塩レモンラーメン。佐野駅前から市役所までの間に屹立する超人気佐野ラーメン店<藤谷>さんの看板メニューである。もちろん、佐野本流王道の青竹手打ち麺である。
住宅街の蕎麦屋をほぼ居ぬいて佐野ラーメン店を創業した開いたF谷オーナー。笑顔のステキでエネルギッシュな女性である。2023年の秋、F谷氏を取材した際、チャーシューメンを堪能した。その際は醤油味だったか。その時、塩レモンラーメンが看板であることを知った。
それから2年。郊外から駅前に移転し、店舗は小さくなったもののますます大人気に。
佐野市内はラーメン屋で溢れているが、駅前はあまりないので私のような車を持たぬ鉄道利用者にとって極めて貴重。市役所から徒歩1分程度の好立地もあり、昼食コアタイムがなかなか入れない。私も何度か覗いては撃沈した。電車が1時間の1本ゆえ、タイミング悪ければ待つことすらできない。時間に余裕あっても定休日にぶつかることも多かった。
残暑厳しい9月中旬。13時30分ごろ佐野駅着。ミッションは14時で、会場(市役所)までの通り道に屹立する<藤谷>の前を通ると営業中の看板が。店内を覗くと、昼ラッシュ終了後にようでちょうどお客が退店するところで客は不在。迷わずカウンターに着座した。
F谷オーナーが出てこられて少し雑談。F谷氏とは我がミッション(創業塾など)でも数回ご登壇頂き、大変お世話になっている。私のことも覚えていて下さった。
念願の「塩レモンラーメン」を選択。冷たい麺と熱い麺があり、「熱」に。冷やし中華はともかく、ラーメンの「冷」は私の関心を1gも惹かない。湯麺(熱いラーメン)に酸味もあまり好まないのだが、酢ではなく「レモン」。どうしても試してみたかった。
カフェのような店内をキョロキョロ。他のメニューをガン見していると、ブツ降臨。メンマが無くなったらしく、代わりにチャーシューを1枚余分にサービスして下さった。私はチャーシューメン野郎なので大感激である。
レモン風味を楽しむため胡椒を使わず、まずはスープをストレートで…。絶品の塩加減である。仄かにレモンが香る。麺もモチモチつるつる。チャーシューの食べ応えも満点。
レモンを浸していると、味が確変する。いわゆる「初恋の味」というのか。私の初恋はいつかも誰かも覚えておらず、少なくともレモンではなく仁丹系の味だったような記憶がある。
レモンの輪切り、皮も残さず平らげた。何故か無性にレモンチューハイが呑みたくなった。
初恋の味的な塩レモンラーメンがメニュー表のトップ。ゆず(塩)ラーメンなど初恋を経たオトナの恋的な味もある。そして、最下段に不穏なラーメンが2つ。
「爆ネギラーメン」「鬼チャーシューメン」
ピュアな初恋からオトナへの階段を上がり、そして私のような中年初老オヤジのゴール的な「鬼」と「爆」。次回は「鬼チャー」か「爆ネギ」にしようか。それも、煮玉子トッピングで。
カフェのような外観。
カフェのような店内。
イメージカラーはレモンの「黄」?
店のイチオシ(左上)も塩レモン。
冷でなく「温」で。斬新なビジュアル。
皮まで完食。

