山岡家アプリ。愛好家には絶対に欠かせない必勝ツールである。
アプリには山岡家グループの3形態が紹介されている。王道定番「ラーメン山岡家」、味噌に特化した「味噌ラーメン山岡家」、そして第3の矢、3兄弟(3姉妹)の末っ子が「煮干しラーメン山岡家」。狸小路4丁目商店街に3兄弟が掛け値なしに並ぶ光景は世界遺産クラス。
ちなみに私のスマホのアプリ一覧を観ると、思いっきり生活様式や趣味趣向が丸わかり。究極の個人情報露見ツールだ。
ヒナタは真夏の暑さな9月上旬、2年ぶりの北海道札幌を訪ねた。空港バスに乗って南3条で下車。そのまま一直線に<ラーメン山岡家>南2条店へ。24時間営業ゆえいつでも開いている安心感が心強い。
カウンターだけの1階は地元人でほぼ満席だが、1席空いていた。<ラーメン山岡家>とは別形態で<味噌ラーメン山岡家>も展開中。2年ほど前、そのポテンシャルに度肝抜かれた記憶がある。本体と明らかに味が異なっていた。
この十年ほど、札幌に連泊できる機会はあまりなくたいてい1泊だった。今回は2泊。山岡家への複数回ダイブ可能。私は山岡家では醤油ネギチャーシューメン一択だが、いつぶりだかで<ラーメン山岡家>の「特製味噌ネギチャーシューメン」のボタンを押してみた。
水を飲みながらぼんやり待つ。厨房か活気にあふれている。目の前にアプリの紹介があった。着丼までにアプリをインストール。別途QRから来店ポイントを取り込む。16ポイント。消費額とは連動していないようだ。ポイント数に応じてトッピングなどの特典がつく。
アプリを観ると、山岡家は味噌だけでなく煮干に特化した新業態を展開していた。ノーマル、味噌、煮干。それぞれの業態店舗に表示された特典クーポンが異なっていた。
<ラーメン山岡家>はほうれん草が無料。しかし、アプリの使い方が分からない。次回に使うかなと思った瞬間、隣に座られた常連風女性がアプリクーポンの使用をカウンターに宣言。
え?後出しで使えるのか。私も厨房に声かけてクーポン使用を希望してみた。無事通ったようで、着丼の際に別皿にほうれん草がたっぷりと寄り添ってきた。
我が眼前に着丼した。味噌の色はかなり赤みが掛かっている。油膜の浮きっぷりが山岡家というか、家系の本領。胡椒をパラリし、まずはスープ…。ガツンと濃厚。ライスが欲しくなる。大蒜もバッチリ。麺は家系のストレートな太麺。絶妙に麺とスープが絡み合う。
海苔で麺をクルンと巻いて口に運ぶ。スープで追いかける。焼豚もあっさりと濃厚の間の絶妙バランス。そして、白ネギ。通常の醤油豚骨よりも特製味噌の方が合うかもしれぬ。〔次夜その2〕
30年以上前からお世話になっている南2条店。
永遠に観ていられそうな調理場。
アプリでゲット。道険し。
味噌ラーメン。ほうれんそうをマシマシに無料トッピング(別皿)。

