春のパンまつり。大女優の笑顔が爽やかなポスターが散見する某巨大パンメーカーが長年仕掛ける春の風物詩である。余談だが、数年前にさいたま市内の焼肉屋で店主が笑顔で同じ図柄のポスターを作っていた「春のタンまつり」の印象が鮮烈に残っている。
2025年度一発目の北九州は夜の旦過市場ミッション。終了後、6人で超絶人気居酒屋<本陣>。終了間際に1人合流。令和7年になってもビール大瓶380円の破壊力は他の追従を許さない。料理の旨さ、提供スピード、メニューの豊富さも。
翌日は14時から神戸の自宅事務所でオンラインため10時前に小倉馬借の愛してやまない定宿(Cラウンパレス)をチェックアウト。新幹線乗車まで40分。年明け、というより年度明けうどんでも啜るかと魚町2番街を歩いて24時間営業の至宝<資さん>に向かっていると、いつも行列ができているパン屋<SHUN PAN LABO>の前に誰もいなかった。チャンスでないか。
小倉から帰る際、以前は駅前<シロヤ>で買い込んでいたが、近年は駅前セントシティ地下<ルミエール>で九州の地場パンメーカー「リョーユーパン」「フランソワ」の菓子パンや総菜パン毎回5〜10ヶ買いだめする。行くたびに新商品がある。
今回も10時のルミ開店と同時にリョーユーパンとフランソワを買いまくる作戦だったが、つい行列パン屋へ入ってみた。
「ベーコンほうれん草クロックムッシュ」「明太バケット」「ガーリックバターバケット」「レーズンはちみつ」「究極のフレンチトースト」の5品で1700円ちょっと。激安ワインに合いそうな3品とスィーツ系2品の完璧な配分。
独りでニヤケながらセントシティへ。到着と同時にお店も開店。まずは総菜コーナーへ。カツ丼、エビマヨ、エビチリ、唐揚、小海老かき揚げ、ポテサラなどをカゴに入れる。
そして、パンコーナーへ。九州のスーパーは地場のパンメーカーが熱い。この日(令和7年4月中旬)はリョーユーパンが九州フェアを展開。初めて目にした「鹿児島安納芋あんバターフランス」「長崎みかんのチーズ蒸しケーキ」「福岡あまおうジャム&ホイップ」をカゴに。
フランソワの特売(たしか50円代)の練乳あんパンも外せないが、この日は「ごろっとお豆のあんバター」。私、『バター』『ガーリック』というワードに弱い。
レジを済ませエスカレーターで地上に向かう前に<たかもとや>の「のり弁」が並んでいた。500円。3週間前に試し衝撃を受けた。令和7年の春時点、私が最も愛する弁当である。
新幹線に乗り込む。金曜の朝だが、混んでいる。年度明けうどんのつもりが、思わぬ春の九州パンまつり。どれを腹に入れようか悩んでいると、新神戸に到着してしまった。
行列無き奇跡。
戦利品。
このコーナーは毎回目が離せない。
九州モード。
これも好き。
こののり弁、一番好き。

