20分ちょっと。14時から佐野市役所で打合せする際、東京から小山駅に到着し、佐野方面の両毛線に乗り換える間の開催ない待ち時間である。
両毛線の日中は1時間に1本。ちなみに小山駅に停車する新幹線も1時間に1本。特に接続していない。在来線はやたら遅れるが定時ならだいたい90分弱。新幹線はあまり遅れないが40分ほど。タイミングによっては上(新幹線)も下(在来線)も変わらないこともしばしば。
秋の正午過ぎ。この日も約20分の待ち時間が発生。改札を出ればいくつか飲食店あれど、20分ちょっとなら間に合わない。佐野駅着後は市役所に直行なので昼メシを喰う時間がない。
小山駅改札内はコンビニ、チェーン系カフェ、パン屋、そして世界最強の牛丼チェーンが腹の満たし処。チェーン系カフェは珈琲を飲みながらでは20分は心もとない。パンやコンビニのテイクアウトは、1時間に1本ゆえ学生&外国人専用列車と化し異様に混みあう日もあり、横一列シートで固形物を口にできる状況でない。
この日は日帰り。往復移動時間12時間半ほど、ミッションがだいたい2時間ちょっと。佐野日帰りの翌日はほぼ廃人である。
令和3年ごろまでは小山駅ホームに至宝<きそば>があった。改札内20分の昼メシに最高だった。私だけでなく困っている輩は多いはず。余談ついでに新幹線改札内は自販機だけ。
何か腹に入れなければ20時以降に乗車する新幹線車内まで我慢せねばならない可能性も高い。令和元年度から月2回以上小山駅を利用しているといえ、チェーン店は味気ない…。
それでも、私は<Y野家>にダイブした。改札内と改札外の両方に入口があり、改札外店内は広々だが改札内店内はカウンターが5席のみ。しかもだいたい正午前後は満席である。この日(秋の12時台)は改札内まカウンター席がたまたま空いていた。
タッチパネルを操作。牛丼はさすがにベタすぎる。かといって小山限定、栃木県限定メニューなどあろうはずがない。せっかくなので、期間限定の推しメニューにしよう。
令和7年10月上旬時点で圧倒的な推しが「魯肉飯(ルーローハン)」。惹きの強いビジュアルである。この日は「肉だく祭」開催中で「肉だく魯肉飯」がお得だった。ボタンを押す。水を飲んでいると程なく降臨した。時間はまだ10分以上ある。
卵を割ると半熟。中央に鎮座させる。小皿に紅生姜をたっぷり。七味をパラリ。定番に牛丼肉、Cップヌードルの謎肉っぽいのがたぶん魯肉。高菜らしき漬物もたっぷり添えられている。中国っぽいメニューである。香りも本場っぽい。
まずは定番に牛丼ゾーン…。安定の味。半熟卵をつぶし、謎肉「魯肉」をライスと共に攻める。肉肉しい。中国系の香りがスゴイ。味が濃くライスが進む。黄身がまろやかに包み込む。
牛丼は恐らく完全な日本寄りのテイスト。謎肉は完全に大陸の味。高菜まで大陸に寄っている気がする。
謎肉大陸を満喫後、両毛線乗場へ。乗車2分後、佐野に向けて動き出した。10日前の佐野は30度を超えていた。この日は20度。大陸的ベスト気温だった。
小山駅在来線改札内。
試してみるべ。
すばらしいお祭り。
独特の世界。

