2026年01月03日

第3822夜:梅の大盛マンガ盛【小倉(北九州)】

 マンガ盛。(日本昔ばなしなど)アニメやマンガに出てくるてんこ盛りのライスである。それをワシワシ頬張る登場人物の姿にガキながら惚れ惚れしたものである。

 オトナになり、大量のご飯を炊くか買うかしてお茶碗にこれ見よがしにてんこ盛りにしてマンガ盛を再現することは容易だが、何故か実行に移そうと思わない。はじめ人間ギャートルズのマンモス肉よりは遥かに再現容易なのだが。

 春の終わりと夏の始まりが同時に押し寄せてきた快晴の北九州小倉の正午。久々に小倉屈指の鰻名店<田舎庵>へ。店頭には数組の客が。5分ほど待って店内へ案内される。

 柳川あたりが本場らしいが私が知る限り北九州市内ではこの店でしか味わえぬ「せいろ蒸し」の『梅』の『ライス大盛』を注文。通常は松・竹・梅の順に高価であるが、この店は逆で梅が最高価。何か哲学的な理念が秘められてる雰囲気がある。

 瓶ビールで軽く喉を開く。2階のゆったりイス付座敷が心地よい。程なくして肝吸、香物を従えて紅朱の容器が降臨。ドカベンサイズである。

 フタを外す。湯気が立つ。分割された鰻がびっしりである。錦糸卵の黄が眩しい。

 山椒をパラリ。肝吸で心を落ち着かせ、まずは一切れテイスティング。ふわふわと柔らかくあっさりした味付け。笑みが漏れる。

 香物で口内リフレッシュしながら食べ進める。タレがまぶされるのではなく炊き込み飯のようぬ蒸されたご飯も旨い。しかし、大盛、思った以上に量がある。なかなか減らないという至福に身を委ねつつ、満腹かつ大満足で店を出た。陽光の眩しさが増していた。

 それから24時間後。帰神前に魚町銀天街の<焼肉ライク>へ。前日は昼夜たっぷり魚介系を満喫したので、肉攻めを決行する。

 タッチパネルで最安値の「ライクセット(並)」を選択。自分で焼くお肉(バラカルビ・鶏モモ)にライス食べ放題で600円以下は奇跡の一言。ライス食べ放題系の店が値上げする中、力強さをキープし続けている。

 生卵を別途追加し、3種のタレと3種の薬味を駆使しつつワシワシ。この日は何かのキャンペーンで、ライスだけでなくスープとキムチも食べ放題だった。そして、ライスのお代わりが小盛・中盛・大盛に加えて「マンガ盛」があった。思わず「マンガ盛」を選択。ちなみに最初のセット飯は「大盛」だった。

 マンガ盛、強烈なビジュアルである。絶品のフリカケや生卵、キムチを使いながら食べ進めるもの一向に減らない。しかし、絶対に無料サービスは残してはならない。それ以上に、特段体育会系でもない50歳オヤジが注文してはならない禁忌だった。

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梅の大盛。

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ライス大盛。

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お代わりはマンガ盛。

posted by machi at 06:58| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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