体現する至高の逸品である。

 添えられた山葵をステーキに絡めて頬張る。ライスと共に。一気に和に寄せてきた。

 半分ほど満喫後、卵黄を投下。箸でプツンと突くと、黄身の洪水が肉を覆う。ライスと絡めて頬張る。もはや、ポルノである。マイルドなコクが口いっぱいに広がる。

 別皿のステーキソースをぶっかけた。酸味に加わる。最後は一気呵成にかきこむ。ライスより肉が余ってしまうという天地逆転現象に宇宙の深淵を感じた。

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貸地の奥の歓喜。

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昼の至福の惑い。

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歓喜の先の絶頂。

posted by machi at 07:22| Comment(0) | 宮崎県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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