2026年05月22日

第3928夜:辛麺の根源【延岡(宮崎)】(前編)

 宮崎辛麺。私がその存在を知ったのは、自宅近くの食品スーパー。「チャルメラ宮崎辛麺」5袋入を298円(税抜)で捕獲した令和になるかならないかの時代である。以降、様々なスーパーで見かける。すっかり全国でも定番化を果たしたようである。

 以降、我が家のインスタントラーメンストックにだいたいベンチ入りを果たしている。絶対的なエースではないが、シブい小技(鍋など)効かせたい時に重宝している。

 10月というのに30度を超える暑さの正午過ぎ。集合時間の2時間前に延岡駅の改札を出て、商店街方面とは逆出口からスーツケースを引きづりながら住宅地をかき分けていく。目指すは<Sやか>さん。宮崎辛麺の専門店である。

 延岡訪問4回目となった日。昼メシは辛麺と決めていた。小倉から延岡までの直通特急3時間30分の車内でスマホ検索。駅から徒歩圏内で見つけたのが<さYか>さん。

 公式HPがあった。昭和60年に現店主のご両親が考案したという。それから紆余曲折があったそうで、ご両親の系譜は他店が引き継いだそうだが、発明者の直系ご子孫が本家本流の味を提供し続けているらしい。

 2週間前は「チキン南蛮発祥の店」で満喫した。この昼は辛麺の本流であり、聖地を攻めることに。後は、ネット情報では分からない急な臨時休業にぶち当たる危険性だけである。

 住宅街を歩いて十数分。ホントにお店があるのか一抹の不安を感じながら発見。周囲に飲食店はなさそうで、住宅街のど真ん中といえる。

 店内へ。常連歴ウン十年風のオヤジさんや子供を連れた家族連れなど大賑わい。カウンター席を陣取る。券売機でないのでメニューを吟味。辛麺にも様々なバリエーションがある。初ダイブゆえ、当然のごとく王道の「レギュラー」。ただ、辛さが0から20まで。どこが標準か。

 これまで数億回同じことを尋ねられただろう質問を店員さんに。「3辛がよく出ますね」。

 見事な応対である。辛さの好みや耐性など千差万別。オススメを聞かれても答えられるものではない。そんな時「〜がよく出る(注文される)」は問答の最も正しい解である。ちなみに他所から来たらしい食べ歩きが趣味っぽいオヤジも同じ問答をしていた。

 平日限定のランチがあった。辛さを「4」にした。何故なら「4」までは追加料金がかからないから。Aセット(辛麵・延岡むかばき産ごはん・小鉢)に「なんこつ(小)」も追加。麺類とセットで注文すると50円引きになる。延岡では辛麺となんこつを同時に楽しむらしい。

 栃木県佐野市ではラーメンとジャンボ餃子という組合せが王道だが、もつ煮とラーメンを組み合わせる独特の食文化もある。私も1度試したがハマらなかった。どちらも抜群に旨いのだが、一緒に食べる妙味が私のバカ舌では追い付かなない。さて、延岡名物かもしれないなんこつはどうか。〔次夜後編〕

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住宅街に屹立。

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「A」の「レギュラー」の「辛麺」で。

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いつか20辛を試してみたいものである。

posted by machi at 05:56| Comment(0) | 宮崎県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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