2026年06月09日

第3938夜:練らぬテンプラの街【小倉(北九州)】(後編)

🍤二のテンプラ

 小雨降る秋の昼飯時。小倉駅出てすぐの<大善>へ。十数年間、この店の前を数え切れぬほど通ってきた。両隣の店にはお世話になっている(牛丼M屋・餃子Dンダダン)。正面のパチンコ屋の屋外灰皿にはさらにお世話になっている。しかし、<大善>のドアを引いたことはなかった。理由などない。たまたまである。〔次夜中編〕

 店内はカウンターとテーブル席。ゆったりしている。入口横に券売機が。呑み放題もある。揚げたて天ぷらでイッパイやりたいが、ミッションを2時間後に控える身に許されぬ。

 単品も定食も種類豊富。迷ったが、ここは屋号を冠した「天善定食」1280円。ちなみに最高値は海鮮定食。単品も100円代からあり、かなりリーズナブル。若くてイキのいい板さんも天ぷら屋の正装。期待が高まる。店内ではオヤジたちがご機嫌そうに酒を煽っている。

 卓上にツユ、モヤシナムル、高菜漬がセットされている。ライスと味噌汁が続いて追いかける。そして、何度かに分けて揚げたてが目の前にサーブされる。

 第1陣は、野菜。「南瓜」「茄子」「蓮根」。出汁と岩塩、抹茶塩を駆使しつつ味変を楽しむ。味噌汁がしみじみ旨い。どれも大きく、食べ応えあり。そして、カラリと揚がっている。

 完全に、私好み。初めて小倉を訪れたのが2009年。2010年に1泊だけ訪問し、2011年からは我が第二の故郷に。そして、こんな名店に飛び込まなかった己の不明を恥じる。

 第2陣は、海鮮。「海老」「烏賊」「鱚」。いわずもがなの花形トリオである。なかでも烏賊が秀逸。これだけお替りしたいぐらいである。

 ラストは、肉。「豚」「鶏」。いわゆる鶏天だが、これまで食べたどの鶏天よりも旨かった。豚カツはビールが欲しくなる。

 次回は定食でなく単品をビールや焼酎、日本酒で楽しもう。ただ、一抹の不安がある。その都度券売機で購入せねばならないのだろうか。ついでに旧札の1000円札しか使えない券売機もアップデートしていただけたら、もう至福しか残らない。

天善@.jpg

小倉駅前のパチ屋の前。

天善A.jpg

充実。

天善B.jpg

圧倒。

【番外編】

門司港をミッションを終え地場スーパーで晩酌の肴を買い込んだ後、駅へ向かう。途中で門司港栄町銀天街にほど近い「天ぷらのひろ」さんが視界に。‘持ち帰り専門店」’で‘うまい!やすい!’の文字が看板に踊っている。

練り蒲鉾と思って飛び込んだら、思いっきり揚げたて天ぷら。ただ、どちらかといえば「フライ」。変わり種を試したく「鯨(一皿4ヶ)」「貝柱(一皿4ヶ)」を選択。合計たったの500円。カリカリに温め直し、八女の地酒と合わせる。目を剥くほどの絶品だった。

posted by machi at 07:40| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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