そして1か月が経過。島根和牛カレーはJR出雲市駅構内<麺家>のカレーメニューである。単品(サラダ付)で1400円、手打ち割子(出雲)そばセットなら1710円。個人的にはサラダ抜きの100円引きを期待したいところである。
毎月第一金曜に約3時間半特急に揺られ、夕刻に出雲市駅へ。駅前の定宿にチェックインする前にこの店に立ち寄って遅い昼飯を腹に入れることが我がルーティンになりつつある。
3回目訪問時にこの店で「島根和牛丼」を堪能。掛け値なく旨かった。セットにしたので2000円だったが、十分に値打ちがあった。その際、次回のメニューを物色していた。
日本一に輝いた島根和牛を攻めたい。丼以外の島根和牛メニューにちゃんぽんとカレーがあった。なぜちゃんぽんなのかは正直ナゾだが、カレーは理解できる。しかし、メニューの写真ビジュアルが正直すぎる。肉をほとんど見かけないのだ。
ちゃんぽんか、カレーか…。水を一口飲み、手を挙げた。カレー、と告げた。そして、大盛り、カツ乗せと付け加えた。プラス料金でトンカツをトッピング、ライス大盛に出来る。お会計、しめて1,910円。カツカレーと捉えれば破格値である。ゆえに蕎麦は足さなかった。
ホロホロしていると、サラダを従えた神が降臨。カツがデカい。カレーの肉片量はほぼメニュー画像通りだが、むしろ少し多い気もする。
瞬殺でサラダを胃に片付けて無かったことにし、まずはカレールーとライスを絡めて口へ…。不味いカレーなどめったに出会わない。旨いか、ものすごく旨いか、普通か。
島根和牛カレー、ものすごく旨い。深さと奥行きが無限である。レトルトでは出せぬ。
カツも島根豚かもしれぬ。ルーに絡めて…。サクッとした所感の後の淡泊な旨味。あっさりだが満足感は申し分ない。
大盛にして正解である。この日は金曜。月からひたすら壮絶に忙しかった。疲れがピークにきていた。2時間後に大仕事が控えている。体中にパワーが漲る。神が体内で同化した。
それからちょうど2週間後の同時刻。このお店(麺家)の島根和牛三部作最終章として「島根和牛鉄鍋ちゃんぽん」を召還。情報量の多い名称である。あまりイメージが湧かぬ品である。
水を飲みながらスマホでニュースを眺めていると、「熱いよ〜」と毎度登場する女将風熟女が鉄鍋を運んできた。確かに熱そうである。ベースは醤油か。この店は4回目。初回の「スサノオラーメン」は味噌だった。
胡椒をパラリし、まずは熱々のスープ。肉の旨味が溶け込んでいるのか、ほのかに甘い。グッと奥深い味。駅構内のベタな店の品でない。気合と創意工夫が凝らされている。麺は太いちゃんぽん麺。長崎ちゃんぽんをイメージしてはいけない。スープとよく絡む。
そして、和牛…。蕩けた。ライスが欲しくなった。大き目が2枚も。お値段は1500円(税込)。チャーシューメンでも昨今は1500円でも不思議でない。とんでもないコスパ抜群の逸品だった。スープ1滴残せない。
3部作で終わりかと思いきた、ビールセットの同伴メニューに島根和牛が2品隠れていた。「高級島根和牛のハチノス(セット)」「高級島根和牛のすじ肉(セット)」。わざわざ『高級』と強調されている。ただし、私の出雲入りタイミングで試すことは難しそうでる。

