2026年04月03日

第3887夜:670円の大盛チャウシュウ麺【八幡(北九州)】

 500円。何が500円か。絶品のラーメン1杯の価格である。カップでもコンビニのレンジ麺でもない。お店のカウンターで、立喰でなく座って啜れる本格ラーメンである。紅生姜と辛子高菜も思いのまま。昭和や平成初期でない。令和の世になり7年も経過した夏の奇跡である。

 奇跡が発露したのは、八幡駅から徒歩十数分の祇園商店街エリア。すぐ近くには広大な大学のキャンパスがある。外に居ることが苦行の暑さの中、グラウンドでサッカーしている学生の存在が信じられぬ。年齢は倍以上違うとはいえ、同じホモサピエンスとは思えない。

 八幡西区と八幡東区の6商店街を1泊2日で駆け巡る貸店舗下見ツアー。初日の昼メシは八幡西区・折尾地区のオシャレなカフェでキーマカレー。2日目、私はラーメンをリクエスト。向かった先は八幡西区・祇園町エリアの<S陽軒>。思いっきり町中華の外観だ。

 大学が隣接しているとはいえ、立地は決してよろしくない。正午前に店の前に。ところが満席で入れない。カウンターだけのお店らしい。店頭の灰皿で室外機の熱風を交わしながら紫煙を燻らせてノンビリ待つ。その間もサラリーマン、工事関係者、近所高齢者等がどんどん押し寄せる。順番待ちリストも並び指定もない。客同士の暗黙ルールが存在しているようだ。

 程なくして一気に3人ほどが店を出た。私たちも3人だったのでそのまま横並びで入ることができた。カウンター10席ほどで、年輩夫妻が切り盛り。女将のホークスTシャツに九州愛が感じられる。職人気質っぽい大将の調理の手際、永遠に観ていられる。

 メニューを見た。ラーメンが500円だった。それをベースに大盛、チャウシュウ麺が続き、大盛チャウシュウ麺でもわずか670円。令和の物価高のご時世、ラーメン500円も度肝だが、大盛のチャーシューメンが670円など異世界。1000円以下でも凄いことなのに。

 この店のファンらしい同行のM岡嬢曰く、半チャーハンも人気らしい。ちゃんぽんも絶品という。中でもM岡おすすめがオムライスだった。

 迷う。立地や我がミッション先との兼ね合い、今後の来北頻度的にもうこの店に来ることはないだろう。この日、朝メシ(定宿の朝食バイキングにてビーフ&ポークカレー)を腹に入れていたので空腹感皆無どころか、満腹状態が続いている。

 私はラーメンが喰いたかった。ノーマルで充分だが「大盛チャウシュウ麺」に。M氏は海老チャーハン。M岡はオムライス。

 ブツ降臨。見た目も味も無双だった。麺もたっぷりだった。チャーシューも私好みの肩ロース。途中から紅生姜と辛子高菜で味変。満腹どころか、啜るほどに空腹感が増してきた。

 M岡がオムライスを一口分恵んでくれた。目から火花が。洋食じゃない、中華のオムライス。どうしても再訪したい。3ヶ月後に八幡入りする。オムライスか、ちゃんぽんか…。

八幡1.jpg

名店のオーラ充満。

八幡2.jpg

670円の大盛チャウシュウ麺。

八幡3.jpg

次回機会があれば1人前で。

posted by machi at 07:26| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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