余興が始まった。司会のY本氏が「ヤマちゃん、カモ〜ン!」。緑色のタイツに身を包んだヤマちゃんが登壇。数多くの超絶マジックを披露。素人のレベルじゃない。客いじりも完璧。
私は超アリーナ席だったが、タネが全く分からない。北海道商連、人財が豊富過ぎる。ヤマちゃんの本業は何か。気になって後ほどY本氏に尋ねたら、ホンモノのマジシャンだった。
ヤマちゃんオンステージ終了後、紫色のゆるキャラが登場。引率は、七厘会チャーターメンバーのT樫氏。氏は抽選ボックスを手にステージ上へ。
余興の第2弾は、豪華景品が当たる抽選会。そういえば、受付で名刺1枚を提出した。今回は本州からの来道者ウェルカム企画として、道内からの参加者が対象外。青森から沖縄までの参加者だけが引き当てるゆえ、当選確率が爆上がりである。
最初は、いきなり6名に当たる狸小路最強の土産物屋<たぬきや>の5000円分の買物券。5000円は買いごたえあり。頂いて困るおみやげ全国ベスト3に入っているだろう、鮭を加えた熊の巨大木彫りを買ってみようか。5000円で買えるか分からないけど。
抽選クジのプレゼンターは<たぬきや>オーナーであり道商連泉G理事長。残念ながら、私は当たらなかった。
次のクジが始まった。海産物の詰合せセットである。私は席を外して瓶ビールを手に、会場内の知人にお酌へ回ろうとした。その時、司会のT樫氏がステージ上で「商業タウンマネジメントの、アヅマさん!」とマイクで叫んだ。
エッ?海産物が当たったのか!すごい、やった!これまであまり抽選やクジなど引き当てたことがないので感無量。満面の笑みでガッツポーズし、ステージへ上がった。するとT樫氏は、私に抽選ボックスを向けてきた。…うん?
私が当たったのではなかった。プレゼンターとして指名されただけだった。
絶頂からの絶望。ぬか喜びである。しかし、おめでたい席上ゆえ。気を取り直してボックスに手を入れる瞬間、一瞬チラッとだが私の名刺が見えた。引いてしまったらどうなるか…。
私が引いた1人目は青森の方。2人目は私の知人で2年前に福岡県内で開催された商店街セミナーで大変お世話になった福岡県中小企業団体中央会のF野事務局長。
F野氏、少し赤ら顔で満面の笑みで万歳しながら壇上へ。お世話になった方を引き当てて私も嬉しいのだが、何故かほんのわずかの寂しさが消えない。
私のパートが終わった。続いて、2等商品の抽選が始まった。権利は、わずか1人。タラバガニやホタテなど海産物詰め合わせセットで1万5千円相当という。
私は人ごととして再度瓶ビールを手にお酌に回っていた。するとステージ上から「神戸からお越しの、商業タウンマネジメントのアヅマさ〜ん!」と聞こえてきた。
エッ、先ほどプレゼンターしたのだが…。拍手が聴こえてきた。私に向けられている…。
私が2等賞を当てた(当てていただいた)らしい。今度こそ、正真正銘の喚起のガッツポーズ。ステージ上で喜びすぎてしまった。舞い上がってしまい、マイクを向けられたが何を話したのか全く覚えていない。
総合司会のY本氏。
プロのマジシャン。
抽選会司会のT樫氏と謎のゆるきゃら。
何故かプレゼンターとして登壇する私。
当たって大嬉し。絶望からの歓喜。
(付記)
それから4日後。チルド便で詰合せセットが届いた。歓喜なんてもんじゃない。狂喜乱舞であった。

