デニム。ジーンズの生地である(たぶん)。いかにもアメリカンなテイスト生地だが、国産では岡山県児島市が比較的有名。国内のジーンズの聖地とされている。しかし、ホンモノの聖地はどこか。岡山県井原市である(と知った)。
児島は消費者に届く最終製品の産地であり、井原は生地そのものの産地という。至る所で「デニム」を推している看板やポップを観かける。井原鉄道の最重要駅・井原駅構内には極上にイカしたデニムショップが領域展開している。
井原町商店街にもデニム工房がある。その奥に、イベント広場が。デニムをモチーフにしたステージなどがナウい。広場に面した2階に、古民家をリノベーションしたと思しき4部屋の宿泊施設がある。<井原デニムホテル舞鶴楼>のアネックス(別館)である。
井原駅からデニムホテル本館へ向かう途中にラーメンを2杯喰い、24時間スーパーで晩酌の酒と肴を買いこんでチェックイン可能時間である15時ちょうどに到着。15時からオンライン会議に参加せねばならず、主催者には5分ほど遅れる旨は伝えてある。
鍵を受け取り、急いで部屋に向かおうとすると、デニム装束でない女将さんに全力で阻止され「別館」と言われた。別館?そんなものがあるのか。場所をお聞きすると、井原町商店街エリアだった。いったん外に出て橋を渡り、歩いて5分かかる。慌てて別館へ向かう。
デニムホテルから徒歩5分ぐらいの公民館で19時ミッション開始。井原ミッションは7回目。回を重ねるごとに人数が増え、この夜はついに20人越え。最早依頼先である「トモツク会」のメンバーか判別がつかない。
この夜は初めて市の職員もご参加。観光協会の方はオシャレなGジャンを羽織ってる。。そして、井原市長閣下が最初から最後まで2時間以上ご臨席された。何とも言えない緊張感がある。
デニムの町・井原を統べる市長閣下。ボトムはジーンズ。ジャケットとネクタイのバランスが超絶にダンディである。ジーンズが正装になる街。超絶にイケていないか。
街路灯が少なくかなりの漆黒な極寒の道を独り歩いてデニムホテルへ。井原は福山経済圏だが、中心部は掛け値なしに四方を山に囲まれている。鬼のように寒い。デニムが必要だ。
シャワーを浴び、スーパー<ハローズ>で仕入れた酒と喰いモノを展開する。このスーパーはおにぎりが名物らしい。鮭・高菜明太子・ネギまぐろ・広島菜・辛子明太子の5種類を厳選。「チキンと洋風野菜のバシル風仕立て」が200円なのに量たっぷりで超絶絶品。炭火焼鳥タレ3本、いかたこ天串1本、ミックスナッツ、そしてハローズオリジナルカップ麺(小海老天入りそば)。
酒はロング缶2本に、岡山県の地酒720ml、350円ほどのスペイン産赤ワインフルボトル。地酒以外はすべて胃袋に収まった。
40代から出張先でもプライベートでも上下作業着がほとんど。夏場は作業ズボンにポロシャツである。ジーンズを履く機会がない。
私のジーンズは35年近く「リーバイス501」。しかし、最近501があまり売っておらず他の品番に。若い頃はヒザやモモから破れてきたが、オッサンになってからは股から破れる。ウエストに合わせて購入するので、裾をサコッシュができるほどにカットせねばならない。
この日のカロリー摂取量を考えて、ますます裾カットの幅が広がりそうである。
デニムなホテルT
デニムなホテルU
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