2025年08月25日

第3743夜:進化する名店監修カップ麺【小山・栃木(栃木)】

 <C楽>。『Aメトーーク!』で紹介されていた渋谷の町中華である。芸人御用達らしく、この店単体で1本の番組「兆R芸人」が特集されていた。関東には月2〜3回ペースで訪問しているが渋谷は私の移動ルートでなく、この店は未踏だった。

 新年一発目の北関東出張。移動中、私はずっと考えていたことがあった。宿のある栃木駅周辺で晩メシを喰うか(呑むか)、愛してやまない小山駅前のスーパー(Jャパンミート)で酒と肴を買い込んで部屋呑みするか。

 小山駅着。1時間に1本の両毛線は10分後に発車。ベストのタイミングである。しかし、私はフラフラ改札を出て<ジャパンM―ト>へ。2泊3日なのに何故かカバンには8冊も本が(ミステリ5冊・コミック3冊)。読み進めるためにも、じっくりのんびりと部屋呑みに。

 このスーパーでは毎回テンションが上がってしまい、鬼のように買い込んでしまう。赤ワインフルボトル、小山の地酒4合瓶、缶チューハイロング缶、春巻、肉団子、エビチリ、天丼、かつ丼、ポテトチップス2種、ハートチップル、甘いスナック菓子、2gサイズの烏龍茶…。カゴが持てぬほど重い。お会計は6000円を超えた。

 このスーパーで私が最も気になるゾーンがある。特売のカップ麺コーナーである。現物限りの40%〜50%オフが数種類。売切御免で商品のラインアップが変わるため見逃せない。ほぼ見たことのないカップ麺ばかり。大手メーカーが気合を入れて開発したがハズしてしまい売れ残ったと思しき品々が悲哀である。

 確かに、微妙に手が伸びない商品ばかり。発売間もない特上カップヌードル4種もいきなり半額で売られていた。何となく理解できる。

 この日、カップ麺を4種類もカゴに入れた。マルちゃん黄色いカレーうどん、カップヌードル白味噌味、カップヌードル暗殺者のパスタ風(トマト味)。

 何となく、ハズしているのがタイトルから伝わってくる。しかしこの中にひときわ目を惹く逸品があった。「日清ラ王兆楽広東麺」。半値でも200円ほど。

 私はカップ麺でも店でも「あんかけ(とろみ)」の麺はあまり好まない。ただしO将の天津麺は別格。C楽広東麺もとろみとある。他にもとろみ系のカップ麺が積まれていたが、訪問叶わぬ兆Rを啜るチャンス。かごに入れた。

 栃木駅前の定宿(シャンブル)チェックイン。ユニットバスで凝りを解し、買い込んだ総菜を手にレンジで温める。缶チューハイをグビビとなりながらエビチリ、春巻、肉団子を満喫。

 天丼も温めた。具をツマミに赤ワインをグビグビ。持ち込んだ8冊の本の中で、読み進めているのが京極堂シリーズ最新作『鵺の碑』。1300ページの超大作で文庫4冊分。持つのも難儀な重さと分厚さだが、久々の京極ワールドに浸る。この作品の舞台は日光。私は日光を2年間担当していたので地理感があり地名も分かるためグッと引き込まれる。

 さすがに満腹である。カツ丼も大量の菓子類も手が伸びない。明日は春日部で宿泊する。明日の夜メシにするかと決心するも、兆楽から眼が離れない。少しでも荷物を減らしたい。

 赤ワインも空になった。部屋のポットで湯を沸かし、兆楽にドボドボ注ぐ。待つこと5分。後入れスープを2種投下。

 まずはスープから…。目を剥いた。旨い。ラ王ゆえ安定感はあるが、それを凌駕。カップ麺の粋を越えている。店の味というより、その辺の店よりも本格的。満腹中枢が破壊され、夢中で啜る。とろみも激しくなくちょうど良い塩梅。むしろ保温効果として機能している。

 名店監修系はあまりにも店の味と違うことが大半。美味しくなければ店へ足を運ばなくなる危険性を秘めている。しかし兆楽広東麺は別格。カップでこれほど旨いなら、実店舗ならどれほどなのか。

 翌日は午前に栃木市役所、午後に下野市役所でミッションを終え、春日部の定宿に泊る。翌々日は午後に春日部ミッションを終えていったん神戸に戻る。その翌日は北九州。

 神戸に戻る前に、大宮から埼京線で渋谷で降り、C楽の広東麺を啜ろうか。それとも、下野ミッション終了後、再度小山駅で途中下車してジャパンミートでC楽カップ麺を再び捕獲して春日部の定宿で啜ろうか。迷う50歳の冬である。

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宴のはじまり。

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宴の強化。

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宴の進展。

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宴の架橋。

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宴の始末。

posted by machi at 08:28| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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