『ドランク塚地のふらっと立ち食いそば』。BSで放映中の30分番組である。説明の必要性全く感じない分かりやすいタイトル。私の昼メシドラフト1位はラーメンだが、立ち蕎麦も好き。本格よりも立ち蕎麦を溺愛。昨今イス有り立ち蕎麦が席巻だが「立ち啜り」に拘りたい。
私にとっての謎は、何番線まであるのか知らないが東京駅ホームになぜ立ち蕎麦屋がないのか。新幹線18番ホームの立ち蕎麦は滅失。在来線ホームはジューススタンドとか。私が知る限り広大極まりない改札内に2店舗だけ。都内に縁がなく他の駅はあまりよく分からぬ。
🍜福島・会津若松駅構内<鷹>の「牛肉そば+コロッケ」
会津若松駅構内の立ち蕎麦屋。以前は別の店だったが、居抜きで別会社に変わったっぽい。
会津若松ミッション最終日。郡山からバスでミッション先の神明通りへ直行せず、途中の会津若松駅で下車。この日は朝8時前に富良野の定宿1階でモーニングをご馳走になった。遅い午後は会津で蕎麦。北日本から東日本を蹂躙である。
券売機と対峙。以前ラーメンがあったが、今はない。天ぷら(かき揚げ)が売切れていた。初めての立ち蕎麦店では95%以上かき揚げそば。それに生卵を足す。それが出来ない。
後ろに誰もいないので戦略を練る…。「山形のだしそば」が気になったが、「コロッケそば」がオススメとある。3秒ほど迷い「牛肉そば」をプッシュ。あるようで無いメニューである。
何かトッピングを足したい。生卵が好適なのは分かっている。しかし、ひとひねり欲しい…。コロッケを単品で追加。オススメと会った故に乗っかった。
店内はカウンターとテーブル席。客はゼロなのでどこでも良いが「立って」啜ることに醍醐味がある。旨さが倍加する。
会津は南東北。当然に12月は寒い。ホームの吹きさらしが最も旨いシチュエーションだが、世知辛い世の中の昨今。吹き曝しは絶滅寸前である。真夏でも温かいどころか「熱い」そば(ラーメン)を好むゆえ、なおさらである。
ブツを受け取る。コロッケは別皿にしてもらったが、すぐにオン。七味をパラリ、まずは出汁…。牛肉の甘みが溶け込んでいる。
完全にスープに浸りきっていないコロッケを齧る。かなり大きい。冷たいコロッケだが、熱々のそばには悪くない。むしろ良い。蕎麦を啜る。なかなかののど越し。出汁が旨い。願わくばもう少し牛肉が多ければだが、その分をコロッケが補っている。
出汁1滴残さず啜り切り、定宿まで25分歩く。普段ならこんな距離歩かないが、体が温まっている。しかし、願わくば寒空をたっぷり歩いて体が冷え切ってから啜ると旨さがさらに増すだろう。暖房の効いた高速バスを降りてすぐよりも。〔次夜その2〕
数年前のネタであります。

