2026年03月09日

第3865夜:ほろ酔いセット考【豊橋(愛知)】

 ほろ酔いセット。アルコールと料理がセットになったお得な居酒屋セットである。まずはこれを注文し、それから本格に移行する酔客も数多いはず。しかし、センベロ(1000円でたっぷり呑める)はまだしも、このテのセットに私は常々不満があった。

 ドリンク1杯と料理が2品の場合、同時フィニッシュできないのだ。料理は1品で充分だからドリンクを2杯にしてほしい。特に暑い夏の夜のタフな仕事を終えた後。まずは1杯目をほぼ一気飲み。2杯目をヤリながら一品の料理を攻める。これなら同時フィニッシュが可能となる。

 昼から生ビールが呑みたくなる蒸し暑さ極めた夏の午後。愛知県豊川市諏訪町エリアで12時から17時過ぎまで「あきみせかつどう2025」。

 私の漫談、すわポン商店会メンバーとのトークセッション(私は聴き手)、バーチャル&リアル貸店舗ツアー、参加者とすわポン商店会メンバーとの座談会という5本立て。

 予定より少し早く終了したので、プリオ1階に2025年5月下旬オープンした<Lピア>でお気に入りのうなぎ姿寿司、キンパ巻とチーズケーキとスライスハム。後はポテロングと赤ワイン1本(税抜299円)をカゴに入れた。

 予定より30分早い名鉄に乗車できた。結果として新幹線乗車1時間前に豊橋駅着。酒のツマミはたっぷり(かどやのヒレカツサンド&ロピア総菜)。赤ワインもフルボトル1本。リュックに入れっぱなしのウィスキーのポケット瓶もある。

 後は、キンキンに冷えた缶ビールや缶チューハイを補充するだけ。しかし、乗車まで1時間もある。早く冷えた酒をノドに放り込みたい。天国を味わいたい。

 名鉄とJRが共有している豊橋駅改札内はかなり充実している。駅弁やご当地和菓子、立ち喰い蕎麦、ラーメン屋、カフェバーも。ミニ高級スーパー(S城石井)まである。

 名鉄豊橋駅からエスカレーターを上がった正面に、豊橋駅弁を統べる<壷屋>直営立ち蕎麦屋が屹立する。2年ほど前、確か「ポンポコラーメン」を啜った記憶がある。

 蕎麦気分でないのでスルーしようとしたら、ふと視界に「ほろ酔いセット」のポップが。値段が消されているが、生ビール1杯と小鉢2品とある。

 小鉢はともかく、生が呑みたい。この日、生が呑めると思わなかった。ひたすら5時間移動ゆえ、車内晩酌の1〜2杯目は缶ビールか缶チューハイのつもりだった。

 店内突入。券売機と対峙。「ほろ酔いセット」は最上段の大きなボタンのセンター。630円だった。駅改札内としては極めて良心的。すかさずプッシュする。

 チケットを渡す。30秒でセットが完成。生ビールのジョッキ、嬉しいことに凍らせている。小鉢はどて煮と枝豆。どて煮も三河地方らしく赤味噌濃厚系である。

 何はともあれ生ビール。今日も暑かった。一気にゴキュゴキュ…。染みる。1杯目のビールが旨い夜は、その日が充実していた証。大切に呑むつもりが一気の3分の2が滅失した。

 一味を振りかけたどて煮、味が濃く酒が進む。枝豆が爽やか。夏のビールと枝豆の相性の良さを改めて痛感する。

 ビールをチビチビ飲みたくない。私の立ち位置は券売機の真横。ガン見するが、生以外に酒は無い。…。生の単品は440円。蕎麦より安い。そうか、追加すればよいのだ。

 すかさず金を投下し、440円ボタンをプッシュ。2杯目を受け取る。今度もグビビと一気に半分。残ったツマミで気分最高。1070円で生2杯、小鉢2品。

 冒頭の私の不満に解決の解を得た。しかし、一抹の不条理を感じないこともないけれど。

豊橋@.jpg

豊橋駅(JR・名鉄)改札内の至宝。

豊橋A.jpg

消された値段が気になる。

豊橋B.jpg

凍ったジョッキが立ち蕎麦屋と思えぬ芸の細かさ。

豊橋C.jpg

生、単品追加。

posted by machi at 08:27| Comment(0) | 愛知県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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