🍜丼の六『尾道ラーメン』(東洋水産様)
岡山県の井原駅に近い食品スーパー(H―ト)で電車の待ち時間に立ち寄った際に捕獲。安定感溢れる大手メーカーの逸品。発売25周年アニバーサリーのロゴに熱い支持を感じさせる。
自宅で呑んだ後、〆に湯を注ぐ。3分待つ間、パッケージを眺める。「ポーク・チキンベースに小魚のダシを利かせ、背脂でコクを出した醤油味のスープ」。これが尾道ラーメンの定義か。
2分30秒でフタを外し、かき混ぜて後入れ小袋を投下。さらにかき混ぜたらちょうど3分。まずはスープ…。まさにパッケージ通りの重層感。旨い。これぞ私が本場で啜った尾道ラーメンの王道かつ平均値。気づけば汁1滴残さず飲み干していた。
🍜丼の七『凄麺 尾道中華そば』(ヤマダイ様)
🍜丼の八『尾道 東珍康 背脂醤油味ラーメン』(サンヨー食品様)
雪がちらつく極寒の夕刻。尾道ミッションを終え、駅近くのホテルにチェックイン前に近くのコンビニへが立ち寄る。3種類の尾道カップ麺が全面展開されていた。
「丼の六(尾道ラーメン)」は実食済ゆえ、未食だった『凄麺 尾道中華そば』『尾道 東珍康 背脂醤油味ラーメン』をカゴに。缶チューハイ3本と広島の地酒のパック、柿の種と魚肉カツも。
寿司屋とスナックで懇親会を終え、夜中12時半ごろホテルへ戻る。呑んだシメに尾道ラーメンを啜りたかった。しかし実店舗でこの時間に空いている店など当然存じ上げない。盤石の準備を整えていた。どんな危機にも対応できる周到っぷりが五十路オヤジの経験ともいえる。
シャワーを浴びる間にポットで湯を沸かす。さっぱりし、「凄麺 尾道中華そば」に湯を注いて待つ間に缶チューハイをカシュっと開け、グビビビビ。
ニュータッチ凄麺シリーズは以前からあったが、最近特に燃えている気がする。旨さも増している。全国のご当地ラーメンを再現したシリーズの一環。これまでかなりの種類を堪能してきたが、尾道は初。
まずはスープ…。魚介が強め。呑んだ後の五臓六腑に突き刺さる。独りで笑みがこぼれる。麺とのカラミも良好。すっきりあっさりだがコクも充分。夢中で啜り終えた。
翌朝。前夜にかなり鯨飲したが、二日酔いもなくすっきり。夜中のラーメンスープが薬膳的機能を果たしたか。
PC猿打し、チェックアウト前に荷物を減らすべく『尾道 東珍康 背脂醤油味ラーメン』に湯を注ぐ。朝食である。この店は存じ上げないが、かなりの有名店なのだろう。
スープから…。濃厚である。背脂がパンチあり、魚介を押しのけている。クセになる味。名店再現系カップ麺は期待外れも多いが、これは別格。カップでこれほど旨いなら、本店ならどれほどの実力なのか。私が尾道入りできる機会は残り1回。ホンモノを攻める機会はあるだろうか。
(付記)
画像発掘。他にもまだ啜っていました。覚えておりませんが。

