シウマイ。焼売でもシューマイでもしゅうまいでもなく「シウマイ」の2大都市は言わずと知れた横浜と鹿沼。サイズに関すれば横浜は小さめで鹿沼は大きめ。関東の2大勢力に対峙する孤高が西日本の存在していた。備後地方最大都市・福山。バラの、鯛の、製鉄の街である。
幾分残暑も和らいだ9月下旬の11時。福山駅前アーケード下のラーメン店が暖簾を出し始めた。屋号は<Sのだ>さん。白抜き暖簾の「中華そば」の4文字がまぶしい。
入口と出口が別で、大きなコの字カウンター。工夫されたレイアウトである。外観も店内も名店の魅力が溢れている。暖簾が掛かったと同時に飛びこんだ。
入口に券売機が門番のごとく屹立している。さっと見る。定番っぽい中華そばが730円。ワンタンメン、チャーシューメンもあり、その組み合わせも。私は「ワンタンチャーシューメン」が現世で屈指に好きな食物の一つ。
迷わずに押そうとしたが、「シウマイ定食」のボタンが浮き出ていた。餃子定食は定番だがシウマイ(焼売・シュウマイ・しゅうまい)の定食はあまり見かけない。
シューマイでも焼売でもなく「シウマイ」。横浜&鹿沼スタイルである。中華そば、シウマイ3ヶ、ライスで1070円。看板キャッチは「シウマイ レモンサワー」。看板商品なのだろう。
迷いが生じた。チャーシューワンタンメンか、シウマイ定食か。ふと首を右に向けると、8人ぐらいが並んでいた。ウォッ!焦って気づけば「シウマイ定食」を押していた。セルフの水を受け取り、指定されたカウンター席へ。
中華そば一択でなく、一品料理も豊富。隣のオヤジは生ビールを煽りゴキゲンなご様子だ。
目の真ん前で調理の風景が見える。シウマイは小さな蒸篭に入り、蒸篭ごと同時に4つほどがコンパクトに並べられている。こんな専用の厨房器具があるのか。
感心していると、中華そば、ライス、そしてシウマイが眼前に。中華そばは目視で「尾道系」と分かった。シウマイは大きな3ヶ。グリーンピースが眩しい。
シウマイにグリーンピース有りか無しかは有史から解のない命題である。私は「有り」。ちなみに50歳を超えた今、冷やし中華のさくらんぼは「無し」だが、酢豚のパイナップルは「無しから「どっちでもいい」に格上げである。
まずはスープ…。濃い目の醤油と塩分。涼しくなったとはいえ1時間ほど歩いた体に塩分が喜んでる。背脂のバランスも見事。
シウマイは熱々。辛子醤油に付けてライスにオンし、口に運ぶ…。玉葱の甘味が濃厚で、豚肉の旨味とがっつり抱擁。ライスにも合う。さすが看板メニューである。
麺もしっかりとした歯ごたえと小麦の芳香。背脂の浮いたスープと官能的に絡み合う。チャーシューも大き目が2枚。
今度いつ福山でのんびりできるか分からない。我が人生最後かもしれない。シウマイ定食を選んで、この店を選んで大正解だった。
店長風の男性やバイトさんから「ありがとうございました〜」「またお越しくださいませ〜」という気持ち良い声がけを背に店を出る。時間は11時20分。ホテルチェックイン可能時間まで3時間40分。さて、どうするか(この後の展開は前夜へ)。
名店のオーラがビンビン。
シウマイ推し。
全景を写せないが見事なレイアウト。
小型のシウマイ蒸し器だからこそ可能な提供。
シウマイ定食。中華ソバは尾道系。


ふるさと鹿沼をシウマイの街に!
と、鋭意励んでおりますが…
この度、崎陽軒さんで
『ギヨウザ』が発売されました
そっ、そっちに行くのか❗️
といった感じです(笑)
入荷即完売の『ギヨウザ』
ニラ入りでつまみに最高
北千住の崎陽軒さんに
朝イチ飛びこみ
手に取った時は感無量でした
製鉄のまちで過ごされた
若かりし日々
読んでて、少し苦しく感じました
散漫なコメントで恐縮です
いつも、楽しく拝読しております🎵