2025年07月12日

第3713夜:イチヨシ ヒトヨシ オヒトヨシ【田辺(和歌山)】

 き〜まま〜き〜まま〜き〜ままにたなべ〜♪。創業希望者や中小事業所の守護神・Y本中小企業診断士作詞作曲による田辺の居酒屋<きまま>のテーマソングである。

 晩秋の日曜の正午過ぎ。新大阪から南紀へ向かう特急はインバウンド客で溢れている。私は窓側の席で、通路側には超絶美形の白人女性。

 14時半、紀伊田辺駅着。田辺商工会議所N本部長のサプライズお迎えで会議所3階へ。2024年度田辺創業ゼミ(5)の最終回。メイン講師は冒頭のY本先生。作詞作曲ギタリストなニュージシャンであり、空手家であり、茶道も極めている鬼才である。

 私と田辺との本格的な御縁は2010年から。当初は別ミッションだったが、途中から空き店舗滅失&創業支援に。

 秋に開催される創業ゼミ全5回の中で、初回の漫談と最終回の貸店舗ツアーガイドを担当させて頂き10年目を迎えた。今回も極上物件を多数取り揃え。ただし、貸店舗ツアーなどは実施できない(空き店舗も貸店舗もない)ことが理想なのだけど。

 お宿は毎回<アルティエホテル>。細かなサービスが行き届いており私も愛している。Ýツアーを終えてチェックインし、この数年の我がリクエストである懇親会会場<きまま>へ。

 田辺もインバウンドというが、欧米系白人の観光客が激増。この日はかなり寒かったが、会議所すぐ隣のビーチでウェットスーツも着ないで泳いでいた外国人もおられたらしい。熊野古道の玄関口ゆえ以前から駅前には外国人多しだったが、ついに街なかに広がり始めた。

 年2回の田辺訪問の際、初回(平日)21時半ごろから3人で。最終回(休日)7人で。ゲストも混じるが、初回3人、最終回7人はほぼ不動のレギュラーである。

 生で乾杯。1年ぶりのメンバーと歓談しながらママ絶品料理を満喫し、麦焼酎ソーダ割ママ手作り梅干落としをド鯨飲。

 店の片隅にギターが立てかけてある。常連客がママにプレゼントというか、置いて行ったらしい。宴が始まり2時間近く経過したところで、Y本先生のオンステージ。ギターをチューニングし、き〜まま〜き〜まま〜きままに田辺〜♪。

 もともとは「KISS ME 田辺」という先生の田辺オリジナルソング。KISS ME(スナック)が廃業したため「きままに田辺」にアレンジ。メンバーは数年聞いているので耳になじむ。サビの「オ・ヒ・ト・ヨ・シ!」はみなで合唱だ。

 2軒目は<一吉>。夜中4時まで開いている居酒屋兼うどん屋。生で乾杯。私は2杯目からハイボール。ステーキ、田辺産鯖の開き、ポテトフライなどを満喫し、私のこの店の〆は「カツカレーうどん」の「うどん抜き」。カツを、カレー汁を肴にさらに呑む。

 同行氏たちも玉子うどん、ちゃんぽん、カレー炒飯などで締めている。最若手のY崎氏だけが満腹でシメていない。若手以外は全員50代。オヤジたちは元気である。

 もし来年(2025)も御縁を頂けるなら、11年目の突入する。街はどんどん活気にあふれるが、変わらぬ店、変わらぬママ、変わらぬメンバーたちの変わらぬお人良しぶり。ここは「ヒト良し・味良し・お人良し」な紀南最大都市・田辺である。

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日曜定休なのに毎年開けていただける<きまま>。

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2024年も<きまま>オンステージ。

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2軒目の<一吉>で肉からスタート。

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私の田辺の夜シメは<一吉>のカツカレーうどんのうどん抜き(メニューにございません)。

posted by machi at 04:21| Comment(0) | 和歌山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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