無料朝食。ビジネスホテルチェーンにおいて、この分野の充実ぶりは目を見張るものがある。無料とはいえ、厳密には宿泊料金に含まれているだろうが、朝の楽しみでもある。
そもそも私は40歳を超えてから朝飯を腹に入れる習慣を持たない。朝はコーヒーだけ。昼にたっぷり食べて、夜は鯨飲。〆のラーメンまで胃が休まることはない。
50歳を超え、腹が空く間隔が伸びてきた。昼飯を喰うと、夜まで満腹状態が続くこともある。ただし、アルコールが入った夜は別。満腹中枢が壊れてしまうようである。
朝食が有料の場合は迷わずスルーだが、私が特に全国でお世話になっているビジネスホテルチェーン(T横イン・Rートイン・Cンフォート)はどこもグレート。
T横は十数年前と比べると明らかに充実した。R−トインは隙のない王道っぷり。そして、一番オシャレなのがCンフォートである。
全国に数あるCンフォートの中で私が利用するのが「豊川」。我がミッション先の諏訪町に屹立し、商業ビル「プリオ」と隣接。様々な割引特典が嬉しく心強い。ちなみに2025年度初宿泊となった7月中旬、1泊の宿泊料金が4300円だった。令和7年度と思えぬ良心である。
あきみせかつどう2025前期を終えた7月中旬の朝。Cンフォート豊川の朝食会場へ向かう。前夜は日付が変わるぐらいまで鬼喰鯨飲していたので空腹感はないが、2種類の季節のスムージー、東三河らしい「赤出汁」、部屋にテイクアウトする珈琲は欠かせない。
この日の朝食も充実。ワッフルやパン、コーンフレーク系もあるが、米系は「雑穀米」。日替わりのおかず、サラダに加え、私がこのホテルの朝食で最も好きなのが「スクランブルエッグ」。しかも半熟とトロトロでバターの風味が濃厚である。
これをライス(雑穀米)にぶっかけてワシワシするのだが、欠かせない調味料がある。「醤油」である。Cンフォートの朝食会場は塩やケチャップはあるが醤油がない。故に、出張に欠かせない四次元ポーチから醤油のミニボトルを会場に持参し、醤油を垂らす。
洋を一気に和に寄せる、私のテクニックである。この場合、スクランブルエッグは半熟のトロトロがよろしい。
米でなくパン系の場合は、トーストた食パンなどの上にスクランブルエッグを載せ、マヨネーズをぶっかける。この場合は洋を貫く。そして、半熟でなく固焼きが合う。
醤油の有無が、和と洋の分岐点。では、目玉焼は…。お好み焼き屋の酒のアテとしてはソース、ご飯に乗せる場合は醤油、それ以外は塩コショウ味の素である。
余談だが、私が有料で唯一堪能するビジネスホテルの朝食が、会津若松市中心部に屹立する<中町グランドホテル>。北九州黒崎の<アルクイン>の無料カレー朝食も必喰である。
スムージーという液体をこのホテルで初めて飲んだ。
東三河の赤みそ豚汁がご当地感に浸らせる。
ある日の私のCンフォート朝食。
持参醤油。
和に寄せる(小汚いビジュアルですいません)。

