2025年09月17日

第3754夜:上様の下総仕置【野田(千葉)】

 下総国。今の千葉県にあたるらしい。私は摂津国の生まれで今(令和六年睦月)も居を構えているが、諸国放浪のため不在が多い。関東近郊では武蔵国(埼玉県)、下野国(栃木県)に足を運んでいる。下総国では唯一、全宇宙の醤油の聖地「野田」限定で御縁を賜っている。

 経済的には野田は某宇宙最強醤油メーカーの本拠地ゆえ、醤油に纏わる裾野産業が広がっていた。その中には「樽」「桶」のある。何となく首肯させられる。

 まちづくり世界において平成後半から愛知岡崎幕府が天下統一。初代将軍であるM井洋一郎公は全国各地津々浦々でまちゼミ仕置をなされている。それどころか飢餓対策(焼き芋屋)や流通対策(ボックスショップ)など全国各地で世直し中である。

 私は領地(知行)を持たぬ諸国徘徊の喰い詰めヨゴレ浪人だが、ごく稀に上様が全国津々浦々で仕置をされる際に立ち合いを許されることがある。コロリ(コロナ)以降は出雲国、そして令和六年大寒時期の下総国野田。まちづくり世界において野田は上様の直轄地(天領)である。

 令和六年大寒、1年2カ月ぶりに下総国野田へ。関所である愛宕駅前の変貌っぷりに目を見張る。愛宕駅前に新たな旅籠(ホテル)が屹立。1泊4万以上という。

 野田の経済を牽引する商工会議所別館へ。上様とその側近、野田経済の司令塔、国の役人、野田市民たちとがっつり2時間の密談後、20人ほどが集まり上様仕置の公開2時間。この時に「桶」「樽」の話を耳にした。

 他にも市民たちによる様々な企画が提案され、野田まちなか商店街群を統べる商店街王を中心に新たなまちづくり包括推進組織を作ろうとする動きを目の当たりに。

 終了後は上様やその側近を歓迎する席上に私も潜り込む。1年2カ月ぶりの<中国料理龍華園>。貸切である。久々の町中華と濃い目ハイボールに懐かしさがこみ上げる。

 この1年2ヶ月の間に、喰い詰めの私が野田でお世話になった方たちが亡くなられていた。特に2年間、月1回の会議や終了後の懇親会でご一緒した親分の笑顔が豪快が思い出される。

 1年はあっという間だが、年々時の流れが加速している気がする。どこかの神父か僧侶が「メイド・イン・ヘブン」を発動させているのではないか。

 いったんお開き。この夜の私の旅籠は隣国である武蔵国春日部。上様は複数の旅籠を同時予約していたらしく、旅籠を絞り込んでいた。

 2軒目は町娘からの直訴に応えるべく、上様や私と同世代の商店主、町娘ら5人でイタリアンな激安ファミレス。ワインを何本か空に。上様は南蛮渡来の料理を召し上がられていた。

 ヨゴレな私は卑しく呑み過ぎ、途中から町娘の直訴内容がなんだか分からなくなってしまった。ちなみに上様も食事に夢中でそれほど直訴を聞き入れているようには見えなかった。町娘は直訴のつもりで同行したが、オヤジ4人に囲まれただけになった。

1.jpg

上様(左端)の下野仕置。

2.jpg

中国料理@

3.jpg

中国料理A

4.jpg

中国料理B

5.jpg

中国料理C

6.jpg

中国料理D

7.jpg

上様(左)に拝謁。

8.jpg

町娘を囲んで。

posted by machi at 09:23| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: