2025年05月04日

第3663夜:東武焼鳥ライン【Aho-Boiled】

 ペッパースモークチキン。年間数十回ほど新幹線車内独り晩酌を決行し続けている私の中で、アフターコロナ以降における新幹線晩酌の肴部門第1位の逸品である。東武鉄道北千住駅改札内の<チキンディッシュ>で販売されている。

 2016年頃まではもっぱら駅弁晩酌だった。今もスタンスは変わらないが、よく利用する駅の駅弁は食べ尽くした感もある。2017年から埼玉県内と濃密に御縁を頂くようになってから、2024年秋現在まで東武鉄道にお世話になりまくっている。

 東武伊勢崎線、東武スカイツリーライン、東武佐野線、東武野田線、東武東上線…。これらを利用する帰路で焼鳥テイクアウト専門店の立ち寄ることが習慣になった。

 東武野田線からJR線へ移動する大宮駅高架下に<焼鳥日本一>がある。ここで焼鳥を数本買って新幹線車内へ持ち込む。冷めても旨い。1本あたりもリーズナブル。東武春日部駅高架下も駅舎建て替え工事着工前はこの店があった。埼玉県内で見かけることが多い気がする。

 <日本一>で私が最も愛しているのが「レバースタミナ揚げ」。ただしこの逸品は扱っていない店もあり、私の行動範囲では栃木市役所1階の東武百貨店内のみ。

 栃木市役所でミッションを終えて、そのまま神戸に戻る午後などは絶対に買う。グラム単位で売って頂ける。濃厚かつジャンクな旨味がタマラナイ。

 ペッパースモークチキンもレバースタミナ揚げもボリュームがある。しかも安い。ペッパーなど150gも入って324円である(2024年10月2日時点)。レバースタミナ揚げは覚えていないが100g200円ちょっとでなかったか。

 東京駅を始まりとする新幹線晩酌の際、まずはよく冷えた発泡酒ロング缶をほぼ一気呑み。2本目の缶チューハイまたは発泡酒ロング缶をカシュっとする頃、新幹線は品川を通過する。

 チキンディッシュにしろ、日本一にしろ、焼鳥を3本ほど買う。もも、カシラ、つくね、ナンコツあたりが我が定番。

 まずは焼鳥からスタート。車窓はすでに暗いので、新聞かミステリ文庫、コンビニコミックか途中の本屋で仕入れた新刊コミックを左手に。右手で焼鳥と缶を操作する。ウェットティッシュは欠かせない。

 新幹線が新横浜を越えた頃、スモークチキンまたはレバースタミナ揚げを展開する。割り箸は使わない。焼鳥の串で突き刺しながら口に運ぶのである。野趣あふれる山賊気分である。

 この2店舗、関西で見かけない。私が頻繁に利用する小倉駅は異様なほど鶏関係の店が多く、焼鳥も売っている。私は年間何本焼鳥を、何個唐揚を、何本ポテトフライを喰っているのだろうか。この2店舗、神戸に出店して頂けないか。できれば我が自宅の妙法寺駅前で。

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栃木市役所1階。

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レバースタミナ揚げはマスト。

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東武鉄道北千住駅改札内。

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これ、車内晩酌で最強かも。

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至福の始まり。

posted by machi at 04:35| Comment(0) | あ〜ほボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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