ロフト。我が超絶弱小会社関東支店の位置づけであり、鹿沼の商店主らが共同経営している鹿沼市久保町<串カツJu-So>の2階は6畳(約3坪)ほどのロフトになっている。
2階ロフトは私が土地建物を取得した時からすでに存在していた。この2階で会議なども行ったことがある。鹿沼で呑んだ夜は、2階のロフトに商工会議所M越氏から永久にカリパチしている寝袋を広げて宿代わりにしている。1階のカウンターは10席もないので、混みあったり複数人の宴会で2階をお客様にご利用頂いている。
師走の夜。商工会議所でミッションを終え、Ju-Soへ。1階カウンターはチェーンカフェのように至る所にコンセントがあり、抜群のコワーキングスペース。PC猿打していると、昼の会議も一緒だったJu-So雅K店長(ママ)が準備や仕込みでお店に。
この夜は2階で私も参戦する忘年会。M子店長に生ビールを入れてもらい、0次会。店内のTVニュースはミポリン急死一色。私はモロに世代。ショックに打ち震える。
生3杯ほど開けたところで三々五々参集。2階に移動して忘年会スタート。この夜は2人のバイトさんが入っているので、M子店長も2階へ。6人で談笑しながら喰って呑む。
串カツ盛合せ、Ju-Soオリジナルな蓮根入り鹿沼シウマイ、おでん…。鹿野精肉店の看板娘が馬刺を手渡しで差し入れして下さった。超濃いめハイボールのピッチが上がる。
3時間ほどして6人で久々にブラブラと<六本木>。私たちが入った時はカウンターしかお客はいなかったが、広大極まりない店内はあっという間に満席。私が鹿沼で最も通った店である。経営者も変わったが、変わらぬ盛況っぷりに笑みが漏れる。
鹿沼で初の3軒目かもしれぬ。向かった先は<さくら>。我らジューソーチームのYスシ氏がオーナーのビル1階に移転された。先客がおられたが、ハイボールを痛飲しながらカラオケ祭り。ママのけんちん汁がしみじみと旨い。これぞ地方都市のスナックである。
日付が変わる時間になった。お開きである。私も寝床(ジューソー2階)に戻ろうとしたら、M子店長からラスト1軒お誘い頂いた。ジューソーからもほど近い居酒屋<えんちゃん>でジューソーの女性バイト2名が常連さん2名と呑んでいるから合流するという。
私は普段は鹿沼にいないので、お店を利用いただいているお客様や頑張って下さっているバイトさんとお会いする機会がない。しみじみと感謝する。
ローストビーフをツマミに焼酎炭酸割りを鯨飲していると、大量の寿司が運ばれてきた。他のお客さんからの差し入れらしく、食べきれない量だから食べてという。
この店から掛け値なしにド近所のスナック<ロリーナ>のママが病気で亡くなられたと聞いた。ほんの2ヶ月前、私は<ロリーナ>で呑んで、その際にボトルを入れた。その時はすさまじくハイテンションで元気だったのに。お店の前でお線香をあげる。
深夜1時前。お開き。寒空の中、ロフトへ向かう。帰り際、バイトのMキ嬢が朝食にと<えんちゃん>ママの梅おにぎりを差し入れしてくれた。Mキちゃんのキープボトルを私が補充したから、そのお礼だろう。
ロフトに上がると、暖房が効いている。テーブルが片付けられ、寝袋が敷かれている。枕元には何枚もの毛布が。バイトさんたちが寝床を作って下さったようだ。
この夜は20杯以上呑んだだろう。鹿沼で4軒ハシゴも初めてだ。よく呑み、よく呑んだ。朝食にと頂いたおにぎり、まだ温かい。朝食まで待てず、ヌクヌクを頬張ってしまった。
Ju-Soカウンターでスタート。
2階のロフト(弊社関東支店)へ移動。
絶品ぞろい。
差し入れの馬刺。
手作りプリン。
2軒目は<六本木>。
3軒目は<さくら>。
4軒目は<えんちゃん>。お客さんの差し入れ寿司。
バイト嬢からの差し入れおむすび。
バイト嬢コンビによる見事なベッドメイキング。

