【55皿目:黒崎】「北京飯店」カレーマーボーライス
7月上旬、約1年半ぶりに黒崎へ。3軒ハシゴし、深夜1時前に黒崎の定宿へ向かう。途中、<北京飯店>が煌々と灯っていた。
たしか10年ほど前に深夜2時か3時ごろ、商店街の愛すべき飲んだくれたちと飛び込んだ記憶がある。その時はほぼ満席だった。確か、マーボーライスが名物だったか。
店頭から覗くと、客が独りもいない。呑み屋の従業員たちはまだ働いているのだろう。終電も無くなった後のエアポケットのような時間帯。決して空腹でなかったが、迷わず飛び込んだ。
メニューを見る。「カレーマーボーライス」を見つけた。マーボーのカレー味。気になる。夏はカレーが喰いたくなる。普段ならラーメンだが、この店の名物を喰わぬ選択肢はない。
店内のスポーツ新聞に目を通す。関西ではありえない、Sフトバンクの選手の謎の決意表明が一面を飾っている。非日常な出張の味わいを噛みしめていると、ブツ降臨。
たっぷりである。熱そうである。レンゲを手に、少しフーフーして口に運ぶ…。酔いもさめた。完全に食欲が喚起された。カレーが前面に出ていないが、カレー味。そして、麻婆とのバランス。無双の旨さにレンゲが止まらない。食べるほどに腹が減っていく。これで750円は激安だ。
残念なことに、スープが付いていなかった。4軒目のシメとして、どうしても汁が呑みたくなった。そして、食べ終わる直前に厨房に向かって「ラーメン、お願いします」。
【56皿目:黒崎】「アルクイン黒崎プラス」オリジナル&牛肉と野菜のゴロゴロカレーライス
6時間前(深夜1時過ぎ)にカレーマーボーライスとラーメンを腹に入れたので空腹感皆無の朝。愛する定宿の朝食会場へ。アルクインの楽しみは、本格的な2種類のカレー。1種は定番(オリジナルカレー)、もう1種は日替わり(たぶん)である。
この日の日替わりは「牛肉と野菜のゴロゴロカレー」。ライスを深皿中央にモヒカン盛りし、ルーをそれぞれ合い掛け。福神漬も添える。
数種類のパン、サラダ、スープにはさすがに手が出なかった。代わりにぶどうジュースとカルピス。前夜は7時間ほどド鯨飲したのに酒は全く残っていない。カレーをワシワシと平らげた。活力がみなぎる。夜まで何も食べずに過ごせそうである。
【57皿目:若松】「tutti frutti」カツカレーライスのライス抜き
7月上旬、5カ月ぶりに若松入り。若松の盟友・U島氏と大人気居酒屋で絶品料理と冷たいアルコールを満喫。あまりに人気店ゆえ店を出て席を譲る。しかし、もう少し何か食べたい。
私にリクエストにU島氏が向かったのは何度も足を運んだ明治街商店街内の<tutti frutti>。夜の宴会だけでなく、昼の何度か訪れた。カツカレーが私のお気に入り。
ハイボールを注文。店内は食欲を刺激するカレーの残り香が。〔次夜その2〕

